[{"content":"２０２６年第３四半期の目標を宣言します。\n１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）のリビルドに着手し、９月末の小学館ライトノベル大賞に応募する。\n２．健康：スナック菓子を買うのを一切やめ、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 節制だけが真実。\n３．仕事：転職を成功させる。 させる。\n次の見直しは２０２６年９月末です。\n２０２６年第２四半期の目標箱庭療法記 以下、２０２６年第１四半期の目標の反省です。\n１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。９月の小学館ライトノベル大賞が目標です。\n→△電撃大賞はそのまま出すことになりました……。\n２．健康：毎朝ラジオ体操を行い、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 マンジャロはウソ。筋トレだけが真実。\n→×な～～～んもやっとらん。\n３．仕事：週５回『AI英会話スピーク』のレッスンを行う。 海外出張を経て、「もうちょっと英語話せた方が便利やなあ」痛感しました。とは言え、仕事のやる気が無くなっとる。どうしよう。あと、『英語のハノン』に微妙に飽きたという話もあり。\n→×だめです。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-09-30/","summary":"\u003cp\u003e２０２６年第３四半期の目標を宣言します。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"１趣味新人賞に応募する\"\u003e１．趣味：新人賞に応募する。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）のリビルドに着手し、９月末の小学館ライトノベル大賞に応募する。\u003c/p\u003e","title":"２０２６年第３四半期の目標"},{"content":"昨日、ＬＩＮＥの「電話帳から友だち登録」を間違えてオンにしてしまった。\nしたところ、大昔に関わりのあったけれども今は関わりのない人々が十人ほど「友だち」に登録された。その中に一人、私の人生史の中でもっとも重要な人物がいた。名前はＷとする。Ｗは十年前に他界している。ＬＩＮＥのプロフィール写真などは別人のものになっていたから、おそらく、他界してから電話番号がリリースされて別のユーザのものとなり、そこに紐付けられたＬＩＮＥアカウントも別のユーザのものとなったのだろう。\nＷには不義理をした。\n生前には「阪神戦、観に行きたいですね」と言いつつ果たせなかったし、亡くなってからも線香を上げる機会を逸してしまった。後悔している。人生全体を振り返った時に挙がる後悔のひとつだ。Ｗには（ここでは明かす必要の無いプライベートな理由から）同世代の友人、つまり私のような年の近い友人はあまりいなかったはずだ。「なあ、お前」と私は十年前の私に言いたい。「人っていつかいなくなるんだぞ」と。「きちんとせえや」と。\nそういう理由から、Ｗのことは私が時たま思い出したり書き残したりしないといけないと思っている。Ｗは特徴的な名前の持ち主で、その名前がきっかけだったのだが、十五年以上前にｍｉｘｉで知り合った。昔書いた同人小説でも（Ｗと会うきっかけとなったイベントを）モデルに使わせてもらったりした。\n最近は（ようやく、また、遅まきながら）新人賞への投稿用の小説を書いている。そこでも（部分的に）モデルになってもらっている。\nもしも私の小説が出版されたと言って、世界とＷとの関わりが変わるわけではないが、それくらいはＷを憶えている私のつとめだよな、とも感じる。\nさよなら絶望放送ＤＪＣＤ\n広告Amazon.co.jp\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-08-26/","summary":"\u003cp\u003e昨日、ＬＩＮＥの「電話帳から友だち登録」を間違えてオンにしてしまった。\u003cbr\u003e\nしたところ、大昔に関わりのあったけれども今は関わりのない人々が十人ほど「友だち」に登録された。その中に一人、私の人生史の中でもっとも重要な人物がいた。名前はＷとする。Ｗは十年前に他界している。ＬＩＮＥのプロフィール写真などは別人のものになっていたから、おそらく、他界してから電話番号がリリースされて別のユーザのものとなり、そこに紐付けられたＬＩＮＥアカウントも別のユーザのものとなったのだろう。\u003cbr\u003e\nＷには不義理をした。\u003cbr\u003e\n生前には「阪神戦、観に行きたいですね」と言いつつ果たせなかったし、亡くなってからも線香を上げる機会を逸してしまった。後悔している。人生全体を振り返った時に挙がる後悔のひとつだ。Ｗには（ここでは明かす必要の無いプライベートな理由から）同世代の友人、つまり私のような年の近い友人はあまりいなかったはずだ。「なあ、お前」と私は十年前の私に言いたい。「人っていつかいなくなるんだぞ」と。「きちんとせえや」と。\u003cbr\u003e\nそういう理由から、Ｗのことは私が時たま思い出したり書き残したりしないといけないと思っている。Ｗは特徴的な名前の持ち主で、その名前がきっかけだったのだが、十五年以上前にｍｉｘｉで知り合った。昔書いた同人小説でも（Ｗと会うきっかけとなったイベントを）モデルに使わせてもらったりした。\u003cbr\u003e\n最近は（ようやく、また、遅まきながら）新人賞への投稿用の小説を書いている。そこでも（部分的に）モデルになってもらっている。\u003cbr\u003e\nもしも私の小説が出版されたと言って、世界とＷとの関わりが変わるわけではないが、それくらいはＷを憶えている私のつとめだよな、とも感じる。\u003cbr\u003e\n\u003cdiv class=\"amazon-card\"\u003e\n  \u003cdiv class=\"amazon-card__image\"\u003e\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B000ZZFYT2?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\" target=\"_blank\" rel=\"nofollow noopener sponsored\"\u003e\u003cimg src=\"https://m.media-amazon.com/images/P/B000ZZFYT2.09._SCLZZZZZZZ_.jpg\" alt=\"さよなら絶望放送ＤＪＣＤ\" loading=\"lazy\"\u003e\u003c/a\u003e\u003c/div\u003e\n  \u003cdiv class=\"amazon-card__body\"\u003e\n    \u003cp class=\"amazon-card__title\"\u003e\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B000ZZFYT2?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\" target=\"_blank\" rel=\"nofollow noopener sponsored\"\u003eさよなら絶望放送ＤＪＣＤ\u003c/a\u003e\u003c/p\u003e","title":"憶えています。"},{"content":"『あそびのかんけい』（葵せきな）を読んで、感動しましたので、フレッシュなうちにメモや思いつきを書き残しておきます。数時間後には4巻も出ることだしね。既読前提で、殴り書き的に残します。\n自己紹介的には、私は2010年代前半の大学時代にドイツ産・アメリカ産ボドゲをよく遊び、2020年代に入ってからはあまり、という人物で、しかしながらそういうサークルには属していなかったために歴史的名作はあまり通っていない、という人物です。とは言え『あそびのかんけい』に登場するのは『ラブレター』（2014）以外はやってるかな。大好きですよ。『世界の七不思議』（2010）。『ラブレター』だけは遊んでないボドゲのオタクって、「ボドゲのオタク」って感じですね。\nあそびのかんけい (富士見ファンタジア文庫)\n葵 せきな\n広告Amazon.co.jp\nさて、ドイツ・ボードゲーム・ルネッサンスの興りを決定的にしたボードゲームの金字塔に『カタンの開拓者たち』（1995）がある。プレイヤーたちは無人島の開拓者となり、サイコロを振り、サイコロの出目に応じて様々な資源を手に入れ、あるいは、これこそが『カタンの開拓者たち』の特徴なのだが、プレイヤー同士で交渉して資源を融通し合うことができる。交渉においては、制限はなく、自然言語を用いた自由な交渉が特徴である。\n私見だが、『カタンの開拓者たち』に始まったドイツ・ボードゲーム・ルネッサンスの歴史とは、自然言語を用いた自由な交渉を如何に「不自由」にせしめるか、そしてその不自由なコミュニケーションを如何にプレイヤーに喜んで受け容れてもらうかの歴史だったのではないかと考える。\n例えば『ボーナンザ』（1997）は、『カタンの開拓者たち』と同様に自然言語を用いた自由な交渉だが、交渉を始めるプレイヤーは手番プレイヤーに限っている。あるいは植民地の資源を巡るボードゲームである『プエルトリコ』（2002）では、資源の交換に関する交渉というアクション自体が廃されている。また『電力会社』（2004）では、資源の価格は全プレイヤー共通の需給で決定される。『HANABI』（2010）は、交渉から自然言語を取り除いて不自由を強いる。エトセトラエトセトラ……。私よりもっと詳しい人がどこかでもっと正確に丁寧に書いているだろう。\nこれらのゲームは、『カタンの開拓者たち』にあったプレイヤー間の自然言語を用いた自由な交渉を、新しいゲームシステムによって制限し、コミュニケーションを不自由にした。ポイントは、いずれのゲームも、プレイヤーは不自由なコミュニケーションを喜んで受け容れるという点である。その巧みさ故に、先に挙げたゲームは名作として歴史に名が残っているのである。\nところで、私は、『カタンの開拓者たち』をあまり好きではない。自然言語を用いた自由な交渉において、プレイヤーの経験値の差が如実に表れるからだ。交換には隠れた適性レートがある、状況に応じた交渉が要される、というかダウンタイム長過ぎね？\n先に挙げたゲームでは、自然言語を用いた自由な交渉は排されている。しかし、盤上の不自由なコミュニケーションはむしろ言葉よりも多くを語ると感じる。プレイヤーは、限られた情報から、限られた手段で、他のプレイヤーの意図や思惑を汲み取って勝利を目指すことになる。\nたぶん、それが「あそび」なのだろう。不自由、禁止を喜ぶ場面なんて、他にはない。私たちは本来的に自由だから。しかし、ことボードゲーム、こと「あそび」においては、「してはいけません」こそがキモだったりする。\nようやく『あそびのかんけい』。\nこれから『あそびのかんけい』の3巻の話をします。します。\n「あそびでは、プレイヤーは不自由なコミュニケーションを喜んで受け容れるということ」についてもっと語りたい。\nこれが如実に表れたのが3巻の「封じ手」。提案者の月乃ちゃん、当事者のバンジョーはさておき、みふるちゃんは本来はそんな不自由を受け容れる義務も義理もないんだ。しかし、結果的に受け容れる。また、みふるちゃんの（本来の）自由闊達なコミュニケーションはマダミスのルールによってオーバーライドされ、制限される。不自由になる。それを喜んで受け容れ、むしろ、不自由なコミュニケーションに別のメッセージを込めている。まあ、届かなかったのだが。\nみふるかちゃんはその不自由さについて的を射たことを述べた。「意地」と。結果的に、そのラウンドの「あそび」において彼女自身が負けることになろうが、というか、負けたのだが、あの場の全員にとって不自由さを喜んで受け容れ、不自由さに従うことは「意地」なのである。彼彼女らがプレイするゲーム（＝コミュニケーション）には、守るべきルールがあり、ルールの遵守によってのみ場に居ることが許可され、仮に自分自身が敗色濃厚だったとしてもそのルールを遵守する。\nルールを破って盤をひっくり返してしまったら、もうゲームに呼んでもらえない。\n確かにみふるちゃんはこのラウンドでは負けた。しかし、ルールを守る限りにおいて、不自由なコミュニケーションを喜んで受け容れる限りにおいて、みふるちゃんはまだゲームを続けることができる。\nなぜかって？　彼彼女らのコミュニケーションは彼彼女らのみんながあそびたいゲームで、まだ終わらないからなんですよ。彼彼女らのゲームはこれからも続く。必ず続く。\n不自由なコミュニケーションの果てを見せてくれ。\n（おわり）12\nロジェ・カイヨワを引きつつカッケ～～～論考とか書きたかったのだが俺には無理だ。誰か頼む。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nおれがなぜこんなに「不自由になることを、プレイヤーは喜んで受け容れる」に拘っているのかというと、おれが書きたい小説がまさにそういう小説だからですね。自由闊達であり得るコミュニケーションが特定の様式、特定の場面、特定の役割によって不自由に限定されて、そこで初めて到達できる別のコミュケーションのありようがあると信じている。『あそびのかんけい』はそういう話をずっとやってるので感動しているんですよ。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-08-19/","summary":"\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e『あそびのかんけい』（葵せきな）を読んで、感動しました\u003c/strong\u003eので、フレッシュなうちにメモや思いつきを書き残しておきます。数時間後には4巻も出ることだしね。既読前提で、殴り書き的に残します。\u003c/p\u003e","title":"不自由なコミュニケーションを喜んで受け容れることについて（『あそびのかんけい』（葵せきな）メモ）"},{"content":"目次 １．２０２６年第３四半期の目標\n２．２０２６年７月のまとめ\n３．２０２６年７月に読んだ本（４冊／年間７０冊）\n４．２０２６年７月に聴いたジャズ（５枚／年間３１枚）\n１．２０２６年第３四半期の目標 １．１．趣味：新人賞に応募する ×：なんもやっとらん。\nやっとらんくて、いま８月１日の夜に書いてるんですが、小説を読んでて、自分も書きたくなってる。\n１．２．健康：スナック菓子を買うのを一切やめ、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 ×：スナック菓子は２日に１回買い、エアロバイクは２日に１回漕いでる。\n１．３．仕事：転職を成功させる。 ×：オアーーー。なんなら、小休止しようと思ってる（落ちすぎて気が狂ってきたので）\n２．２０２６年７月のまとめ ２．１．家族・友人 ７月はよく家族・友人と遊んだ一ヶ月でした。\n映画『カウント・ベイシー』をジャズ好きの友人と観に行き、連載漫画を完結させた友人のお疲れ様会から始まり、家族と大学の友人を引き合わせたり、大学の先輩のサプライズバースデーパーティーに参加したり。\n家族・友人とピザ＠日本橋 サプライズバースデーパーティーには企画人側として参加しました。極々プライベートな会なので詳細は割愛しますが、二段オチ型のサプライズ。一次会は「読書会」という名目で集合するものの、企画人側はターゲットよりも早く会場に集まってバルーンなどでの飾り付けやクラッカーを放つ位置のチェック、その他ダンドリをしておりました。ワクワクしましたね。企画の発起人がおっしゃっていたのは「こんな楽しいことに（ターゲット）は参加できないなんて彼に悪いね」。まさにまさにでした。当日のワイワイ準備はもちろん、企画用のＤｉｓｃｏｒｄサーバーでは何をしたらターゲットをサプライズできるか盛り上がっていました。二段オチの二段目は、二次会でのサプライズプレゼント。私も「かなり」奔走させていただきました。\nというか、実は京都でやっておりまして、二泊三日で小旅行でした。ひたすら京都の好きな喫茶店を回って読書して食い倒れして。三日目なんかは（このままでは精神が京都に還ってしまい、東京に帰れなくなる……）と慌てて朝イチで東京の自室に戻りました。\n俺たちの魂：とんかつ処おくだ おさこばいちゃらぶ大学生編 大学生編ではない ２．２．小説 電撃大賞は当然のように一次で落ちたのであった。\n２．３．トレーディング ！！！聖杯解体宣言！！！\n初代〈聖杯〉のあまりの陰りに再検証したところ、ほとんどベータ（＝市場の動き）（むしろベータの増幅装置）だったことがわかり、まあ、十分に働いてくれたね、ということでお役御免に。ついでに〈水晶玉〉からも資金を引き揚げました。\nじゃあその資金はどうしたのか。\nデイトレ戦略〈ミュウツー〉、〈蛍の光〉および〈浮舟〉に回しました。全部フルオートにシステマチックなデイトレです。７月の最終週から文字通りフルオートで回ってます。〈ミュウツー〉らを統べるシステム〈サカキ〉は、朝ＰＣが立ち上がると後は勝手に証券ソフトそのほか諸々を準備してくれて、市場が開いたら自動的に売り買いして、市場が閉じたらレポートを送ってくれる。\n８月の目標は「戦略・システムに手を加えない」です。安定的に動いている戦略・システムで、安定的なデータを取得し、十分なデータでもって分析する。それをやりたい。あと、フルコミットで投入してる可処分時間を徐々に減らしたい。そろそろ小説に戻ってもろて。\nフルコミットでトレーディング本はもちろん、統計の勉強もしている。 ２．４．仕事 転職も現職もカスという状況です。\n２．５．本 今月はトレーディング関係で４冊。『アルゴリズム取引』（足立高德）かな。システムトレードをやる金融業の中の人の視点が豊富で、類書はないと思います。また、板情報を数学で以てアルゴリズム的に取り扱う手法は初めて見た。トレーディングの背景知識ない読者の方にはなに書いてるかわからんかもしれんけど、まあ、とにかく、実務に強い貴重な本とご認識いただければ。\nアルゴリズム取引 (FinTechライブラリー)\n足立 高徳\n広告Amazon.co.jp\n２．６．ジャズ 圧倒的に『Persona 5 Special Big Band Concert 2025』（Persona 5 Special Big Band）。キーボードがいい。ここから聴いてね。\n２．７．そのほか おれ、起業しようと思ってるんだ……。\nいや、転職も現職もカスという状況に気が狂ったというわけではなく、法人格がないと買えないデータがあって、ソイツを導入することでトレーディングで最強になりたいと思って……。まあ、そういうことを考えていると気が紛れるのでいいですね。８月は立て込んでるので動きは少ないだろうけど、９月の月報では具体的なこと書いてる可能性が高いです。\n３．２０２６年７月に読んだ本 ①『イベントドリブントレード入門　価格変動の要因分析から導く出口戦略』（羽根英樹）\nかなり面白い。イベントドリブンの中でも、公募増資は頻度も高い上に需給バランスから不可避的に歪みが生じるので、再現性のあるトレードができそうだ。ちょっと検討してみよう。あと、浮動株の数を買えるの知らなかった。これも試す。\n②『情報と資産価格　AIによる株価予測の可能性』（前多康男）\nムズカシ～！！！\n基本的に効率的市場仮説とそれに対する反論、仮説の更新を追うのだが、とにかく理論と数式。AIはあんまなかったです。とは言え、理論を追う本って貴重なので本棚には残します。\n③『アルゴリズム取引による相場操縦　緊急差止命令に基づく抑止』（芳賀良）\nここに「「「チャンス」」」あるかと思ったんですけど、ムズカシっす……。アルゴリズム取引そのものではなく、法制度に関する一冊ですね。\n④『アルゴリズム取引』（足立高德）\nいったん文字を追いました（数式は追ってません）。板情報の扱い方が詳しいのが特長。将来的にはきちんと数式を追わねば（シンプルに難しかった）。\n４．２０２６年７月に聴いたジャズ ①『Snatra/Basie: The Complete Reprise Studio Recordings』（Frank Sinatra, Count Basie）\nカウント・ベイシーの映画を観たので（その中で、フランク・シナトラとの交友についても触れられていた）。\n②『Persona 5 Special Big Band Concert 2025』（Persona 5 Special Big Band）\nまず、ビッグバンドの景気の良さがいい。その上で各楽器がしっかりソロパートを持っていて、聴かせどころがある。特に光るのはキーボード。この電子楽器のおかげで、ゲーム音楽のゲーム音楽らしさをたっぷりと味わえる。「Last Surprise」ですね。\n③『Blue Horizon』（Eric Miyashiro）\n聴きました。\n④『Live at Café Carlyle』（Stella Cole）\nステラ・コールのライブ盤。スタンダード曲で一枚出せるのがアメリカのジャズ事情の豊かさって感じする。\n⑤『Golden Striker』（The Modern Jazz Quartet）\nMJQはサウンドに厚みがある。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-08-01/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第３四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年７月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年７月に読んだ本（４冊／年間７０冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年７月に聴いたジャズ（５枚／年間３１枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年７月度月報"},{"content":"友人がトレード戦略を作るのに苦労しているので、私の戦略作りの四つの原則を書きます。\nトレード戦略の第一原則：どっちに賭ける？ 値動きが平均的なレンジから外れた瞬間、レンジから外れ続ける方に賭けるのか、レンジへ戻る方に賭けるのか？\nテクニカル指標を用いて統計的に勝ちに行く戦略は、この二つに大別されるはず1。\n賭ける方向 呼び方 賭けている現象 例 レンジから外れ続ける トレンドフォロー（順張り） 情報の浸透速度の差、群衆の追随 ブレイクアウト、モメンタム レンジへ戻る ミーンリバージョン（逆張り） 過剰反応の修正、流動性の提供への報酬 押し目買い、ペアトレード、落ちるナイフ 外れるか戻るか ＡＩに考えさせると指標2とかロジックとか無限に考えてくれるのだが、その前に、自分がどっちに賭けるか決めないといけない。これなしに指標とロジックを弄り始めると迷子になる。まずどっちに賭けるか決める。\nトレード戦略の第二原則：どれくらいの時間で賭ける？ 「レンジから外れ続ける／レンジへ戻る」は、どれくらいの時間で発生するのか？\n時間軸によって支配的な力が変わる。\n時間軸 支配的な力 効く方向 長い（週～） 情報の浸透、マクロ経済 レンジから外れ続ける 短い（分～日中） 需給の偏り レンジへ戻る これを踏まえると、「レンジから外れ続ける／レンジへ戻る」は単なる好みの問題ではない3。自分がどの時間軸でトレードするか（したいか）によって決まる。\nそして、上述の「統計的に勝ちに行く」ためには回数を重ねる必要がある＝トレードの時間軸は短くなる＝レンジへ戻る＝逆張りがメイン戦略になる。\nトレード戦略の第三原則：何に賭ける？ 「レンジから外れ続ける／レンジへ戻る」とは、何から生まれるのか？\nどちらに賭けるにしても、「レンジから外れる」というイベントが必要。要するに、方向に賭けるためにはボラティリティが大きいことが必須。\nトレードの対象によって支配的な力が変わる。\nトレードの対象 支配的な力 個別株 個別材料（決算、ニュース）、マクロ経済 指数先物 マクロ経済 オプション マクロ経済 通貨 マクロ経済 商品 商品の需給、マクロ経済 ところで、マクロ経済はゆっくり効くからボラティリティも小さい。短い時間軸で戦う場合には、必然的に、個別株になる。商品もあり得るが。\nトレード戦略の第四原則：どの道具で賭ける？ 道具の役割は二つしかない。「レンジ」から「外れた」を捉えるための道具。\n道具の役割 例 「レンジ」を定義する 移動平均、ＶＷＡＰ、ボリンジャーバンド、ＡＴＲ 「外れた」を定義する 標準偏差、各種バー 道具は一番最後に決まる。道具から出発するとたいてい詰む。\nまとめ：じゃあ、どうやって決めるねん。 デイトレで統計的に勝つためには、必然的に逆張りになるという話（第一原則が決まる）。短時間（第二原則）でやる。賭ける対象も個別株になるだろう（第三原則）。\nそうすると、どの道具で賭けるか（第四原則）が勝負になる。\nと、思いきや、実はそう単純ではない。\n第二原則の「短時間」がどれくらい短いかについては、実はかなりバリエーションがある。ミリ以下はＨＦＴになるし、長いとマクロ的な雰囲気の影響力を受ける（例えば、指標を構成する銘柄は指標そのものから影響を受けるということ）。そうすると、シンプルな逆張りの場合には、自ずと数分～数十分になるのでは？という気がする。\n第三原則の「個別株」は、実は４０００銘柄くらいある。どれをトレードするか（＝ユニバース）を決めるのもテクニックがいる。短時間で売買するためには、十分な流動性を有する必要がある（そもそも、売買したい価格でトレードする相手を見つけるために）。とはいえ、日経平均構成銘柄やＴＯＰＩＸ構成銘柄オンリーだと指数からの影響が大きすぎる気もする。流動性を維持しつつ、指数への依存度を減らしつつ、というと自ずと決まってしまうのでは？\n第四原則はＡＩがいっしょに考えてくれがち。\n印象論なのだが、ＡＩは「勝てるトレード戦略」を出せる。その上で、そのスイートスポットにどうやってアクセスするかが腕の見せ所という感じがする。有名な本やその著者やその手法の固有名詞をそのままぶち込むだけだと、いけるようないけないような、たぶんいけないやつが出てくる。ツイストする。そのツイストは（まだ）人間が考える必要あるっぽくて、そこ。第二原則・第三原則はＡＩが（まだ）かなり弱い気がする。\nまとめると、デイトレなら逆張り戦略をやる。そして、シンプルな逆張りは、自ずと道具立てが決まっていく。それを素直に見つけられるか、ということ。\n（おわり）\nファンダメンタルズで売買する場合にはまた別。今回は省く。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n移動平均、ＲＳＩ、そのほか無限に。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n私自身はトレンドフォロー派からデイトレではミーンリバージョン派に趣旨替えした。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-07-16/","summary":"\u003cp\u003e友人がトレード戦略を作るのに苦労しているので、私の戦略作りの四つの原則を書きます。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"トレード戦略の第一原則どっちに賭ける\"\u003eトレード戦略の第一原則：どっちに賭ける？\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e値動きが平均的なレンジから外れた瞬間、レンジから外れ続ける方に賭けるのか、レンジへ戻る方に賭けるのか？\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"何に賭けるか"},{"content":"このエントリを書くに至った背景についてはＵＫＩ氏のこの記事を読んでもらうとして、さておき、私自身（私だけの）のシストレのシステムが稼働してから１ヶ月が経過した。所感というか、感想を改めて書き残したい。\nhttps://note.com/uki_profit/n/nc6c65ef65e83note.com そもそもなぜシステマチックなトレードを始めるに至ったかであるが、繰り返しこのブログに書いている通り、トレードで収益を上げることと、マクロな政治・経済ニュースに感情を動かされることと、その二つを切り離したかったからである。\n要するに、「高市ラリー」に乗りたくなかったのである。\n去年の秋のことである。株価が上がって私の懐が暖まったら嬉しい。しかし、それが高市の「おかげ」であるとはミリも感じたくなかった。高市、ひいてはマクロな政治・経済ニュースと私のトレードの収益とを切り離すために、システムを組み始めた。それが去年の冬のことである。\n年明け、かくして、トレーディングシステム〈聖杯〉が誕生した。続いて、春先に〈水晶玉〉が生まれた。これらはシステムではあるが、まだ手で発注していた。\nまだ行ける。\nやがて私はアルゴリズミックなデイトレを真剣に考え始めた。\nそして記念すべき２０２６年６月１２日、私のフルオート・デイトレードシステムがマーケットという海に漕ぎ出した！　フルオート！　人手が介在できるのは緊急停止スイッチだけである。動き出したら止まらない。そんなシステムだ。最初はたった３つの戦略で動き始めたシステムだったが、１ヶ月の間に継ぎ足し継ぎ足しして、今日現在は１１の戦略がシステムに搭載されている。\nさておき。\n６月１２日から１ヶ月が経過した。勝ったり負けたりしている。\n勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。\n１ヶ月＝２０営業日、毎日トライアンドエラーを繰り返し、システムにバグを見つけては直し、見つけては直し、見つけては直し……。負けに不思議の負けなし。システムのバグが露呈すると必ず負ける。面白いくらい負ける。元よりギリギリで正の期待値なのであるのだから、ロジックから外れると即死するのだ。\n「期待値」――ようやく、冒頭のＵＫＩ氏の記事のテーマである「サイエンス」に戻る。\n私はトレードの結果を、というか、株の売買を「トレード」と呼んでいる時点で明らかではあるのだが、トレードの結果を統計の結果だと信じている。トレードの結果が統計の結果であるならば、とにかく数を稼ぐべきである。稼がなければならない。\n「株はガチホ」、クソ食らえ！　経営者が掲げるストーリーなんてものをミリも信じていないし、ウォーレン・バフェットはポルノ・スター。フツ～の個人投資家が持てる株は、たかだか数十万円分、がんばって数百万円、背伸びして数千万。バフェットが大好きないわゆるバリュー株が眠るスタンダード市場の時価総額の中央値は８２億円。それにいくらで「株主」になるんだって？　笑止！！！！！　そういう理由から、マーケットでは株が売買されているが、株を持っているからと言って「俺は株主」なんて気分にならない方がいい（意味が無いから）し、「買って応援」するくらいならスポーツかアイドルかでも眺めていた方が全然健全。\nガチホでは数を稼げないのである。\n数を稼ぐ、というのは、私自身の人生訓にも近く、青年期まではＰＤＣＡというよりＰＤＤＤだった私であるが、とにかく手を動かしてみる。まずは数を稼いでみる。数を重ねる中で死に覚える。生き返れる範囲で死んでみる。\nまだ不安定なシステムも数を重ねることによって安定させられる（数を重ねることによって「のみ」安定させられる）と確信しているし、その先の収益化も可能であると確信している。\n数を稼げ！\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-07-14/","summary":"\u003cp\u003eこのエントリを書くに至った背景についてはＵＫＩ氏のこの記事を読んでもらうとして、さておき、私自身（私だけの）のシストレのシステムが稼働してから１ヶ月が経過した。所感というか、感想を改めて書き残したい。\u003c/p\u003e","title":"シストレ稼働１ヶ月が経って"},{"content":"どうも、よしざきです。\nタイトルの通りです。\n１．読んでよかったもの １．１．小説 『さよならピアノソナタ（１）』（杉井光） 「参考になるから」と勧められて読みましたが、途中から普通に読み耽ってしまいました。\nさて、テクニカルな話をすると「読者が明るくない題材をどう料理するか」という観点で読みました。\n①専門用語を普通に使ってもいい\n②その代わり、続けて、直後に比喩で解説してイメージを膨らませる\n③解説の聞き手は必須\nの3点ですね。\n①は地の文（あるいは一人称視点）の問題だから書きながらどうにかできるとして、②と③は構成（書く前にどうにかする）の問題ですね。つまり、専門用語を解説できる一人称であると同時に専門用語を（読者にも分かるレベルに）喩えられる人物である必要がある。そして、どうしたら解説を実装できるかと言うと、聞き手が要る。聞き手は、単に教室のモブでもいいし、主要人物が持ってる知識の濃淡の差を使ってもいい。後者の方が私は好みかな。\nまとめると、読者が明るくない題材の専門用語を解説するためには、そのための聞き手が要って、（私の好きなやり方で）聞き手を実装するためには、キャラクター間に情報の差を設ける必要がある、となりますね。\n勉強になりました。前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。\n前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。その観点でさらに考えると、『さよならピアノソナタ』でこの構図を成立させられた背景には、読者はロックかクラシックのどちらかは少なくとも聴いたことはあろう（ゆえに少しくらいイメージできるだろう）という前提がありますね。\nマイナー競技だと、この前提をどうやって成立させるかが腕の見せ所になるでしょうね。要するに、マイナージャンルの中でのサブジャンルを素直に使っても解説には足りなくて、読者の知識と接続されている可能性の高いサブジャンル（あるいは別ジャンル）でどうイメージさせられるか……という。\nさよならピアノソナタ (電撃文庫)\n杉井 光\n広告Amazon.co.jp\n１．２．実用書 『踊るのは新しい体』（太田充胤） とても興味深く読みました！\n書名の『踊るのは新しい体』に偽りなく、それを「踊る」「新しい」「体」と分解し、それぞれ論じながら互いを行き来する。その具合が良い意味でルーズで、読みながら発想を広げてくれました。\n私は身体表現を用いる人々の小説を書いていて、その観点からだと、踊る人々の様々な有り様が記されているのが勉強になりましたね。踊る人々とは、従前そうだったようなダンスの訓練を受けた人々に限られず、それこそTikTokユーザのようなフツーの人々にも開かれている。一方には従来のダンサーのように、踊るための規範の体系（ダンスのジャンルや、ムーヴや、そういうもののデータベース）を拡げる人々がいる。他方には、フツーの人々がいて、彼らが踊る理由は、規範の体系を順守することそのものへの喜びのため、という構図（もちろん両者は対立する構造ではなく、グラデーションがある）は本書が新たに開いた地平な気がする。\n本書はまさにその、踊ることにまつわるグラデーションがどのように広がっているのか、を論じた一冊でした。\n恵投頂いた本でしたが、大変に良い本でした。ありがとうございました。\n踊るのは新しい体　複製可能な者たちのための身体論\n太田充胤\n広告Amazon.co.jp\n１．３．トレーディング 『ファイナンス機械学習』（マルコス・ロペス・デ・プラド） まだ読みさしながら、これから１、２年で読むトレーディング本の中で最も価値ある一冊になるでしょうね。信頼できる友人らと勉強会を開いて、少しずつ読み進めています。本書は米国市場のデータを元に書かれている（つまり、Ｓ＆Ｐ５００のデータを前提にしている）んですが、私たちの勉強会の特徴は日本市場のデータを使っていることです。ざっと検索した限りでは、本書を日本市場のデータでスタディしている方々は公開インターネットにはいらっしゃらなかったですね。\nさっそく本書を応用してデイトレシステムも作れたりもしたので、既にペイした感はありますね。\nファイナンス機械学習―金融市場分析を変える機械学習アルゴリズムの理論と実践\nマルコス・ロペス・デ・プラド\n広告Amazon.co.jp\n２．聴いてよかったもの ２．１．ジャズ 『isles』（池本茂貴, isles） ラージアンサンブルの音の厚みを楽しませてもらいました。私はピアノトリオを好んで聴いているんですけど、今年は幅を広げていきたい。そう思いました。気持ち良いので聴いてね。\n２．２．その他 『Angels On The Dancefloor』（tofubeats） 新譜！\n踊れる！！！\n３．買ってよかったもの ３．１．ガジェット 自作ＰＣ つよいやつ。日常における待ち時間（計算時間）をとにかく短くしたくて。これのおかげで平日夜を有意義に使えているし、いい買い物しました。\nＣＰＵ：AMD Ryzen 9 9900X 12-Core Processor\nメモリ：96GB\nつよいやつ ３．２．飲食物 内堀醸造のりんご酢 まろやかに甘い。人工甘味料っぽさがなく、マジで美味い（炭酸水で割って飲んでる）が、マジで高い。普段はもっと安いの飲んでます。\n内堀醸造 プレミアムフルーツビネガー信州りんごの酢ふじ 500ml りんご酢 信州 りんご 飲むお酢 飲む酢 果実酢 希釈用 リンゴ酢 りんごジュース ジュース 内堀\n広告Amazon.co.jp\n３．３．その他 Fullicon　ピルケース 毎日、薬とサプリを大量に飲むため。１週間に１回、５分ほどかけてこれに詰めるだけでその週の手間を完全に省ける。素晴らしいアイテムです。\nFullicon ピルケース 1週間 1日1回 ワンタッチ 大きい 薬ケース サプリメントケース サプリケース 薬入れ くすり整理 「Flipo L(フリポL)」(虹)\n広告Amazon.co.jp\n下半期もいいものを読み、聴き、買いましょう。\nおわり\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-07-06-2/","summary":"\u003cp\u003eどうも、よしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eタイトルの通りです。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"１読んでよかったもの\"\u003e１．読んでよかったもの\u003c/h2\u003e\n\u003ch3 id=\"１１小説\"\u003e１．１．小説\u003c/h3\u003e\n\u003ch4 id=\"さよならピアノソナタ１杉井光\"\u003e『さよならピアノソナタ（１）』（杉井光）\u003c/h4\u003e\n\u003cp\u003e「参考になるから」と勧められて読みましたが、途中から普通に読み耽ってしまいました。\u003cbr\u003e\nさて、テクニカルな話をすると\u003cstrong\u003e「読者が明るくない題材をどう料理するか」\u003c/strong\u003eという観点で読みました。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e①専門用語を普通に使ってもいい\u003c/strong\u003e\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e②その代わり、続けて、直後に比喩で解説してイメージを膨らませる\u003c/strong\u003e\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e③解説の聞き手は必須\u003c/strong\u003e\u003cbr\u003e\nの3点ですね。\u003cbr\u003e\n①は地の文（あるいは一人称視点）の問題だから書きながらどうにかできるとして、②と③は構成（書く前にどうにかする）の問題ですね。つまり、専門用語を解説できる一人称であると同時に専門用語を（読者にも分かるレベルに）喩えられる人物である必要がある。そして、どうしたら解説を実装できるかと言うと、聞き手が要る。聞き手は、単に教室のモブでもいいし、主要人物が持ってる知識の濃淡の差を使ってもいい。後者の方が私は好みかな。\u003cbr\u003e\nまとめると、読者が明るくない題材の専門用語を解説するためには、そのための聞き手が要って、（私の好きなやり方で）聞き手を実装するためには、キャラクター間に情報の差を設ける必要がある、となりますね。\u003cbr\u003e\n勉強になりました。前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。\u003cbr\u003e\n前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。その観点でさらに考えると、『さよならピアノソナタ』でこの構図を成立させられた背景には、読者はロックかクラシックのどちらかは少なくとも聴いたことはあろう（ゆえに少しくらいイメージできるだろう）という前提がありますね。\u003cbr\u003e\nマイナー競技だと、この前提をどうやって成立させるかが腕の見せ所になるでしょうね。要するに、マイナージャンルの中でのサブジャンルを素直に使っても解説には足りなくて、\u003cstrong\u003e読者の知識と接続されている可能性の高いサブジャンル（あるいは別ジャンル）\u003c/strong\u003eでどうイメージさせられるか……という。\u003c/p\u003e","title":"２０２６年上半期読んで／聴いて／買ってよかったもの"},{"content":"目次 １．２０２６年第二四半期の目標\n２．２０２６年５・６月のまとめ\n３．２０２６年５・６月に読んだ本（１０冊／年間６６冊）\n４．２０２６年５・６月に聴いたジャズ（２枚／年間２６枚）\n１．２０２６年第二四半期の目標 １．１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。９月の小学館ライトノベル大賞が目標です。\n→×ダメや……。\n１．２．健康：毎朝ラジオ体操を行い、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 マンジャロはウソ。筋トレだけが真実。\n→×アカン……。\n１．３．仕事：週５回『AI英会話スピーク』のレッスンを行う。 海外出張を経て、「もうちょっと英語話せた方が便利やなあ」痛感しました。とは言え、仕事のやる気が無くなっとる。どうしよう。あと、『英語のハノン』に微妙に飽きたという話もあり。\n→×終わり……。\n２．まとめ ２．１．身辺雑記 ２．１．１．家族 素敵な指輪を贈りました！　結婚５周年という名目です。\n指輪 当初は、石の数のもうちょっと少ないやつを考えてた（予算の都合から）んですが、↑の写真のやつと並べたら、「ン！　石が多い方がいい！！！」ってなったので……。予算を大幅に超過しました。でも、似合ってたのでＯＫです！\n２．１．２．旅行 ゴールデンウィーク（もう２ヶ月も前ですね……）には、大学の同期連中と神奈川は早川で海の恵みを味わって参りました。こうしてみると、卒業から１０年近く経っても遊んでくれる縁が繋がっているというのはありがたいことです。７月には家族も交えて大学の同期連中とピザを食べてきます。\n海の恵みに感謝…… 海にいちばん近い線路 ５月には他には、御殿場アウトレットモールで仕事着のポロシャツを大量に買い込み。家族はissei miyakeを買ってました。真っ黄色のポロシャツにブルージーンズを合わせたところ、「アメリカのホームドラマに出てくる配管工」みたいな格好になりましたがセーフです。\n御殿場アウトレットモール あとは、夜の江ノ島近辺にまた出かけたり。夜光虫が湧いたらしいんで夜に遠出したんですが、結局お目にかかれず。でも、花火を振り回すキッズがいたから全部オッケーです。太平洋側の浜辺ってこんなに美しいんだ。\n嘘みたいに美しい夜の浜辺 ２．１．３．仕事 転職活動、終わりません……。\n最終までは進んだりしたものの、ファーストウェーブは爆死。セカンドウェーブの６月はつんつるてん。７月に入ってからまた盛り返してきていますが。いつ決まるんや……。\n２．１．４．小説 なんも手つかずや。７月１０日ごろに電撃の一次発表ですね。９月末の小学館ライトノベル大賞は、転職で有休大量に取得してそこで一気に直すしかねえな……。\n２．１．４．聖杯・水晶玉 聖杯（個別株・ウィークリー）：勝ったとはいえ、さすがに相場とともに陰ってきたか。\n水晶玉（指数先物・オプション取引）：同上。\nミュウツー（個別株・デイトレ）：ローンチ！！！\n『ファイナンス機械学習』（マルコス・ロペス・デ・プラド）を信頼できる友人らと読みつつ、個別株のデイトレシステム〈ミュウツー〉を作り上げました。７月に入ってからですが、動作も安定しております。\n〈ミュウツー〉が技を放った瞬間を捉えました。 〈ミュウツー〉とは、私が自力で見つけたアルファである〈ミュウのまつげ〉を遺伝的プログラミングで進化させたためにそのようなネーミングになりました。７月のClaude Fable 5がブラッシュアップしてくれたやつでいったん完成形かな。次のアルファを探しに出かけます。\nさておき、ネーミングはアイロニカルなものになるように心がけていて（メメントモリ！！！）\n〈聖杯〉：泥まみれになる。\n〈水晶玉〉：割れて粉々になる。\n〈ミュウツー〉：逆襲する。\nといった感です。\nローンチ直後の６月は毎日のように〈ミュウツーの逆襲〉があり、実弾で試験運用していたものですから損失もすごかったんですが、７月に入ってから彼らを〈平定〉し、安定的に利益を出してくれています。\n２．２．１．本 『ミステリが最強の文芸である　\u0026ldquo;世界でいちばん\u0026quot;のトリック技法』（杉井光）かな。実作に紐付いた解説が豊富。こういうの読むと「書かなきゃ！」ってなるんですが、書けてないねえ……。\nミステリが最強の文芸である “世界でいちばん”のトリック技法\n杉井光\n広告Amazon.co.jp\n２．２．３．ジャズ ５・６月は２枚か……。忙しくて腰を据えて聴けてないって感じですね。主にマイルス・デイヴィスかキース・ジャレットを流し聞きしていました。\n３．２０２６年５・６月に読んだ本 ①『ミステリが最強の文芸である　\u0026ldquo;世界でいちばん\u0026quot;のトリック技法』（杉井光）\n小説の書き方について「ミステリ」（＝伏線）からアプローチした一冊。\n「杉井、アンタまだ「出し惜しみ」あるやろ！！！」と思いながら読みましたが、とは言え、微に入り細に入り具体的で勉強になりました。特にいわゆる「伏線回収」に関するテクが手広く紹介されているのはありがたい。\n・とにかく手数を多く\n・伏線の手数のジャブで読者のガードを下げたところで本命の感動のストレートを入れる\n・伏線回収ー感動ー伏線回収、のサンドイッチだと気持ちええ\n・無理筋でも通る\nあたりか。\n具体例として本書はサンプル掌編を掲載しているのだが、とにかく手数の多さには目を見張った。読み流される前提でとにかく数と、意味ある情報を意味ある順序で置く大切さか。\nあと、いわゆる「解説役」やね。\n伏線を伏線として維持する（つまり、伏線は真相への仄めかしとして機能させつつ真相それ自体は明らかにしない）ためには、解説役はある程度は賢くと同時にある程度は愚かでなければなさそうだ。このバランスって意外と大事かもな。俺なんかは、手数について厳選してしまうので、もっと出し惜しみなしで、というか、ジャンクな情報込みで畳みかけた方がいいんだろうな、などと感じた。\n②『1日でできる！SPI3頻出問題集』（就職対策研究会）\nやったけどウェブテストはSPIじゃありませんでした……。\n③『kotoba 2026 Spring Issue No.63 あの人の読書習慣』（集英社）\n石破前首相と町田樹のインタビューを読みたくて。石破が三島好きなの味わいある。町田は内向的な青年時代、個人競技のプレイヤーとして自分と向き合う際に、好きな小説の登場人物だったらどうするかを想像しながら自己対話をしたとのこと。\n④『バーンスタインのデイトレード入門』（ジェイク・バーンスタイン）\n2003年刊。さすがに古い。とは言え、経験知的なアイデアも。高値／安値のそれぞれの移動平均とそのブレイクアウト、マーケットオープンからのN分始値／終値を支持線／抵抗線として使う、RSIを変数として他の関数に入れてみる、ギャップアップ／ギャップダウンの有用性。デイトレードの利益の源泉はボラティリティにある。それをどう引き出すか。\n⑤『データ駆動科学入門』（伊藤聡・赤井一郎）\nトレーディングのために誤差少ない株価変動モデルを作るために。\nパラ読み。こういう概念があると知っておくのが大事な系の教科書。LASSO法でアルファをいい感じに設定してやればそれだけで誤差を小さくできるかと思っていたが（流石に舐めすぎだが）、思っていたより遙かに高度な操作で気絶しました。結局、説明変数をどう定義してあげて、どう重要度を振ってあげるか次第だと感じたのだが、それって高度にドメイン知識が必要なんですよね……。\n⑥『ボリンジャーバンドとMACDによるデイトレード　世界一シンプルな売買戦略』（マルクス・ヘイトコッター）\nタイトルの通りです。「PowerX」という名前のついている戦略らしい。部品取りのためにササッと眺めました。とりあえず試してみます。\n→ササッと試したらむしろランダムで売り買いするよりも悪かったです……。\n⑦『VWAPトレード入門　出来高分析を習得すれば、仕掛けも手仕舞いもわかる』（トレーダー・デール）\nうーん。裁量型のデイトレーダー向けだと思うが、うまくいったトレードのチャートをチェリーピッキングしましたといった印象。\n⑧『価格帯別出来高を使ったサポレジトレード』（岩本祐介）\n基本的にチャートを読む裁量トレーダー向け。VWAP、VWMA、出来高デルタはいろいろ試してみよう。特に出来高デルタ。\n⑨『デイトレード』（オリバー・ベレレス、グレッグ・カプラ）\n心構え本。2000年の本で、まあ、何もかも牧歌的ですね。シストレには別にいらない本でした。\n⑩『22年版　板情報とチャートでデイトレに勝つ！』（東田一）\nエピソード的・定性的。シストレのアイデアにはならんかな。\n４．２０２６年５・６月に聴いたジャズ ①『Around the World with U』（Ulysses Owens Jr.）\nリーダーはドラムのユリシーズ・オーウェンス・ジュニア。リーダーは40代だが、他のセクション若手のショーケースとなっているらしい。ホーンセクションが伸びやか。こういうオーセンティックなジャズが2026年にも出続けるのって、文化ですよね。\n②『Newport Jazz Festival 1958』（Miles Davis）\nマイルス・デイヴィス100周年イヤーなので、彼の音楽をもっと聴こうと思い。\nおわり\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-07-06/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第二四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年５・６月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年５・６月に読んだ本（１０冊／年間６６冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年５・６月に聴いたジャズ（２枚／年間２６枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年６月度月報"},{"content":"２０２６年第２四半期の目標を宣言します。\n１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。９月の小学館ライトノベル大賞が目標です。\n２．健康：毎朝ラジオ体操を行い、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 マンジャロはウソ。筋トレだけが真実。\n３．仕事：週５回『AI英会話スピーク』のレッスンを行う。 海外出張を経て、「もうちょっと英語話せた方が便利やなあ」痛感しました。とは言え、仕事のやる気が無くなっとる。どうしよう。あと、『英語のハノン』に微妙に飽きたという話もあり。\n四半期に一度、これらの目標に対する達成度を評価し、必要に応じて見直します。\n次の見直しは２０２６年６月末です。\n以下、２０２６年第１四半期の目標の反省です。\n２０２６年第１四半期の目標箱庭療法記 １．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは４月の電撃大賞が目標です。\n△４月の電撃大賞はそのまま出すことになりそうです。\n２．健康：毎朝ラジオ体操第一を行い、エアロバイクを漕ぐ。 ２０２５年１０月からマンジャロでダイエットを始めたところ、脂肪と共に筋肉もみるみる落ちています。１２月に入ってからは目に見えて体力の減衰が感じられるほどになりました。身体に刺激を加えよう。\n×３月から露骨にやる気無くなったね。\n３．仕事：週５回『英語のハノン　初級』のレッスンを行う。 新しい上司はアメリカ人でボディーランゲージも通用しないので、そろそろ年貢の納め時と思い、きちんと英語のスピーキング・リスニングのスキルを磨きます。アメリカ人にナメられないようにしよう。\n×仕事のやる気ごと無くなったという話がある。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-06-30/","summary":"\u003cp\u003e２０２６年第２四半期の目標を宣言します。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"１趣味新人賞に応募する\"\u003e１．趣味：新人賞に応募する。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。９月の小学館ライトノベル大賞が目標です。\u003c/p\u003e","title":"２０２６年第２四半期の目標"},{"content":"転職、第一波（ファーストウェーブ）はダメっした。\n第二波（セカンドウェーブ）やります。\n本やジャズの感想は６月度の月報にまとめます。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-06-03/","summary":"\u003cp\u003e転職、第一波（ファーストウェーブ）はダメっした。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e第二波（セカンドウェーブ）やります。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e本やジャズの感想は６月度の月報にまとめます。\u003c/p\u003e","title":"２０２６年５月度月報"},{"content":"目次 １．２０２６年第二四半期の目標\n２．２０２６年４月のまとめ\n３．２０２６年４月に読んだ本（１３冊／年間５６冊）\n４．２０２６年４月に聴いたジャズ（３枚／年間２４枚）\n１．２０２６年第二四半期の目標 １．１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。９月の小学館ライトノベル大賞が目標です。\n→△４月に電撃大賞に出しました。それ以外はなんもやっとらん。\n１．２．健康：毎朝ラジオ体操を行い、毎夜エアロバイクを漕ぐ。 マンジャロはウソ。筋トレだけが真実。\n→△２日に１回くらい。\n１．３．仕事：週５回『AI英会話スピーク』のレッスンを行う。 海外出張を経て、「もうちょっと英語話せた方が便利やなあ」痛感しました。とは言え、仕事のやる気が無くなっとる。どうしよう。あと、『英語のハノン』に微妙に飽きたという話もあり。\n→△４月１週目はがんばった。\n２．まとめ ２．１．身辺雑記 ２．１．１．体調 ３月序盤からメンタルが完全にオワっていたのですが、４月２３日に目覚めると完全に復活していました。１ヶ月、暗く長いトンネルでした。この４年ほどで最も重たい１ヶ月でした。マジでこのまま沈むかと思った。\nいまは「いやあ、世界ってこんなにも明るかったんですねえ」などとケロッとした顔で言っています。\n２．１．２．旅行 ゴールデンウィークには静岡に足を運んで参りました。ライトノベル『レプリカだって、恋をする。』（以下、レプリコ）の聖地巡礼をするという名目で、とにかくどこかに行きたかった。ついでに日本茶の新茶も仕入れました。\n用宗海岸 このエントリを書いてる時点ではレプリコの本編１～５巻まで読み終えた（短編集の６巻は未読）状況です。アニメは一切未見。\nレプリコの物語の畳み方は、ある種のファンタジー・ＳＦにおけるナゾってこうあってほしいよな、という理想形でした。物語の中心的なナゾが引き起こす現象やトラブルが十分に描かれ、そして最後には全てのトラブルは解決される。しかしナゾの原因は別に解明されない。なぜなら、その解明それ自体は読者のエモーションを惹起するのには貢献しないから。という割り切りがとても良かった。登場人物に起きたトラブルは解決されるけれど世界にナゾは残り続けるし、世界は広がっている……。\n繰り返しになるんですが、レプリコ、理想形です。よしざき、激賞。\nその上で、今回の聖地巡礼で感じたことをちょろっと書き残しておくと、静岡駅周辺はさておき、主人公の暮らす用宗ってマジで普通の地方の漁港でしたね。こういう普通の土地で起きた奇跡みたいな出来事、物語をストレートに感動的に描くと、普通の土地に暮らす多くの読者に親しみやすさを与えるんでしょうね。\n２．１．３．仕事 転職活動、はじめました。\n爆モテしてます。この調子だと５月の月報では良い報告をできそうです。\n２．１．４．小説 とりあえず出した、って感じですね。本当はもっと直したかった。\n第３３回電撃大賞への投稿記録 ２．１．４．聖杯・水晶玉 聖杯（個別株）：なんかすごく勝ちました。\n水晶玉（指数先物・オプション取引）：なんかすごく勝ちました。\n勝ちまくりモテまくり。信頼できる友人らと『ファイナンス機械学習』（マルコス・ロペス・デ・プラド）の勉強会を始めることとしました。\nファイナンス機械学習―金融市場分析を変える機械学習アルゴリズムの理論と実践\nマルコス・ロペス・デ・プラド\n広告Amazon.co.jp\n２．良かった本／良かったジャズ ２．２．１．本 まあ当然『レプリカだって、恋をする。』（榛名丼）か。３巻を読み終えた後、一瞬ハラハラした（現象の「ナゾトキ」をやり始めそうだったから）んですが、クライマックスの４巻は杞憂。レプリコが売れてアニメになる世の中、良い世界なのでは？と感じられました。\nレプリカだって、恋をする。 (電撃文庫)\n榛名丼\n広告Amazon.co.jp\nあと、マンガ『絶対可憐チルドレン』（椎名高志）を全６３巻一気読みする等もしました。良かった。\n『絶チル』はリア中の時に読んでたのに高校進学してからは止まってたんですが、リア高の時に読むの止めた理由も３０代になってから一気に読めた理由もなんとなく察せられて、『ＧＳ美神』よりも奥深いですね。だって、愛の話じゃん。\n高校生男子って愛よりエロの方が刺さるので（悲しいかな、ヘテロ高校生男子ってそういう存在なので）、『ＧＳ美神』（しりちちふともも）の方が『絶対可憐チルドレン』（１０歳女児）よりも刺さったのってそういうものだし、とは言え、３０代になった私は流石にリビドーだけで生きてないので、スタートを分かりやすいエロ一本槍ではなく「１０歳女児を育てる」にすることでしか築き上げられない物語があるということを知っています。\nもう一歩踏み込んで書けば、『絶チル』のテーマって、まさに「１０歳から手塩に掛けて育てた女児を「そういう」目で見ることができるのか」っていう話でもあったわけで、それは高校生男子には消化しづらいテーマではあるわね。そして、そのテーマを感得するには読者もリアルに年齢を重ねて男子高校生から人の親に近くなる必要があった。それこそが１７年にわたって全６３巻を続け、描き切った力です。\n絶対可憐チルドレン（１） (少年サンデーコミックス)\n椎名高志\n広告Amazon.co.jp\nあと、國宗利広の『日経平均』三部作。この手の日本の指数に特化した尖った本で、しかも三部作（日経平均、日経平均オプション、日経平均ＶＩ）で出してくれるって、相当の好き者ですよ。ありがとう。\n実践日経平均トレーディング\n國宗利広\n広告Amazon.co.jp\nいまAmazonを検索して知ったけど、第一部『実践日経平均トレーディング』は全面改訂版があるらしい。読みます。\n日経平均トレーディング入門〈全面改訂版〉\n國宗 利広\n広告Amazon.co.jp\n２．２．２．ジャズ ４月は３枚か……。『\u0026ldquo;Four\u0026rdquo; and More』（Miles Davis）かな。\nジャズを聴けないときでも「教養としてのジャズch」見てます。いつもありがとうございます。\n３．２０２６年４月に読んだ本 ①『米国商品情報を活用して待ち伏せする\u0026quot;先取り\u0026quot;株式投資術』（松本英毅、東条麻衣子）\n裁量トレーダーならマストリードまであると思う。何なら、もしも私が聖杯・水晶玉をやってなかったら、これ読んで大いに刺激を受けて裁量トレードしてたと思う。それくらい読み応えある一冊。\n本書では、石油、大豆、コーン、ゴールドの商品情報を例に用いて、それらの価格が上下したら／上下しそうになったらどんな銘柄がどんな値動きをするかを実例とともに紹介する。米国の商品から日本の株式への影響を先取りしてトレーディングを進める本書の手法は、日本人著者によって日本語で出版された価値を感じる。\n聖杯・水晶玉が既にあるにもかかわらず裁量トレーダー向けの本をこうして読んでいるのは、とにかくアイデアの手札を増やしたいからですね。これ読むまで、正直、大豆とコーンを使おうって発想なかったし（流石に石油と金属はあったが）、アイデアに刺激を加えていこう。\n②『実践　日経平均トレーディング』（國宗利広）\nタイトルに偽りなし。\n「日経平均」をトレードすること一点賭けの本。我々の見聞きする「日経平均」がどのように算出され、それが現物と先物との間でどのようにトレーディングされ、他の派生商品にどのように広がっていくかを概説する。具体例も豊富で、日経平均をさわるならマストリードか。\n個人的には、オプション取引に紙幅が割かれていてかなり勉強になりました。同著者による続刊『日経平均VI入門』も楽しみだ。\n③『日経平均VI入門　指数としての活用可能性と先物トレーディング戦略』（國宗利広）\n2019年刊。日経平均VI先物（くそマイナーながらそういう先物があります）がトレーダブルだったとして（板がバカ薄いのでトレーダブルではないです）、どういう出自の指数でどういう性質の商品なのかを詳説する。オプショントレーダーだったこの著者にしか書けない本ですね。\n私のここ数ヶ月の「水晶玉」は、オプション取引で勝つことを目的の一つとしているのですが、本書は、その観点からだとメチャクチャにアイデアが詰まってました。特に、日経平均VI、HV、IVの計算方法をしっかり追った上で、それらの死角まで語ってくれる、というのは目から鱗。独自のボラティリティー計算方法のアイデアなどもあり、後ほどいろいろ試してみます。\nいやあ、良い本ですよ。\n④『東大卒医師が実践する　株式より有利な科学的トレード法』（KAPPA）\nオプション取引の初心者向け本……なのだが、正直、ぜんぜんアカン。オプションのショート（平時は安定的に利益を出す）から解説するのだが、その最大のリスク（落ちる時は底なし）が併記されていない。バタフライ等の項でようやくわかるのだが、うーん。「科学的」と銘打っているものの、どっかの学術論文をチョチョッと参照するだけで、自身のインサイトは少ない。\n⑤『Pythonで学ぶファイナンス論×データサイエンス』（永野護）\nこれから仲間内で開催する『ファイナンス機械学習』（マルコス・ロペス・デ・プラド）の勉強会に向けて、ファイナンスにおけるデータサイエンスの基礎的な使われ方を学ぶために。\nファイナンス論とデータサイエンスの両方を知ってから読んだ方が良いかな。この本がトレーディングに使えるとは思えないけどこれくらいは認識しておかないとお話にならない、そういうタイプの本。イールドカーブの算出あたりは読み応えあったかな。\n⑥『日経平均オプション入門』（國宗利広）\nオプショントレードやるなら必読か。どのような戦略を使い、どのようなトレーダーになるかについて、一種の「キャリアパス」のような章が深く書かれており、類書を見ない。私はまだ「買い」しかやったことないド素人なのだが、「売り」も入れていかないと強くなれないんだろうなあ。\n「水晶玉」はメチャ単純に「コールを買え」しか言ってくれないので、オプションという広い海の浜辺に打ち寄せる波に足の指先をチョンとつけているに過ぎなくて、自由自在に使いこなせるようになりたい。\n⑦『レプリカだって、恋をする』（榛名丼）\n胸がキュンキュンするねえ。\n一人称の語りの味わいが良く「言葉にしたくないけどほんのりとアイツのことがキライ」のラインを攻めるのが上手かった。\n⑧『レプリカだって、恋をする。（2）』（榛名丼）\n読みました。甘さの下に緊張感を潜ませるのうまいね。\nエモーションをかき立てるの上手いし、クリフハンガーもしっかり設けられていて、とは言え、たぶん私は想定読者じゃないな、と思った。それこそ、中高生のときに読みたかったですね。\n⑨『レプリカだって、恋をする。（3）』（榛名丼）\n物語が立体的になってきたな。\nテンションが上がると同時に、「レプリカ」の種明かしをやり始めるのではないかとおそれ始めてもいます。\n⑩『レプリカだって、恋をする。（4）』（榛名丼）\nいいじゃんよ……。\n⑪『レプリカだって、恋をする。（5）』（榛名丼）\nレプリコ本編、完読です。\n救いがあっていいお話でした。掛け値なしに。スッと差し込まれた何某の姉の話なんか、心底良い手つきだと思う。\nレプリコ、思春期の悩みって当事者には世界の全てだが、ちょっと遠くから眺めてみればありふれた悩みでもあるというものだが、そういうものとしての「レプリカ」の描き方が超絶良かった。\n⑫『高速取引　株式市場にAIがもたらすマーケット・インパクト』（水田孝信）\n「AIが操作する高速取引（HFT）は市場に流動性をもたらす」と言われているが、実態としては、平時には流動性をもたらす一方で（平時以上に流動性が必要とされる）緊急時には枯らすことも知られている。なぜなら、HFTのためのAIの学習に用いられる取引データは、平時でさえ不足気味である上に、緊急時のものは全く足りていないため、安全側として資金を引き揚げざるを得ないためである。（ここまで前提知識）\nその上で「安全側として資金を引き揚げざるを得ない」とは何故か、に踏み込んだのが本書と言える。HFTの戦略には、マーケットメイク戦略（流動性をもたらすとされるもの）とディレクショナル戦略（枯らすとされるもの）が挙げられる。ディレクショナル戦略では、板情報に基づいて株価が上下する方向に賭けることで利益を上げる。その戦略は（学習データの多い）平時にのみ機能するものであるため緊急時には停止する。加えて、HFT業者の取引の7割がディレクショナル戦略とのこと。\n流動性は、今後より一層、緊急時には枯れるのだろう、と想像される。\nトレーディングに直接役立つ訳ではないが、HFTの解像度をグッと上げてくれる一冊だった。\n⑬『ETF大全』（野村アセットマネジメント）\n類書はないが、個人トレーダーよりも機関投資家向けか。直接の役には立たなそうでした。\n４．２０２６年４月に聴いたジャズ ①『Lee Morgan Live at the Lighthouse』（Lee Morgan）\n3時間のライブ盤。いいね。\n②『BaRcoDe』（Ban Wendel）\nしばらく前に聴いていたけど記録忘れ。\n③『\u0026ldquo;Four\u0026rdquo; and More』（Miles Davis）\nマイルス・デイヴィスのリーダー作をじっくり聴くのは久しぶり。私の「ジャズ聴きたいな～」の気持ちを完璧に満たしてくれた。傑作。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-04-30/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第二四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年４月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年４月に読んだ本（１３冊／年間５６冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年４月に聴いたジャズ（３枚／年間２４枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年４月度月報"},{"content":"目次 １．２０２６年第一四半期の目標\n２．２０２６年３月のまとめ\n３．２０２６年３月に読んだ本（１０冊／年間４３冊）\n４．２０２６年３月に聴いたジャズ（２枚／年間２１枚）\n１．２０２６年第一四半期の目標 １．１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは４月の電撃大賞が目標です。\n→○かなりいい感じの見通しが立ちました。ただ、４月の電撃大賞はそのまま出します。\n１．２．健康：毎朝ラジオ体操第一を行い、エアロバイクを漕ぐ。 ２０２５年１０月からマンジャロでダイエットを始めたところ、脂肪と共に筋肉もみるみる落ちています。１２月に入ってからは目に見えて体力の減衰が感じられるほどになりました。身体に刺激を加えよう。\n→×なんもやってない。\n１．３．仕事：週５回『英語のハノン　初級』のレッスンを行う。 新しい上司はアメリカ人でボディーランゲージも通用しないので、そろそろ年貢の納め時と思い、きちんと英語のスピーキング・リスニングのスキルを磨きます。アメリカ人にナメられないようにしよう。\n→×おわり。\n２．まとめ ２．１．身辺雑記 ２．１．１．仕事 ３月は上海に行っていました（海外出張）1。\n２．１．２．小説 早く腰を据えて小説を考えたい。\n今はそれしか感じておりません。\n２．１．３．聖杯・水晶玉 聖杯（個別株）：戦争が始まってからは流石に稼ぎが止まりました（売買シグナル自体が止まったため）。\n水晶玉（指数先物・オプション取引）：実戦投入し、初陣では華々しく討ち死にしました。オプション取引はオペレーションから慣れないといけなくて、まあしばらくは勉強代だと思って赤字覚悟です。\n聖杯は安定期に入ったので勝手に動くままにしております。水晶玉は一応「それっぽい」レベルでバックテストは動いたものの、クリアな未来は視えず苦戦中。私がアイデア出しをする→Claude Codeに関連する論文を探させてワチャワチャと検証する、のサイクルを回していますが、先物・オプションってやっぱムズいっす。ただ、そのムズさに見合う面白さもあるね。知的好奇心です。\n２．良かった本／良かったジャズ ２．２．１．本 『冬にそむく』（石川博品）かな。ただ、読了してないので感想にはまとめてないです。２月に読んだ『さよならピアノソナタ』（杉井光）は、どんな手札からあれが完成されるのかなんとなく逆算できたんですが、石川博品は私とはまったく違う書き方ですね。理解が追いつかない。そして、眼前に展開される美しい光景にただ身を委ねるのもまた気持ち良い。\n冬にそむく (ガガガ文庫)\n石川博品\n広告Amazon.co.jp\n２．２．２．ジャズ ３月は２枚か……。私は余裕がなくなると露骨にジャズが聴けなくなりますね。ただ、ステラ・コールとの出会いは記録に値するでしょう。\n３．２０２６年３月に読んだ本 ①『金融工学者　フィッシャー・ブラック』（ペリー・メーリング）\n眺めましたといった感。私が知りたいのはブラックショールズ方程式であって、その発案者の来歴じゃなかった。\n②『実況！ビジネス力養成講座　ファイナンス』（石野雄一）\nトレーディング戦略の体力作りのために。とは言え、恥ずかしながら、本書を読むまで「経理／会計」と「財務」の違いをわかっていませんでした。前者が過去を扱うのに対して、後者が未来を扱う。また、前者にとって「カネ」はP/L（利益）、後者にはB/S（キャッシュ）。ファイナンスの観点からは、フリーキャッシュフローが命となる。\n仕事ではたまに「我が社はROIC（投下資本利益率、バランスシートの左側）重視だから」と耳にしていたけれど、さらに、WACC（加重平均資本コスト、バランスシートの右側）も知っておいた方が深みのある理解をできそうだ。効率の良い経営とは、ROIC＞WACCであるべきで、この不等号が成り立って初めてキャッシュがプラスになる。\n流し読みだったのでこれくらいの浅い認識だが、本棚に入れておくと便利な一冊だろう。\n③『アセットアロケーションと最適化　ポートフォリオの構築とメンテナンスのための統合的アプローチ』（ロバート・カーバー）\n難しすぎてギブ。重要そうなところはスクショしたのであとでAIに要約してもらおうと思います……。しかしこの手の舶来のアセットアロケーション本を読むたびに思うのだが、日本の単元株制度（100株ごとにしか買えない）って値がさになって扱いにくくてしゃーない。均等に分散させにくくて……。私自身はあまりに値がさな銘柄は単元未満株を使っているが、それはそれで余計なコストが掛かるし。\nほんの少しだけでも株と相関しないアセットを入れるとそれだけで分散がリターンに効くというのは、（本書を読了する前につまみ読みして）自分でも試していたのだが、本当に効いて感動するなどはしました。本に書かれた知見を自分でいろいろ手を動かして試してみて、それで成績が上がったりすると素直に感動できる。当たり前だが、1銘柄より3銘柄の方が分散効果が生まれ、日本の株式だけよりもアメリカの株式を加えた方が分散効果が生まれ、株式だけよりも商品や債券を加えた方が分散が生まれ、ドローダウンを減らせる、しかし、10銘柄、20銘柄と増やしていくと、そもそもの絶対リターンが落ちるし管理コストも掛かる。このバランスですよね。例えば、年率2%しかなくても指数ETF・商品・債券の混合バスケットをポートフォリオに組み込んでおくと、年率10%株式だけの場合や同額を現金で持つ場合よりもリターンが安定するんですよね。感動できます。\n④『哲学の先生と人生の話をしよう』（國分功一郎）\n國分功一郎がメルマガ読者から募った相談に答える一冊。本屋でパラ読みしたときにはイイカンジに思われたのだが、通して読んでみると、なんか、とってもヘンな印象の本だった。思うに、相談者も國分も、（他のメルマガ読者という）第三者に見られることを意識しすぎているようで、双方ともパフォーマティヴな書き方だったのではないか。相談って、パフォーマティヴな行為じゃないと思うんですよね。\n⑤『人生と仕事の原則』（レイ・ダリオ）\n読みました。自己啓発本なんですが、これまで読んできたその類いの中では最も読むに値する本だったか。ただ、結局は自己啓発本なんだよな、という感もあり。たまにこういうのを読んでおくとモチベーションが上がったりする。\n⑥『実務家のためのオプション取引講座』（佐藤茂）\nより大きなリターンを狙ってオプション取引を「水晶玉」に組み込むに当たって、まずはしっかり基礎を押さえておこうということで実務家・初学者向けの教科書を手に取った。\nオプション取引の基礎（つまり、コール／プットとは何か、ボラティリティとは、BS方程式とは、グリークスとは、ストラングルとはストランドルとは……）を広く網羅的に解説する一冊。特筆すべきは、解説と数式のバランスの良さだろう。どちらも、本書をとっかっかりとしてさらに深められるような初学者にとって必要十分な量がある。\n電子で読んだが、紙で買い直して、紙で書き込みながら読み直します。\n⑦『感染の法則：ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで』（アダム・クチャルスキー）\nトレーディングシステムのネタ出しのために。\n今でこそ、金融危機と衛生学の類似点は広く知られているが、2008年のリーマンショックの振り返りまでは金融には本格的には採用されていなかったアイデアらしい（勘の良いところはやってはいたようだが）。マジかよ。ここ何とか攻略して個人資本でもリターン出せるシステムを考えたいですね。\nこの1週間ほど、シストレ界隈では「部分空間正則化付き主成分分析を用いた日米業種リードラグ投資戦略」（中川ら、2026）が話題を集めている。これは日米の対応するセクター同士の相関を見て米国市場→日本市場の値動きを予測するもので、要するに、情報の伝播に関するアイデアなのだが、セクター同士の相関、という直接的なアイデアよりも、情報の伝播の仕方とかその処理の仕方とかの土台となるアイデアを自分のものとしたい。\n⑧『クオンツトレーディング入門』（リシ・K・ナラン）\n飛行機の中でながめました。テーマ的には面白いんだけど二昔前の本かな。2026年現在に読む理由はないです。\n⑨『世界経済を動かす謎の投機家　ソロス』（ロバート・スレイター）\nジョージ・ソロスの評伝なのだが、1995年刊の本なので全てが牧歌的なのであった（完）（途中で読むのやめました）\n⑩『実践　金融データサイエンス　隠れた構造をあぶり出す6つのアプローチ』（三菱UFJトラスト投資工学研究所）\n眺めました。\n決算短信等にテキストマイニングで極性を付与するという手法が学びだったが、とは言え、2018年刊行の本（しかも各章を別の著者が担当する形式）なので、全体的に深いところまでは至らず。修論集を眺めてみるような感覚。\n４．２０２６年３月に聴いたジャズ ①『Stella Cole』（Stella Cole）\nZ世代の女性ジャズボーカリストによる一枚。いわゆる「グレイト・アメリカン・ソングブック」的な名曲揃い。これを若い人が歌う（好んで歌っているし、それが商業的に成立する）ってのは、アメリカのジャズ文化の成熟を感じますね。さておき、流れで女性ジャズボーカリストのエラ・フィッツジェラルドを流していますが、フィッツジェラルドは流石に手数が多い。\n②『The Skill Of Phineas』（Phineas Newborn Jr.）\nジャズ喫茶で耳にして。ベスト盤なのかな？　ピアノトリオなのだが、ピアノは複雑でクール。ドラムとベースは引き立て役に徹している。その意味で、オスカー・ピーターソンにかなり近い印象を受けた。\n（おわり）\nこれが大変でサア……。先月の京都小旅行の目論見としては「京都で気分をリフレッシュ！　気持ち良く小説を書くぞ！」だったのに、東京に戻った瞬間「ちょっと中国行ってくれない？」で１ヶ月間その準備に追われていました。自由時間もなくひたすら仕事。接待で白酒漬けになるしさ……。おもんね～～～～～。え、２０２６年３月って出張準備以外の記憶、ないカモ……。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-03-31/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第一四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年３月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年３月に読んだ本（１０冊／年間４３冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年３月に聴いたジャズ（２枚／年間２１枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年３月度月報"},{"content":"ゼエハア、今度こそトレーディングシステム「聖杯」がさらに正しくなったはず……と確信を持てたので洞察をまとめます。\n目次 メタ戦略：信じ続け、疑い続け、学び続ける。 市場原理：サイクルは消えないし、アノマリーは残る。 市場原理に適応したシステム：「なぜ効くか」を説明できるか。 システムのためのトレーディング心理：他者を利用し、自分を制御する。 トレーディング心理の土台：私の拠り所、リスク／リワード分析。 アセットアロケーション：ひとつでは足りない。 トレード戦略：どのアノマリーを使うか。 売買ルール：これが最後。 まとめ：逆だぜ。 １．メタ戦略：信じ続け、疑い続け、学び続ける。 みなさんはトレーディングシステムを作るとき、何から始めますか？　というか、作ろうと思ったこと、ありますか？\nどんなパラメータ？　どんなオシレーター？　どんなエントリー条件？　どんなイグジット？　どんな売買ルール？　私もそいつらを追究していました。で、６０回くらい失敗して「聖杯」のなり損ないである「泥」を作り続けました。ようやく７０回目くらいから、トレーディングシステムとは売買ルールの束ではないと気付きました。いまも泥だらけですが。ここに至るまでに捨てた売買ルールは９０を超えます。\nさて、これまでのエントリではＶＣＰやバックテストの話をしました。今回は具体的な手法の話は一切しません。もう少し上のレイヤーの話をします。\nこのエントリを書くこと自体が、私のメタ戦略です。自分のシステムがどんな信念に基づいているかを言語化し、確認し、必要なら修正する。システムは完成しない。信じ続け、疑い続け、学び続ける。このエントリは、その確認作業の一部です。\n「聖杯」分析結果 これは私の「聖杯」のバックテストと分析結果です。運用成績の代わりとしてここに載せます。\n２．市場原理：サイクルは消えないし、アノマリーは残る。 市場にはサイクルがあり、アノマリーがあります。\nサイクル。蓄積→上昇→分配→下落。ワイコフが定義した四ステージは、２０２６年の今日も変わらず繰り返されています。\nなぜサイクルは消えないし、アノマリーは残るのか。\n効率的市場仮説（ＥＭＨ）は、ほとんど正しいのでしょう。公開された情報は瞬時に価格に織り込まれ、簡単に搾取できるアノマリーは長続きしない。しかし「ほとんど」であって「完全に」ではない。構造的な非効率が残る。\n私は、非効率が残る理由は二つあると考えています。\n一つ目は、どのプレイヤーも自分の資金規模に応じた最適戦略しか取れないこと。\n大口機関投資家（スマートマネー）は流動性リスクの高い小型株に大量の資金を投じられないし、個人投資家はＨＦＴ等のインフラを持てないしマーケットメイクもできない。みんな好き勝手に動いているわけではなく、自分たちの構造的な制約の中で合理的に動いている。その合理性の隙間に、俺らがつけ込める歪みが残る。\n二つ目は、人間は群集心理から逃れられないこと。\n上昇局面では過熱し、下落局面ではパニックに陥る。これも消えない。奴らは人間だから。システムがあったとしても、それを動かしているのは最後は人間だから。\nこの二つがサイクルを駆動させる理由であり、そしてサイクル、アノマリーが消えない理由でもあります。サイクルは偶然ではなく原理です。だからこそ、トレーディングシステムはこの原理から出発すべきだと私は考えています。\n３．市場原理に適応したシステム：「なぜ効くか」を説明できるか。 これまでのエントリで「信念」という言葉を使ってきました。今回はもう少し踏み込みます。\n私がシステム作りで最も重要だと信じているのは「そのシステムのロジックは市場原理から導かれるものであるか」という点です。言い換えると「なぜ効くか」を市場原理に基づいて説明できるか。\nここで言う「システム」とは売買ルールの束のことではありません。戦略の選定からリスク管理まで含む、運用の枠組み全体のことです。\n機械学習で作られた売買ルールを否定はしません。それで成果を出している人はいる。リスペクトしています。ただ、私には使えない。なぜなら、市場原理から導かれないエッジはアルファの減衰が早いと信じているからです。市場の構造が変わった時に「なぜ効くか」を説明できないシステムは、「なぜ効かないのか」も説明できないから。\n最初の失敗について。\n私が最初の「聖杯」を作り始めたころ、パラメータをちょちょっと作ればそれで済むと思っていました。出来高の閾値の変えてみたり、その他の様々なパラメータを調整してみたり。３０回くらいそれを繰り返して、ようやく気づきました。パラメータの問題じゃない。そもそも「なぜこのルールなのか」に答えられていなかった。というか、システムではなく、個別の売買ルールでしかなかった。\nところで、そんな阿呆だったのにブログでご高説を垂れていたことを、私は別に恥じません。これも学習の一環だから。このエントリもきっといつか過去になるだろう。だが、今じゃない。\n４．システムのためのトレーディング心理：他者を利用し、自分を制御する。 さて、トレーディング心理には二つの面があると思っています。\n一つ目は、他者の心理を利用すること。\n普通の個人トレーダーがやりたがらないことをやる。高値で買う。ナンピンしない。複数の戦略を使い分ける。気ままな裁量に任せない。すべてをシステムに委ねる。\n二つ目は、自分の心理を制御すること。\n過去のエントリで「高市トレード」の話を書きました。ニュースを「株価が上がるか下がるか」で眺める自分が嫌になった。あれが、システムを作ろうと決めたきっかけでした。ニュースも、決算も、為替も、世界情勢も、すべてが株価になる。だって人間だもの。そうしてトレードのリターンが落ちているのを感じ、いったんクローズしてトレーディングシステム「聖杯」を作ることを決めました。自分の感情をトレードから切り離すしかない。\n私にとってトレードとは、自分に有利なサイコロでスゴロクをするようなものです。\nサイコロ、つまり銘柄そのものに一切の思い入れを持たない。そのサイコロが自分に有利であるかどうかだけに関心がある。個々の出目（勝敗）に意味はない。十分な回数を振れば、有利なサイコロは有利な結果を返してくれる。\nもう一つの失敗について。\n最初に作った売買ルールに愛着が湧きすぎました。いわゆる「イケア効果」。自分で苦労して組み立てたから、客観的に見れば捨てるべきシステムを捨てられなかった。結局、オーバーフィッティングだった。\nそれから愛着を捨てるために、たくさん作りました。今の「聖杯」に組み込まれた４つの売買ルールのために、９０近く捨てました。たくさん作ることで一つ一つへの執着が薄れる。今では「泥」を捨てるのが気持ち良くすらある。\n愛着を捨てるために多く作ってきたのかもしれない。\n５．トレーディング心理の土台：私の拠り所、リスク／リワード分析。 じゃあ「有利なサイコロ」であることをどう確認するか。\n過去のエントリで損切りから始まるリスク管理の話を書きました。今回はもう少し上のレイヤーです。\nシステムが「有利」であることの基準として私はプロフィットファクター（ＰＦ）、カルマーレシオを重視しています。そして、インサンプル（ＩＳ）とアウトオブサンプル（ＯＯＳ）で分割した検証、ブートストラップ法による頑健性の確認。\nなぜこれが心理の話と繋がるのか。\nリスク分析を抜きにしてシステムに「身を委ねる」ことは不可能だからです。\n以前、タートルズの話を書きました。「人は、ただ他人から教わっただけのシステムに身銭を預けられるほど強くない」と。同じことが自分のシステムにも言える。十分な検証なしに自分のシステムに身銭を預けられるほど私は強くない。それを認めました。\nシステムへの信頼は検証によってしか得られない。\nぬか喜びの話をしましょう。\n過去の聖杯、現在の泥の話です。売買ルールの検証をＩＳ期間とＯＳＳ期間に分けることすら知らなかったころの話です。ＣＡＧＲが２０%を超えて「これで勝つる！」と有頂天になっていました。しかし、実運用に入ると勝てない勝てない。検討し直してみるとパラメータ数が多すぎるし、パラメータをちょっと変えてバックテストすると利益はあっという間に吹っ飛ぶし。泥だった。\n「聖杯か！？」→「泥でした……」の繰り返しです。最初はガッカリしていました。でも、何度も繰り返すうちに、ぬか喜びに気づいた瞬間に喜びを見つけられるようになった。「今日はオーバーフィッティングに気づけた」と。\nこの肌感覚――「オーバーフィッティングしてる」「ベストなイベントに引っ張られてるだけ」「パラメータが頑強じゃない」は、失敗からしか育たない。\n他者から与えられたチェックリストでは理解できない。たくさん作って、たくさん捨てて、初めて自分事として理解できる。\n６．アセットアロケーション：ひとつでは足りない。 上述のイケア効果の話。\nオーバーフィッティングしていた最初の売買ルール、アイツに固執して、アイツは負け続けたんですよね。二つある売買ルールのうちの片方は勝てるのに、アイツはひたすら負け続けた。というか、上手くいったとて、どっちも日本株のトレンドフォローだから相場が良い時しか勝てねえじゃねえか。アセット、ひとつしかねえじゃねえか。\nそこで気付いた。ひとつじゃ足りない。\nみなさんも「最高のひとつがあれば勝てる」と思っているのではないでしょうか。私もそう思っていた。というか、思ってすらいなかった。\nそれは間違っている。\nアセットはいくつかあった方がいい。\nそして、それぞれの売買ルールを最適化するよりも、まずはポートフォリオの全体像を捉えた方がいい。互いに相関しないアセットを組み合わせることの方がスグにリスク／リワードに効きます。\nシステムとは複数のアセットによるポートフォリオの運用であり、そこから個別のトレード戦略が書き下され、最後に売買ルールとして表現される。順番が逆なんです。\n相関させないことによって、期待値をポートフォリオレベルで実現しやすくできる。そして何より、ドローダウンの抑制。ドローダウンを小さくできるということは、上述の心理――サイコロを振り続ける心理――が安定するということでもあります。\n７．トレード戦略：どのアノマリーを使うか。 アセットアロケーションが決まったら、各アセットクラスに対してどのアノマリーを使うかを決めます。これが「トレード戦略」です。\n例えば、トレンドフォロー。群集心理のバンドワゴン効果から生じるアノマリーです。上昇局面で群集が追随し、その追随がさらなる上昇を呼ぶ。市場原理から因果で説明できる。\n例えば、小型株効果。スマートマネーの流動性制約から生じるアノマリーです。スマートマネーが参入できない領域に、構造的な歪みが残る。これも因果で説明できる。\nアノマリーの選定基準は、市場原理から因果で説明できるか。\n８．売買ルール：これが最後。 ようやく、売買ルールの話です。\nエントリー条件。エグジット条件。ポジションサイジング。\n私の設計の原則は二つ。\n一つ目は、変数は少ない方がいい。変数が多い＝オーバーフィッティングのリスクが高い。各変数には市場原理上の意味がなければならない。「なんとなく入れた条件」は、バックテストでは効いても実運用では効かない。\n二つ目は、「幅」と「点」の二段階フィルター。長期的な状態フィルター（幅）で銘柄を絞り、短期的なタイミングシグナル（点）で仕掛ける。\nまあ、この辺りは各自で深めてくれや。\n９．まとめ：逆だぜ。 最後に。\n多くの人は売買ルールから考え始めます。私もそうでした。売買ルールに過ぎないＶＣＰを表現できる方法を探し、パラメータを弄って、バックテストを回して……。\n逆や。\n市場原理があり、システムがあり、心理があり、リスク分析があり、アセットアロケーションがあり、トレード戦略がある。そして最後に、売買ルールがある。\n最初は売買ルールからしか始められないかもしれない。私もそうでした。でも、いつかここに気づく。\n逆だぜ。\nそれは最後なんだぜ。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-03-09/","summary":"\u003cp\u003eゼエハア、今度こそトレーディングシステム「聖杯」がさらに正しくなったはず……と確信を持てたので洞察をまとめます。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eメタ戦略：信じ続け、疑い続け、学び続ける。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e市場原理：サイクルは消えないし、アノマリーは残る。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e市場原理に適応したシステム：「なぜ効くか」を説明できるか。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eシステムのためのトレーディング心理：他者を利用し、自分を制御する。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eトレーディング心理の土台：私の拠り所、リスク／リワード分析。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eアセットアロケーション：ひとつでは足りない。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eトレード戦略：どのアノマリーを使うか。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e売買ルール：これが最後。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eまとめ：逆だぜ。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"１メタ戦略信じ続け疑い続け学び続ける\"\u003e１．メタ戦略：信じ続け、疑い続け、学び続ける。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003eみなさんはトレーディングシステムを作るとき、何から始めますか？　というか、作ろうと思ったこと、ありますか？\u003c/p\u003e","title":"逆だぜ。【トレーディングシステム設計論】"},{"content":"よしざきです。\nかにパルサーさんから私信を受け取りました1。noteのコメントの500字制限に引っかかったのでブログで書きます。\nよしざきさん、青ブタ大学生編にはいろいろ思うところがあったみたいやけど、イベントには行ってるんかい。今回感想書いたのも俺の中では勝手に半分私信みたいな気持ちだったんだけど。https://t.co/PXp6PhSRUZ\n— かにパルサー (@E_foon2) 2026年3月7日\nhttps://note.com/knpls/n/n33c22806c359note.com アニメも放映から半年遅れてようやく見終わりました。\n大学生編のアニメを観、大学生編のアニメイベントにも行き、それでもなお今でも全然「高校生編で終われたのに」とも感じています。一時期は「終わるべきだったのに」と信じていたので、幾分かマイルドになりました。\nさておき、今回のかにパルサーさんの論考は、とても整理されていて感動しました。\n大学生編のヒロインらって、基本的に咲太くんにとって他者としてやってきて、咲太くんとの交流を経ても尚ほとんど内輪になることなく去って行きました（美東さんのラストって、そういう明確な意図がなければ、お友だち的に現実世界に残す選択肢だってあり得たと思います）。\n私の大学生編への解像度ってそれくらいだったので、きちんと読み込む方が読み込めばしっかりと大学生編の味わいがあるんですね。\nとは言え、なんですが、私はそれでも上述のように感じています。その理由の一端が、かにパルサーさんの論考のおかげでクリアになりました。\n端的に、私は『青春ブタ野郎』シリーズの続編に対して審美的に感動できなかったんだと思います。\nその根源って、私の心に『青春ブタ野郎』シリーズが刺さったきっかけが古賀ちゃんという人物だった2からであるように思われます。\nつまり、古賀ちゃんにめっちゃキャラ萌えしてました。\nシリーズのクライマックスであるところの『ゆめみる少女』において、当初は小悪魔的な後輩キャラとして登場した彼女が主人公の唯一頼れる存在となったことに感動したんですよね。エモーショナルな感動であるし、クライマックスにおいてサブヒロインに新たな側面を付与できた手腕への感動でもあります。要するに古賀ちゃんというキャラクターが一人の人物として重層的に立ち上がってきて感動したんですよね。『ゆめみる少女』の牧之原さんのエピソードがストレートにエモーショナルだったところとはまた微妙にズレた文脈で、あのシーンが好きです。\nまったく同じ理由で、大学生編の #夢見る 騒動で古賀ちゃんが長い夢を見たシーンにもまた心を動かされそうになりましたが。\nただ、大学生編で古賀ちゃんが長い夢を見たシーンって、彼女のいち機能であり、というかいち機能でしかなくて、高校生編で見せてくれたあの重層性が剥奪されてしまったシーンでもありました。\n同じことは、大学生編に登場する高校生編の他のヒロインにも言えて、一度は重層的だったヒロインらが単なる機能になってしまったようで3、それが悲しかった。特定のシチュエーションで特定の台詞を発するのが機能（＝function、関数）じゃなかったら他になんなんだよ。大学生編のヒロインが高校生編のヒロインに対応づけられることは分かる。よく分かる。\nけれど、大学生編の構造って、高校生編のヒロインから重層性を剥奪してまで見たかったものではなかったですね。\nこれは、かにパルサーさんが大学生編に感動したのとまったく表裏一体で、だから私は感動できなかったのかな思います。\nあと、大学生編の初っぱなの合コンシーンが本当に読むに耐えなくて、あれで出鼻を挫かれてしまったと振り返ります。\n（おわり）\nブログのアクセスにスパイクがあった時にはヤフーリアルタイム検索を行っています。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n参照：230717 【青ブタ】古賀朋絵ちゃんが好きだ - 箱庭療法記\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n友人は「魂の籠もっていない仏像」とまで評していました。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-03-08/","summary":"\u003cp\u003eよしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eかにパルサーさんから私信を受け取りました\u003csup id=\"fnref:1\"\u003e\u003ca href=\"#fn:1\" class=\"footnote-ref\" 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あとは、『青春ブタ野郎』のトークショーに行ったり。\n第２２回湘南藤沢フィルム・コミッションフォーラム「アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』と藤沢の魅力」レポート箱庭療法記 ２．１．２．小説 何をするべきかわかりました。騒々しく手を動かしています。\n２．１．３．聖杯 鬼のように稼いでるツー。ここに書けないです。\n２．良かった本／良かったジャズ ２．２．１．本 『さよならピアノソナタ』（杉井光）かな。キャラクターたちの関係の中でどうやって読者に物語の見通しを与えるかという観点で、勉強になりました。詳細は↓の詳細の通りです。\nさよならピアノソナタ (電撃文庫)\n杉井 光\n広告Amazon.co.jp\n２．２．２．ジャズ ２月はバラエティ広く聴けました。一枚を選ぶなら一月のラージアンサンブルの流れで『Fearless Movement』（Kamasi Washington）だけれど、Fela Kutiの『Underground System』も捨てがたい。Fela Kutiはナイジェリアの伝説らしいのですが、３年目にして初めて知った。ジャズの世界の広さを教えてくれましたね。\n３．２０２６年２月に読んだ本 ①『さよならピアノソナタ（1）』（杉井光）\n「参考になるから」と勧められて読みましたが、途中から普通に読み耽ってしまいました。\nさて、テクニカルな話をすると「読者が明るくない題材をどう料理するか」という観点で読みました。\n①専門用語を普通に使ってもいい\n②その代わり、続けて、直後に比喩で解説してイメージを膨らませる\n③解説の聞き手は必須\nの3点ですね。\n①は地の文（あるいは一人称視点）の問題だから書きながらどうにかできるとして、②と③は構成（書く前にどうにかする）の問題ですね。つまり、専門用語を解説できる一人称であると同時に専門用語を（読者にも分かるレベルに）喩えられる人物である必要がある。そして、どうしたら解説を実装できるかと言うと、聞き手が要る。聞き手は、単に教室のモブでもいいし、主要人物が持ってる知識の濃淡の差を使ってもいい。後者の方が私は好みかな。\nまとめると、読者が明るくない題材の専門用語を解説するためには、そのための聞き手が要って、（私の好きなやり方で）聞き手を実装するためには、キャラクター間に情報の差を設ける必要がある、となりますね。\n勉強になりました。前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。\n前回の自分の小説の反省をすると、主要キャラクター間の情報の差が小さすぎた（ゆえに、聞き手を実装できない）という課題があったな。その観点でさらに考えると、『さよならピアノソナタ』でこの構図を成立させられた背景には、読者はロックかクラシックのどちらかは少なくとも聴いたことはあろう（ゆえに少しくらいイメージできるだろう）という前提がありますね。\nマイナー競技だと、この前提をどうやって成立させるかが腕の見せ所になるでしょうね。要するに、マイナージャンルの中でのサブジャンルを素直に使っても解説には足りなくて、読者の知識と接続されている可能性の高いサブジャンル（あるいは別ジャンル）でどうイメージさせられるか……という。\n②『マンガで覚える図解　手品の基本』（牧原俊幸）\nマジックを覚えたい小学生のための心構え本的な立ち位置の本。ネタ出しのために。\n手順（ネタ／台詞）をよく覚え、よく練習し、本番では堂々とやろう、みたいなのってやっぱりどの分野でも共通の基礎ですね。台詞の各パートを書いた紙を用意し、パートごとに覚える、みたいな覚え方のテクニックはなんか使えるかも。あと、サーストンの三原則も芸事共通かも。\n③『動画でかんたん！おもしろ手品みんなにウケるマジックがいっぱい』（沢シンヤ）\n良い意味で子供騙しでポピュラーなマジックが多く、各マジックとも手順・台詞がしっかり書かれているので後から役立ちそう。\n④『さよならピアノソナタ（2）』（杉井光）\nということで2巻。\n続刊だと作者と読者の間にお約束が構築されていて、ある程度は解説を省けるし、そのおかげで比喩の濃度を高められるんだな、と。\n私としては、この解説の省略を一本の原稿の中でやりたい、と思った。濃淡差をどう付けるかなんだよな（そのためには、序盤でとにかくイメージを浮かべてもらわないとだ）。\n⑤『「面白い！」を見つける　物事の見え方が変わる発想法』（林雄司）\nルールをズラして見るやつですよね。私はデイリーポータルZの大ファンなので楽しく読みましたが、大ファンであるがゆえに「種明かし」をされているような感覚にもなり、この辺りのバランス感覚ってむずかしいなと思った（種明かしがイヤならそもそも読むなという話でもあるが、好きだから読みたい）。\n⑥『ふつうの人が小説家として生活していくには』（津村記久子）\n「精神的なギャンブル」という響きが良く、とりあえず身を投げてみよう、それで好きか嫌いか分かるから、というスタンスは心地よさもありつつ、メチャクチャにマッチョだよな、というか、ギャンブルって元手がいるんだよな、それってたぶん「精神的なギャンブル」で世界を広げるべき人々、つまりそれを一番必要としている人が一番持っていないものなんだよな……みたいなことを感じました。全体を通して、津村記久子がマッチョでまったく「ふつうの人」ではないなという印象でした。\n⑦『手法作りに必要な”考え”がわかる　データ検証で「成績」を証明　株式投資のテクニカル分析　売買ルール集』（若林良祐）\n聖杯のアイデアを探すために。面白かったです。トレード対象の銘柄は「区間」（＝幅のあるシグナル）で抽出し、その仕掛けは「点」（＝幅のない一点のシグナル）で決める。この「区間」は長期的な順張り、「点」は短期的な逆張りだといいっぽい。この「区間」と「点」の組合せが腕の見せ所なんやね。\n⑧『指数先物の高勝率短期売買　検証の鬼から学ぶトレード戦略を学ぶ秘訣』（コラ・レディ）\n自由研究。微妙。私は取引戦略にエッジがあったとして、それは相関ではなく因果であってほしい（そういう戦略を採用したい）のだが、本書が提示するアイデアは基本的に「効くから効く」であって、うーん。\n⑨『アルファを求める男たち　金融理論を投資戦略に進化させた17人の物語』（ピーター・Ｌ・バーンスタイン）\n金融理論ー金融工学ー実務の理論家と実務家の17人のインタビュー的著作。難しかった。要するに、現代金融理論の歴史とは、効率的市場仮説、行動ファイナンスおよびCAPMのアップデートの歴史らしい。\n⑩『トレンドフォロー戦略の理論と実践　金融危機に負けない賢者の投資法』（アレックス・グレイザーマン）\nムズカシ～。アセットクラスの分散と、金融危機で得られるクライシスアルファをうまく使おうという本なのだが、日本の兼業個人投資家にはやや荷が重たいか。とは言え、アセットクラスの分散は早めに実装したいんだよな。アセットクラスの分散について考えていくと、株式市場への知識・肌感たけでは不足なのが明らかなんだよな。株式市場と同じくらい本腰を入れて国債、商品について勉強しなきゃだ。分散投資について、理想的には、リスクの大きい市場／小さい市場のそれぞれに適切なサイズで資産を分散することが要るのだが、それをやるだけの資産を有していないという問題がある。あと、日本の株式市場の単元株が（他のアセットと比べて）値嵩過ぎるという問題も。\n⑪『問いの編集力　思考の「はじまり」を探究する』（安藤昭子）\n散漫。ギブ。\nただ、「「たくさんの私」を取り出す」というレッスンは創作に役立ちそう。「私は○○○（修飾語）な×××（名詞）である」という構文を20個以上作る。○○○・×××は同じものを2回使わない。これにより、表層的な属性情報を使い切ったあとに、好みや価値観等の内面的な情報が引っ張り出される。キャラクターの深みを生み出すのに非常に役立つのではないか。\n⑫『君のクイズ』（小川哲）\n再読。\n私も、競技を語ることがその人の人生を語るような、もっと踏み込んで言えば、その人の人生を語る小説を書きたい。書こう。\n⑬『檸檬のころ』（豊島ミホ）\n再読。\n感情を動かす導線が綺麗に引かれてて、どんな層の読者でもある程度は刺さるように作られてるな、と改めて感じた。高校生だった人や、大人として働いてる勤め人、その間で宙ぶらりんの人……という線引きがある中で、一番刺さりそうな高校生のラブストーリーの始まりと終わりを軸に据えてる。で、そのラブストーリーが自ずと彩られるようにサイドエピソードを固める。そこに加われなかった人、見るしかできない人、相似となる人。そしてまた彼らにも独自の語りがある。大きな物語、周囲の物語、その中での語り、と、とにかく作りが計算尽く。作者の豊島ミホは後書きで「底辺でした」と自嘲していて、それは本当なんだろうな、とふと思った（でなければもっとロマンに振った話で出版するだろうし、そうしないでこういう書き方を選んだのだから）\n⑭『ウエストウイング』（津村記久子）\n再読。\nいやあ、頭から読み直すと本当に楽しい小説ですね。全体的に彩度の低い、うっすらと汚れたコンクリ張りのビルが舞台。そんな感じの場所で、そんな雰囲気をまとった人々が相互にうっすらと影響を与えてくらしている。改めて読んでみると、ディテールによって成立している物語だな、と思う。場所や仕事やサッカー選手や音楽やなんやかんやのおかげで、彼らが本当に居るかのように感じられる。\n自分の小説に落とし込むとしたら、物語を成立させる（≠彩る）ディテールを作る技法だな。ここはもう少し考え甲斐がありそうだ。\n⑮『世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築法』（ペリー・Ｊ・カウフマン）\nいくつも重要なルールが記されていたが、掻い摘まんで書くと\n・ルールはシンプルにしろ\n・市場のロジックに基づいたルールであれ\n・複数の戦略を試せ\n・複数の市場を試せ\n・複数の入口（時間足、テクニカル指標）を試せ\n・複数の出口（利食いライン、利食いタイミング）を試せ\n・とにかく一つに固執するな、局所最適解はリスク＝ボラティリティを高める\nあたりか。私は入口／出口の条件こそグリッドサーチで探しているが、市場は株式市場だけだ。ここがアキレス腱になるだろうなと思った。次の戦略は開発中である。\n⑯『売買システム入門　相場金融工学の考え方→作り方→評価法』（トゥーシャー・シャンデ）\n邦訳が2000年で具体の話題が多すぎるため、古びている印象。とはいえ、65SA-3CCトレンドフォローは検証に値するか。\nいくつかあった使えそうな概念は「月次資金残高曲線（その名の通り）」「月次資金残高曲線の「滑らかさ」の測定（曲線の標準偏差の小ささ）」「データスクランブル（要するに、ブートストラップ）」あたりか。\n2026年にあえて読む必要はないかな。主な話題は2016年の『世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築方法』でアップデートされているように思う（これもまた10年も前の本であるが）。\n４．２０２６年２月に聴いたジャズ ①『Fearless Movement』（Kamasi Washington）\nラージアンサンブルを聴こう月間でClaudeに勧められた一枚（本当は1月末に聴取済だけど投稿忘れ）。全部面白い曲なんですが、1時間26分はさすがに長い。少しずつ聴いておりました。特筆すべきは「Prologue」の疾走感ありつつもどこか寂しげな曲調よ。\n②『Underground System』（Fela Kuti）\nジャズ喫茶で耳にして。恥ずかしながら、Fela Kutiは初めて知ったのだが、アフロビートって呼ばれるのか、めちゃくちゃノりやすい。ここは（私には）未開の領域だから少しずつ広げられるといいな。\n③『Moon Beams』（Bill Evans）\nあっち行ったりこっち行ったりしてからビル・エヴァンスをまた聴くと、彼のサウンドの特徴が際立ってわかりますね。とにかく端正。寒い日に聴くのにちょうどいいアルバムでした。\n④『Live at COTTON CLUB - isles feat. Ema』（池本茂貴）\n底抜けに景気が良く、良い。\n⑤『Nights Of Ballads \u0026amp; Blues』（McCoy Tyner）\n跳ねる感じと高音域の使い方がオスカー・ピーターソンっぽいと思ったら、まさにそう評されていたらしい。\n⑥『The Last Sessions』（Lee Morgan）\nこれは1971年に収録、72年にリリース、タイトルの通り最後の一枚なのだが、それまでのハードバップなリー・モーガンとは打って変わってスピリチュアルジャズで、この続きを聴いてみたかった（リー・モーガンは1972年に射殺された）\n⑦『Cornbread』（Lee Morgan）\n1965年に録音のやつで、ピアニストがハービー・ハンコック（2026年現在存命）って、やっぱハービー・ハンコックってすげえや……。\n⑧『Coffin for Head of State』（Fela Kuti）\n難しい。\n⑨『Dinner Party: Dessert』（Terrace Martin, Robert Glasper, 9th Wonder, Kamasi Washington）\nメロウなサウンドが心地良い。聴いているとインスピレーションの湧いてくる一枚でした。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-03-02/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第一四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年２月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年２月に読んだ本（１６冊／年間３３冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年２月に聴いたジャズ（９枚／年間１９枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年２月度月報"},{"content":"どうも、よしざきです。\n昨年から個別株のトレーディングシステム「聖杯」を作っていました。また、今月から株式市場予測システム「水晶玉」も作っています。そのためにパンローリング社を中心にいっぱいトレーディングの本を読みました。良い本も悪い本もあったので、後世のために星取り表レビューとして残しておきます。\nhttps://docs.google.com/spreadsheets/d/1JJnLjQp6Vao1VwhMX17uzPNPKKn0_yGlnNlHwIJ-9Q0/edit?usp=sharingdocs.google.com A：読んだ方がいいやつ\nB：まあまあ読んだ方がいいやつ\nC：読みたくなりそうなタイトルだけど読まなくてもいいやつ\nE：古典なので読んでおいて損はしないやつ\n私がシステム作りで最重要視しているのは「そのシステムのロジックは市場原理から導かれるものであるか」という点。だからあんまり機械学習系は好んでないですね。\nまずは市場原理があり、続いてシステムがあり、システムを動かすためのトレーディング心理、心理の土台となるリスク／リワード分析、リスク／リワードを適切に評価するためのアセットアロケーション、各アセットクラスに応じてトレード戦略があり、最後にトレード手法がある。\nそういうイメージで星取り表を作りました。\nこうして並べてみると、私自身の聖杯って、株式市場しかやってないからアセットアロケーションの部分が弱いな、とか、そのせいでアセットクラスに応じたトレード戦略ってまだ考えられてないな、とか色々反省点も浮かびました。\n読んだ本には「アセットクラスを跨いでも機能するトレード手法が優れた戦略である」ともありました（テクニカル分析を元にしたシステムトレードの戦略は二種類しかなくて「トレンドフォロー（順張り）」か「ミーンリバーサル（逆張り）」）。\nちなみに私が使っている手法は個別株の短期のトレンドフォローなんですが、長期のトレンドフォロー、短期のミーンリバーサル、株以外のアセットクラスのための手法も持っておいた方が当然強いですよね。\n今後の課題とします。\n優先度Aの3冊のリンクです。\n世界一簡単なアルゴリズムトレードの構築方法\nペリー・J・カウフマン\n広告Amazon.co.jp\nアルファフォーミュラ 相関のない戦略で構成する最強ポートフォリオ\nクリス・ケイン、ローレンス・Ａ・コナーズ\n広告Amazon.co.jp\n1日わずか30分間の作業ですむ株式自動売買戦略 ──経済的自由をストレスフリーで手に入れる方法\nローレンス・ベンスドープ\n広告Amazon.co.jp\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-02-28/","summary":"\u003cp\u003eどうも、よしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e昨年から個別株のトレーディングシステム「聖杯」を作っていました。また、今月から株式市場予測システム「水晶玉」も作っています。そのためにパンローリング社を中心にいっぱいトレーディングの本を読みました。良い本も悪い本もあったので、後世のために星取り表レビューとして残しておきます。\u003c/p\u003e","title":"システムトレードのためのブックレビュー"},{"content":"タイトル：第２２回湘南藤沢フィルム・コミッションフォーラム「アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』と藤沢の魅力」レポート\n日時：２０２６年２月２１日（土）１４：００～１５：００\n場所：Ｆプレイスホール（藤沢市藤沢公民館・労働会館等複合施設）\n登壇者（敬称略）：鴨志田一（原作）、奈良駿介（アニプレックスプロデューサー）、宮川浩子（フリーアナウンサー、聞き手）。なお、参加予定の石川界人は急病につき欠席。\n所感 石川氏の急な欠席にもかかわらず、全体を通して和気藹々とした雰囲気で進行した。\n個人的に印象に残ったのは、藤沢の良さについてプロデューサーの奈良氏が「爽やか」と繰り返していた点。青ブタのアニメをきっかけに、私自身も藤沢にはかなりの頻度（四半期～半年に１回のペース）で来ているため、非常に共感できた。ビル群の東京にはない、開けた雰囲気が藤沢にはある。奈良氏はその爽やかさを指して「抜け感（＝ロケーションの向こうが見えている感）」と呼んでいた。藤沢には、太平洋のまっすぐな水平線や、上下のある江ノ島、藤沢駅など、確かに視覚に訴える美しさがある。\n大学生編の原作については思うところがあったのだが、アニメは奈良氏を始めとした制作陣の尽力もあり、「いや、大学生編も、こうやって表現されるなら悪くなかったんじゃないか？」と思い直すところまで来ている。\nアニメ製作スタッフ、藤沢市の関係者の方々に感謝したい。\n０．二見将幸（藤沢湘南フィルム・コミッション委員会　副会長）からの挨拶 ２００人の枠に対して１２００人近い応募があった。当選してここにいる皆さんはラッキーだ。藤沢市に生まれ育ち七里ヶ浜高校を卒業した自分としては、青ブタで母校が舞台となったことは嬉しい。\n１．アニメ『青ブタ』の放送を終えて Ｑ１．放送を終えて？ 鴨志田：\n大人になった咲太、麻衣が嬉しい。\nキャラクターの描き方、複雑性が上がったことが伝わるかどうかが気になっていたが、伝わったようだ。特に、声優の演技、作画等が、高校生編の「青い」感じから「淡い」感じになった。\n奈良：\n「ミステリ色」が増した。高校生編の爽やかさから変わり、大学生編ではおどろおどろしさの演出、怖い画面の作り方をすることで、爽やかさと緩急を付けた。\nＱ２．「ここを気にして見て！」というポイントは？ 奈良：\n台詞、言い回しの大人っぽさに注目して欲しい。例えば、郁美と咲太の会話に注目するとキャラクターの深みがわかる。\nＱ３．大学生編では物語のロケーションが藤沢から横浜まで広がった。意識して巡った場所は？ 鴨志田：\n藤沢に住んでいる方は藤沢が好き。観光客が多い街でも「和」を持っている。その気持ちはキャラクターの中にもあると思って描いた。\n奈良：\n「キャラクターが現実にいる」という描き方に注力した。また、さっぱりとした空気がいい。\nＱ４．ロケハンについて 奈良：\nいっぱい歩いたし、「フィルムコミッション」に協力頂いた。また、原作でもロケーションが鮮明に描かれていた。\n鴨志田：\nロケーションは決め打ちして描いていた。\n奈良：\n２０１８年に放映のアニメなので、ロケハンは２０１６年、２０１７年に行った。このため、２０１７年時点で行われていた藤沢駅のデッキの改修工事よりも前の写真を行政からもらった。\n鴨志田：\n藤沢の歴史を残すアニメになっただろう。\n宮川：\n当時はデッキには噴水があった。\nＱ５．藤沢ならではの魅力とは？ 奈良：\n空気感。爽やかさ。ロケーションの「抜け感」。抜け感とは、ロケーションの向こう側が見えている感。映像はロケーションの良いところに引っ張ってもらえる。藤沢ならではのロケーションだった。\n鴨志田：\nアニメを観て、足を運んで、二度楽しんで。\n宮川：\n行政との協力は？\n奈良：\n大学生編のアニメが始まった２０２５年の夏のタイミングでデジタルスタンプラリーを行った。これが大きかった。その時の空気が伝えられるし、身近に感じてもらえる。\n２．お題トーク Ｑ１．「このキャラとはここに行きたい」という藤沢のスポットは？（大学生編の３人について） 奈良：\n（赤城郁美と）新江ノ島水族館。\n郁美のことは好きだけれど、ノリとか勢いとかで生きてきた自分とは違って、郁美は知性があるから会話が続かなさそう。会話より見て回る方がいい。また、江ノ島も考えたが、無言になってしまいそうだ。\n鴨志田：\n（岩見沢寧々と）クラフトビールのブルワリー巡り\n２０歳以上のヒロインなのでそういうデートができる。拓海と行ってね。「一口ちょうだい」的なイベントがあったり、ハシゴしたり。\n奈良：寧々はアルコールに強そうだ。\n鴨志田：強いか弱いかどちらかだろう。いずれにせよ、拓海は振り回される。\n石川（代読）：\n（姫路紗良と）藤沢市総合市民図書館\n奈良：紗良は外に遊びに行きたそうだが、石川さんが本好きなので本の話をしたいのかも。\n鴨志田：自分だったら図書館では息が詰まるので図書館には行けないが、むしろ図書館だと距離を保てるのかも。\nＱ２．サンタクロース編で印象に残っている台詞は？ 奈良：\n（赤城郁美）「どうすれば何もできなかった嫌いな自分を忘れられるの？」（７話より）\n共感できる。自分は高校・大学では適当にやれなかったけれど、大人になってようやくできた。郁美はまだ適当をできないから、昔の自分を見ているようだ。郁美役の山根さんにも共感してもらえた。\n鴨志田：\nサンタクロースのハイライトとなる台詞。自分も印象に残っている台詞の選択肢に入れていたが、被るのでズラした。\n鴨志田：\n（梓川咲太）「福山になかったら、たぶん誰にもない。だから、しゃんとしろ」（１３話）\n石川さんと話すために選んだが欠席されてしまった。この一連の男同士のシーンは、青ブタでは珍しい。国見はできすぎていて、こういう横並びの話はできなかった。拓海が思春期症候群になったことで、咲太と横に並んで話すシーンになった。\n石川（代読）：\n（桜島麻衣）「私と咲太が付き合っているのは、ふたりで幸せになるためよ」（１０話）\n奈良：\n石川さんは麻衣が好き。本音でぶつかっている感じが人として優れている。この台詞は性格が出ていて、言われた咲太役の石川さんなら喜ぶだろう。\n鴨志田：\nフリとしてランドセルガールでも出ていた台詞だったが、咲太が郁美に言い、麻衣もこうだろうな、と。石川さんに刺さって良かった。\n３．参加者からの質問（ランダムトーク） Ｑ１．アニメ製作で良かった点、大変だった点は？ 奈良：\n映像をやる監督、演出の方が大変だっただろうが、自分は新エンディングテーマ「水平線は僕の古傷」が大変だった。「不可思議のカルテ」が愛されていた中で、それとは別の大学生編のヒロインを示したかった。fox capture planと作詞家の方と相談した。何度もリトライ、議論で苦労した。フルバージョンで聴いてほしい。\n鴨志田：\n良かったのは、霧島透子の曲を聴いてもらえたこと。大変だった点では、アニメを作るのはアニメの製作の方なので自分は大変ではなかった。ただ、大学生編の原作ができていない状況で「大学生編のアニメを作る」と言われた時はヤバいと思った。\nＱ２．牧之原翔子の「「ありがとう」「がんばったね」「大好き」を大切にして生きていく」という台詞はどうやって考えた？ 鴨志田：\nその台詞が読者の胸に落ちるものがあるのだとしたら、元から読者にあったのが言語化されただけ。翔子について「もしも１５歳から先を生きられないとシミュレーションした時、将来なりたいもので答えるのは職業ではなく、なりたい人だろう」と想像した。\nＱ３．青ブタの舞台の多くは海側にあるのにバニーガールと出会ったスポットとして湘南台側（北側）にある藤沢市総合市民図書館を選んだのはなぜ？ 鴨志田：\n元は北側も使うつもりで、その入口として藤沢市総合市民図書館を選んだ。しかし『Just Because』が山側だったので被りを避けるために海側になった。\nＱ４．聖地でおすすめのスポットは？ 奈良：\nまた行きたいのは江ノ島小屋。時間があったら毎回行ってる。かきあげが美味しい。\n鴨志田：\n鵠沼海岸の花火。\n４．プレゼントタイム ３名にポスターがプレゼントされた。\n５．映画について 鴨志田：\nポスターの「２０２６年秋公開」の「秋」の文字が大きくなった。\nまた、完結が近付いたことについて、２０１４年からの作品なので「そろそろ良かろう」と。作品の最後を一緒に迎えてね。\n６．降壇の挨拶 奈良：\nアニメが完結するが、１０年近くかかわっている中で、監督始めメインスタッフも同じく感慨深いだろう。良いものにできると確信している。藤沢でも取り組みをしていく。\n鴨志田：\nめでたく完結できたのは、読者と藤沢のおかげ。『ディアフレンド』でも藤沢の景色を感じてね。\nおまけ 会場の「Ｆプレイスホール」 会場内の展示１ 会場内の展示２ （以上）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-02-21/","summary":"\u003cp\u003eタイトル：第２２回湘南藤沢フィルム・コミッションフォーラム「アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』と藤沢の魅力」レポート\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e日時：２０２６年２月２１日（土）１４：００～１５：００\u003c/p\u003e","title":"第２２回湘南藤沢フィルム・コミッションフォーラム「アニメ『青春ブタ野郎シリーズ』と藤沢の魅力」レポート"},{"content":"目次 １．２０２６年第一四半期の目標\n２．２０２６年１月のまとめ\n３．２０２６年１月に読んだ本（１７冊／年間１７冊）\n４．２０２６年１月に聴いたジャズ（１０枚／年間１０枚）\n１．２０２６年第一四半期の目標 １．１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは４月の電撃大賞が目標です。\n→×月初に参考資料を読んだくらい。\n１．２．健康：毎朝ラジオ体操第一を行い、エアロバイクを漕ぐ。 ２０２５年１０月からマンジャロでダイエットを始めたところ、脂肪と共に筋肉もみるみる落ちています。１２月に入ってからは目に見えて体力の減衰が感じられるほどになりました。身体に刺激を加えよう。\n→△７日に５回くらい\n１．３．仕事：週５回『英語のハノン　初級』のレッスンを行う。 新しい上司はアメリカ人でボディーランゲージも通用しないので、そろそろ年貢の納め時と思い、きちんと英語のスピーキング・リスニングのスキルを磨きます。アメリカ人にナメられないようにしよう。\n→×３日に１回くらい\n２．まとめ ２．１．身辺雑記 ２．１．１．イベント 蟹を食べるために家族と旅館に行ってきました。いいでしょう。\n越前蟹 目ん玉飛び出るほど美味かったです。東京の「美味しいレストラン」って（美味しいけれど）料理以上に情報を食わされている気持ちになることもある。ただ、地方の美味い旅館の美味いやつって、料理そのものを食べましたの満足感が凄すぎる。また行きたい。\n２．１．２．小説 えっと、小説、書いてないです（完）\nただ、１月３１日（つまり、昨日）にお友だちと会話して、闘志が湧いてきて、これ書いてる今日時点では次のビジョンが視えております。４月１０日の電撃大賞までに直すのは無理目だけど、９月３０日の小学館ライトノベル大賞までには間に合うでしょう。\n何を直すべきか、２月に読んだ本の学びだから２月の月報に書くべきなんだろうけど、書いちゃうね。前回の小説は登場人物の間の「情報の格差」が小さすぎたのかな、と。私なりには作り込んでいたつもりだったんだけど、それはあくまで登場人物向けの感情に関するものだけで（そこは今でも強みだと信じている）、初読の読者向けの解説が足りなかった。これを直すには、登場人物の一人を別の競技のプレイヤーにした方がいいんだろうなという気付き。これを実装しましょう。小手先の表現の直しでは足りない、構成の直しになるので、まあ時間は掛かるでしょう。ただ、その時間に見合った直しにはなると確信。\n２．１．３．聖杯 鬼のように稼いでる。稼いでるので報告してるんですが、この報告がなくなったらお察し下さい。昨年の１１月末から年末まで余暇を全力投下して作り込んで今年の１月から本格稼働させましたが、投下した時間コストは今のところペイしてくれました。そういうレベルで稼いでおります。\n２．良かった本／良かったジャズ ２．２．１．本 『踊るのは新しい体』（太田充胤）が抜群に良かったです。ショート動画型のＳＮＳが発達し、浸透し、誰もが身体を使って発信するようになった２０２０年代において、パフォーミングアーツの実際とは――。あるいは、ここに至るまでにどんな軌跡を辿ったのか。表現者と観客の境界が融ける現在、それでもプロは存在する。私が書きたい小説に観点をもたらしてくれる一冊でしたし、同時に、足りないものも見えてきました。頂いた本ですが、ＢＩＧ感謝です。\n踊るのは新しい体　複製可能な者たちのための身体論\n太田充胤\n広告Amazon.co.jp\n２．２．２．ジャズ １月はあんまりテーマを決めずに聴いたけど、あえて選ぶなら『isles』（池本茂貴, isles）かな。景気の良さって言うのかな、ラージアンサンブルって音の厚みがありますよね。２月はラージアンサンブルを中心にｄｉｇろうかな。\n３．２０２６年１月に読んだ本 ①『踊るのは新しい体』（太田充胤）\nとても興味深く読みました！\n書名の『踊るのは新しい体』に偽りなく、それを「踊る」「新しい」「体」と分解し、それぞれ論じながら互いを行き来する。その具合が良い意味でルーズで、読みながら発想を広げてくれました。\n私は身体表現を用いる人々の小説を書いていて、その観点からだと、踊る人々の様々な有り様が記されているのが勉強になりましたね。踊る人々とは、従前そうだったようなダンスの訓練を受けた人々に限られず、それこそTikTokユーザのようなフツーの人々にも開かれている。一方には従来のダンサーのように、踊るための規範の体系（ダンスのジャンルや、ムーヴや、そういうもののデータベース）を拡げる人々がいる。他方には、フツーの人々がいて、彼らが踊る理由は、規範の体系を順守することそのものへの喜びのため、という構図（もちろん両者は対立する構造ではなく、グラデーションがある）は本書が新たに開いた地平な気がする。\n本書はまさにその、踊ることにまつわるグラデーションがどのように広がっているのか、を論じた一冊でした。\n恵投頂いた本でしたが、大変に良い本でした。ありがとうございました。\n②『新装版　「遊ぶ」が勝ち』（為末大）\n為末大がヨハン・ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』を引用しながら自身のキャリアを振り返る。「遊ぶ」をキーワードにし、要するに、余白であるとか自由さであるとかを人生に組み込むことを説く。\n為末大の本は、元々は自分の小説を書く参考のために読んでいたんですが、今はフツーに自己啓発の一種としても読んでいますね。何らかに一意専心に取り組んで世界まで上り詰めた人物（そして、私の人生では関わりようのない分野の人物）がその経験をつぶさに言葉にするさまを追体験できるのは、なんというか、読書の効用を感じますね。\nスポーツ選手だと、陸上の為末大もそうだし、フィギュアスケートの町田樹もメチャクチャ面白い本を書いてる。\n③『自分を超える心とからだの使い方　ゾーンとモチベーションの脳科学』（下條信輔／為末大）\nトップ競技者の為末大が語るゾーンの体験って究極まで主観的ながら、例えば宗教体験における（普遍的な）それと整合していたりする。じゃあ、それって科学的にはどんな体験なんですか、というのをトップ認知心理学者の下條信輔と対談する。\n掛け値なしに面白かった。\nゾーンについて、具体（為末の競技）と抽象（下條の理論）とを行き来する。その行き来の中で、読者としても「そういえば、自分でもそういう経験あったかもしれない」と自ずと気付けるようになる構成になっている。\nエピソードとして最も印象的だったのは、下條が会った歌舞伎役者の代役に関するエピソード。代役とは元々他の人に与えられていた役なのだから、演じるには自分自身を消さないといけない。そうやって、自分を消した結果、生涯最高の舞台に出来た、と。自分を消し、最後に残った「型」が最高の舞台を作ってくれた、というもの。この「自分を消す」というキーワードが本書を貫いており、為末が言うには、消えた自分をさらにメタ認知する自分がいる。\n私は（もう昔のことだが）舞台関係をやっていて、パフォーマンスの良い舞台では忘我だった。あれを小説にし、届けたい。\n④『ワンパターン献立』（長谷川あかり）\n食事、コンビニ＋まいばすを続けて気が狂いそうになってきたので、調理しようと思って。\n⑤『美人　Bijin』（柘植伊佐夫）\n小説の種本として読みました。難しい。\n⑥『ファイナンス理論全史』（田淵直也）\n「聖杯」を作っている間にファイナンスや金融工学に興味が生まれたため、本書を読んだ。\nいわゆる効率的市場仮説・それから発展したウォール街のランダムウォーカーの概念から始まるが、そもそもその二つがそれぞれ単独では機能するものではなく、いくつもの仮定を置いている。そして、その仮定と現実のギャップを埋めることこそが現代の金融工学の最先端であるらしい。端的に言えば、ランダムウォーカーの概念では市場の動きが正規分布に従うことを仮定しているが、現実には正規分布ではないというところから、現代の金融工学の議論は始まる。その分布の歪みは、例えば情報が伝わる速度の差異（効率的市場仮説の限界）であったり、アノマリーであったり……。\n書名の通り、ファイナンスの見取り図として非常に役立った。\n⑦『図解　いちばん面白いデリバティブ入門（第3版）』（永野学）\nデリバティブとオプションを完全に理解した。\n⑧『日本人が知らない！！世界シェアNo.1のすごい日本企業』（田宮寛之）\n読みました。四季報編集者が上場非上場を問わずに、日本のグローバルニッチトップ企業を紹介する。読み物として面白くフンフンと鼻息荒く読んでいたが、私が詳しい企業に関しては肌感と異なることをけっこう書いており、本当の信頼感という意味では微妙かも。とは言え、非上場企業への取材力は流石に編集者の地力を感じた\n⑨『イングランド銀行公式　経済がよく分かる10章』（イングランド銀行）\nイングランド銀行（イギリスの中央銀行）が公式で広く国民向けに経済学、ひいては経済政策を知らしめ、啓蒙するための活動をまとめた一冊。\nマクロ経済学・ミクロ経済学の基礎、理論的な側面から実学的な側面まで、具体例をふんだんに用いて解説する。具体と抽象を行き来し、たぶん、高校生でも議論に追いつくことが出来る。それくらい平たく、易しく書いてくれている。私もこれから困ったらこれを参照しようと思う。\n国民のためにここまで社会奉仕活動に励む中央銀行って、他国には（少なくとも日本には全く）ないですよ。金融大国であるところのイギリスが、金融大国であろうとする誇りを感じました。正直、感動しました。\n⑩『Invent \u0026amp; Wanderージェフ・ベゾス Collected Writings』（ジェフ・ベゾス、ウォルター・アイザックソン）\nビジョナリーな人物の物語を読みたくて手に取った。\nいちサラリーマンとして印象的だったのは、決断というものを二種類に分けていること。「後戻りできる決断」と「後戻りできない決断」。リーダーの仕事とは後者の決断をすること。\nいち読者として印象的だったのは「後悔最小化のフレームワーク」とジェフ・ベゾスが呼ぶ思考実験。80歳になってその判断を振り返った時に、自分がどう思うか想像してみるという思考実験だ。チャレンジしていこう。\n私たちはAmazonが（ジェフ・ベゾスがそう主張するほどには）善なる企業ではないと知っているが、例えば、ジェフ・ベゾスが宇宙企業ブルーオリジンを立ち上げたビジョンなんかは、イーロン・マスクのそれよりも高邁な精神に基づくものだろう。\n⑪『世界秩序が変わるとき』（齋藤ジン）\n目次だけ読んどけば十分かもしれない。\n⑫『バフェットの法則』（ロバート・Ｇ・ハグストローム）\nバフェットの信者の本。無理すぎて読めんかった。\n私がバフェットのフォロワーを嫌いな理由はいくつかあるのだが、\n・バフェット自身の銘柄選びがバリューを生み出すことに無頓着（つまり「バフェット銘柄」がバフェットのポートフォリオの価値を上げてしまう）\n・バフェットの資金はバークシャー・ハサウェイの保険業によって、事実上、無尽蔵であることに無頓（普通の個人投資家のキャッシュは有限である）\n・バイアンドホールドに出口戦略がないことに無頓着（普通の個人投資家は将来の支出に備えるために投資をするため、いつか売らなければならない）\nAmazonが今やAWSで稼げるにもかかわらず尚もEコマースを続ける理由と構造的には同じですよね（無限のキャッシュを得られるため）\n⑬『トレーダーは知っている』（小森晶）\nオプション取引の勉強のために。基礎的な知識は分かったが、実運用するための個別株のオプションは日本に市場がないことがわかり、横転……。\n⑭『米国の投資家が評価する「良い会社」の条件』（森憲治）\n「良い会社」とは\nROE＝利益/資本＝利益率×資本回転率\nの高い企業であると定義する。\nそして、ROEを高く出来る企業の特徴（マイケル・ポーターの5フォースやウォーレン・バフェットのmoat等）を解説する。私は投資本のつもりで読んだが、むしろ、製造業30代半ばのサラリーマン（そろそろ管理職への意識を高めたい）の気持ちで読んだ方が良かったろうな。ROEの解説本としては良書、投資本としては別に……という評価です。\n現在の聖杯はテクニカル分析だけだが、定量化できるファンダメンタル的要素、要するに、ROE概念とフリーキャッシュフロー概念を組み込むともっと確度が高まるはずなんだよな（最終的には「泥」となったが聖杯にかなり近付いたアイデアがあり、それはフリーキャッシュフローを組み込んだアイデアだった）\n⑮『負けヒロインが多すぎる！いみぎむるARTWORKS』（いみぎむる）\nイラストを時系列で眺めてみると、焼塩檸檬さんってお色気の担当やったんやな……って思った（お色気担当のギャグ担当から、8巻時点では一番成長した人物だと思う）\n⑯『アルファフォーミュラ　相関のない戦略で構成する最強ポートフォリオ』（クリス・ケイン, ローレンス・Ａ・コナーズ）\nこれガチヤバっす。ローレンス・Ａ・コナーズの本は何冊か読んでるけど、かなりワークするシステムのアイデアがあるし、そのアイデアにはきちんと市場に対する洞察がある。\n⑰『負けヒロインが多すぎる！（8.5）』（雨森たきび）\n萌え萌え。\n読む度に思うんですが、八奈見さんに餌付けする温水くん、彼女のこと好きなんじゃないかな。自分では気付いてない（認めたくない）だけで。八奈見さんは八奈見さんで、温水くんのこと好きなんだろうけど、それを言葉にしたらこのぬるま湯が終わるってわかってるんだよな（だから「負けヒロイン」なんだよな）。\n焼塩ちゃんはぬるま湯を終わらせてもいいって思ってるんだよな（それが6巻だったし、名古屋の夜景の回なんだよな）（そういうところを私は彼女の尊さと思ってるんだよな）（やっぱ、陸上競技のおかげで「勝ち」に行く姿勢を持ってるんだよな）（オタク特有の「だよな」連発）。\n小鞠ちゃんは小鞠ちゃんでがんばってるのに明らかにスピード足りてないが、物語的には末脚の人物になるんだろうな。\nとは言え、話に絡ませてもらえない馬剃さんが不憫すぎる。\n４．２０２６年１月に聴いたジャズ ①『Motion II』（Out of/Into）\n新年一発目はブルーノート期待の若手のクインテット。1曲目のイントロはいかにもブルーノート的なサウンドだが、メロディの展開、手数の多さは現代的。というか、どの楽器も上手い。2026年は「楽器が上手いとは何か？」をもっと言語化することを目指していこう。\n②『Ménage à trois』（Enrico Pieranunzi）\nピアノの高音域の使い方でヨーロッパジャズやクラシックの雰囲気を感じさせつつ、同じヨーロッパジャズでもECM（ドイツ）とも異なる音作りで、ピエラヌンツィ（イタリア）やレーベルのBonsai（フランス）の特色がありました。ECMで想像する典型的なジャズよりもメロディアスな印象。\n③『HUM!(Live)』（Daniel Humair）\nドラムがリーダーの本作だが、リズムを刻むリズムセクションとしてのピアノの役割を強く感じた。ピアノを聴いているはずなのに、ドラムのように聞こえた。\n④『Kelly at Midnight』（Wynton Kelly）\nマイク・モラスキーの『ピアノトリオ』で紹介されていた一枚。シンプルな味付けだが、ピアノよりむしろドラムの静けさを聴く一枚かもしれない。\n⑤『Ray Bryant Trio』（Ray Bryant）\nいまの私、1950年代のシンプルな音作りのモダンジャズへの感性がちょっと鈍ってるかも（そういう発見があること自体かなり面白いというか成長を感じるが、感想がそれではいかんでしょう）。\n⑥『Our Delights』（Tommy Flanagan, Hank Jones）\nトミー・フラナガンとハンクジョーンズのピアノデュオ。トミー・フラナガンのピアノのタッチがわかってきたので、二人の演奏を聴き分けることができて面白い体験でした。\n⑦『Toshiko Mariano Quartet』（Toshiko Mariano）\n初めての秋吉敏子。ジャズ喫茶で「Oleo」が流れていたのがきっかけ。チャーリー・マリアーノのアルトサックスの音色が独特な印象を受けた（低音が強調されたような？）。秋吉敏子のピアノは「踊るような」という形容詞が似合う。\n⑧『Something for Real』（Kiefer）\n素直に格好いいです。ピアノはエレクトロニカな音作りながら、ベースとドラムは生っぽい質感がある。特に「Fast One」が白眉。エレピのメロディラインは追いやすく、耳を澄ませていると背後のベースとドラムがどんどん厚みを増していく。2024年リリースのライブ盤。こういう音源も幅広く聴いていきたい。\n⑨『Good Girl』（Kim Parker, Tommy Flanagan）\n1曲目「Bijou」、トリオの醍醐味、ショーケースでした。先日の土曜、美味しいお茶を頂いてこれを聴きながら冬の昼の上野公園を歩きました。幸せのイデアでした。\n⑩『isles』（池本茂貴, isles）\nラージアンサンブルの音の厚みを楽しませてもらいました。私はピアノトリオを好んで聴いているんですけど、今年は幅を広げていきたい。そう思いました。\n気持ち良いので聴いてね↓\n「COMET」\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-02-01/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e１．２０２６年第一四半期の目標\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２．２０２６年１月のまとめ\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e３．２０２６年１月に読んだ本（１７冊／年間１７冊）\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e４．２０２６年１月に聴いたジャズ（１０枚／年間１０枚）\u003c/p\u003e","title":"２０２６年１月度月報"},{"content":"私はトレーディングシステム「聖杯」を作っています（いました）。（少なくともバックテストの上では）自分で納得のいくものが出来たので、作り方のコツみたいなものを残しておこうと思います1。\n「聖杯」のバックテスト結果（2016年1月～2025年8月） 以下、システムを「取引においてトレーダー自身による裁量のない、完全にルール化されたトレーディング手法」とでも定義させてください。\n目次 自分のトレーディングスタイルを決める システムのための材料を集める 集められた材料で自分のトレーディンスタイルをシステムとして再現する イベントスタディでシステムの成否を確かめる バックテストでシステムの成否を確かめる システムを成文化する TIPS このブログを初めて読んだ人向けに、過去のエントリから引用 1．自分のトレーディングスタイルを決める まずは、自分がいわゆるテクニカル派なのか、ファンダメンタル派なのか、その両派のいいとこ取り派なのかを決めます。私自身の感触だと、システムに落とし込む容易さで言えば、テクニカル単独＞両派のいいとこ取り＞（越えられない壁）＞ファンダメンタル単独、な感触です。\nテクニカル・ファンダメンタルの本質的な違いには、テクニカルはチャートの動きを（変数はそれだけで、ある種、機械的に）読み込んで裁量の割合小さく取引するのに対して、ファンダメンタルはチャートの動きよりも複雑な変数を読み込んで裁量の割合大きく取引することが挙げられます。端的に、ファンダメンタルの方がやること（やりたいこと）が複雑なので、それ単独をシステムに落とし込むのは難しいと思います2。\nいいとこ取りは、テクニカルのチャートに加え、ファンダメンタルのうち数値化しやすい変数をピックアップする感じですね。\n2．システムのための材料を集める 日本株でシステムのための材料を集めるのに使ったのは、私は以下の5つ。\nJ-Quants：神。四本足からキャッシュフローから、数値化されたものは何から何まで集まるデータベース。月額1650円～。とりあえずJ-Quantsから始めよう。 J-Quantsの料金プラン J-Quants DataCube：日本で唯一、個人が安価に簡単にティックデータ（歩み値）を手に入れられるデータベース。日本で信頼できる分足・時間足データをデータで得ようとするなら、ここでティックデータを集めて、それを加工するしかないはず（他にあったら教えてくれ）。 TradingView：言わずと知れた、神。説明については先駆者が多いのと仕様が変わりがちなので詳しくは調べて。 yfinanceライブラリ：Pythonのライブラリ。説明については先駆者が多いのと仕様が変わりがちなので詳しくは調べて。 東証上場会社情報サービス：IR他のデータベース。 3．集められた材料で自分のトレーディングスタイルをシステムとして再現する まず、トレーディングシステムを組むなら「チャートを読んでたら／IRを読んでたら「第六感」が働いて「買おう！」と決めた」みたいなのは不可能です。\n「第六感」を指標にするために数値化・言語化するところから始まる。\n例えば：チャートでは、「新高値」はシグナルにならないが、「新出来高」ならなる3。\n例えば：IRに出現するキーワードでは、「受注増」はシグナルにならないが、「専門性」ならなる4。\n第六感を指標として数値化できたら、あとはガチャガチャと手を動かしてシステムを組んで下さい。いまはClaude CodeとかGeminiとかAIがいい感じにしてくれるので。\n結局、指標の選び方が最大のポイントでしょうね。みんなが見てるＰＥＲとかＰＢＲとかは一生成果が出ないと思います。ロジックを立てて、ヘンな指標×ヘンな指標のシステムを作れるかでしょうね。\n私が傾聴に値すると思っている、ネットで活動する数少ない日本人投資家に「株おじさん」という方がいて、その方が清原達郎（キヨタツさん）5を引いて端的に述べていたので引用します。\nキヨタツさんの言うように「まだ多くの人が気付いていない指標」は可能性が無限大。\n株おじさんのnote「中長期の高騰株を探すインジケータ」\n誰も知らん、ヘンな指標のシステムを作れ。\n4．イベントスタディでシステムの成否を確かめる ここでの「イベントスタディ」って言葉の使い方が正しいのか私にはわからないんですが、Claudeはそう言ってるので、そう言います。\nイベントスタディ（Event Study）とは、企業に関連したイベント前後の株式の累積異常リターンの動きを検証することで、そのイベントの企業価値に与える影響や情報の効率性を検証する手法である。\nみずほ証券ファイナンス×一橋大学用語集\n要するに、システムがシグナルを発した後の株価の変動を検証するやつです。\nイベントスタディでプラスにならないシステムは、これを破棄します6。自分が「イケそう！」と信じていても、システムがそう評価しないなら、イケない。それがシステムなので。\n二つの異なる戦略のイベントスタディの結果 5．バックテストでシステムの成否を確かめる イベントスタディでプラスが出て、それで初めてバックテスト（時系列テスト）に進みます。税金とか手数料の処理とか、システムに組み込むの死ぬほどめんどくさいですが頑張ってください。AIが何とかしてくれる。トータルリターンに加え、ドローダウンとか、対日経225とかもいっしょに出力すると便利です。\n二つの異なる戦略を組み合わせたバックテストの結果 ここからがこのエントリの最大のポイントなのでよく読んでほしいんです。\nバックテストの結果を示す指標は無限にあります。トータルリターン、CAGR、DD、シャープレシオ、安定性……。私はシステムを組む過程で、このための様々な議論を追いました。賢いトレーダーが永遠に議論して、それでもなお結論が出ていない。\nこれが何を意味するのか。ここから先を言いたくて、このエントリを書きました。\nシステムで何を重要視するか、言い換えると、どんなシステムならルールを守って運用できるかを決めるのは自分自身です。自分自身しかあり得ない。他人からもらったシステムを運用できるはずがない。自分でシステムを評価し、自分でシステムをどう運用するか決断するしかない。\n6．システムを成文化する システムが決めた取引ルールを紙のノートに手書きでボールペンかマジックか万年筆かで書いておきましょう。後からルールを曲げることができないように。\n私はシグナルを出すアプリを作りましたが、そういう手もある。\n7．TIPS システムを作る前に、自分がどれだけ曖昧に取引していたかよくよく反省する。 データの前処理の出来が後の全ての工程の出来を決める。 イベントスタディの結果は良いのにバックテストの結果が悪くても凹まない。 シグナルの頻度が低すぎる／高すぎるとあるある。つまり、ポジション数が命ということ。 リターンの結果のバラツキが大きすぎるとあるある。つまり、ポジションサイズが命ということ。 異なる戦略を組み合わせた方がいい。 ロングの戦略／ショートの戦略、ベータ値の高い戦略／低い戦略、保有期間の長い戦略／短い戦略……。 基本的に手数料に負けるので、手数料は減らそう。 SBI証券、使おう！ 8．このブログを初めて読んだ人向けに、過去のエントリから引用 『バフェットとソロス勝利の投資学――最強の投資家に共通する２３の習慣』（マーク・ティアー） 株やる人は全員が読んだ方がいいです。\n私は（ブログで度々書いている通り）ウォーレン・バフェットが嫌いで、ジョージ・ソロス（伝説的なトレーダー）について知りたくて読みました。ソロスについての書籍で絶版ではないものって限られているので。\n結論から言えば、私はバフェットともソロスとも違うスタイルでトレードをしています。しかし、そのスタイルの原則（本書では「習慣」と呼ばれるが）は本書を参考にしております。私は今年の九月からトレードを中断して全くノーポジになって、トレードのための確固たるシステムを作っているんですが、中断に至った理由、システムを作った理由は本書から大いに影響を受けています。トレードのための原則が曖昧な状態でトレードをするべきではないし、逆に、原則が確立されたら貪欲にマーケットに打って出るべき。\n本書を読んだとしても即座に利益が出るわけではない。けれども、利益を出し続けるためには本書が言うところの「習慣」について考え続けなければならない。\nちなみに、株をやる人は本書を五冊目くらいに読んだ方が良くて、一冊目は絶対に『マーケットの魔術師　エッセンシャル版』（ジャック・D・シュワッガー）。二冊目には『なぜ株価は値上がるのか？』（矢口新）。\n『マーケットの魔術師　エッセンシャル版』では、『バフェットとソロス勝利の投資学』の「習慣」の実例が様々紹介されています。興味深いのは、どんな投資スタイルの投資家も、共通する習慣――規律を守ること――を第一原則として挙げていること。具体的な手法ではなく、心構えを知ってからマーケットに出るべきでしょう。\n『なぜ株価は値上がるのか？』は、マーケットが動くメカニズムを概観します。値動きのメカニズムには長期的な要因／短期的な要因があると説き、それぞれの要因のプレイヤーを投資家／投機家とさらに分類します。それぞれのプレイヤーは相手が不合理であると主張するのだけれど、そもそも不合理に基づく相互作用によって値動きが生まれているのだからその主張には意味がない。マーケットの構造を知ってからマーケットに出るべきでしょう。大局観を与えてくれる一冊です。\nバフェットとソロス勝利の投資学――最強の投資家に共通する２３の習慣\nマーク・ティアー\n広告Amazon.co.jp\nマーケットの魔術師　エッセンシャル版\nJack D. Schwager\n広告Amazon.co.jp\nなぜ株価は値上がるのか? 現代の錬金術師シリーズ\n矢口 新\n広告Amazon.co.jp\n私がシステムを組んだ動機 再現性の鬼になれ。【トレーディング／投資】箱庭療法記 （おわり）\n予め明言しておきますが「聖杯」のタネは割りません\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nただ、私としては、そこまで「複雑な」判断を「ルール化して」毎回の取引で行ってる個人投資家ってどれいくらいいますか？ってのもあるとも思ってて\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n五秒で考えた例なので、正しいかは知りません\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n五秒で考えた例なので、正しいかは知りません\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n私は清原達郎とは明確に異なるトレーディンスタイルなのだけれど、①流動性リスクの怖さ、②ヘンな変数を使う効果、を著している数少ない日本人投資家という点で好感を持っています\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nプラスにならなかったやつを私は「泥」と呼んでいます。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-01-04/","summary":"\u003cp\u003e私はトレーディングシステム「聖杯」を作っています（いました）。（少なくともバックテストの上では）自分で納得のいくものが出来たので、作り方のコツみたいなものを残しておこうと思います\u003csup id=\"fnref:1\"\u003e\u003ca href=\"#fn:1\" class=\"footnote-ref\" role=\"doc-noteref\"\u003e1\u003c/a\u003e\u003c/sup\u003e。\u003c/p\u003e","title":"トレーディングシステムの構築について"},{"content":"２０２６年第１四半期の目標を宣言します。\n１．趣味：新人賞に応募する。 ２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは４月の電撃大賞が目標です。\n２．健康：毎朝ラジオ体操第一を行い、エアロバイクを漕ぐ。 ２０２５年１０月からマンジャロでダイエットを始めたところ、脂肪と共に筋肉もみるみる落ちています。１２月に入ってからは目に見えて体力の減衰が感じられるほどになりました。身体に刺激を加えよう。\n３．仕事：週５回『英語のハノン　初級』のレッスンを行う。 新しい上司はアメリカ人でボディーランゲージも通用しないので、そろそろ年貢の納め時と思い、きちんと英語のスピーキング・リスニングのスキルを磨きます。アメリカ人にナメられないようにしよう。\n四半期に一度、これらの目標に対する達成度を評価し、必要に応じて見直します。\n次の見直しは２０２６年３月末です。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2026-01-01/","summary":"\u003cp\u003e２０２６年第１四半期の目標を宣言します。\u003c/p\u003e\n\u003ch2 id=\"１趣味新人賞に応募する\"\u003e１．趣味：新人賞に応募する。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e２０２５年に書いた小説（小学館ライトノベル大賞一次落ち）をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは４月の電撃大賞が目標です。\u003c/p\u003e","title":"２０２６年第１四半期の目標"},{"content":"よしざきです。\n２０２５年もいっぱい本を読みました。大体１００冊くらい読みました。\n内訳は、おおまかに小説２０冊、身体論１０冊、創作関係１０冊、トレーディング２５冊、その他一般書３５冊といった感です。\n以下の５部門でベストブックを選びました。ベストと言いながら複数選んでいる部門もあります。\n小説部門 一般書部門（創作） 一般書部門（仕事） 一般書部門（トレーディング） 来年こそ読了したい部門 小説部門 『平家物語　犬王の巻』（古川日出男） 私にとっての「文芸」って、これかもしれないです。\n文字を使って物語を紡ぐことの真髄を感じさせられました。文字を巧みに配置することで、視覚的に、読み手の読む速さをコントロールする。ひいては物語を読みながら情景を描く想像力を膨らませてくれる。また、音としての文字。物語の声が読み手に響く。\n物語の筋それ自体も凄まじく、「文芸」の力と合わせてダッバダバ泣きました。\nまあ、こうして私が御託を並べても仕方ないんで、読んで下さい。短いし。凄（すげ）っす。\n平家物語　犬王の巻 (河出文庫)\n古川日出男\n広告Amazon.co.jp\n『口訳　太平記　ラブ＆ピース』（町田康） 古川日出男の『平家物語　犬王の巻』って、文芸――文字で語る力強さだったんですが、他方、この町田康『口訳　太平記　ラブ＆ピース』って音で語る力強さなんですよね。\nこの『口訳　太平記　ラブ＆ピース』では、『太平記』の筋の中にスッと町田康の語りが挿入される。しかしその語りは筋を妨げることなく、むしろ流れを加速させる。そのドライブ感。押し流される気持ち良さ。\nそして、ラストシーン。最後の一ページで天を仰ぎました。一人の武士が小集団を率い、戦場から去るシーンで幕が下ります。読者たる我々は、その武士、小集団、そして後醍醐らがどうなったかを知っている。彼は敵に射られるのだが、神仏のご加護のおかげで傷一つ受けない。このご加護は、いわば代執行者としての象徴なんですよね。 この象徴、to be continued\u0026hellip;感の読後感が素晴らしい。\n口訳　太平記　ラブ＆ピース\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n一般書部門（創作） 『俺の文章修行』（町田康） すみません、小説に引き続き、また町田康です。\n私はライトノベル（ということにしている小説）を書いてて、そこではそこまで「文芸」とか「語り」とかって重視されない（らしい）んですが、私、本当はこういうやり方で小説を書きたい。物語があり、それを語るための声がある。そういうものを書きたい。\nはっきり言って、これを読んで実践できるやつは読まずともとっくに実践できてるし、「ほへ～」とか感心しながら読んでたやつ（要するに、おれ）は一生できない。だから、役に立つかは疑わしい。ただ、疑わしいからこそ繰り返し読める一冊になるし、座右の一冊になるだろう。\nよしざきのブログ記事\n私は実際にたまに手に取って読み直しています。そういう、何度も読むに値する一冊でした。\n町田康の『俺の文章修行』を語らせてくれ。箱庭療法記 俺の文章修行 (幻冬舎単行本)\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n一般書部門（仕事向け） 『サムスンは生き残れるか　逆境の韓国経済』（細川幸太郎） 私は仕事柄、会社では韓国のビジネスマンとお話をする機会が多々あります。そんな時に初手で相手の懐に飛び込めるか。飛び込む度胸が生死を分けます。で、その度胸ってやつは、結局、相手の文化をどれだけ知っているか、それを相手と自分の共通の話題として語れるかなんですよね。\n本書は私に度胸をくれたし、実際に三回助けてくれた。その意味で感謝のランクインです。\nただ、内容について言えば、こうもＨＢＭ（メモリ）が盛り上がっている今だとサムスンの業績については若干アウトオブデイト感がある可能性はある。可能性はあるが、本書が上梓された時期からサムスンの企業文化はそうは変わっていないだろうし、サムスンが韓国経済に与える影響も変わっていないだろう。\n韓国のビジネスマンと会話する機会のある方にはオススメです。\nサムスンは生き残れるか　逆境の韓国経済 (日本経済新聞出版)\n細川幸太郎\n広告Amazon.co.jp\n一般書部門（トレーディング） 『バフェットとソロス勝利の投資学――最強の投資家に共通する２３の習慣』（マーク・ティアー） 株やる人は全員が読んだ方がいいです。\n私は（ブログで度々書いている通り）ウォーレン・バフェットが嫌いで、ジョージ・ソロス（伝説的なトレーダー）について知りたくて読みました。ソロスについての書籍で絶版ではないものって限られているので。\n結論から言えば、私はバフェットともソロスとも違うスタイルでトレードをしています。しかし、そのスタイルの原則（本書では「習慣」と呼ばれるが）は本書を参考にしております。私は今年の九月からトレードを中断して全くノーポジになって、トレードのための確固たるシステムを作っているんですが、中断に至った理由、システムを作った理由は本書から大いに影響を受けています。トレードのための原則が曖昧な状態でトレードをするべきではないし、逆に、原則が確立されたら貪欲にマーケットに打って出るべき。\n本書を読んだとしても即座に利益が出るわけではない。けれども、利益を出し続けるためには本書が言うところの「習慣」について考え続けなければならない。\nちなみに、株をやる人は本書を五冊目くらいに読んだ方が良くて、一冊目は絶対に『マーケットの魔術師　エッセンシャル版』（ジャック・D・シュワッガー）。二冊目には『なぜ株価は値上がるのか？』（矢口新）。\n『マーケットの魔術師　エッセンシャル版』では、『バフェットとソロス勝利の投資学』の「習慣」の実例が様々紹介されています。興味深いのは、どんな投資スタイルの投資家も、共通する習慣――規律を守ること――を第一原則として挙げていること。具体的な手法ではなく、心構えを知ってからマーケットに出るべきでしょう。\n『なぜ株価は値上がるのか？』は、マーケットが動くメカニズムを概観します。値動きのメカニズムには長期的な要因／短期的な要因があると説き、それぞれの要因のプレイヤーを投資家／投機家とさらに分類します。それぞれのプレイヤーは相手が不合理であると主張するのだけれど、そもそも不合理に基づく相互作用によって値動きが生まれているのだからその主張には意味がない。マーケットの構造を知ってからマーケットに出るべきでしょう。大局観を与えてくれる一冊です。\nバフェットとソロス勝利の投資学――最強の投資家に共通する２３の習慣\nマーク・ティアー\n広告Amazon.co.jp\nマーケットの魔術師　エッセンシャル版\nJack D. Schwager\n広告Amazon.co.jp\nなぜ株価は値上がるのか? 現代の錬金術師シリーズ\n矢口 新\n広告Amazon.co.jp\n来年こそ読了したい部門 『告白』（町田康） こんだけ町田康にハマってるんだから、代表作をいい加減に読みましょう。途中まで読んだものの、その後かなり間が空いたから頭から読まなきゃです。\n告白 (中公文庫)\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n『平家物語』（古川日出男） ちょっとずつ、ちょっとずつ読み進めております。\n平家物語 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集\n広告Amazon.co.jp\n『１１／２２／６３』（スティーヴン・キング） 上中下巻のうち、上巻だけ読んだ後にドナルド・トランプがアメリカ合衆国の大統領に就任し、本書の「アメリカ合衆国の大統領が暗殺されなかった世界は、暗殺された世界よりも良い世界になっているはずだ」というビジョンにどうしてもノれなくなってしまいました。ただ、間違いなく面白い。気持ちが追いついたら読みたい。\n11/22/63（上） (文春文庫)\nスティーヴン・キング\n広告Amazon.co.jp\nまとめ 総じて、２０２５年は小説が少なかったという印象が拭えないですね。トレーディングに関する本を読みすぎた感があります。\n２０２６年はもうちょっと小説、しかも骨太なやつをしっかり読んでいきたいですね。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-31-2/","summary":"\u003cp\u003eよしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e２０２５年もいっぱい本を読みました。大体１００冊くらい読みました。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e内訳は、おおまかに小説２０冊、身体論１０冊、創作関係１０冊、トレーディング２５冊、その他一般書３５冊といった感です。\u003c/p\u003e","title":"２０２５年読んで良かった本"},{"content":"よしざきです。\n2025年もぎょうさん買い物しましたので、買って良かったアイテムを紹介します。読んで良かった本と聴いて良かった音楽は別のエントリで紹介します。\n気持ちがアガった部門 茶器 ペン 暮らしが便利になった部門 食洗機 スマートスピーカー＆ダクトレール 8.4インチタブレット 気持ちがアガった部門 茶器 2024年の年末から2025年の年始にかけて台湾を一人旅しておりました。目的は茶器探し。\n陶磁器の街「鶯歌（イングー）」をブラブラしていた時に見つけたのがこの蓋碗。白地に鮮やかなグリーンと、綺麗なゴールドのライン。一目惚れでした。ティーソーサーにホールが空いているのもなかなか面白い。たしか、個人工房の作品じゃなかったかな。暇な休日は、部屋でこれで茶を淹れ、天井から吊るしたスマートスピーカー（後述）でジャズを流しながら読書をし、想像上の「老後」をやっております。\n蓋碗 ペン 2025年4月から十年日記を付けております。そこで使っているのがこの三菱鉛筆 uniball ZENTO Sigunitureモデル。\nペンと十年日記 良いペンを使うとシンプルに気持ちがアガる。書き心地が滑らかなのは言うに及ばず、個人的に好ましいと思っているのはこのキャップ式のコンセプト。\nマグネット式キャップを軸本体からカチリと引き抜く瞬間は、「かく」に向きあう前のひと呼吸。\nキャップを逆に挿すとき、やわらかい書き心地を最大限味わうためのカタチが完成されます。\n（三菱鉛筆公式サイト）\nキャップを外した時の「抜刀」感っていうんですかね。「これから書くぞ」ってテンションを作ってくれます。この抜刀の心地よさ、日記を書く楽しさの何割かを占めています。\nただ、このモデルは本当に品薄で、私は一回しか実店舗で見かけたことないです。三鉛筆は、この数年はプレミア感のあるモデルでの商売をやっているように思いますが、明らかに供給が追いついてないですね。文具売り場でこのモデルの「品切れ」のポップを見る度に、三菱鉛筆あかんなあ、と感じています。\n暮らしが便利になった部門 食洗機 暮らしの崩壊はシンクからやってきます。洗われないまま溜まった食器は、次の食器を洗う気力を削ぎ、あとは雪だるま式に全てが崩壊します。黙って食洗機を買え！！！　ということで、Panasonic「SOLOTA」を導入しました。\n食洗機 つらいときでも食洗機にポイポイすればあとは食洗機さまがなんとかしてくれる……この心強さを得たらもう二度とこれなしの生活には戻れないです。私は一人暮らしなので一人サイズを買いましたが、同居人数に応じて買えばよろしいと思います。\nスマートスピーカー＆ダクトレール 私は部屋のオートメーション化を推し進めておりまして、声で部屋のオブジェクト（ライト、エアコン、カーテン、サーキュレーター……）を操作しています。その要石になるのがこのダクトレールに吊るされたAmazon Echo1。\n机とかに置くとけっこう邪魔なんですが天井に吊るしておけば場所も取らないし、天井のスピーカーから音楽を鳴らすと部屋がカフェになるのでウケます。\n吊るされたEcho 8.4インチタブレット 私、入浴しながら読書するのが趣味なんですよね。風呂読書用の端末選びって難しくて、①デカすぎない（デカいと持ちにくいので）、②高価すぎない（風呂で端末が死んだときに泣きたくないので）、③ヘボすぎない（読書のためのhontoアプリって意外とスペックを要求するので）の3つが求められる。それに加えて、ガジェット選びの観点からは個人的には④OSはAndroid、⑤台数が出ている、も加えたくて。\n本当は7インチくらいでいいのだが、いまの市場って7インチタブレットが存在しないので、妥協の8インチ。その他諸々のバランスを勘案して、HEADWOLFのFPad 7 Proが選ばれました2。読書用の端末として一切の不満がないのですごい。\nFPad 7 Proとペン 2026年も気持ちを上げ、生活を便利にしていきましょう。\n（おわり）\nこの第4世代はディスコンになりました。新しい世代を吊るせるかは知りません\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nFpad 7 Proはディスコンになり、7無印しかもうないようです。ストレージサイズが512GBか256GBかの違いしかないので7無印でええと思います\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-31/","summary":"\u003cp\u003eよしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e2025年もぎょうさん買い物しましたので、買って良かったアイテムを紹介します。読んで良かった本と聴いて良かった音楽は別のエントリで紹介します。\u003c/p\u003e","title":"２０２５年ベストバイ"},{"content":"２０２５年の目標に対するフィードバックを行います。\n趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n➡○目標達成。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n➡×５月に両親の還暦祝いの家族写真を撮るために必死に８３キロまで落としたが、その後スタート地点の８８キロまでリバウンド。マンジャロの力を借りて８３キロまで再び戻した。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n➡×６月～９月が酷かったが、最終的には落ち着いた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n➡△ぼちぼち抑えられたんじゃないでしょうか。どうしても紙の本しかない仕事の本があるとね……。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n➡○教科書を１冊やり切りました。開発者の言葉がわかるようになりました。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n➡×途中までやってたんだけどねえ……。 四半期に一度のペースでこれらの目標の反省・見直しを行います。\n➡というか、見直しをしなかったのが最大の反省（反省し、２０２６年は第１四半期の目標として設定しました）。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-31-3/","summary":"\u003cp\u003e２０２５年の目標に対するフィードバックを行います。\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡○目標達成。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡×５月に両親の還暦祝いの家族写真を撮るために必死に８３キロまで落としたが、その後スタート地点の８８キロまでリバウンド。マンジャロの力を借りて８３キロまで再び戻した。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡×６月～９月が酷かったが、最終的には落ち着いた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡△ぼちぼち抑えられたんじゃないでしょうか。どうしても紙の本しかない仕事の本があるとね……。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡○教科書を１冊やり切りました。開発者の言葉がわかるようになりました。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e➡×途中までやってたんだけどねえ……。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e四半期に一度のペースでこれらの目標の反省・見直しを行います。\u003c/p\u003e","title":"２０２５年の目標に対するフィードバック"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年１２月度の本の感想（１３冊）（年間累計１０６冊） ２０２５年１２月度のジャズの感想（１枚）（年間累計９１枚） 1. ２０２５年目標に対する進捗 フィードバック記事参照。\n２０２５年の目標に対するフィードバック箱庭療法記 2．雑記\n１１月月報が１２月半ばの公開だったため、実質２週間。\n１１月末から目ん玉ギンギンにして作っていたトレーディングシステム「聖杯」を無事に稼働させることができました（させました）。聖杯のためのトレーディング関係の本を大量に読んでいたのが１２月、というまとめ方になるでしょう。\nＳＢＩ証券アプリと聖杯アプリ 聖杯の稼働により、一日のトレーディング活動は、聖杯が出すアラートを十五分足らずでチェックするだけになります（そして、たまに出すアラートに従って三分で売買の指示を出すだけ）。また、聖杯を実際に動かしてみて二日ですが、売買のルールが完全に自分から外部化されていると日中の値動きにアテンションが引き摺られなくなって本当に気楽。判断をするのは私ではなく聖杯なので（正しく言えば、聖杯を組んだ時点での過去の私だが）。\nまとめると、聖杯が完成を迎えたことにより、可処分時間・可処分アテンションが一気に増えます。２０２５年にはトレーディングで浪費していた可処分時間・可処分アテンションを、２０２６年にはもっと価値あるアクティビティに割り当てていきたい。\nトレーディングより価値あるアクティビティを――それが２０２６年のモットーになります。\n１２月度の一冊は『物価とは何か？』（渡辺努）。久しぶりにきちんと頭を使う読書をできて良かったです。本書で紹介されておいた、経済学者のハーバート・サイモンが１９７１年に記した言葉に唸りました。\n情報は何かを消費する。それは情報の受け手の関心（Attention）だ。\nハーバート・サイモン\nアテンションエコノミーについて想いを馳せる昨今（そして、アテンションの渦から逃れたくてＸ、Ｆａｃｅｂｏｏｋ、Ｉｎｓｔａｇｒａｍを止めた２０２５年）。五十年前の言葉ながら、情報の洪水が人々を飲み込み、アテンションの奪い合いが激化する２０２０年代を予言するような一言。非常に含蓄がありました。\n一枚は（一枚しか聴いてないけど）『Here\u0026rsquo;s Lee Morgan』（Lee Morgan）。ハードバップは最高。\n３. ２０２５年１２月度の本の感想（１３冊）（年間１０６冊） ①『1日わずか30分の作業ですむ株式自動売買戦略』（ローレンス・ベンスドープ） 事前に決めた客観的なルールに従って粛々とトレードを実行するということ。本書はテクニカルだけを用いてルールベースでトレードするためにファンダメンタルズを「主観的」と断じているが、私見だが、ファンダメンタルズも（何らかの形で）ルールに組み込むことは可能だと思う。\nさておき。\nトレード戦略はトレーダー本人の信念にフィットしたものであるべきという主張、この数週間のバックテストの中で様々な結果を見、納得した。少なからずリターンを得られるトレード戦略でバックテストを行っていると、リターンのより大きいトレード戦略を発見することもある。ただし、リスクもそれだけ大きい。リスクをどれだけ自分が許容できるかを考えながら（自分だけの！）最適解を探っていくことが上達への近道だろう。\n本書の技術的な肝であるところの「互いに相関の無い複数（または逆相関の）のトレード戦略を組み合わせることでリターンを大きくできる」というアイデアは、なるほど言われれば確かにだが、自分だけでは気付けなかった。今の私の資産サイズは、複数のトレード戦略を組み合わせるには小さすぎるため、とりあえず頭の片隅に置いておこう。\n②『コナーズの短期売買入門　トレーディングの非常識なエッジと必勝テクニック』（ローレンス・Ａ・コナーズ） システムトレーディングの手札を増やすために。私は基本的に①短期的なモメンタムを使った手法と②長期的なトレンドを使った手法を組み合わせてシステムを構築しており、つまり「勝ち馬が最高速度に達した瞬間に乗る」戦略。これに対して、本書は、「勝ち馬がスピードを落とした瞬間に乗る」手法。\n本書では、トレーディング業界（投資業界）の「常識」に疑問を投げかけ、反証していくのだが、面白いと感じたのは「常識」の違い。本書は、いわゆる平均回帰に基づいた手法であって、その観点からだと私（モメンタム）側の常識は非常識とされる。私（モメンタム）側からの観点からだと、本書（平均回帰）の常識は非常識である。要するに、お互いが自分にとって都合の良いように自分の手法を紹介しているのである。\nしかし、傾聴に値すると感じたのは、平均回帰側の本書であってさえ、長期のトレンドを最重視していた点。長期のトレンドに乗る。これが大前提らしい。\n③『高勝率システムの考え方と作り方と検証』（ローレンス・Ａ・コナーズ） 同著者の『コナーズの短期売買入門　トレーディングの非常識なエッジと必勝テクニック』よりも深くてよかった。押し目買いの戦略は私もいまから検証してみます。\n④『全天候型トレーダー　バイ・アンド・ホールドの呪縛を解き放つ戦略』（トム・バッソ） バイ・アンド・ホールドが（人々がそう信じているよりも）ハイリスクであることを数字を用いて示す。「全天候型」とは、適切に分散されたポートフォリオのことであり、株、ETF、先物、債券、商品、買いポジション、売りポジション……、互いに相関しないポジションを取って、リスクの小さい、快適に過ごせるポートフォリオを指す。\n私のトレーディングシステム「聖杯」は、株・買いポジションの二つの戦略のミックスなのだが、株・売りポジションまたは先物を追加することで、よりベターなシステムになるのだろう。そろそろ怖がらずに、「売り」「先物」とやらを勉強した方がいいのかもしれない。\n⑤『アルゴトレード完全攻略への「近道」　より良いトレードシステムを効率的に開発するテクニック』（ケビン・Ｊ・ダービー） 本書のメッセージは「アイデアは検証せよ」に尽きる。そしてそれは、工学系のバックボーンのある人にとっては当たり前過ぎるので、あんまり本書は役に立たなかった。\n⑥『株式投資のテクニカル分析補完計画』（マイク・Ｂ・シロスキー） 「株を買うということは、無リスクの現金を、それよりもずっとリスクが高いが利益を生む可能性がある資産と交換することである」\nバカ難しかった。\n以下、メモ。\nBBI（ブルベア指数）：USのみの指標\nGPI（勝率指数）：上昇日/下落日\nRSI（勝利指数）：ネット参照\nアルーンオシレーター：アルーン・アップ/アルーン・ダウン\nボラタリティが低いと上がり、高いと下がる\n→25日ストキャスティックスでTRと価格をチャートにする\n価格出来高指数（PVI）：(価格/出来高)/(1+価格/出来高)→50周辺で上下する。ピアソンの相関係数に先行して下げを示す\nボラティリティ→株価と逆相関\n年率：TR(25)の中央値/25日の株価の中央値root(256)\n【簡単なフィルタリング】\n25日のアルーン・アップとアルーン・ダウンの差が20以上\n25日のRSIが60以上\n25日の価格変動の線形回帰/標準偏差が1以上\n↓\n・アルーン・アップのランキング\n・ブルベア指数の高いランキング\n・R(25)の中央値/25日の株価の中央値root(256)のランキングでボラタリティの低い順\n⑦『オニールの空売り練習帖』（ウィリアム・J・オニール） ショート戦略について考えるために。うーん、「アート」って感じだ。私は元々オニールとミネルヴィニの本から本格的にトレードについて考えるようになったのだが、システムについて考える今読み直すと、成功例として示されたチャートの裏にはどれくらいの失敗があるんだろう？と気になってしまった。が、それはそれとしてアイデアはあった。試してみよう。しかし、「アート」を統計で扱おう、がコンセプトなので、それを知っておくのは大事なのだ。\n⑧『私とは何か　「個人」から「分人」へ』（平野啓一郎） コミュニケーション論として読みました。\n私はデジタルネイティブなのでネット経由で知り合った人とよく会うのだが、というか、頻度で言えば学友よりも多いのだが、そこでは本名ではなくハンドルネームを名乗っている。それは別に本名を隠したいからではなく、そうすることで私のネット用の分人が起動しやすくなるという側面はあろうな、と思った。テキストベースの分人がいて、本名を明かさないけど顔は明かす分人がいて、本名も明かす……とレイヤーがある。\n平野自身が前書きに書いていた通り、「分人」という概念自体は従来よりあった考えに名付けを行ったものである。自分の中にもあったもののボンヤリしていた考えが整理されると気持ち良いですね。\n⑨『高勝率トレード学のススメ』（マーセル・リンク） 基礎は頷けるところありつつ、古いし、別の本で十分かな。\n⑩『ストーリーが世界を滅ぼす』（ジョナサン・ゴットシャル） 途中で投げました。題材に反してストーリーに頼り過ぎ（一般的なポピュラーサイエンス本よりもストーリー過多）。\n⑪『脳の外で考える』（アニー・マーフィ・ポール） エピソード集に留まっていた印象。それぞれはなるほど興味深いが、ブログを延々と読まされている感がして、最後まで読めなかった。\n⑫『世界の７大投資家』（桑原晃弥） 薄い。\n⑬『物価とは何か？』（渡辺努） 物価とは「蚊柱」のようなものである――それぞれの商品の価格の集団が総体として「物価」を成す。そんな比喩から入り、その蚊柱の方向（物価のインフレ／デフレ）がどのように予測されてきたか、蚊柱の誘導（インフレ／デフレの誘導）がどのように行われてきたか、それらを経済学者はどのように理論立てて政治へと反映してきたか……。疑問をひとつも余すことなく解説してくれました。\nインフレが過剰に進みつつある2025年。本年の読み納めが本書で良かったです。\n4. ２０２５年１１月度のジャズの感想（１枚）（年間９１枚） ①『Here\u0026rsquo;s Lee Morgan』（Lee Morgan） リー・モーガンのトランペットって特徴的で、そのサウンドを追う楽しさがありますよね。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-31-4/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１２月度の本の感想（１３冊）（年間累計１０６冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１２月度のジャズの感想（１枚）（年間累計９１枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-２０２５年目標に対する進捗\"\u003e1. ２０２５年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003eフィードバック記事参照。\u003c/p\u003e","title":"2025年12月度月報"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年１１月度の本の感想（１２冊）（年間累計９３冊） ２０２５年１１月度のジャズの感想（８枚）（年間累計９０枚） 1. ２０２５年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。➡達成！\n健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\nジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→○マンジャロやべっす。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→○マンジャロパワーを借り、間食が全くなくなりました。 生活：紙の本を減らす。\n紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→△４冊。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\n社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○積極的に教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×まったくやってない。 2. 雑記 まずは９月末に提出した小学館ライトノベル大賞の結果ですね。一次落ちでした。ちーん。で、１０月度月報で報告した転職活動の結果ですね。お祈りされました。ちーん。仕事が半焼したり、ストレス解消にトレーディングシステム組んでたら露骨に寝不足になったり。\nそういうこともある。\nジャズをいっぱい聴けたのが数少ないプラスかな。トレーディングシステムは別立てでエントリを書きました。これは結果を出せました。\n１１月は全体的に低調な一ヶ月でした。低調だったので１２月半ばまで月報が遅れました。\nそういうこともある。\n１１月度の一冊は強いて挙げるなら『言語化するための小説思考』（小川哲）。事前の期待とは違ったのだけれど、読書体験としては面白かったです。\n一枚は『Scenery』（福居良）。アルバムの完成度には欠けるけれど「Early Summer」だけは聴いてほしいです。\nトレーディング １２月に入ってからですが、目ン玉ギンギンにしてトレーディングシステム「聖杯」を作ってました。来年から使います。\n最新の「聖杯」のバックテストの結果 再現性の鬼になれ。【トレーディング／投資】箱庭療法記 新人賞 そろそろフラットな目を取り戻したはずなので、まずは応募原稿をゆっくり読み直したい。\nガガガ一次落ち！箱庭療法記 ３. ２０２５年１１月度の本の感想（１２冊）（年間９３冊） ①『会話の0.2秒を言語学する』（水野太貴） 会話、言語活動が相対化されて、頭が柔らかくなりました。自分たちが当たり前だと思っている会話ってやつはそうではなく、奇跡的な能力らしい。途中、吃音の話題が出たのだが、私は幼い頃はメチャクチャに噛んでいたが、長じてからは頻度が減った。これはもしかして（本書で紹介されていた通り）発話に使う語彙が自ずと工夫、喋りやすいように選択されるようになったからかもしれない。面白かったです。\n②『カードゲームで本当に強くなる考え方』（茂里憲之） 生き方論ですね、これ。私はカードゲームをやらないので、ボードゲームやソロプレイ用のデッキ構築ゲームに当てはめて読みました。\nいくつか論点をピックアップすると、\n「勝つためには「敗者のゲーム」から「勝者のゲーム」にステージを上げる（相手のミスを待つのではなく、積極的に勝ちを狙いに行く）」\n「ゲームは期待値通りに収束しない（ゲームには無数の選択肢による条件付き確率と分散があるので）」\n「ゲームの終局から逆算してゲームメイクを逆算する（逆算の際に根拠の朧気な選択肢は弱い）」\n「自分の仮説を持ち、磨いてデッキを作る（ゲームに勝つためには根拠が要り、それは仮説を磨くことで得られる）」\nあたり。\nこうしてピックアップされた論点って、いわゆる働き方論とか平たく言えば自己啓発本なんですよね。カードゲームの体裁を装っているけれど。\n私は初見のボードゲームを人よりも強く遊べる自信があるんだけど、それはたぶんゲームメイクの逆算が好きだからだな、とか、それって俺の人生そのものだな、とか。あと、人より「大胆な」選択を取ることが多くて、（生来の性格もあれど）歪だったとしても自分にしか作れないデッキを作るのが好きなんですよね。\n③『さよならジャバウォック』（伊坂幸太郎） 伊坂幸太郎の小説のテーマには、ずうっと「人類の悪意／善意の葛藤」があると思ってて、そのどちらか一方がもう片方に反転する恐ろしさであるとか喜びであるとかを書こうとしているのだと私は思っているのだけれど、それをメインテーマに据えた時の伊坂はキレが減じられているように感じる。メインテーマに振り回されるというか。『あるキング』とか『モダンタイムス』とかね。力む、というか。メインテーマを台詞で語らせてしまう。いや、それくらい噛み砕いてまで伝えたいことなんだろうし、台詞でもわかる程度に噛み砕ける力があるからこそ、売れっ子なんだ、というのも理解できる。ただ、アジテーション的な小説になるんですよね。\n私の中でのベスト伊坂が『砂漠』なので、むしろ、例外的な小説を好きになってしまった感もなきにしもあらず（いや『アヒルと鴨のコインロッカー』とか『チルドレン』とか、そういうテイストのはいくつかあったんだけどね）。\n④『Pythonで始めるMCP開発入門』（李碩根、からあげ、渡邊拓夢） Claudeを使い倒すのにMCPに関する知識もいるかと思い読みました（ご恵投頂きました。ありがとうございます）。\nこれまでのClaudeとのやりとりはやりたいことベースだったゆえ、その場しのぎ的に策を出してもらうことが多かったのですが、本書はMCPをルールベースで教えてくれる。次にMCPサーバーを作る時に参照します。\n⑤『締切と闘え！』（島本和彦） 良い意味で「ちくまプリマー」らしい一冊だった。島本和彦がなんのてらいもなく「がんばれ！！！」と叫ぶ。てらいのなさ、みたいなの、大事っすよ。\n⑥『新　失敗学　正解を作る技術』（畑村洋太郎） ギブ。「エリート組織」の失敗という観点が2020年代には現実に即してないと思われてならない。屏風から出してくれや。\n⑦『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2025年11月号特集「戦略を機能させる」』（ダイヤモンド社） 立ち読みしてから買うべきだった。「戦略」という言葉に惹かれて買ったが、もっと上層部に向けた本だった。\n⑧『忙しい人に読んでもらえる文章術』（トッド・ロジャース、ジェシカ・ラスキー＝フィンク） ・読み手の手間を減らし、\n・結論を先に出し、\n・less is more精神。\nまとめるとこれ。less is moreをくどいほど謳いながら、（本書の説得力を上げるためだけでしょう）エピソードが多用されていて、ダルい。\n⑨『アナロジー思考』（細谷功） 読みました。著者の細谷氏、ミスター構造といった感で呼吸はかなり合うのだが、本書の問題意識と私の読みたいことがズレていて、ん、と感じてる間に終わってしまった。別の本を立ち読みしてからあらためて読みます。\n⑩『言語化するための小説思考』（小川哲） （途中までの感想）\n本書は、小川哲が彼自身の小説思考をフレンドリーに読者に伝えようとするあまりに具体と抽象の行き来がスムーズ過ぎて、やや「手触り」が欠けている、と私は思う。手触りとは、ぎこちなさと読み替えてもいいです。そこに作家性というか、癖が出ると思ってて、それを楽しみに読んでるところはあるので。\n（その後の感想）\n「小説の見つけ方」の章が飛び抜けて味わい深く、検見川運動場の便所サンダルの話こそ読みたかった（小川哲という一人の人物の手触りなので）。\n私はたぶん本書を一種のエッセイとして読んでいて、他方で小川哲は一種の自己啓発書として書いていて、そこにギャップがあったのだが、この章はそのギャップがきれいにクリアされていたように感じる。小説を考え、書くにあたって、小川哲も苦しんでいるはずなので、その苦しみを見せて欲しい。\nところで「文体とは情報の順番である」という主張は（その是非はさておき）、極意になってて、「バッティングの極意とは来た球をタイミング良く打ち返すことである」くらい意味なくなっててウケました。\n⑪『冬期限定ボンボンショコラ事件』（米澤穂信） ついに〈小市民〉シリーズ読了です。\n足かけ半年以上かかったのかな。私自身はミステリの人じゃないのでキャラ読みしたんですが、なんと言っても、小佐内さんのファム・ファタール性やね。破滅を齎すガール像として、これは不世出なのではないでしょうか。メチャクチャに頭の切れるガール（ただし普段は牙を隠す）と一緒に活動し、あるいは距離を置いたり置かれたり、そうして最後に得難い信頼関係を結び直す、そういうパートナーシップに憧れないボーイはいないのでは。\n『冬期限定』について言えば、コンビニの防犯カメラのくだりにピンと来て（しまって）からはミステリの駆動力は弱まったものの、ラストの犯人追い詰めシーンはロケーションや時期などシチュエーションが光り、興奮しながら読めました。\n総合すると『秋期限定』のラストが一番好きかな。あれを言わせるために3巻を使い、あれを言わせたケジメで1巻。トータルバランスがありました。\nしかし、これ本当はハイティーン時代に読みたかったですね。\n⑫『荒木飛呂彦の新・漫画術　悪役の作り方』（荒木飛呂彦） 読みました。\n漫画家本人による創作術の本ということで、先日の島本和彦からの流れで。漫画術の本なので、漫画家でもなければ漫画の熱心な読者でもない私は想定読者から外れていたかも。\n4. ２０２５年１１月度のジャズの感想（８枚）（年間９０枚） ①『The Freedom Rider』（Art Blakey） いいと思うんだけど、なんかちょっと私のテンションをアート・ブレイキー＆ザ・ジャズメッセンジャーズのサウンドに合わせるのに失敗した感がありますね。リー・モーガンのトランペットが良かったです。\n②『Standards Vol.1』（Keith Jarrett） ここしばらくハードバップの文法でスタンダード曲を聴いていたが、今回はキース・ジャレット率いるスタンダーズトリオ。同じ曲でも複雑さが全く異なる。例えばマイルス・デイヴィス・クインテットで聴き込んでいた「It Never Entered My Mind」はマイルスの歌うようなトランペットによる叙情性溢れるバラードだが、スタンダーズトリオでは音数が控えめで情景を想像させるような演奏。\nこのスタンダード曲の聞き比べの楽しさってジャズにはある。\n③『The Kicker』（Joe Henderson） リッチで華やかなスリーホーン（テナーサックス、トランペット、トロンボーン）で聴かせる。表題曲にしてスタンダード曲「The Kicker」がべらぼうに良い。セクステットながら、それぞれの楽器に聴かせるソロがある。なにげにピアノが相当いい仕事してる気がする。\n④『Scenery』（福居良） 硬質なサウンドのピアノトリオ。スタンダード曲は物足りないが、それを補ってあまりあるくらい「Early Summer」が傑出している。トリオの三人が同じ理想イメージを共有できた瞬間の曲だと想像する。終盤のドラムソロへの入り、出がまた良く、畳みかけるピアノにちょっと疲れてきたところで、ドラムのストイックなソロ。またあのピアノ聴きたいな……というちょうどのタイミングでトリオに戻る。奇跡みたいな曲だと思います。大絶賛。\n⑤『Pocket Change 2: Mad Currency』（Nate Smith） 私は先週からフィンガードラムを触り始めて、そのためにドラム（フィンガーじゃないやつ）のどこを叩いたらどんな音が鳴るかとかちょっと勉強したのだけれど、そういう耳で聴くと、ネイト・スミスの上手さって異次元。ドラムなのに音色がある。\n⑥『Speak Like a Child』（Herbie Hancock） ハービー・ハンコック（p）が率いるセクステット。特徴的なのは、ピアノ以外のソロがないことか。3人ものホーンセクションを抱えながら、彼らはアンサンブルに徹している。ハービー・ハンコックの感性が全面に押し出された一枚で、確かに『Mayden Voyage』とセットで聴くのが良さそう。（でも、私が一番好きなのは『Empyrean Isles』だな）\n⑦『Nancy Wilson/Cannonball Adderley』（Nancy Wilson, Cannonball Adderley） キャノンボール・アダレイ・クインテットの伴奏にボーカルはナンシー・ウィルソン。ジャズ喫茶で耳にして、ボーカルの甘い歌声が印象的だったので。キャノンボール・アダレイって、実はほとんど聴いてないかもしれない。\n⑧『Know What I Mean?』（Cannonball Adderley, Bill Evans） 「Walz for Debby」でサックスが入る瞬間、この曲の持つ世界が広がりましたね。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-14/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１１月度の本の感想（１２冊）（年間累計９３冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１１月度のジャズの感想（８枚）（年間累計９０枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-２０２５年目標に対する進捗\"\u003e1. ２０２５年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。➡達成！\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"2025年11月度月報"},{"content":"０．背景：再現性の鬼になれ。 みなさん、「高市トレード」で儲かってまっか？　私もちょっとだけ儲けさせて頂きました。\nで、気付いたんですよね。\n「高市のおかげで儲かった」って思いたくねえなって。「高市のせいで損した」って思ったらマジギレしそうになったし。\nおれ、高市嫌いやねん（政治家で一番嫌いやねん）。そういう感情のノイズのせいでトレーディングの精度が落ちているのを感じたので２０２５年９月半ばから１２月現在までノーポジです。ノーポジになるとどうなるかというと、儲からないんですよね。高市のせいで儲からないって、マジでムカつくなって。\nということで、今回の試みでは、政局と、感情と、トレーディングを切り分けようと知恵を絞りました。\n題して「再現性の鬼になれ　システムトレードプロジェクト」です。\n※２０２５年９月５日のエントリの続きで、当時から考えが変わったので新たなエントリを書きました。\nすべては損切りから始まる。【投資／トレーディング】箱庭療法記 １．目的：「業界分析」したくないが？ 私はもともと「業界分析」は好きでした。本業でも分析系の業務に携わっていることもあり、気になるセクターの様々な企業のＩＲやニュースを読み込み、自分なりの仮説を立て、将来予測を行うなどしていました。\nただ、実感としてこれが実リターンに寄与している感もありませんでした（普通にテクニカルだけでトレードした方がタイパ良くリターン出てた）し、なにより高市の一声でセクターが乱高下するのにウンザリしたので、やめました。\nトレーディングのための「業界分析」を完全にやめ、業界分析・ファンダメンタルズ分析を一切抜きにして安定したリターンを得るためのシステムを構築した、というのが今回の論旨になります。\nつまり、システムトレードのためのシステムを作りました、ということです。システムトレードとは、システムが出すアラートに従って（一切の裁量抜きに）トレードする戦略のことです。\n２．結論：システムトレードで勝てます。 バックテストの結果（年率リターン16%、最大ドローダウン11%） システムトレードだけで勝てます1。具体的なトレード手法は本エントリの趣旨から外れるため省きますが、前回のエントリにて紹介した私の手法をさらに機械向けに改良した手法です。\nこのシステムの何が優れているかと言うと、私がトレーディングを初めてからずっと使ってきた手法をベースにしたシステムであるという点なんですよね。言い換えると、このトレーディングシステムには私の「信念」が組み込まれている。だから、従える。従う自信がある。\nところで、トレーダー集団「タートルズ」ってご存じでしょうか？\nアメリカのトレーダー、リチャード・デニスらが「トレーディングの方法論を教えることは可能か」という仮説の検証のために立ち上げられた、いわばトレーダーの卵の集団なのですが、成功率・生存率は極めて低かったそうです。\n今回のトレーディングシステムの構築を経て、私はその成功率の低さをなんとなく理解できました。人は、ただ他人から教わっただけのシステム（信念）に身銭を預けられるほど強くないのではないか。強くない、というとネガティブに聞こえるけれど、他人の信念に全ベットできるのは狂気の沙汰なのではないか。\n自分の信念を確立せねば勝てないのではないか、という気付きがありました。\n３．実装方法：退屈なことはClaude Codeに任せよう。しかし……、 今回のトレーディングシステムの根幹の信念は私の内側（経験）にあったものですが、それを具体的なコードに起こす際には私は一つもコードを書きませんでした。退屈なことはClaude Codeに任せよう。Claude CodeにPythonでコーディングしてもらいました。\nしかし、自分の内側にないものは自分をひっくり返しても出てこない。今回はClaude Codeに手直しさせながらバックテストを回し、Optunaライブラリで最適パラメータを導出し、「聖杯」に辿り着くことができましたが、両方とも自分の内側にはありませんでした。\n今回のプロジェクトを友人に相談したところ、Claude CodeとOptunaライブラリを教えてもらいました。友人に感謝です。\nそれまでのブラウザ版のClaudeからコードを手作業でコピペして各種パラメータを手作業で入力するグリッドサーチで最適解を探そうとする石器時代のアプローチから、一気にモダンな分析環境を得ることができました。\n自分の内側にないものは外側から得るしかできない。\n知らないことは、知らないことすら知らない。当たり前のことながら改めて実感しました。\n４．信念のために：アプリも作りました。 「信念」が大事だと上述しましたが、私の信念の一つには「怠惰」があります（ネガティブな性質も込みで「信念」であると思います）。怠惰なので毎日パソコンでプログラム回して銘柄チェックとかめんどいし。だからアプリ作りました。毎日、決まった時間に勝手に動いて勝手に銘柄チェックして、勝手にトレード対象をリストアップしてくれる賢いヤツです。\n信念を実行し続けるための絶えざる仕組み作りがシステムをワークさせるために必須でしょう。これもClaude Codeが作ってくれたよ。\nアプリのメイン画面 アプリのサブ画面 信念を実行するために、感情、面倒くささ、その他あらゆる阻害要因を取り除く。そのための仕組み作り。\n５．まとめ：再現性の鬼になれ。 ２０２５年の日本ってトレーディングシステムを考えるためのいろんなデータが簡単に手に入るんですよね。特に、J-Quantsには大変にお世話になりました2。四本足データからファンダの指標まで何から何までAPIで提供してくれます。また、信念をデータを使って検証するのもAIを使えば瞬時にコーディング可能です。\nでも、自分のためだけのトレーディング戦略の源となる信念は自分の中にしかないし、自分で自分の信念に気付いていないことすらある。\nそして、信念を組み込んだトレーディング戦略を立てたとして、それを実環境で再現し、実行し続けるためにはそのための仕組みが要る。\n再現性の鬼になるためには、まずは信念があり、次いで信念を検証するためのデータがあり、実行させるための仕組みが最後にある。それら全てが揃って初めてワークするのではなかろうか。今回のトレーディングシステム作りでの最大の収穫でした。\n６．参考書籍 私はトレーディング本のオタクで、短期トレーディング、モメンタム投資、成長株投資に関係しそうな本はかなり読んでいるんですが、そのうち「これだけは！」というのを５冊。\nシステムを構築するための考え方について ①『ラリー・ウィリアムズの短期売買法【第2版】投資で生き残るための普遍の真理』（ラリー・ウィリアムズ） バックテストをやれ、死ぬほどやれ、と書いてあります。\nラリー・ウィリアムズの短期売買法【改定第2版】 (ウィザードブック)\nラリー・ウィリアムズ\n広告Amazon.co.jp\n②『伝説のトレーダー集団　タートル流投資の魔術』（カーティス・フェイス） 他者から与えられたシステムに身を委ねる難しさが書いてあります。だから自分で作るんだね。\n伝説のトレーダー集団　タートル流投資の魔術\nカーティス・フェイス\n広告Amazon.co.jp\n③『１日わずか３０分の作業ですむ株式自動売買戦略』（ローレンス・ベンスドープ） このエントリの「信念」という概念はここから借りました。\n1日わずか30分間の作業ですむ株式自動売買戦略 ──経済的自由をストレスフリーで手に入れる方法\nローレンス・ベンスドープ\n広告Amazon.co.jp\nシステムの基礎となったトレードのアイデアについて ④『株式トレード　基本と原則』（マーク・ミネルヴィニ） 詳細は前回のエントリ参照。私淑しています。とは言え、近年の氏のトレードってたぶん本書の時代からかなり更新されてるよね、という感があり、ほどほどにした方がいいと思います（氏のXアカウントを眺めてる感だとほとんどテクニカルでトレードしてると思う）。\n株式トレード 基本と原則\nマーク・ミネルヴィニ\n広告Amazon.co.jp\n⑤『成長株投資の神』（マーク・ミネルヴィニ） ミネルヴィニとその共鳴者たちのインタビュー集。頭が凝り固まった時に読みました。\n成長株投資の神 (ウィザードブックシリーズ)\nマーク・ミネルヴィニ\n広告Amazon.co.jp\nみんなも、本、読もう！\n（おわり）\nただし、システムに従えるなら！！！\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nJ-Quantsを教えてくれた友人にも感謝。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-08/","summary":"\u003ch2 id=\"０背景再現性の鬼になれ\"\u003e０．背景：再現性の鬼になれ。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003eみなさん、「高市トレード」で儲かってまっか？　私もちょっとだけ儲けさせて頂きました。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eで、気付いたんですよね。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e「高市のおかげで儲かった」って思いたくねえなって。「高市のせいで損した」って思ったらマジギレしそうになったし。\u003c/p\u003e","title":"再現性の鬼になれ。【トレーディング／投資】"},{"content":"\n無念。\n徹底的に直して、電撃に送ります。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-12-01/","summary":"\u003cp\u003e\u003cimg src=\"/posts/2025-12-01/20251201221057_hu_bb04214f9bbc119a.webp\"\n       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Mingusの『Pithecanthropus Erectus』 a.k.a. 『直立猿人』の面白さを感得できたことだと思います。それまで分からなかった音楽が分かると嬉しい。\n200枚聴くと趣味がわかりました。300枚～400枚くらいで、ジャンルの見取り図がぼんやり見えてくるんじゃないのかな。\nまずは次の300枚を目指していこう。\n以下、101枚目～200枚目のリスト。\nID アルバム リーダー 101 TOKYO \u0026lsquo;96 Keith Jarrett 102 Still Live Keith Jarrett 103 Lighter CRCK/LCKS 104 Planet Jazz Sonny Rollins 105 Concorde The Modern Jazz Qurtet 106 Face to Face Gary Burton 107 The Amazing Bud Powell Vol. 1 Bud Powell 108 BLACK RADIO III Robert Grasper 109 Reaching Fourth McCoy Tyner 110 GO Dexter Gordon 111 The Amazin Bud Powell Vol.2 Bud Powell 112 Undercurrent Bill Evans \u0026amp; Jim Hall 113 Bye Bye Blackbird John Coltrane 114 The Bill Evans Trio Live Bill Evans 115 Candy Chet Baker 116 Planet jazz Sonny Rollins 117 Still Live Keith Jarrett 118 Gerry Mulligan Quartet Gerry Mulligan 119 In Person Bobby Timmons 120 Indeed! Lee Morgan 121 Vol.5: The Sextet Lennie Niehaus 122 Future Shock Herbie Hancock 123 Tilt Barney Wilen 124 Three for All Phil Woods 125 My Name is Albert Ayler Albert Ayler 126 In Concert George Benson 127 Empyrean Isles Herbie Hancock 128 Magnificent! Barry Harris 129 Mode for Joe Joe Henderson 130 Shades Of Blue: Madlib Invades Blue Note Madlib 131 Star Dreams Glenn Zaleski 132 Moonlight in Vermont Johnny Smith 133 Circle Waltz Don Friedman 134 Plays Music Of Leonard Bernstein Marian McPartland 135 At the Pershing Ahmad Jamal 136 Overseas Tommy Flanagan 137 Cocktail for Three Georges Arvanitas 138 The New Groove: The Blue Note Remix Project Vol.1 Various Artists 139 Volume One The Cookers Quintet 140 Volume Two The Cookers Quintet 141 3 A.M. Georges Arvanitas 142 First Flight to Tokyo Art Blakey 143 Covered Robert Glasper 144 Art Blakey \u0026amp; The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet Art Blakey \u0026amp; The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet 145 The Art of the Trio Vol. 1 Brad Mehldau 146 Blues on Bach The Modern Jazz Quartet 147 The Art of the Trio Vol. 2: The Live at the Village Vanguard Brad Mehldau 148 Explorations Bill Evans 149 Trio 64 Bill Evans 150 A World of Piano! Phineas Newborn Jr. 151 Blue Note Party Robert Glasper他 152 Beyond the Bluebird Tommy Flanagan 153 Beyond the Bluebird Tommy Flanagan 154 At Shelley\u0026rsquo;s Manne-Hall Michel Legrand 155 Lazarus Kamasi Washington 156 Black Classical Music Yussef Dayes 157 Three Times Three Antonio Sanchez 158 Let Go Robert Grasper 159 Words Fall Short Joshua Redman 160 Ride into the Sun Brad Mehldau 161 It Doesn\u0026rsquo;t Mean A Thing If It Ain\u0026rsquo;t Got That Swing Manhattan Jazz Quintet 162 Lover Come Back To Me Manhattan Jazz Quintet 163 Lofty Fake Anagram Gary Burton 164 Live at Music Inn with Sonny Rollins The Modern Jazz Quartet 165 After Hours 山中千尋 166 Portrait of Bill Evans Eliane Elias, Dave Grusin, Herbie Hancock, Bob James, Brad Mehldau 167 STEAM ENGINE STEAM ENGINE 168 Positive Intensity Tommy Flanagan 169 Paris Jam Session Art Blakey 170 Code Derivation Robert Glasper 171 Ride into the Sun Brad Mehldau 172 LIVE-ACTION Nate Smith 173 V.S.O.P. Herbie Hancock 174 unfigured bzn trio 175 Eigengrau Vincent Meissner 176 My Funny Valentine Tommy Flanagan 177 Hard Champion Art Blakey 178 It\u0026rsquo;s Time! Jackie McLean 179 Out of the Afternoon Roy Haynes 180 Without Further Ado, Vol.1 Christian McBride 181 Head Hunters Herbie Hancock 182 Sound System Herbie Hancock 183 Clifford Brown and Max Roach Clifford Brown, Max Roach 184 Pocket Change Nate Smith 185 J.S. Bach Preludes and Fugues Vol.1 John Lewis 186 Jackie-ing, Live in Amsterdam May 1964 Thelonious Monk 187 Art Pepper Meets Rhythm Section Art Pepper 188 My Life Matters Johnathan Blake 189 Montreux \u0026lsquo;77 Ella Fitzgerald, Tommy Flanagan 190 Ella at Juan-Les-Pins Ella Fitzgerald, Tommy Flanagan 191 Volume 3 Lee Morgan 192 A Blowing Session Johnny Griffin 193 Moods VilleよりTommy Flanagan Trio Tommy Flanagan 194 Silver in Seattle - Live at The Penthouse Horace Silver 195 The Freedom Rider Art Blakey 196 Standards Vol.1 Keith Jarrett 197 The Kicker Art Blakey 198 Scenery 福居良 199 Pocket Change Nate Smith 200 Speak Like a Child Herbie Hancock ジャズを100枚聴くまでの記録はこちら。\n240923 ジャズ100枚聴いた。箱庭療法記 （おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-11-15/","summary":"\u003cp\u003e2023年11月からジャズをゼロから真面目に聴き始め、2025年11月15日に200枚に達しましたのでご報告致します。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eモダンジャズの名盤を追いつつ、現代ジャズも追いつつ、深いインプレッションを受けたミュージシャンについては他の音源も追いつつ、みたいな聴き方をしています。最初の100枚よりは「自分のジャズの趣味」というものが確立されてきた感もあります。\u003c/p\u003e","title":"ジャズ200枚聴いた。"},{"content":"前書き この三連休を使って恋愛シミュレーションゲーム『アマガミ』をプレイした。二〇一〇年、高校三年生の十七歳の夏に最後に遊んで、それ以来初めてだから、十五年ぶりということになる。恐ろしいことに、オギャアと生まれてから十七歳までの距離と、十七歳から三十三歳までの距離はほとんど変わらない。そういう時間スケールでの再プレイということになる。\nさて、恋愛ＳＬＧの目標は「特定の誰か一人と交際する」であるからして、その「誰か一人」を決めなければならない。三連休前の一週間、ウィークデーはずっと誰と交際するべきかを考えていた。\n私の人生とゲーム『アマガミ』 高校二年生の夏前にゲーム『アマガミ』を買ったとＡｍａｚｏｎには記録が残っていた。高校三年生の七月の終わりにゲーム『アマガミ』に封をすると共に、当時のＴｗｉｔｔｅｒアカウントの運用を止めた。したがって、一年にわたって遊んだことになる。高校生にとっての一年は長かった。私の高校生活とは、部活と勉強と『アマガミ』の三つから構成されるといっても過言ではない。\n私はもともと『アマガミ』を新谷良子氏を経由して知った（新谷氏は、私が当時聴いていたネットラジオ「さよなら絶望放送」のパーソナリティを務めていた）ので、彼女が声を当てる幼馴染み・桜井梨穂子が入口だった。\n二番目に仲良くなったのは、記憶は定かではないが、先輩・森島はるかだったはずだ。それから先はもう全く覚えていないが、悪友・棚町薫か仮面優等生・絢辻詞だろう。後輩二人にはあまり関心を持たなかった。\n最終的には、絢辻詞に熱を上げていた。\n再プレイで交際するのは、同学年の桜井梨穂子か、絢辻詞か、棚町薫か、この三人のうち誰かだろう、と早い段階で直感した。十五年ぶりか、と考えた。\n結論から言えば、棚町薫を選んだ。\n他の二人とも迷った。迷ったが、私の本名（≠よしざき）としての生き方、つまり、高校から大学から会社勤めから、を振り返った時に、三十三歳の私から見た時に、私の青春に一番いてほしくて、そして、一番縁遠かった人物像として、棚町薫を選んだ。\n私の人生には悪友はいなかった。これからもいないだろう。\nこの台詞よりいい台詞、ないです。 十五年ぶりに起動して 主人公氏、めっちゃ好意向けられてるやんけ、かなり動揺した。\n桜井梨穂子から彼への矢印は、彼女の部活で彼女から彼の話を聞かされていた先輩らに初対面の男子が彼であると確信させるほどの情緒を持っていた。棚町薫に至っては、登場シーンが「教室で彼の耳を甘噛み」である。彼女ら彼らの人間関係を俯瞰して見つめ直してみると、彼女らは明確に矢印を向けている、彼は中学三年生のクリスマスのトラウマが原因で明確にそれを拒んでいる。\n愛おしかった。健気に矢印を向ける彼女らと、頑なに拒む彼。そういえば、高校生の頃の視野ってこれくらい狭かったかもしれない。私はボンクラだったので、これよりもさらに狭かっただろうが。\n棚町薫の機微 棚町薫である。私は、彼女の持つ機微のことをなにひとつわかっていなかった。今回の再プレイを通して、いろんな発見があったけれど、一つだけ書き残しておくことにする。\n序盤のいわゆるフラグイベントでは、彼女が主人公との関係を悪友からもっと特別なものへと切り替えることを宣言する。この重要な宣言を経て、そのまさに次のイベントで棚町薫は「物理的に主人公ににじり寄る」ってアクションを起こすんだ。今ならその真意がわかる。物理的な距離の近さは、心の距離の近さだ。\n「あたしはアンタに近付くけど、アンタはどうすんの？」\n棚町薫の宣言に、私は動揺した。こんな真っ直ぐに感情をぶつけられたこと、なかった。そして、それをまたそうとは言わずに、直情的なアクションで示してしまう、言葉にはまだできない、そういうところに高校生なりの愛おしさを感じた。\n高校生の私はボンクラでボケナスでアホンダラだったので「ふ～ん、距離って物理的な距離だったんだ！（棚町さんって、面白い子！）」くらいにしか感じていなかった。そういうヤツには真っ直ぐに感情をぶつけても仕方ない。自業自得である。\n終えてみて 十五年ぶりに本作に触れてみて、自分の柔らかいところ、青春の甘さや苦さを思い出させてもらえたひとときだった。あの時の私って本当にボンクラのアホンダラやったなあ、とか、翻って彼女ら彼らって彼女ら彼らなりに全力で生きているんだなあとか。\nそういう彼女ら彼らの全力の青春をどこか遠くから眺め、私ってすっかり「大人の目線」になっちゃったね、という感じてしまった。\nだって、大人だからね。 そんな「大人の目線」になることが悪いとはぜんぜん思っていないけれど（だって紛うこと無き「大人」だからね）、今その瞬間の人間関係に全力の近視眼的な「子どもの目線」に戻れることって二度となくて。\n高校生の時にゲーム『アマガミ』と出会って以来、数こそやっていないものの、大学生の間は恋愛ＳＬＧのオタクで（そういう自認で）、会社に入ってからはそういう自認も薄れてしまったが、たまにやると素朴に感動する、という感もあり、他方で「大人の目線」になっちゃった今はベタに没入しきることもできないし、まあ、そういう時期は私の人生においてもう終わったんだね、と寂しさも覚えた。\nとは言え、このゲームに没頭するなか、ふと「子どもの目線」に戻ってしまう瞬間もあり、プレイしなかった十五年の間ずっと待ち望んでいたのってそんな「あわい」の瞬間だったのかもしれない。\n「じゃ、あたしの知ってたピリはまもなく死ぬのね？」\nリーは年下の女の肩に手をかけた。\n「いいえ、ちがうわ。これは、勝者も敗者もない、人格の再統合なのよ。いまにあなたにもわかる」\n「さようなら、ロビンソン・クルーソー」（ジョン・ヴァーリイ）\nさようなら、ロビンソン・クルーソー (〈八世界〉全短編2) (創元SF文庫)\nジョン・ヴァーリイ\n広告Amazon.co.jp\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-11-04/","summary":"\u003ch2 id=\"前書き\"\u003e前書き\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003eこの三連休を使って恋愛シミュレーションゲーム『アマガミ』をプレイした。二〇一〇年、高校三年生の十七歳の夏に最後に遊んで、それ以来初めてだから、十五年ぶりということになる。恐ろしいことに、オギャアと生まれてから十七歳までの距離と、十七歳から三十三歳までの距離はほとんど変わらない。そういう時間スケールでの再プレイということになる。\u003c/p\u003e","title":"ゲーム『アマガミ』を十五年ぶりに再プレイした。"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年１０月度の本の感想（３冊）（年間累計８１冊） ２０２５年１０月度のジャズの感想（１３枚）（年間累計８２枚） 1. ２０２５年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。➡達成！\n健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\nジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→○週２回くらいでエアロバイクを漕いでいます。また、マンジャロを導入しました。１ヶ月で３ｋｇ落ちました。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→○マンジャロパワーを借り、間食が全くなくなりました。 生活：紙の本を減らす。\n紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→×５冊。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\n社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→△ちょっとやりました。 2. 雑記 １０月度の一冊は『口訳　太平記　ラブ＆ピース』（町田康）。力強い語りが齎すグルーヴ感をとくと味わいました。おとぼけしているように見えてメチャクチャテクい。凄かったです。\n一枚は迷ったけど『Montreux \u0026lsquo;77』（Ella Fitzgerald, Tommy Flanagan）でした。今月は「おれってトミー・フラナガンのピアノが好きだな」って気付いた月でした。また、エラ・フィッツジェラルドのスキャットのスピード感にジャズを感じたり。\n小説は９月末に応募した（１２月に一次選考の結果発表）ので、まあ、やることないんですが、１０月末にふつふつと「次のやつ、考えたい！（≠考えなきゃ）」の気持ちが湧いて参りました。のんびりと考えていきたいです。\n健康については、巷で話題の「マンジャロ」（要するに、やせ薬）を導入してみました。最小の導入量２．５ｍｇなのに、食欲がスッと消えました。常に腹三分目くらいの満腹感があるというか、空腹、飢餓にならない。そうすると、１回の食事量が減るし、そもそも食事回数が減るし、間食をまったくやらなくなる。そりゃやせるわね。１ヶ月で３ｋｇやせました。\n１０月の過ごし方ですが、９月末には「享楽的に～」とか書いてましたが、なんか、仕事のせいで不思議と忙しない１ヶ月でしたね。出張の数と仕事の種類が多く、時間の限られた中でマルチタスクを倒さなければならないというか（その割に、成果らしい成果にもならない調整業務も多く）。\nまた、１０月が始まった頃には「月末のデカい会議を倒したらひと息つけるかな？」みたいな見通しを立てていたものの、１０月半ばにキャリアプランを見つめ直したところ転職を決意。一気に「戦いの輪廻」に引き戻されました。同業界の同職種で１社、チャレンジングな事業に取り組んでいる企業がありまして、そこで挑戦してみたいな、と。今回の転職に関しては、そこしか受けていない（ので、無間地獄に落ちることがない）し、落ちても失うものなし（現職を続ければいい）で、端的に、余裕がありますね。１０月半ばに書類を応募、翌週に書類通過！、これを書いている１１月頭の連休には面接の準備をして、一次面接、最終面接（一次の次が最終です）、そして内定と勝ち取っていきたいですね。１１月の月報ではその結果をお伝えできると思います。\n仕事はこれくらいにして、プライベートの話もしましょう。\n私はわりと食道楽的な側面、コダワリ行動的な側面があり、気に入った飲食店を見つけると足繁く通い、友人に広めがちです。しかし、ショッキングなニュースが２件飛び込んで参りました。そう、閉店ですね。\n１店目は「veggie tempo \u0026amp;Sushi」。私の中で「切り札」的な位置付けの、「野菜寿司」のお店。\n２時間にわたってコトコト炒めた「ネギの寿司」。エースでした。 １０月末に友人とフラッと遊びに行ったところ、寿司職人さんから「１１月末で閉めるんですよ」と知らされ、エッ！？？？？って。それから、泣きながら食べてました。ここの寿司って、ここだけのエンターテイメントで、ここなくなったら二度と食べられないんですよね。\n記録がてら、最後の感想をここに残しておきます。\n野菜のお寿司を出してくれるお店で、一貫目はシャリだけなんですが、この初手のシャリが口に広がる感覚をまず味わう。そのおかげで二貫目以降は広がるシャリとネタがどんな相互作用を起こしているのか、明瞭に感じられるんですよね。シャリが広がる、メインの野菜の旨味が広がる、最後にちょっとした触感の違いや香味が広がる。このインタラクションって、ここでしか食べられなかったんですよね。\n野菜を食べさせることにこだわり、動物性の油とタンパク質を使わないことを徹底。お野菜の旨味一本勝負。それでいて、じゃあ精進料理やヴィーガン料理的に抑圧されているかと言うと、全くその逆で、野菜の旨味を享楽的に味わえた。本当に悲しい。\n「もうこの寿司食べられないってことですか？！」って思わず尋ねてしまいました。そして、「そうです」と……。\n寿司職人さんと私 経営形態がよくわかっていないんですが、「\u0026amp;Sushi」はその寿司職人さんの夜の間借り的な感じだったのかな？　昼の部は（おそらくお店のオーナーで）これからも続くようです。これからはランチも行かせて頂きます。\nveggie tempoの昼の部のショップカード ２店目は「cafe emo. espresso」。マジか～～～～って感じです。\n１１月２３日（祝）に閉店。まだ間に合います。このエントリを読んだらすぐさま行って下さい。１０月３１日にインスタで告知があって、すぐさま１１月１日（今日）駆け付けたところ、超満員。これから休日はずっとこんな感じだと予想されます。平日に有休取って行って下さい。私はこれから平日に有休取って行きます。\nこのお店は、私が就職とともに２０１７年に関東に来たその年、友人から教えてもらったエスプレッソのお店。その後、関西に引っ越したり、関東に戻ったり、そういうあっち行ったりこっち行ったりの中でも、暇を見つけては行っていました。会社員生活における余暇の象徴、喫茶店の象徴だったんですよね。\ncafe emo. espresso エスプレッソはガツンと味わい深い。\nエスプレッソ 私が好きだったのはラテ・シェケラート。泡（エスプーマ）が柑橘の果汁で少しだけ香り付け、味付けされていて、丁寧な仕事の逸品でした。私の中で一番美味いラテ・シェケラート。\n他のエスプレッソ、ラテ・シェケラートを扱う喫茶店に入るとお手並み拝見的にラテ・シェケラートを頼んでいたのですが、これを上回る丁寧な一杯には出会ったことないです。オールタイムマイベスト。\nラテ・シェケラート 閉店までにあと２回行くことをマスターと約束したので、あと２回行きます。\n皆さんも、大切なお店には行けるときに行って下さい。永遠って、ないらしいです。\n３. ２０２５年１０月度の本の感想（３冊）（年間８１冊） ①『巴里マカロンの謎』（米澤穂信） 面白かった～。小佐内さんがかわいくてよかったです（各位の悪意が「小市民」なりの悪意という感あり、悪意と正義感の暴走した『秋期限定』からの箸休めになってくれました）。\n②『口訳　太平記　ラブ＆ピース』（町田康） 語ることそれ自体に備わるパワーですよね。\n王朝が二つに割れた経緯、混沌に対して、町田は語りによって道理を与える（読者に道理を見出させる）。そこに圧倒的な語りの力を感じました。\n本作はひとりの人物が小集団を率いて戦場から去るラストシーンで幕を閉じるのだが、読者たる我々は、彼ら、そして後醍醐らがどうなったかを知っている。様々な読みどころあったんですが、このラストシーンの脱出にすべて繋がっていたのかと唸った。\n彼は敵に射られるのだが、神仏のご加護のおかげで傷一つ受けない。神仏とチャネリングされた彼に齎されたご加護は、作中で延々と語られた、神=皇族、仏=僧の図式に基づくと、いわば代執行者としての証しなんですよね。\nこの象徴、また、to be continued\u0026hellip;感の読後感が素晴らしい。いや、本当に良かったです。\n③『週刊ダイヤモンド　5年後の業界地図』（ダイヤモンド社） 読みました。\n4. ２０２５年１０月度のジャズの感想（１３枚）（年間８２枚） ①『Clifford Brown and Max Roach』（Clifford Brown, Max Roach） Claude先生に私の好みだろうと勧められて。ホーン隊が高音域を自在に吹きつつ、ドラムがグッと前に出る瞬間がある。この役割交代を追いかけるのが楽しいですね。Claude先生曰く、私は高音域と低音域との分離感のあるジャズが好き、とのことだが、確かにそういう意味でピタリとハマった。\n②『Spirts of Rejoice』（Albert Ayler） この不安定な揺れるようなトランペットを味わえるようになりました。よく聴けば明瞭だ。\n③『Pocket Change』（Nate Smith） 全編ネイト・スミスによるドラムソロの一枚。圧巻の一言です。リズムがすごい。\n④『J.S. Bach Preludes and Fugues Vol.1』（John Lewis） ジャズミュージシャンのジョン・ルイスがバッハを弾いてみたシリーズ。たぶん上手いんだと思う。ただ、おれはジャズを聴くための耳／語るための言葉を得つつあっても、クラシックのためのは無いんだな、と思った。\n⑤『Jackie-ing, Live in Amsterdam May 1964』（Thelonious Monk） セロニアス・モンクってあまりきちんと通ってこなかったんですが、ピアノのサウンドに疎密差があって面白いと思った。たとえばビル・エヴァンスのサウンドって流麗に聞こえてくるけれど、セロニアス・モンクって引っかかりがある。\n⑥『Art Pepper Meets Rhythm Section』（Art Pepper） 名盤らしいですね。良い意味で驚きがない。あるべきところにあるべき音があるように感じる。\n⑦『My Life Matters』（Johnathan Blake） 気鋭のドラマーがブルーノートレコードから2025年にリリースした最新作。音の密度で聞かせる感じはとても現代的だが、音を出す手つき？は伝統的なジャズを感じる。ビブラフォンもいいね。\n⑧『Montreux \u0026lsquo;77』（Ella Fitzgerald, Tommy Flanagan） エラ・フィッツジェラルドが歌い、トミー・フラナガンが伴奏を務めたライブの音源。フィッツジェラルドの声域の広さは楽器のようだ。ビブラートがほとんどないのが特徴か。フラナガンのピアノも楽しませてもらって、豪華な歌ものってお得過ぎる。「Billie\u0026rsquo;s Bounce」のスキャットが凄まじい。\n⑨『Ella at Juan-Les-Pins』（Ella Fitzgerald, Tommy Flanagan） CD2枚組の2.5時間にわたるライブ盤。流石に長すぎてすべて集中して聴くには至らなかったのだけれど、歌モノの楽しみ、というよりも声の原始的な楽しみを感じました。\n今日Claudeに私のジャズの嗜好を読ませて「エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、ヘレン・メリルのどれが好きだろうか？」と尋ねてみたところ、「絶対にフィッツジェラルド」との回答を得た。正鵠を射ている。\n⑩『Volume 3』（Lee Morgan） ハードバップを感じたければこの1枚という感じだ。リー・モーガンのアーティキュレーションは彩り豊かで、テーマからソロへの移行が明瞭。アルバムとして聴いた時にもA面1曲目の「Hassan\u0026rsquo;s Dream」からA面最後の「I Remember Clifford」までストーリーがある。名盤です。\n⑪『A Blowing Session』（Johnny Griffin） ジョニー・グリフィンのトランペットの速吹きが凄まじいのだが1曲目「The Way You Look Tonight」の4ホーンがソロで競う演奏ですよね。ジョニー・グリフィン、ジョン・コルトレーン、ハンク・モブレー、リー・モーガン。リッチ過ぎる。\n⑫『Moods VilleよりTommy Flanagan Trio』（Tommy Flanagan） バーで流れるようなムーディーな一枚。ピアノのサウンドの粒が揃っており上手かった。ただ、アルバムとしては起伏に欠けていたか。\n⑬『Silver in Seattle - Live at The Penthouse』（Horace Silver） お手本のようなハードバップとブルージーな曲。各楽器のバランスに優れる。特に1曲目「The Kicker」のテーマとソロのセクションの明瞭さ。いや、いいもの聴かせてもらいました。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-11-01/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１０月度の本の感想（３冊）（年間累計８１冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年１０月度のジャズの感想（１３枚）（年間累計８２枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-２０２５年目標に対する進捗\"\u003e1. ２０２５年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。➡達成！\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"2025年10月度月報"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年９月度の本の感想（１冊）（年間累計７８冊） ２０２５年９月度のジャズの感想（１１枚）（年間累計６９枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。\n小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→９月２８日に応募を完了。ありがとうございました。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\nジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→○引っ越しに伴い、エアロバイクを導入。毎日５００ｋｃａｌ分漕いでいます。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→○引っ越しに伴い、心機一転。食べを止めました。 生活：紙の本を減らす。\n紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○３冊。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\n社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×ぜんぜんだめ。なお、これから１０月半ばに家族の通訳をやり、１０月末にグローバルな業務があるので１０月は英語をやる。 2. 雑記 ９月度の一冊は選出なし（１冊しか読まなかったため）。一枚は『Eigengrau』（Vincent Meissner）でした。ヴィンセント・マイスナーはＥＣＭレコードの若手なんですが、この一枚を経由したおかげでキース・ジャレットの『The Köln Concert』の聴き方がちょっと分かった気がします。\n小説をついに応募しました！出した今となっては「後は野となれ山となれ」しかないのですが、９月の直しはかなり小説の本質に手を加えられたと思っています。冒頭を洗練させてフックを強め、キャラの外見をさらに定義し、小説の舞台をキャッチーにしました。\nもうこれ以上、今の私ひとりでできることはないです。これ以上のレベルになるためには、編集者という特殊なアセットか、数週間～数ヶ月単位で期間を空けて「読み手モード」になった自分に読んでもらうしかない。そういう気持ちに到ったため、応募しました。\n応援してくださった皆々様、ありがとうございました。良い知らせをお伝えできたら。\n第20回小学館ライトノベル大賞に投稿しました。箱庭療法記 健康について、エアロバイクを買いました。買っただけではなく、きちんと毎日使っています。２５分２５０ｋｃａｌ×２セット＝５００ｋｃａｌ（１セットは家族との通話、もう１セットはアニメを観ながら）でやろうとしています。この月報を書いている１０月１日現在、４日続いています。\n１０月は仕事が忙しくなる雰囲気がありつつも、１年ぶりに原稿のない月なので享楽的になりたい。アニメを観たり小説を読んだりジャズを聴いたりしたいですね。今は『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』を観、〈小市民〉シリーズを読んでいます。気持ち良い～～～。\nジャズは、もしかして１２月にハービー・ハンコック、ネイト・スミスが出演するジャズフェス「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」に行けるかもしれないので、二人の音楽を十分に予習しておきたい。ハービー・ハンコックは活動期間が長いので、これまででも有名どころは押さえているとは言え、さらに手広く聴いておく必要があろう。ネイト・スミスはリーダー作はたぶん１枚だけかな。現代ジャズの人なのでいずれにせよ聴くことになった人ではあろう。他には、Claudeにジャズの感想を読ませたら興味深い知見が得られたのでブログ記事として共有したいかな。\n９月は体調を崩していましたが、それなりに進捗のあった月だったと総括できましょう。\n３. ２０２５年９月度の本の感想（１冊）（年間７８冊） ①『自分の中に毒を持て〈新装版〉』（岡本太郎）\n危険な本ですよ、これ。私は読み通せなかったです（深く影響を受けたらば、私がなんとか作り上げてきた社会性がドカンと破壊されてしまうので）。\n4. ２０２５年９月度のジャズの感想（１１枚）（年間６９枚） ①『LIVE-ACTION』（Nate Smith）\nドラムのサウンドが多彩。ただ、この「ファンクっぽいジャズ」「クラブっぽいジャズ」を十分に楽しめるだけの文脈を私が持ち合わせていない。私が強いリスナーになったらまた会うことになるだろう。\n②『V.S.O.P.』（Herbie Hancock）\n70年代の電化ジャズって難しいな。60年代のモダンジャズほど典型的なジャズ感があるわけではなく、90年代以降それこそ近年のジャズほど横断的ではない。良い言い方をすると新たなジャンルの萌芽なのだが、流石に2025年に聴くと古すぎる感もあり。\n③『unfigured』（bzn trio）\nそれぞれの楽曲はいいんだけど、アルバム通しだとなんか散漫な印象。\n④『Eigengrau』（Vincent Meissner）\n端正！　まずヴィンセント・マイスナーのピアノがメチャクチャに巧みでピアノだけでも聴かせること大前提なんですが、だけではなく、ベースとドラムにも聴かせどころを作っている。や、冗談抜きに感動しました。\n⑤『My Funny Valentine』（Tommy Flanagan）\nトミー・フラナガンによるスタンダード集。「Oleo」にフラナガンらしさを感じたりしました。ただ、散歩中に流していたので聴き方の集中が足りませんでした。\n⑥『Hard Champion』（Art Blakey）\n一曲目「Scenic Route」良い。派手なサウンドに気を取られてたけど、よく聴くとモードジャズですね。作風が広く、何より長らく若手を輩出し続けたアート・ブレイキーって本当にすごい。\n⑦『It\u0026rsquo;s Time!』（Jackie McLean）\n流石。ツーホーン体制で華やかなメロディを気持ち良く吹くのだが、ピアノ、ベース、ドラムのリズムセクションのリズムキープが巧み。そんな裏方仕事をやり遂げたかと思えば、ピアノのハービー・ハンコックのソロは聴かせるの一言。素晴らしい一枚でした。\n⑧『Out of the Afternoon』（Roy Haynes）\n昨日の『It\u0026rsquo;s Time!!』からドラムのロイ・ヘインズ繋がりで。リーダーはドラムであり、一曲目の入りもドラムなのだが、主張が激しくないドラムだ。とくにスタンダード「Fly Me To The Moon」はむしろホーン隊を最大限に聴かせようとしているのでは。ドラムがリーダーだと、アート・ブレイキーのドラム主張マシマシばかり聴いていたが、こういうのもありなのね。\n⑨『Without Further Ado, Vol.1』（Christian McBride）\nいわゆる歌モノの一枚をベーシストであるクリスチャン・マクブライドが企画。おれでも知ってるシンガーがおれでも知ってるスタンダードを歌ってくれていて、お得感ある。ベースの話をすると「All Through The Night」のベースソロを最高に気持ち良く聴くために良いヘッドホンを使ってるのかもしれないとすら感じました。ボーカルだとサマラ・ジョイが歌上手すぎてひっくり返りました。\n⑩『Head Hunters』（Herbie Hancok）\nロックやね。モダンジャズ人気が翳っていた1970年代において「ジャズ」がどのようにして大衆音楽へと復権しようとしたのか、その一端を聴くことができる気がする。本作は売れたらしいが、私はそこまでピンと来なかったです（このギャップこそが時代性のギャップだと思う）。\n⑪『Sound System』（Herbie Hancock）\n『Future Shock』に近いサウンドだと思ったら、そういうシリーズの2作目に位置付けられることが多いらしい。『Future Shock』と『Sound System』を続けてリリースしながら、同時期にモダンジャズの王道を往くような『Quartet』も出しているところこそがハービー・ハンコックの良さ、現在まで一線級で活動する源泉なのだろうなと感じられた。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-10-02/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年９月度の本の感想（１冊）（年間累計７８冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年９月度のジャズの感想（１１枚）（年間累計６９枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"2025年9月度月報"},{"content":"応募画面 後は野となれ山となれ。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-09-28/","summary":"\u003cfigure class=\"post-figure\"\u003e\u003cimg src=\"/posts/2025-09-28/20250928212030_hu_7b308686fcb3ce0d.webp\"\n       srcset=\"/posts/2025-09-28/20250928212030_hu_c0dba1314d317044.webp 480w, /posts/2025-09-28/20250928212030_hu_a625b3595e1b9233.webp 720w, /posts/2025-09-28/20250928212030_hu_67406052045e134.webp 1080w, /posts/2025-09-28/20250928212030_hu_7b308686fcb3ce0d.webp 1200w\"\n       sizes=\"(min-width: 768px) 720px, 100vw\"\n       width=\"1200\" height=\"337\"\n       alt=\"\"\n       loading=\"lazy\" decoding=\"async\"\u003e\u003cfigcaption\u003e応募画面\u003c/figcaption\u003e\u003c/figure\u003e\n\n\u003cp\u003e後は野となれ山となれ。\u003c/p\u003e","title":"第20回小学館ライトノベル大賞に投稿しました。"},{"content":"０．序文：すべては損切りから始まる。 みなさんは、株を買うときに何を考えて買いますか？\nカタリストですか？　優れたファンダメンタルズですか？　美しいチャートですか？\n私はどれでもありません。\n私のトレードは「このトレードで１０万円1を失ってもいいか？」と自分に問いかけることから始まります。\n私のトレードは損切りから始まります。\n１．私は誰か？ 私自身について。 私はコロナ禍の２０２１年から投資を始めた兼業トレーダーです。歴、メチャ浅い。ただ、兼業なりに試行錯誤したのでこの記事で紹介していきます。なぜなら、このブログは私のブログなので。\nさて、２０２５年に入ってからの自認は「投資家」よりもむしろ「トレーダー」。トレーディングスタイルは、徹底したトレンドフォローのテクニカル派。テクニカル：ファンダは８：２の気持ち。この記事でも、株を買ったり売ったりを「投資」ではなく「トレード」と呼びます。\n私は２０２３年にトレンドフォローの手法「新高値投資2」を知り、それ以来、トレンドフォローの手法を洗練させることだけを考えてきました。その過程で、いわゆる「新高値投資」や「新高値ブレイク」とは決別しました。\n２０２４年にトレンドフォローの雄であるアメリカ人トレーダー、マーク・ミネルヴィニの著書に感銘を受けたことをきっかけに、ウィリアム・オニール、ラリー・ウィリアムズ、タートルズのカーティス・フェイスのトレンドフォローに関する本を読み漁り、トレンドフォローについて思索を深め、日本市場で実践しています。\n２０２５年９月現在の私のトレーディングスタイルをこうしてブログ記事として言語化し、自分のスタイルの整理をするとともに、読者の皆さんからの刺激を得られたらと考えています。それがこの記事を書いた理由です。\n私の失敗について。 トレードを始めた２０２１年、私は「なんとなく」で買った株がいい感じに上がるのを見て喜び、手を叩き……、２０２２年の年明けに「その日」がやってきました。\nずっとアツかった半導体が、いま「割安」だ！（ＳＮＳの声）\nＳＮＳでのウワサに飛びつき、資金のうち「かなりの額」を半導体関連企業の株価に連動して動く指数：ＳＯＸＬ3に注ぎ込みました（チャートの左側の⬅）。\nＳＯＸＬ まだ下がる！　また割安！！　ナンピン！！！　まだ下がる！　また割安！！　ナンピン！！！　ウオー！！！！！！！！\n結果はご覧の通り。\n２０２４年の春前（チャートの右側の➡）になんとか手放すまで２年もの間、私の資金のうち「かなりの額」は塩漬け。相当な機会損失を被りました。\n資金が目減りしている間、私は一つの問いについて考えることになりました。\n「安く買ったら、いつ売ればいいんだ？」（私）\nバリュー投資の王であるウォーレン・バフェットに訊いたとしても、その答えは返ってこないでしょう。\n「最も好きな保有期間は永遠である。」（ウォーレン・バフェット）\n日本人投資家はバフェットのことが大好きですが、私は大嫌いです4。なぜなら、私が一番困っている時に答えをくれなかったから。\n２０２２年の私は散々でした。「かなりの額」が塩漬けになっていたせいでトレードはできず、買ってから１／４まで落ちたＳＯＸＬを手放すこともできず……。まったくトレードできない一年でした。\n２０２３年に入って資金が増え、再起を賭けて様々な本を読む中で出会ったのがトレンドフォローでした。\n「高値で買って、さらに高値で売る。」（トレンドフォロワー）\n２０２２年の私への答えはそこにありました。\n２．この記事の想定読者について この記事の想定読者は、\nバリュートラップに引っかかった兼業投資家 日本市場でトレードするトレンドフォロワー 兼業投資家のうち「割安」「バリュートラップ」に引っかかってる方に「こういう方法もあるんだよ！！！」って紹介したい。\nトレンドフォロワーのための本って、多くはアメリカで出版されたアメリカ市場向けの本5じゃないですか？　でも、私たちの多くって日本市場でトレードをするわけで、そこにはアメリカ市場のための手法とのギャップがある。そのギャップをこの記事で埋めたい。せめて、ヒントを提供したい。\n願わくば、この記事があなたの一助になることを。\n３．すべては損切りから始まる。 人は誰しも「損」をしたくない。 では「損」とは？\n含み損は「損」か？\n２０２２年の私：損ではない。\n２０２５年の私：損である。 機会損失は「損」か？\n２０２２年の私：損ではない。\n２０２５年の私：損である。 確定損は「損」か？\n２０２２年の私：損である。\n２０２５年の私：受け入れるべき「必要経費」である。 日本の兼業投資家の多くは、含み損を損だと捉えません。その含み損が確定して初めて損が確定する、と考えがちです。\n私は「含み損≠損」という考え方を決して受け入れません。含み損が戻らないリスク、含み損が膨らむことへの不安・精神的コスト、なにより、その資金で本来得られたハズの機会を失うことのコスト……。\n行動経済学には「損失回避性」という概念があります。これは、損失を回避することを利益を獲得することよりも評価してしまうという人間の心理です。これって、含み損を確定損へと確定させない心理なんですよね。\n私のトレード戦略は、損切りを受け入れるところから始まります。\n下表はトレードの本ではあるあるの表ですが、「トントン」に戻すために必要なリターンは、確定損が大きくなればなるほど大きな額が必要です。\n確定損へと確定させた損失割合 「トントン」に戻すために必要なリターン 4% 4% 5% 5% 6% 6% 10% 11% 15% 18% 20% 25% 25% 33% 50% 100% 失った５０％を取り戻すためには、残りの５０%から１００％のリターンを得なければいけない。要するに、ダブルバガーを狙う必要がある。\nダブルバガー、狙えますか？\n私は、ダブルバガーを狙えない。\nダブルバガーを狙えないならどうするか？\nそう、ダブルバガーを狙うまで追い込まれる前に、損失を確定させる。撤退する。\n損切り＝撤退ラインを決めるところから私のトレードは始まる。\nでは、いくらなら失えるか？ 一般的に「トレード資金全体の１～２％が１回のトレードで許容できる損失」とされています。私は保守的なトレードを好むので、トレード資金全体の１％を許容できる損失としています。これを踏まえてちょっと計算してみましょう。\n１回のトレードでの損切り許容ラインを５％とするならば、１回のトレードで使える資金は全体の２０%となります。４％ならば、２５％。そうすると、原理的に、そもそも３～５銘柄しか保有できないことになります6。\n損切りで失える額が決まると１回のトレードの資金が決まり、１回のトレードの資金が決まると保有できる銘柄の数が決まる。\nすべては損切りから始まる、とはまさにこの意味です。\n３．損切りの次に利益がある。 わかった。じゃあ、利益はどうするんだ？ Trend is Friend.（トレンドフォロワー）\n利益は伸ばせるだけ伸ばせ、がトレンドフォローの教科書的な答えですが、ちょっと計算してみましょう。\n勝率５０％、１トレード当たりの利益率９％、損切り許容ライン４．５％のトレードを月に４回行った場合を例に取ってみましょう。この場合は、年間でのリターン１３％になります。机上の空論と言えど、結構なリターンだと思いませんか？\n月 資金 リターン １銘柄当たりの資金の割合 総トレード数 勝ちトレード数 勝率 １トレードに期待する利益率 負けトレード数 損切り許容ライン 月当たりの損益 １月 100 1.8% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.8 ２月 101 2.8% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.818 ３月 102 3.8% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.836 ４月 103 4.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.854 ５月 104 5.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.872 ６月 105 6.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.89 ７月 106 7.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.908 ８月 107 8.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.926 ９月 108 9.9% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.944 １０月 109 11.0% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.962 １１月 110 12.0% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.98 １２月 111 13.0% 20% 4 2 50% 9% 2 4.5% 1.998 ご自身のこれまでの勝率・利益率をご自身で計算し、仮に厳格に損切りをしていたらどれくらいのリターンが得られたかまで計算してみると、損切りが悪くないものだと分かると思います。\n４．損失・利益の計算の次に方法論がある。 合い言葉は「ＶＣＰ」 ここまで長らく計算にお付き合いありがとうございました。ここからがこの記事の「私らしさ」です。\n私の方法論は、ＶＣＰに基づく銘柄選択の徹底です。これを日本市場に特化させたことに私の方法論のエッジ（優位性）があると信じています。\nＶＣＰとは、大口投資家（以下、スマートマネー7）による買い集めによって生じる典型的なチャートパターンです。ＶＣＰ：Volatility Contraction Patternは、日本語だと「ボラティリティ収縮パターン」。その名の通り、ある銘柄のボラティリティ（値動き・出来高）の収縮・拡大のプロセスを示すパターン。アメリカ人トレーダーのマーク・ミネルヴィニが体系化したテクニカルトレードのための手法です。\n私のバイブルである『ミネルヴィニの成長株投資法』（マーク・ミネルヴィニ）から２枚の図を引用するとともに、２０２５年の春～夏にＶＣＰを示した典型的な銘柄をいくつか紹介します。\nVCPの概念図（『ミネルヴィニの成長株投資法』（マーク・ミネルヴィニ）より引用） VCPが発生する原理（『ミネルヴィニの成長株投資法』（マーク・ミネルヴィニ）より引用） 概念図だけ見せられても正直「なんのこっちゃ」って感じですよね？\n以下に２枚のチャートを用いて実例を示します。\n１枚目は、ダイフク（６３８３）の２０２５年２月～８月のチャート。２枚目は、同じくダイフクの３月～９月のチャートです。\nダイフクの２０２５年３～８月 オレンジ色の破線がダイフクが２０２５年３～８月に示した高値です。ここで注目して欲しいのは、高値から安値までの差分を示すＡ、Ｂ、Ｃが時間経過とともに小さくなっていること。このＡ＞Ｂ＞Ｃの動きが「ボラティリティの収縮」を意味します。\nでは、これがどうなったか。\nダイフクの２０２５年８月以降 ２０２５年８月の決算で窓を開けて上昇し、その後も上昇し続けています（以降、ＶＣＰを示した後に窓を開けることを「ブレイク」と呼びます）。\n１銘柄だけだと信じられない？\n私はＶＣＰを形成している銘柄をひたすらウォッチしていますので、この夏にブレイクした銘柄はまだまだあります。\nＩＮＰＥＸの２０２５年３～９月（８月上旬のブレイクに注目） ＧＳユアサの２０２５年３～９月（８月上旬のブレイクに注目） 荏原製作所の２０２５年３～９月（６月下旬・８月中旬のブレイクに注目） これくらいでいいでしょう。もちろん、ブレイクに失敗した銘柄もあります。\nＩＭＶの２０２５年３～９月（８月下旬の下落に注目） 実例はこれくらいでいいでしょう。\nＶＣＰには、２つのエッジがあると信じています。\n５．鬼と奴隷になれ。 再現性の鬼になれ。 ＶＣＰは、スマートマネーの買い集めによって形成されます。したがって、原理的には市場にスマートマネーが存在する限りは常に形成され続けます。そして、市場からスマートマネーが消えることは決してありません。\nつまり、ＶＣＰは再現性のあるパターンです。\nこのパターン＝スマートマネーの買い集めを愚直に追い続ける手法には再現性があり、再現性のある手法にはエッジがあります。\n規律の奴隷になれ。 再現性のある手法を愚直に追い続ける手法を方法論として確立できると、規律を持ったトレードが可能となります。一言で言えば、ニュース・噂に惑わされなくなります。大事なのは、そのニュース・噂を「私が」どう感じたか、ではなく、「スマートマネーが」どう感じたか。東証の取引代金のうち約６０～７０％がスマートマネーによるものだと言われています。スマートマネー＝市場、と言っても過言ではない。\n我を捨て、市場に規律を持って素直に従う。この規律にはエッジがあります。\n６．アメリカ市場の手法を日本市場に適用する挑戦。 アメリカ生まれのＶＣＰは日本ではちょっと様子が違うらしい？ ＶＣＰはあくまでアメリカ人トレーダーがアメリカ市場向けに体系化した手法です。したがって、日本市場では異なる様相を呈するようです。\n日本市場とアメリカ市場の大きな違いには、信用取引制度の違いが挙げられます。貸借期間がアメリカ市場では無制限であるのに対し、日本では６ヶ月。対象銘柄はアメリカ市場では全上場銘柄、日本では一部のみ。貸株料は日本では変動制、アメリカでは証券会社ごと……。信用取引制度だけでも数え上げればキリがありません。\n私が考える最もクリティカルな違いは、信用取引制度の貸借期間の違いです。\nアメリカでは貸借期間が無制限であるためにその時の需給のみに応じて取引が行われる一方で、日本では６ヶ月の制限があるために「建玉を継続するか否か」の判断が６ヶ月ごとに行われます。このため、ある銘柄で大量の信用買いポジションが６ヶ月前のほぼ同時期に構築された場合には、その返済期限が近付くと市場とは無関係の大量の売り圧力が生じます。これにより、ＶＣＰが不明瞭になります。\n貸借期間の制限によってＶＣＰが不明瞭になることの代わりに、メリットもあると感じています。ＶＣＰの形成期間を６ヶ月と想定しやすいことです。直近６ヶ月以内の市場は６ヶ月以内の市場しか示せないため、ＶＣＰの形成期間を無制限に広く取ることができない＝想定しなくてもよい。有限の分析時間しか持たない兼業トレーダーにとって、これほど都合のいいことはないように感じています。私は１日当たり２０分ほどで１００銘柄近くのチャートをチェックしています。\nまた、単元株の大きさの違いもクリティカルな違いの一つだと感じています。端的に、日本では売買最低代金が大きいがために、銘柄当たりの取引回数は少なくなり、ＶＣＰを形成できる銘柄が限られるということです。ＶＣＰが形成される原理には、スマートマネーによる買い集めがありましたよね？　取引回数が少ないと買い集めの痕跡（ボラティリティの収縮）が見えづらくなり、結果としてＶＣＰを確認できなくなります。私の感覚だと、売買代金が３億円以上でようやくＶＣＰが見える印象です。\n７．記録は語る。 まずはノートに記録する。 ここまで、自身のトレードの記録（勝率、リターン、回数……）を把握していることを前提に記事を書いてきました。記録をノートに書き出して下さい。そして、これからもノートに書き出し続けて下さい。自ずと「自分が不安を感じないで損切り・利食いをできるライン」が感じられるようになります。そのラインを守ってトレードを行う。\nまず数字を見る。続いて再現性・規律を得る。最後に方法論。\nispaceのトレードから得た学び 「スッキリ」する銘柄数 それから、得意なパターンを監視する。 上述の通り、私はＶＣＰを形成しつつある銘柄・ブレイクした銘柄を毎日ウォッチしています。これらの銘柄を抽出するためのシステムを組んでいます。毎日の全銘柄のＯＨＬＣＶをデータベース化し、データベースから数式化したＶＣＰに適合する銘柄を抽出し、抽出した銘柄を目視でウォッチしています。１日当たり２０分ほどで１００銘柄近くのチャート。\n私の仕組みの一端 ８．まとめ ここまで、トレンドフォローとＶＣＰの魅力を語ってきましたが、あなたがトレンドフォローにこだわる必要はありません。というか、方法論は何でも良い。その何でも良い手法が数字と再現性と規律に基づいていればそれでよい。\n私の場合、すべては損切りから始まった。\n９．私が信じていないことリスト 安値買い・ナンピン 私は機会損失を恐れる。\n分散投資 私は管理できる数の銘柄しか持たない。\n「成長株投資」という言葉 私は企業がどう成長するかよりも市場がどう評価するかを信じる。\nＲＳＩを含むすべてのオシレーター 私はむしろ過熱を追う。\n５２週新高値 私はもっと速くなりたい。\n（おわり）\nリアルな痛みを伴う額としての「10万円」なので、各人で置き換えて考えて下さい。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n『伝説のファンドマネージャーが教える株の公式』（林則行）\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nDirexionデイリー半導体株ブル3倍ETF。要するに、半導体関連企業の指数\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nバフェットが株を永遠に保有できるのはバークシャー・ハサウェイの保険事業が尽きることのないキャッシュを生み出すからであって、さらに言えば、それでレバレッジを掛けられるからであって、もっと言えば、既にバフェット自身がバリューを生む存在になっているせいで株価に対して正のフィードバックを掛けられるからであって……。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n日本だと「新高値ブレイク投資塾」のDUKE。が日本向けに噛み砕いていますが、私は正直、氏の著書には不満を覚えています。「成長株投資」を私は信じていないので。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n損切り許容ライン・銘柄数の検証のために、２０１５～２０２５年の１０年間の日本市場のデータを用いてバックテストしてみました。結果、４銘柄と５銘柄との間に顕著な差は出ませんでした。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\nスマートマネーコンセプト（通称、ＳＭＣ）という手法がある。チャートに表れたスマートマネーの動きを精緻に追うための手法である。目下、勉強中。\u0026#160;\u0026#x21a9;\u0026#xfe0e;\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-09-05/","summary":"\u003ch2 id=\"０序文すべては損切りから始まる\"\u003e０．序文：すべては損切りから始まる。\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003eみなさんは、株を買うときに何を考えて買いますか？\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eカタリストですか？　優れたファンダメンタルズですか？　美しいチャートですか？\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e私はどれでもありません。\u003c/p\u003e","title":"すべては損切りから始まる。【投資／トレーディング】"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年７月度・８月度の本の感想（１２冊）（年間累計７７冊） ２０２５年７月度・８月度のジャズの感想（１１枚）（年間累計５８枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。\n小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→８月中旬に知人各位からレビューをもらえるまでブラッシュアップできました！　今はひたすら直し。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\nジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→×完全に気持ちが切れてジムを休会。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→× 生活：紙の本を減らす。\n紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○２ヶ月で６冊ちょうど。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\n社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。実機での研修にも参加した。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×ぜんぜんだめ。 2. 雑記 ７月度・８月度の一冊は『夜間飛行／人間の大地』（サン=テグジュペリ, 野崎歓）、一枚は『STEAM ENGINE』（STEAM ENGINE）でした。\n６月から７月下旬まで本を読めない時期が続いていましたが、ずっと楽しみにしていた『夜間飛行／人間の大地』のおかげで読書に復帰できました。野崎歓の新訳です。『人間の大地』（または『人間の土地』）って私の人生の指針の一つとなっている小説でして、それがまたこうして新しい側面を見せてくれることが嬉しい。ありがとう。\n夜間飛行・人間の大地 (岩波文庫)\nサン＝テグジュペリ\n広告Amazon.co.jp\n『STEAM ENGINE』は「ジャズ聴いてみたいんだけど？」ってリスナーにちょうどいいんじゃないかな。まあ、いいから聴いてみてよ。\nミュージシャンも新進気鋭の若手ジャズメン（いままさに日本で最もアツいミュージシャン）。こうして（まだ）日本で演奏してくれる機会を喜んだ方がいいと思います。私は１０月のCotton Clubでのステージに行きます（予約済）。\nhttps://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/steam-engine/www.cottonclubjapan.co.jp 小説は体験版が完成！いまは体験版へのご講評を参考にしつつ、ひたすら直しの時期。苦しいけれどここを乗り越えないと先がない。\n自分は（元々は、読者と作者との間でキャラクターが共有されている二次創作出身であることもあり）小説の立ち上げが明確に苦手（自覚有り）。キャラクターと空間の立ち上げ（セットアップ）・セットアップで読者を掴むフックに対するコメントを多く頂きました。\nまた、伊坂幸太郎・津村記久子など私が好んで読んでいる小説の影響が強く、キャラクターの外見を読者に刷り込むのも得意じゃないみたいです。「それは各々で勝手に想像して頂いて」と思っちゃう。いや、ラノベなんでしっかり描き込まないと、そして外見を明瞭に想像して頂かないと。\nあとはそうですねえ、男女もののラノベのクセに甘さ（潤滑油）が少ない。書いた直後は（それぞれのシーンへの思い入れがあることもあり）「よく書けてるな」って感じてたんですが、冷静に読み直してみると、どのキャラクターも冷静すぎるというか、どこか互いに突き放した感がある。\nまあ、あと色んなコメントありましたが、直したいのはこの３つですね。\n健康について、ジムの気持ちが完全に切れちゃった。今は諦めて肥満外来に通っています。\nまた、トレーディング。自分なりのトレーディングのやり方が体系化・明文化・ルール化されてきました。８月にはそのやり方に基づいて過去１０年分のデータでバックテストもやってみて、なかなか悪くないリターンが見込まれることもわかりました。バックテストはともかく、自分なりのやり方は、いつかブログ記事にしてみたいな。noteの雑記事（投資に関してはnoteって生成AI産のゴミばかり）よりも意味ある記事になると思います。\nさて、７月度の月報をサボった理由は、完全に夏バテで（部屋が暑すぎて・ジメジメし過ぎて）メンタル・フィジカルともにヘタっていたからですね。築４０年・１階・１K・裏通りの部屋から引っ越します。夏の間ずっとこのコンディションなので、もう完全に部屋の環境が原因ですね。来年もこれやるワケにはいかないし、というより、終わらない夏の間ずっとこれだと流石に人生単位で悪影響が出るので、もう引っ越します。次は今よりは上の階で新しくて広い部屋。９月末に引っ越します。みんな遊びに来てもいいよ。\nところで、８月１９日は結婚５周年。８月２３日におフレンチも頂きまして、最高。ここ数年で家族とともに食べた料理の中で最良の時間でした。でも、テーブルマナーって難しいね（フォークの背に乗せない！！！）。あと、同日はSwitch 2を買いに羽田空港まで小旅行してみたり、記憶に残る一日でしたね。こういう日が四半期に一回くらいあると「いい人生」って気がする。\nおフレンチ 3. ２０２５年７月度・８月度の本の感想（１２冊）（年間７７冊） ①『夜間飛行／人間の大地』（サン=テグジュペリ, 野崎歓）\nさし当たって「人間の大地」だけ読んだが、私の人生の指針の一つになっている書である。かなり硬質で透明な印象を受けた。他の訳と読み比べたいなあ。\n②『100分 de 名著　サン=テグジュペリ　人間の大地』（野崎歓）\n『人間の土地』あるいは『人間の大地』は私のブックオブライフなのだが、頭から最後までその良さを感得できているかと言えばそうでもなくて、特に終章はマニフェスト的で、かなり説教くさく感じている。それまでの、空と大地による暗喩とは打って変わって、かなり直接的なのである。\nしかし、本書のような解説書を読むと「なら、あった方がよかったんやろなあ」とも感じますね（そして、『人間の～』を読み直すたびに「うーん」感じるんでしょうね）。\n③『ラリー・ウィリアムズと短期売買法【第2版】投資で生き残るための普遍の真理』（ラリー・ウィリアムズ）\n私はこの数週間ほど、自分の感情にフィットしたトレーディングのモデルの構築とそのバックテストに励んでおり、本書ではこの試みが完全に正しいことが証明されたように思う。\n本書にはトレーディングに関する様々な論点が含まれているのだが、結局は、①感情のコントロール、②モデルの構築、に集約される。この二つは密接に関係する。感情をコントロールできなければ、完璧なモデルがあったとしても従えない（=勝てない）。\n本書のモデルはアメリカのコモディティと指数がベースなので、日本の個別株に適用するには数え切れないほどの修正を加えなければならないだろうが、上述の二点は普遍の真理だろう。本書のベースとなる第1版は1990年代（今よりも市場データへのアクセスが悪く、モデルのテストも難しかった時代）に書かれ、当時は本書を読んだとしても検証が難しかっただろうが、2025年の現在は天国だ。どんどんテストしよう。\nもともと私は「新高値ブレイク」と呼ばれる、トレンドフォロー型の極めて単純な手法からトレードを学んだが、今はもっと洗練させている確信がある。しかも、自分の感情にフィットするようなやり方で。自分の「投資スタイル」（便宜的にそう呼ぶけれど）をもはや「投資」とは一切感じていなくて、投機、トレーディングです。そういうスキルツリーになってきた。\n④『ヘッジファンドのアクティブ投資戦略』（ラッセ・ヘジェ・ペデルセン）\nアクティブファンドが「エッジ」（市場に対する優位性）を得るメカニズムを詳述する……のだが、難しくてぜんっぜんわからなかった。打ちのめされました。彼らが様々な学問を横断的に用いていることだけはわかった（なんもわかってないのでは？）。\n元は、本書からスマートマネー（巨大な資本を有する投資家）の一つであるアクティブファンドが、どのようにしてトレンドを作っているのかを知り、トレンドフォローである現在の私の手法を洗練させるのに使おうと考えていた……が、難しかった。\nただ、面白みを感じたのは、アクティブファンドは個人投資家を遙かに凌駕するスケールの資金と知能を有しており、にも関わらず、なんか普通に市場に踊らされることもあることだろうか（本書で登場したアクティブファンドは、どれも地位を確立できたほど勝ったファンドなのだが、それでも失敗談が無限に出てきた。ということは、負けたファンドはその無限を上回るくらい負けたということである）。\n⑤『身体が生み出すクリエイティブ』（諏訪正樹）\nクリエイティビティの源を探る一冊。\nクリエイティビティのためには頭（論理）だけで考えたとしてもリープ（跳躍）が足らず、身体（感覚）がその対象に接するように想像することがポイントとなる。つまり、分析だけではなく、想像すること、自分自身から離れて相手にダイブすること。\nとは言え、身体と対象が接した体感は、言葉にしないと失われてしまう。まず言葉にしつつ、その言葉からズラして別の言葉を探すプロセスが感覚・言葉を広げることに繋がり、ひいてはクリエイティビティの源泉となる。\n私はジャズを聴いてはその良さの言語化を試みている（た）のだが、もっと精緻にやりたくなった。\n小説の種本のために読んだのだが、思わず唸る箇所も多く、読み物として楽しかった。\n⑥『伝説のトレーダー集団　タートル流投資の魔術』（カーティス・フェイス）\nまず、本書が掲げた「隙のないシステム」という概念が気に入った。トレーディングのためのシステムは様々な手法、変数、評価方法でバックテストされねばならない。システムの強固さに関して、類書と比較して相当の紙幅が費やされている。私自身も自分のシステムに対してバックテストは幾らか行っているのだが、作り込みが不足していた。このコンセプトをシステムに取り入れ、市場に負けないように改良したいと感じた。\nそして痛感したのは、本書も類書も、規律に従うことの重要性とその困難性についてひたすらに語る点だ。彼ら成功したトレーダーは、その性質を身につけて成功したトレーダーを多く見、そして、それを遙かに上回る数の失敗したトレーダーを目にしてきたのだろう。\n私は日本人トレーダーの投資本もかなりの数を読んできたと自負があり、しかし、その本のほとんどは「規律」を語らない。儲けのためのシステムについては辛うじて語るが（じゃあ何を語るの？　何もなしなんだよ）。\n日本語で読めるアメリカの投資本は、日本語に翻訳するに値すると出版社が選別したものであるとは言え、この「規律」の語り口、重みが異なる。トレーディングの成功ためのシステムは二の次で、本質は「規律」。\nとは言え、システムを作ることと規律を守ることは切り離せない。もしも守るべきシステムがなかったら、なにを守れと言うんだ？\n⑦『投資の公理　非合理な人間が非効率な市場に挑むときの11の教訓』（ポール・マーシャル）\n効率的市場仮説をボコボコにしたい本。\n⑧『「こつ」と「スランプ」の研究　身体知の認知科学』（諏訪正樹）\n『身体が生み出すクリエイティブ』に続いて2冊目の諏訪本。『身体が～』の方が切り口が斬新（身体知を「お笑い」から語るのは初めて見た）ので、 そちらを読めばいいか。\n身体知を感覚と言語からなるアートであると説く類書はいくつかあるが、その中だとスケーターの町田樹『若きアスリートへの手紙　〈競技する身体〉の哲学』が圧倒的だった。\n⑨『記憶の深層　〈ひらめき〉はどこから来るのか』（高橋雅延）\n読みさしだったのを最後まで。記憶にストーリーを持たせるということ。\n⑩『マルチタイムフレームを使ったテクニカルトレード』（ブライアン・シャノン）\nこれまで読んだテクニカルトレードの本の中で、最も教科書的な網羅性の高い一冊かもしれない。特に「4つのステージ」に割く紙幅がちょうどよく、その紹介に留まらずにインサイトもある。さらに、本書独自の視点もある。\n本書でなるほど感があったのはタイトルの通り「マルチタイムフレーム」（複数の時間軸）でのトレードに関するコンセプト。週足、日足、30分足……と、大きな時間軸から小さな時間軸へと向かってトレンドを確認していく。たしかに、それぞれの時間軸に関するトレーダーがいるのだから、それぞれに関して確かめるのが筋なのだが、自分が中心になると自分の時間軸しか見なくなる。\nところで、損切りについては、私は長らく固定割合を使っているのだが、ATRを使った方がいいのかもしれないと感じられるようになってきた（タートルズはATRの2倍を使っていたはず）。\nテクニカルトレードだと、ラリー・ウィリアムズが教科書的に扱われることが多いが、最初の一冊には本書だろうな。\n⑪『リサーチ・クエスチョンとは何か？』（佐藤郁哉）\nこれ、物語を考える人は読んで損しないと思います。リサーチ・クエスチョンを「仕掛品としての問い」（リサーチを深めるプロセスにおいて絶えず見直され、やがて最後には形を変える問い）と定義しているんですが、それってまさに物語を考えるプロセスにおける「テーマ」のあり方と同じだと感じたんですよね。最初の問いは最終の問いと異なるかもしれない。しかし、それなしではプロセスを進めることができない。そういう存在である「仕掛品としての問い」。そういう目線から小説を見直したくなりました。\n⑫『作家と楽しむ古典　平家物語ほか』（古川日出男、ほか）\n古川訳の『平家物語』は原稿が終わったら読みたい本の一つで、それに先立ち訳者の想いを。\n4. ２０２５年７月度・８月度のジャズの感想（１１枚）（年間５８枚） ①『It Doesn\u0026rsquo;t Mean A Thing If It Ain\u0026rsquo;t Got That Swing』（Manhattan Jazz Quintet）\nスタンダードなナンバーをスタンダードなカルテット編成でやり切ってくれる気持ちよさですよね。クインテットと名乗っているだけあり、どの楽器にも等しく聴き所を設けている。ところでManhattan Jazz QuintetってModern Jazz Quartetとは別グループなんですね。\n②『Lover Come Back To Me』（Manhattan Jazz Quintet）\n親しみのあるスタンダードナンバーをいかにもスタンダードな演奏でやってくれる。失礼な書き方だが、集中しないで聴ける、聴くのにちょうどよく感じる。\n③『Lofty Fake Anagram』（Gary Burton）\nゲイリー・バートンのヴィブラフォンの金属的なサウンドにエレキギターが乗って独特の味わい。\n④『Live at Music Inn with Sonny Rollins』（The Modern Jazz Quartet）\nMJQとソニー・ロリンズの夢の共演やん。「A Night In Tunisia」が例によって好き。MJQとソニー・ロリンズが現役で「チュニジアの夜」をやってた時代が存在したの凄すぎる。\n⑤『After Hours』（山中千尋）\n聴きました。ながら聞きだったので反省。\n⑥『Portrait of Bill Evans』（Eliane Elias, Dave Grusin, Herbie Hancock, Bob James, Brad Mehldau）\nすげ～一枚っす。豪華ミュージシャンによるビル・エヴァンスへのトリビュート。\n⑦『STEAM ENGINE』（STEAM ENGINE）\n日本の若手ジャズバンドSTEAM ENGINEのアルバム。すっごい聴きやすいです。聴かせどころがわかるというか。\nもしもジャズを聴いたことない人に「ジャズっぽい一枚」を渡すならビル・エヴァンスの『Interplay』だったのだが、「かっこいい一枚」なら本作かもしれない。\n⑧『Positive Intensity』（Tommy Flanagan）\nトミー・フラナガン（p）がリーダーのトリオ。トミー・フラナガンがグイグイ来る以上にロイ・ヘインズ（dr）が叩きまくる。ハイハットなどで音が広がっていたところを、ピアノのサウンドがギュッと収束させるのがなかなか聴いていて面白い。\n⑨『Paris Jam Session』（Art Blakey）\n良すぎてウットリしてた。ジャズメッセンジャーズにバド・パウエルとバルネ・ウィランがゲスト。ふと、バド・パウエルのサウンドが感得された気がする。\n⑩『Code Derivation』（Robert Glasper）\nロバート・グラスパーって凄いわ。昔のモダンジャズ的サウンドを散りばめながら、ヒップホップの性格も併せ持っている。同様の試みの『BLACK RADIO』は実験的な感じを受けたが、本作は一枚のジャズアルバムとして完成されている。\n⑪『Ride into the Sun』（Full）（Brad Mehldau）\n素晴らしい。室内楽的なサウンドなんだけれど、ジャズを聴きたい気持ちを完全に満たしてくれる。必聴。また、このアルバムを楽しめるほど成長した自分が嬉しい。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-08-31/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年７月度・８月度の本の感想（１２冊）（年間累計７７冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年７月度・８月度のジャズの感想（１１枚）（年間累計５８枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"2025年7月度・8月度月報"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年６月度の本の感想（２冊）（年間累計６５冊） ２０２５年６月度のジャズの感想（６枚）（年間累計４７枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。\n小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→○２．９万字（累計９．０万字）。初稿が６月３０日に完成！ 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\nジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→×８７キロ→８７キロ。６回（累計６３回。年間１２６回ペース） 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→△８回食べた。 生活：紙の本を減らす。\n紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→×４冊。（『美人　Ｂｉｊｉｎ』、『読者ハ読ムナ（笑）』、『ジャズ・マンとその時代』、『セロニアス・モンクのいた風景』） 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\n社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×ぜんぜんだめ。 2. 雑記 ６月度の一冊は『選定なし』、一枚は『Ride into the Sun』（Brad Mehldau）でした。\n『Ride into the Sun』はとにかく静けさがたまりませんね。\n６月は本を一切読めませんでした。そういうバイオリズムなんだと思うことにしました。ジャズは６枚とそこそこ聴けたんですけどね。\n小説は２．９万字（累計９．０万字）で初稿が完成！６月３０日にちょうど最初のピリオドを打てました。しかし、このエントリを書いている７月１日に最初から最後まで読み直したところ、良いところと悪いところがハッキリしすぎていて、トータルで「なんだかな」という完成度。とにかく台詞、台詞に対するリアクションが少なすぎる。台詞！　台詞！　台詞！　台詞の量はこれから２倍に増やしたいですね。直しどころが多すぎる！　５月度の月報では「微修正」と書いていましたが、もう、徹底的に叩き直す。漫画で言えばこれがネーム、これからが本番というつもりでやります。\n６月２８日（土）～７月１日（火）を四連休にして、２９日（日）～１日（火）の３日間を京都で過ごしていました。来週から祇園祭なので、それに合わせて今週は観光客の少ない週末だったようです。とは言え、私の目的は原稿＠喫茶店。人が少ない京都って快適ですね。３０日には１日で喫茶店を４店舗ハシゴし、１日で８０００字の進捗を叩き出しました。よく頑張りました。ハシゴした喫茶店も、これまでの自分の手札になかった４店舗。開拓にも成功しました。そんなワケで、６月３０日は２０２５年の最良の日。それくらい良い日。\ncommon well .COFFEE Coffee Base Shimogamo master-piece coffee KYOTO 3. ２０２５年６月度の本の感想（２冊）（年間６５冊） ①『若きアスリートへの手紙』（町田樹）\n読書メモは別途取ったのでそちら参照\n②『会社四季報プロ500　2025年　夏号』（東洋経済新聞社）\nある種の教養のためにと思って読んできたが、自分のトレードのためには読まなくてもいいなと思った（基本的に、ここに載るくらい知られた時にはもう持っていて、なんなら売り終えていたい）\n4. ２０２５年６月度のジャズの感想（６枚）（年間４７枚） ①『Three Times Three』（Antonio Sanchez）\n1曲目「Nar-This」がモダンジャズの名曲「Nardis」を現代風に超格好良くアレンジしているので聴いてほしいです。\n②『Let Go』（Robert Grasper）かなりスピリチュアルジャズ寄り。難解。\n③『Solid Jackson』（M. T. B.）\n上手いわ……。ブラッド・メルドーらベテランプレイヤーのカルテットの一枚。どのパートも言わずもがなだが、ベースのソロの聴かせ方が抜群に上手い気がする。\n④『Words Fall Short』（Joshua Redman）\nジョシュア・レッドマンは若い頃のパリでの演奏（1990年代中盤の「Night in Tunisia」のライブ）を指して「どうやって吹いていたのかわからない（大意）」とインタビューで語っていたが、確かに、全くの別人である。演奏そのものも落ち着いているし、良い意味でケレン味がない。\n⑤『Ride into the Sun』（Brad Mehldau）\nどれも落ち着いて心地よいのだが、3曲目「Better Be Quiet Now」が目の覚める素晴らしさ。今月のベストかな。\n⑥『It Doesn\u0026rsquo;t Mean A Thing If It Ain\u0026rsquo;t Got That Swing』（Manhattan Jazz Quintet）\nスタンダードなナンバーをスタンダードなカルテット編成でやり切ってくれる気持ちよさですよね。クインテットと名乗っているだけあり、どの楽器にも等しく聴き所を設けている。ところでManhattan Jazz QuintetってModern Jazz Quartetとは別グループなんですね。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-07-01/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年６月度の本の感想（２冊）（年間累計６５冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年６月度のジャズの感想（６枚）（年間累計４７枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\u003c/p\u003e","title":"2025年6月度月報"},{"content":"目次 ２０２５年目標に対する進捗 雑記 ２０２５年５月度の本の感想（７冊）（年間累計６３冊） ２０２５年５月度のジャズの感想（５枚）（年間累計４１枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→○２．１万字（累計７．８万字）。最後まで行くにはあと２万字を２ヶ月。ただ、修正したい／加筆したい箇所がいっぱいできてきました。８月に周りの方々に試し読みして頂くつもりでしたが、難しいかも。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→×８５キロ→８７キロで圧倒的リバウンド。７回（累計５７回。年間１３７回ペース）\nバーンアウト！　からの生活崩壊！　からのリバウンド！　ちーん。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→×１２回食べた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○２冊に制限できた。（『至宝のジャズ・ドラムを聴け！』、『夜間飛行・人間の大地』）\nただし、ピュアに仕事のために２冊の参考文献を追加。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×ぜんぜんだめ。 2. 雑記 ５月度の一冊は『負けヒロインが多すぎる！（８）』（雨森たきび）、一枚は『Lazarus』（Kamashi Washington）でした。\n『負けヒロインが多すぎる！（８）』の感想は読んで即日に書いたのでそちらをご覧下さい。\n『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）の８巻を読みました。箱庭療法記 負けヒロインが多すぎる！ ８ (ガガガ文庫)\n雨森たきび\n広告Amazon.co.jp\n『Lazarus』は同名のアニメのサウンドトラック。アニメ本編は未試聴ですがサントラだけ聴いている不届き者です。座組からしてアニメ『カウボーイビバップ』的なサウンド（あれ、「ビバップ」というよりも「ビッグバンド」的ですよね）で来るのかなと思いきや、カマシ・ワシントンって２０１０年～２０２０年代を代表するサックス奏者ですからね。マジで来ましたね。\n（公式音源↓）\n（インタビュー記事↓）\nhttps://rollingstonejapan.com/articles/detail/40964/1/1/1rollingstonejapan.com LAZARUS ラザロ\n広告Amazon.co.jp\n他の読書は、仕事の本を５冊。ぜんっぜん読書できませんでした。\n５月は２週目の途中からObsidianにどハマりしまして。可処分リソースのかなりを注ぎ込んでいました。読書やジムができなかったからObsidian盆栽をやっていた、という捉え方の方が正確でしょうが。\nただ、リソースを使っただけの成果も出て、これまでUpNoteで書いてきた小説原稿、および、これまでのＳＮＳ（Twitter、Mastodon、Bluesky）への投稿をすべてObsidian統合環境に移管することができました。これらのドキュメントはGitHubを経由して管理しています。なので、万が一への備えもバッチリってワケ。\n他にも色々と悪いことをできるようになりましたが、ここでは控えておきましょう。関心のある方は直接私に聞いて下さい。\nMastodon・Blueskyの投稿・お気に入り・ブックマークを全部GitHubを経由してObsidianに送るGitHub Actionを作りました。箱庭療法記 小説は２．１万字（累計７．８万字）と悪くないペース。かなり全体像が見えてきましたね。ただ、物語の先が見えると物語の前も気になってくるものでして、進めば進むほど直したい箇所が出てきました。この小説の理想形、理想的な終着点も見えてきまして。書くぞ！　直すぞ！　の炎が燃えています。\nこれからのスケジュールのイメージはこんな感じ。\n６月：プロットポイント２を越えてクライマックスの途中～最後まで書く。\n７月：クライマックスからエピローグまで通しで書き終え、足すべきシーンを足す。\n８月：足すべきシーンを足し、引くべきシーンを引く。\n９月：全編、頭から最後までタイプし直して平仄を整える。\nこの間ずっと、台詞や細かい情景描写の微修正を続けていくのかな。今日は台詞に数文字を足すだけで印象がぜんぜん変わることを実感したりしていました。\n3. ２０２５年５月度の本の感想（７冊）（年間６３冊） ①『宇宙の地政学』（倉澤治雄）\nうーーーん、気が重くなる。宇宙が「戦闘領域」であるというの、知識としてなんとなく知ってはいたけど、中国がメチャ頑張りを見せているの怖いなあ。\n②『負けヒロインが多すぎる！（8）』（雨森たきび）\nグッと来ました。\n③～⑦仕事の本×5\n4. ２０２５年５月度のジャズの感想（５枚）（年間４１枚） ①『Blue Note Party』（Robert Glasper他）\n若い世代がブルーノートの新たなサウンドを打ち出したコンピレーションアルバム。タイトルに「Party」と冠されているだけあり、各曲ともファンク、ブラックミュージックといった他ジャンルを取り込んでいる。いわゆるモダンジャズとはピアノとドラムの使い方が如実に異なっているように思われる。ロバート・グラスパーの「Afro Blue」、ホセ・ジェイムズの「Trouble」が特徴的。\n②『Beyond the Bluebird』（Tommy Flanagan）\nピアノのサウンドの密度（？）にゆとりがあって、落ち着いて聴いていられる。技巧のところはよくわからないけれど、いいかんじ。\n③『At Shelley\u0026rsquo;s Manne-Hall』（Michel Legrand）\n端正なヨーロッパジャズ。2曲目「A Time For Love」なんかは、「これ、クラシックでっせ」ってお出しされても「そうかも」と感じちゃうような落ち着きがある。\n④『Lazarus』（Kamasi Washington）\nアニメ作品『ラザロ』のサントラ。いわゆる「お洒落アニメ」枠のサントラなのだが、お洒落さが見かけ倒しではなく聴かせる一枚。\n⑤『Black Classical Music』（Yussef Dayes）\nUKジャズのドラマー、ユセフ・デイズの一枚。シンプルに「ドラムが上手い」。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-06-01/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年５月度の本の感想（７冊）（年間累計６３冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e２０２５年５月度のジャズの感想（５枚）（年間累計４１枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○２．１万字（累計７．８万字）。最後まで行くにはあと２万字を２ヶ月。ただ、修正したい／加筆したい箇所がいっぱいできてきました。８月に周りの方々に試し読みして頂くつもりでしたが、難しいかも。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×８５キロ→８７キロで圧倒的リバウンド。７回（累計５７回。年間１３７回ペース）\u003cbr\u003e\nバーンアウト！　からの生活崩壊！　からのリバウンド！　ちーん。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×１２回食べた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○２冊に制限できた。（『至宝のジャズ・ドラムを聴け！』、『夜間飛行・人間の大地』）\u003c/strong\u003e\u003cbr\u003e\nただし、ピュアに仕事のために２冊の参考文献を追加。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○暇なときに教科書を眺めている。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×ぜんぜんだめ。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"2-雑記\"\u003e2. 雑記\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e５月度の一冊は\u003cstrong\u003e『負けヒロインが多すぎる！（８）』（雨森たきび）\u003c/strong\u003e、一枚は\u003cstrong\u003e『Lazarus』（Kamashi Washington）\u003c/strong\u003eでした。\u003c/p\u003e","title":"2025年5月度月報"},{"content":"こんにちは、よしざきです。\n先日公開したMastodon・Blueskyの投稿・お気に入り・ブックマークをGitHubに送るやつ三つを一つのActionに統合しました（本記事の公開に合わせて、三つの記事・コードは非公開化済）。\n「全てのSNSの投稿やお気に入りを、自動でObsidianの日記に記録できたら便利じゃない？」という発想から、Claudeに手伝ってもらって作成しました。\n以下のreadmeもClaudeに作ってもらいました。コードは全部Claudeに書いてもらったので、デバッグが必要な場合はコメントで教えてください！\nhttps://github.com/y0b1t2/Mastodon-and-Bluesky-to-Obsidiangithub.com 🎯 このシステムでできること BlueskyとMastodonの投稿・お気に入りを自動でObsidianに同期して、統合的なデジタル日記を作成できます。\nBlueskyとMastodonのいずれか一方だけでも以下の手順で対応可能です。\nBluesky 📝 投稿・リポスト・リプライ を記録 ⭐ お気に入り を元投稿の日付で記録 🏷️ ハッシュタグ・リンク を完全保持 Mastodon 📝 自分の投稿 を記録 ⭐ お気に入り を投稿時刻で記録（過去24時間分） 🔖 ブックマーク も同様に記録 🏷️ ハッシュタグ を保持 共通機能 🕐 正確な日本時間 で投稿時刻を記録 🚀 毎朝3時に自動同期 でコンフリクトを予防 📝 Thinoプラグイン連携 で美しい表示 🔄 差分同期 で高速処理（2回目以降） 📁 既存ファイルに追記 で手動メモと共存 🚨 重要な注意点 Blueskyの制限事項 リプライの表示制限 リプライは返信先の内容が見えません 「Re」のプレフィックスのみで表示（返信先は見えません） 引用リポスト非対応 引用リポストは取得できません 通常のリポストのみ対応 Mastodonの制限事項 お気に入り・ブックマークの取得制限 投稿時刻が24時間以内のもののみ取得 古い投稿のお気に入りは記録されません API制限 最大40件まで取得可能 🛠️ 必要なもの 必須ツール・アカウント ☐ Obsidian がインストール済み ☐ Thinoプラグイン がインストール済み ☐ Obsidian Git プラグイン がインストール済み ☐ GitHubアカウント を持っている ☐ Blueskyアカウント または Mastodonアカウント（両方でもOK） 事前知識不要 プログラミング経験は必要ありません。説明に従って設定すれば動作します。\n📋 設定手順（全8ステップ） ステップ1: GitHubリポジトリの準備 1-1. GitHubでプライベートリポジトリを作成 GitHub.comにログイン\n「+」ボタン → 「New repository」をクリック\nリポジトリ設定:\nRepository name: obsidian-social-sync Description: Bluesky and Mastodon posts sync to Obsidian ✅ Private（重要！投稿内容を保護） ✅ Add a README file 「Create repository」をクリック\n1-2. Obsidian Git プラグインでリポジトリを連携 Obsidianを開く Settings → Community plugins → Obsidian Git リポジトリクローン: リポジトリURL: https://github.com/[あなたのユーザー名]/obsidian-social-sync ローカルディレクトリを選択 認証設定: GitHubのユーザー名・パスワード（またはPersonal Access Token）を入力 ステップ2: Thinoでの保存先設定 2-1. 保存先ディレクトリの作成 Obsidianで新しいフォルダーを作成\n推奨ディレクトリ名: Thino\n📁 Vault Root/ └── 📁 Thino/ ← ここに投稿が保存される ├── 2025-01-15.md ├── 2025-01-16.md └── ... ステップ3: GitHub Personal Access Token の作成 3-1. GitHubでPATを作成 GitHub右上のプロフィール画像 → Settings 左下の「Developer settings」 「Personal access tokens」 → 「Tokens (classic)」 「Generate new token (classic)」 3-2. トークン設定 Note: Social Media Obsidian Sync Expiration: 1 year（任意に設定可能） 必要な権限（スコープ）: ✅ repo (Full control of private repositories) ✅ workflow (Update GitHub Action workflows) 3-3. トークンを保存 「Generate token」をクリック トークンをコピー（ghp_で始まる） 安全な場所にメモ保存（一度しか表示されません） ステップ4: GitHub Secrets の設定 4-1. Secrets設定画面へ GitHubリポジトリページを開く 「Settings」タブをクリック 左サイドバー「Secrets and variables」 → 「Actions」 4-2. 必要なSecretsを追加 共通（必須） Name: GITHUB_TOKEN Secret: [ステップ3で取得したPersonal Access Token] Bluesky用（Blueskyを使う場合） Name: BLUESKY_HANDLE Secret: [あなたのBlueskyハンドル（例：user.bsky.social）] Name: BLUESKY_PASSWORD Secret: [BlueskyのApp Password] App Password作成方法:\nBluesky → 設定 → プライバシーとセキュリティ App Passwords → 新しいApp Passwordを作成 Mastodon用（Mastodonを使う場合） Name: MASTODON_INSTANCE_URL Secret: [あなたのインスタンスURL（例：https://mastodon.social）] Name: MASTODON_ACCESS_TOKEN Secret: [Mastodonのアクセストークン] アクセストークン作成方法:\nMastodon → 設定 → 開発 新規アプリ → 名前「Obsidian Sync」で作成 必要な権限: read:accounts, read:statuses, read:favourites, read:bookmarks ステップ5: GitHub Actions ワークフローファイルの作成 5-1. GitHub上で直接作成 GitHubリポジトリページを開く 「Add file」ボタン → 「Create new file」をクリック ファイル名を入力: .github/workflows/unified-social-sync.yml 5-2. 重要：カスタマイズが必要な箇所 以下の箇所を、ステップ2で決めた保存先に変更してください:\nyaml\n# 74行目付近 - name: Create Thino directory run: | mkdir -p Thino # ← あなたの保存先フォルダ名に変更 # 728行目付近 - name: Commit and push changes run: | git add Thino/ # ← あなたの保存先フォルダ名に変更 例：日記フォルダーに保存する場合\nyaml\nmkdir -p Daily/Social git add Daily/Social/ 5-3. ファイルの保存 カスタマイズが完了したら 「Commit new file」ボタンをクリック コミットメッセージ: Setup unified social sync workflow 「Commit new file」をクリックして確定 ステップ6: 初回実行とテスト 6-1. GitHub Actionsで手動実行 GitHubリポジトリ → 「Actions」タブ 「Unified Social Media to Obsidian Sync」を選択 「Run workflow」ボタンをクリック Force full sync: falseのまま実行 6-2. 実行ログの確認 成功すると以下のようなログが表示されます：\n🚀 統合ソーシャルメディア同期を開始します... ⏰ 実行開始時刻: 2025-01-15 12:00:00 JST === Mastodon同期 === ✅ Mastodon投稿取得完了: 5件 ✅ お気に入り取得完了: 3/10件が対象 ✅ ブックマーク取得完了: 2/5件が対象 === Bluesky同期 === ✅ Blueskyログイン成功 ✅ Blueskyアクティビティ取得完了: 8件 ✅ Blueskyライク取得完了: 12件 🎉 統合同期完了！ ステップ7: Obsidianでの確認と運用開始 7-1. 最新データの取得 Obsidian Git で最新データをプル Ctrl+P（Cmd+P） → \u0026ldquo;Git: Pull\u0026rdquo; 7-2. 生成ファイルの確認 markdown\n# 2025年01月15日 - 18:00 今日は良い一日でした #日記 #via_bluesky - 17:30 ⭐️alice 参考になる記事です #tech #via_bluesky_fav - 15:30 Mastodonからの投稿テスト #test #via_mastodon - 14:00 RP @bob.bsky.social 面白い視点ですね #via_bluesky - 12:00 ⭐️charlie@mastodon.social 勉強になりました #via_mastodon_fav - 10:00 🔖eve@mastodon.social 後で読む記事 #via_mastodon_bookmark 7-3. 自動同期の確認 毎朝3時: 自動実行される（日本時間） 差分取得: 2回目以降は新規分のみ（高速） 🔧 トラブルシューティング Bluesky関連 「401 Unauthorized」エラー\nApp Passwordを再生成してGitHub Secretsを更新 ハンドル名に@を含めていないか確認 Mastodon関連 お気に入りが取得されない\n24時間以内の投稿のみが対象です アクセストークンの権限を確認 共通 ファイルが作成されない\nワークフローファイルの保存先ディレクトリ名を確認 Thinoフォルダが正しく作成されているか確認 「403 Forbidden」エラー\nGitHub Personal Access Tokenの権限を確認 repoとworkflow権限が必要 🎊 完了！ 達成したこと ✅ BlueskyとMastodonの統合同期 ✅ 投稿・お気に入り・ブックマークの自動記録 ✅ 正確な日本時間での記録 ✅ ハッシュタグの完全保持 ✅ 効率的な差分同期 これからできること 統合ライフログ: 複数SNSの活動を一箇所で管理 クロスプラットフォーム分析: どのSNSでどんな話題に興味を持ったか ハッシュタグ検索: SNS横断での話題追跡 知識の連携: SNS投稿からObsidianノートへのリンク このシステムで、分散していたSNS活動が一つの価値あるデジタル日記に統合されます。複数のプラットフォームでの思考や発見が、Obsidianという一つの場所に集約され、新しい知識管理体験が始まります！\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-05-25/","summary":"\u003cp\u003eこんにちは、よしざきです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e先日公開したMastodon・Blueskyの投稿・お気に入り・ブックマークをGitHubに送るやつ三つを一つのActionに統合しました（本記事の公開に合わせて、三つの記事・コードは非公開化済）。\u003c/p\u003e","title":"Mastodon・Blueskyの投稿・お気に入り・ブックマークを全部GitHubを経由してObsidianに送るGitHub Actionを作りました。"},{"content":"大いにネタバレを含みます。\n負けヒロインが多すぎる！ ８ (ガガガ文庫)\n雨森たきび\n広告Amazon.co.jp\n↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓\n読みました。\n馬剃天愛星さん回でしたね。\n馬剃さんホンマようがんばったで。\n公園、泣きました。\n今回、生徒会戦の温水くんがかなり良くて、彼の「他者からの求めに（最終的に）応じてしまう」という特質が推されていて、献身ですよね。温水くんのその特質と馬剃さんの（やはり同様に）献身の心。これらが共鳴したんやね。\nで、馬剃さんは温水くんのそういう献身性に惹かれたんだと思うんですが、他方で温水くんは釣った魚にエサを与えないところがあるというか、おい！！！　温水！！！！！　そういうとこだぞ！！！！！！　感もまた今回のフィーチャーではありました。\n私はぬくやな派なんですが、これはどちらかというと、「彼彼女らがそのように導かれなければ「物事の道理」に反する」（あと、八奈見さんが普通にかわいい）という理屈で、感情ではなくむしろ理屈から来ているんですが、私の感情のところでは「とは言え、馬剃さん、ぜんぜん普通にアリじゃね？」とも言ってて。私は「馬剃さん、ぜんぜん普通にアリじゃね？」と思った。\nしかし、温水くんは最後の最後に「いや、馬剃さんじゃなくね？」と気付いてしまった。土壇場で別の女性のことを考えてしまった。その「気付き」が一体何なのか、何と名付けられる感情であるか探す旅がこれから数巻続くのではないでしょうか。\nたぶんだけど、八奈見さんは気付いてるんだよな、温水くんが「気付き」を持っていることに。けれども、二人ともその「気付き」が何と名付けられるの感情なのかを直視しようとしていない。\n二人は緩やかな共犯なんやで。\n馬剃さんは、悲しいかな、その共犯関係には入れてもらえなかった。彼女の折り目正しい性格が、その緩やかさに甘えることを許さなかった、と言い換えてもいい。まさにそここそが馬剃さんの魅力ではあるのですが。８巻のストーリーがどのように駆動していたかと言うと、基本的に馬剃さんの律儀さドリブンでした。特攻するし、待ち伏せするし、情に訴えるし、コスプレする。けれど、温水くんのイエスがあるまではその先を強要しない。良い子ですよね。\nそして、その折り目正しさ、律儀さが、なんというか「その場のノリ」的なもので破壊され、爆発的な説得力を出したのが演説でした。あの演説は最高。一世一代なんやな、と感動しました。\n馬剃天愛星さん、勝負所（クリスマス、演説、借り物競走、そして……）できちんと一世一代の勝負を仕掛けられるのがマジのマジのマジでえらくて、これは温水くん＆文芸部ガールズにはない能力なんですよね。\nしかし、負ける。\n厳密には負けていないかもしれないけれど、一世一代で勝ちきれない。そこに世の儚さというか、温水の悪さですよね。馬剃さんのこと勝たせたれよ、と読者みんな思っとる。馬剃さん、マジなんやで、カツサンド貪ってるどっかの誰かとは違うんやで、みんな思っとる。\nうーん。\n温水くんは自分が馬剃さんを泣かせているだろう意味をもっと深く噛み締めてほしい、というか、たぶん「自分が誰かを泣かせている」と噛み締める回、これから来るでしょう。「女の敵」言われてたのはこういうことやったんか、そう向き合う日が来るだろう。その回のメインは絶対に馬剃さんであって欲しいし、その時には温水くん。もう一度、馬剃天愛星さんの気持ちと真剣に向き合って欲しいですね。\nいやしかし、今回の馬剃天愛星さん本当に偉かったな……………………。\n追記\n野暮ったい話なので追記として書くんですが、ラブコメ一般の常として、作者は登場人物らが恋愛感情に気付くタイミングを先延ばしにすることで物語を継続させる（させざるを得ない）こととなり、はっきり言ってダレがちなんですが、本作『負けヒロインが多すぎる！』は、その「気付き」を先延ばしにすること自体が物語を駆動させている（「気付き」を直視しないことが登場人物らの基本的な行動原理として組み込まれている）。そこが読んでいて気持ちの良いところなのかもしれないなと思いました。\n追々記\n豊橋の聖地巡礼する人には、馬剃さんの勝負スポットとして名高い「向山大池」、ここ必ず行ってほしいです。男子に告白するつもりでここ歩くの、勇気要りますよ。\n馬剃さんの勇気の一端がわかります。いや、すごいんやて。\n241013 『負けヒロインが多すぎる！』聖地巡礼 in 豊橋\u0026amp;豊川箱庭療法記 追々々記（2025/05/20朝）\n選挙で勝てたのは本当に尊いことに感じられてきました。二人の愛やで。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-05-19/","summary":"\u003cp\u003e大いにネタバレを含みます。\u003c/p\u003e\n\u003cdiv class=\"amazon-card\"\u003e\n  \u003cdiv class=\"amazon-card__image\"\u003e\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B0F62JTHTT?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\" target=\"_blank\" rel=\"nofollow noopener sponsored\"\u003e\u003cimg src=\"https://m.media-amazon.com/images/I/51Mlr-KszXL._SL500_.jpg\" alt=\"負けヒロインが多すぎる！ ８ (ガガガ文庫)\" loading=\"lazy\"\u003e\u003c/a\u003e\u003c/div\u003e\n  \u003cdiv class=\"amazon-card__body\"\u003e\n    \u003cp class=\"amazon-card__title\"\u003e\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B0F62JTHTT?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\" target=\"_blank\" rel=\"nofollow noopener sponsored\"\u003e負けヒロインが多すぎる！ ８ (ガガガ文庫)\u003c/a\u003e\u003c/p\u003e\u003cp class=\"amazon-card__author\"\u003e雨森たきび\u003c/p\u003e\n    \u003cp class=\"amazon-card__meta\"\u003e\u003cspan class=\"amazon-card__pr\"\u003e広告\u003c/span\u003eAmazon.co.jp\u003c/p\u003e\n  \u003c/div\u003e\n\u003c/div\u003e\n\n\u003cp\u003e↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓\u003c/p\u003e","title":"『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）の８巻を読みました。"},{"content":"目次 2025年目標に対する進捗 雑記 2025年4月度の本の感想（15冊）（年間56冊） 2025年4月度のジャズの感想（5枚）（年間32枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→○２．６万字（累計５．７万字）。ペース復帰。あと６万字を３ヶ月。行けそうだ。ちょうど今日、ミッドポイントを越えました。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→○８７キロ→８５キロで圧倒的減量。２１回（累計５０回。年間１５０回ペース）\nゴールデンウィークに家族写真を撮るためにかなり根詰めました。１日２回ジムに行ったり。マシンの使い方が上手になってきた感があります。肉体的には、猫背が治りつつあり、肩がデカくなりました。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→×１２回食べた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○３冊に制限できた。（『女甲冑騎士さんとぼく（２）』、『休み時間の過ごし方：地方公立中学校における文化とアイデンティティをめぐるエスノグラフィー』、『ベルカ、吠えないのか？』）\nただし、ピュアに仕事のために５冊の参考文献を追加。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→△『即戦力がつくビジネス英会話』、『キクタン』に取り組んでいた。『キクタン』は家族もやるので頑張ろう。あと、四月はそろそろ『英語のハノン』に復帰したい。 2. 雑記 四月度の一冊は『平家物語　犬王の巻』（古川日出男）、一枚は選出ナシでした。\n『平家物語　犬王の巻』は語りのキレが良すぎる。読者を駆り立てる駆り立てる。修飾が切り詰められているんですよね。にもかかわらず、イメージがありありと広がっていく。いや、凄すぎる。短いので（二時間くらいで読めると思います）読んだらよろしです。\n平家物語　犬王の巻 (河出文庫)\n古川日出男\n広告Amazon.co.jp\n他の読書は今月は宇宙ビジネス（五冊）、〈小市民〉シリーズ（春～秋の四冊。残りは短編集・冬）がメインでしたね。\n宇宙ビジネスについては、世界の宇宙ビジネスの規模感、日本のプレイヤーなど、広く概観できました。宇宙に特化したビジネスをやってるプレイヤーは数が少ないので追いやすいです。\n『秋季限定栗きんとん事件』のラストは、私の考えるラブストーリーの第一原則「二人が二人のためだけに世界の理（ことわり）に反する」を完全にやっておりました。こういうの実装したいわねえ……。\n選出なしのジャズは五枚しか聴いておらず、その上、ながら聴きが多かったので……。\n四月度は圧倒的な進捗を叩き出しました。運動させれば２キロ痩せ、小説を書かせれば２．６万字。気持ちいいっ！　やっぱり、春ですね。春は人をアクティブにするよ（とは言え、too activeになるのも良くないので、連休後半はちょっとセーブしていきたいですね）。\n先月度の月報で報告した上京した家族の元には、週一くらいで通ってます。ほどよい。これまで往復三時間で三万円だったのが、今や三十分で数百円ですからね。万物に、感謝……。\n3. 2025年4月度の本の感想（15冊）（年間56冊） ①『平家物語　犬王の巻』（古川日出男）\n傑作。\n語りの疾走感がひたすらに心地良い。前へ、前へと駆り立てられる。その先にあるのが破滅だとわかっているのに手が止まらない。文句なしです。池澤夏樹の解説もまた完璧で、そう、力強い語りって動詞の力強さ、修飾語の切り詰めなんですよね。\nこれぞ文の芸術、文芸でした。ありがとうございました。\n②『日本一わかりやすい宇宙ビジネス』（中村尚樹）\n宇宙ビジネスについて爆速で概観したくなったので新しめの本書を手に取った（大手証券会社がSAR衛星企業のカバレッジを始めたので）。宇宙ビジネスそのものというよりは、そこに携わってきた人々と歴史に関する本という印象はあるが、おかげで宇宙ビジネスに関する基礎的な知識も仕入れることができた。\nこれを読むまではSAR衛星、光学衛星、コンステレーションの関係がよくわかってなかったくらいだったので……。\n【メモ1】\nSAR衛星：アクティブ衛星。上場企業ではQPS、シンスペクティブ。\n光学衛星：パッシブ衛星。上場企業ではNTT（子会社）、スカパーJSAT。\nコンステレーション：小型の衛星を星座（コンステレーション）のように組み合せることで構成したネットワーク。上場企業ではNTT（子会社）、スカパーJSAT。\n【メモ2】\n例によって例によって投資のために人工衛星事業について調べているのですが、野生のプロという感じがする。\nhttps://zenn.dev/dev_consultantzenn.dev ③『宇宙ビジネス』（中村友弥）\n宇宙ビジネスの「ロマン」を良い意味で剥がしてくれる一冊。2025年1月現在に入手できる様々な数字が紹介されており、最早「リアル」なのだと伝えてくれた。\n例えば、2023年の宇宙ビジネス全体のビジネス規模は6330億ドル（約100兆円）、そのうち人工衛星から得られるデータのビジネスや人工衛星の附帯設備で4470億ドル（71％）。この全体の規模は2035年には3倍に。\n面白いのは、そんなビッグビジネスに向けて、大手商社や大手工務店はリアルに算盤を弾いて準備をしている。一方で、やはり（損得勘定を越えた）使命感やロマンで宇宙に賭ける人々もいて、なるほど、大航海時代にはこんなワクワク感があったのかもしれないと思わせてくれた。\n投資の勉強のために読んだ（は本音でもあり建前でもあって）ものの、科学を信奉している一人として、胸が躍りました。\n④『いちばんやさしい衛星データビジネスの教本』（神武直彦、恩田靖、片岡義明）\n今回のお勉強の目的は、まさに「衛星データビジネス」。各プレイヤー（ロケット衛星、衛星データを扱うプロバイダ、プロバイダからのデータを加工する専門サービス……）の様子がクリアにわかり、ドンピシャで知りたい分野を知ることができた。また、衛星データを用いた実際のビジネス（仮説立案～サービスインまで）の流れも例示されており、イメージが膨らんだ。\nところで、先に読んだ2冊の出版年は、2024年（日本一わかりやすい宇宙ビジネス）、2025年（『宇宙ビジネス』）だったが、本書は少し遡って2022年。プレイヤーの顔ぶれは3年ではほとんど変わっていない。特にハードウェアとプロバイダは寡占市場であることが窺える。一方で、2022年に上場していたスカパーJSATと比較して、この3年で上場したQPS研究所やSynspectiveは前述の2冊では明らかに記述量が増えており、なるほど温度感がわかってよかった。\n⑤『企業はいまこそ「宇宙戦略」が必要だ』（マシュー・バインツィール他）\n宇宙ビジネスへの関心が持続的に高まっているので追加で読みました。短い論文なので、これまで読んだ3冊で十分だったかな。\n⑥『日経MOOK　宇宙無限大　ビジネスのフロンティア』（日本経済新聞、アクセンチュア）\n高市早苗（実は宇宙政策をやっているのです（もっと応援しがいのある政治家の方がいい））のインタビューから日本の宇宙政策が読めないかを期待して手に取った。\n日本の宇宙政策は以下の三本柱。\n①宇宙基本計画：四つの大きな施策からなる。「宇宙安全保障の確保」、「国土強靱化・地球規模課題への対応とイノベーションの実現」、「宇宙科学・探査による新たな知と産業の創造」、「宇宙活動を支える総合的基盤の強化」。\n宇宙基本計画に関連するスタートアップで興味深いのは、米・欧における宇宙ビジネスでは民間用途と防衛用途とが混在している一方で、日本は分けている……、という建前がありつつも、スタートアップでSAR衛星のSynspectiveは防衛関連というこでカバレッジされたところだろうか。なお、同じくSAR衛星のQPSは民間。スペースデブリ除去のアクセルスペースは、スペースデブリ問題は政府由来であるために、民間企業に対しては国の予算が組まれるだろうと考えているらしく、国からの安定した受注を見込んでいるのだろう。\n非スタートアップだと、スカパーJSATは2030年に250億円の純利益が目標。\nこれは他の本の宇宙ビジネスの規模と合わせて考えると彼らがどれくらいのシェアを目標にしているのかが見えてくるだろう。小型衛星は今後10年間で3.5～4.0万基の打ち上げが予想されている。そのうちいくつを目標としているかも透けるだろう。本書には、スカパーJSATのパートナーであるPlanet Lab.のインタビューも掲載されている。\n宇宙基本計画の二本目：\n②宇宙技術戦略：日本における宇宙ビジネスのサプライチェーンの自立性を確保することが肝。衛星、宇宙科学・探査、宇宙輸送の三分野にわかれる。2030年代前半までにロケット打ち上げ能力を30件/年を目指すとのこと。\n③宇宙戦略基金：国プロあるあるの単年度予算ではなく、宇宙ビジネスに継続的な支援を目指す。本基金を受けている場合には、支援の打ち切りリスクは相対的に低いだろう。\n他のキーワード：大臣コミュニケ、首脳コミュニケ。\nところで、宇宙ビジネスのスタートアップのカルチャーは、ここ10年くらいで「小型で、早く・安く作って、早く・安く失敗する」に変化しつつあるらしい。大企業にこのスピード感が持てるかどうかは鍵となるだろう。\n⑦『春期限定いちごタルト事件』（米澤穂信）\n語りとセットアップが上手い～！　感服です。短編の二本目「For Your Eyes Only」は座りが悪い（こんな序盤から解決の後味が悪すぎる）と感じたのですが、この気持ち悪さこそがラスト「孤狼の心」での長広舌に説得力を持たせるワケね。個別の事件それぞれは小トラブルという感じだったけれど、全体を通して読むと縦糸がしっかりと走っている。良かった。あと、小佐内さん、ガチ萌えです。\n⑧『夏期限定トロピカルパフェ事件』（米澤穂信）\nウェルメイド！　リーダビリティが高く、キャラクターも魅力的で、最後の最後にちょっとした（だけど当事者には一大事な）どんでん返しもある。『夏期限定～』は、前巻『春期限定～』よりも各話の繋がりがよく、洗練された印象を受けた。\n⑨『秋期限定栗きんとん事件（上）』（米澤穂信）\n読みました。まとまった感想は下巻で。\n⑩『秋期限定栗きんとん事件（下）』（米澤穂信）\n私の理想の恋愛フィクションの原則の一つには「二人が二人のためだけに世界の理（ことわり）に反する」があって、まあ、ほとんど第一原則のようなものなのですが、その観点から、完璧な恋愛フィクションでした。\n⑪『熱狂的ビジネスモデル』（川上昌直）\n途中でギブ。\n作り手がアートを生み、受け手が感動するまでのプロセスを\n作り手の熱狂 作り手の感覚 アート作品の完成 受け手の感覚 受け手の熱狂\nと、カンディンスキーを参照して分解する。本書では「熱狂」がキーワードだ。単なる感動ではなく、劇的なエモーションを表すのが熱狂である。この熱狂の源泉は「内的必然性」と呼ばれ、作り手の原体験、感動体験から生じた動機である。\n内的必然性は、①個人的必然性、②時代的必然性、③系譜的必然性と三つに分解される。\n……と続くのだが、あまり自分ごととして読めなくてギブ。\n私の仕事の観点から言えば、顧客との力関係が歪なBtoB業界であり、また、私自身もバックオフィスということもあって、本書でフォーカスされた提案型の企画とはどうしても縁遠く感じられる。\nまた、小説執筆の観点では、熱狂（感動）は、当然、そのスタート地点にある。一方で、私の方法論（戦略と呼んでもいい）は、小説をアートの方法論よりもビジネスのフレームワークを援用して作り上げるものである。\n仮に本書を自分ごととして捉えるのであれば、もっと提案寄りの仕事に携わるか、デビューしてからの二作目以降となるだろう。 ⑫『High Conflict　よい対立　悪い対立　世界を二極化させないために』（アマンダ・リプリー）\nギブ。エピソードトーク的な本でエピソードがダルいと全部ダルくなっちゃう。いい本のポテンシャルは高いと思うんですけどね。\n⑬『気分上々』（森絵都）\n一本目「17レボリューション」がかなり良かった。学校に囚われた17歳の狭い視野、意識は、互いになかなか重なることがない。けれども互いの意識が重なった瞬間にそのエリアに光が射し、相互理解が降ってくる。\nその意識の狭さ・カタチは人それぞれで、狭く定型的なカタチのやつもいれば、広いけれどもイビツなカタチのやつもいる。いっけん平凡にしか見えないけど、よく見ると遠くまで射す一条の光を持つやつもいる。\n人間関係って、その光が交差したエリアの光の明度なんだよな。そういうイメージを抱きました。\n⑭『ゾーン　最終章』（マーク・ダグラス）\nいわゆる「相場心理学」（トレーディングに臨むトレーダーの心理分析）の集大成的な一冊。\n耳タコになるくらい書かれていたのは「トレードは確率である」という信念。\nテクニカル分析にせよファンダメンタル分析にせよ、あらゆる分析は市場で「何が起きるか」を確率に基づいて予測することはできる。しかし「何故それが起きるか」を予測することはできない。なぜなら、板の向こう側にいる他のトレーダーがその瞬間に何故そのトレーディングをするかを知る術が存在しないためである。\n本書のキモは、この知る術のない「何故」を分析してリスク（確率）を完全に取り除くことに執心しないように説いたことではないだろうか。「何故」が分からない以上、ゼロリスクはあり得ない。リスクを恐れない心理を得ることが読者の最終目標だ。\n私が拠り所とするテクニカル分析が他の市場参加者の心理に基づいているため、「相場心理学」からその分析の精度を上げようと考えて読んだ。結局わかったのは、他の市場参加者の心理はわかりっこないという単純な事実。むしろ、他人の心理がわからないがゆえに、自分の心理を熟知し、規律を持ってルールを守って、粛々とトレードせねばならない。この「粛々」がカギだ。\n⑮『外国人投資家の思考法と儲け方』（菊地正俊）\n面白かったです。\nファンドマネージャーだった清原達郎の『わが投資術』と重なるところがあり、双方の説得力を感じました。日本の機関投資家が認識する中型株～小型株と外国の機関投資家がそう認識する銘柄とには開きがあり（後者にとっては日本の大型株が「中型」であり、それ以下のほとんどは「投資するに値しない」）、このへんは、私の投資スタイルである「機関投資家の買い集めと同時に買い、売り抜けより前に売る」に直結する知見だった。私ももっと大型を対象にした方がよかろうな。そういう感じの学びでした。\n4. 2025年4月度のジャズの感想（5枚）（年間32枚） ①『Blues on Bach』（The Modern Jazz Quartet）\nバッハの名曲がモダンジャズカルテットのアレンジで蘇る。MJQと言えばビブラフォンだが、今作はチェンバロも加わり、典型的な「モダンジャズ」感は薄い。そこが特色だなと、なかなか面白い一枚。\n②『The Art of the Trio Vol. 2: The Live at the Village Vanguard』（Brad Mehldau）\nかなり室内楽っぽい印象を受けた。このジャンルはきちんと聴くための耳が養われていないなあ。良さを感じ取るためにはもう少し鍛錬が必要か。逆に、典型的なモダンジャズは耳が肥えてきたんだなとも感じた。\n③『Explorations』（Bill Evans）\nこれでリバーサイド四部作を（ようやく）すべて聴いたことになる。「Nardis」でのトリオのカラミがとりわけ良い。四部作を総括すると『Waltz for Debby』の完成度が最も高いように感じられた。ここは好みがあるところだろうが。\n④『Trio 64』（Bill Evans）\n全編を通して落ち着いた曲調。「Santa Claus is Coming to Town」が収録されており、選曲からして冬のレコーディングなのだが、仮になかったとしても冬のものだとわかっただろう。華やかさから距離を置いた一枚。冬にまた聴こう。\n⑤『A World of Piano!』（Phineas Newborn Jr.）\nリーダーであるフィニアス・ニューボーン（p）の技巧は卓越している。細やかなニュアンスが豊富。しかし、トータルでは不思議とオーソドックスな印象を受けるピアノトリオ。これはとりもなおさず、他の二人の演奏もニューボーンに負けず劣らずであるということだろう。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-04-30/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e2025年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年4月度の本の感想（15冊）（年間56冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年4月度のジャズの感想（5枚）（年間32枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○２．６万字（累計５．７万字）。ペース復帰。あと６万字を３ヶ月。行けそうだ。ちょうど今日、ミッドポイントを越えました。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○８７キロ→８５キロで圧倒的減量。２１回（累計５０回。年間１５０回ペース）\u003cbr\u003e\nゴールデンウィークに家族写真を撮るためにかなり根詰めました。１日２回ジムに行ったり。マシンの使い方が上手になってきた感があります。肉体的には、猫背が治りつつあり、肩がデカくなりました。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×１２回食べた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○３冊に制限できた。（『女甲冑騎士さんとぼく（２）』、『休み時間の過ごし方：地方公立中学校における文化とアイデンティティをめぐるエスノグラフィー』、『ベルカ、吠えないのか？』）\u003c/strong\u003e\u003cbr\u003e\nただし、ピュアに仕事のために５冊の参考文献を追加。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○暇なときに教科書を眺めている。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→△『即戦力がつくビジネス英会話』、『キクタン』に取り組んでいた。『キクタン』は家族もやるので頑張ろう。あと、四月はそろそろ『英語のハノン』に復帰したい。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"2-雑記\"\u003e2. 雑記\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e四月度の一冊は\u003cstrong\u003e『平家物語　犬王の巻』（古川日出男）\u003c/strong\u003e、一枚は\u003cstrong\u003e選出ナシ\u003c/strong\u003eでした。\u003c/p\u003e","title":"2025年4月度月報"},{"content":"Ｘのアカウントを削除してから二ヶ月強が経過した。死んだ子の年を数えるようなものだが、数えてしまう。一ヶ月弱が経過した時の「Ｘをやめて良かったこと」は2025年2月度月報に書いたが、あれから読める本の量が増えて、心も穏やかになって、誰かと戦いたい気持ちも失せて、自分と家族と友人と向き合っている。みんなもＸをやめよう。\nさて、困ったのは記録である。\nＸでは日々の、というよりもはや刻々のだったが、記録を残していた。今でも他のＳＮＳで残している。が、いかんせん、インターネットの持続性への疑念はもう留まることを知らない。もとよりブログの他に五年、十年を残すことは考えていなかったが、数ヶ月、一年で散ることも念頭に置かなければなくなった。\n後出し情報から入って恐縮だが、Ｘをやめる前の去年の十一月から紙の手帳を使っている。主に、①一時間単位の行動記録、②一日単位の一言日記、③一ヶ月単位の目標進捗、を記録している。\nジブン手帳 一時間単位の行動記録 一日単位の一言日記 一ヶ月単位の目標進捗 これはＸ云々抜きにして、単純に、やったことややりたいことの記録を電子では捌ききれなくなったからだ。この紙の手帳のウェイトは、Ｘをやめてからというもの日に日に増している。一方で、一年間の手帳であるため、日単位、週単位、月単位を決まった形式でしか残せないことに不満を覚えるようにもなっていた。\n記録をもっと自由に、もっと長く残したい。\nそこで導入したのが十年日記と投資ノートである。\n十年日記は、その名の通り、十年にわたって日記を付けることができる日記帳である。二〇二五年四月一日から始まり、終わりは二〇三五年三月三十一日である。この日記帳を書き終える頃には全てのＳＮＳは言うに及ばず、このブログもなくなっているだろう。インターネットに書いた自分の想いも、そこでの友人との交流も、いいねと思った瞬間も、全て消えている。\nだが、紙とインクは残る。自分の想いも、交流も、瞬間も、全て残せる。したがって、紙の日記帳にインクで日記を書くことにした。十年間を残すにあたり、さしあたって二つのルールを設けた。\nルールその一：嬉しかったことを必ず一つ書く。この日記帳の根幹を成すルールである。私は百パーセントの確率で全てを忘れる。インターネットは儚いが、私のエピソード記憶もまた、儚い。今年で三十三歳になる私の喜びを、十年後の四十三歳の私はどんな想いで振り返るのだろうか？　朧気に思い出すときことは、せめて嬉しかったことであってほしい。\nルールその二：仕事のことを書かない。これは前述の紙の手帳に任せたいからだ。また、仕事について書き始めるとキリが無い。刹那的な（紙に残す価値もないような）愚痴が多くなってしまうだろう。一切書かない。仕事は渡世。刹那である。\n書き始めてからまだ十日しか経っていないが、確かな手応えを感じている。記録を残すという目的に加え、その日の嬉しかったことを毎夜日記を書くために思い出すというのは、それだけで気持ちの良いものだ。\n十年日記 十年日記の二〇二五年四月十日のページ 投資ノートは、トレードの成績を上げるための業界研究や売買記録、チャート分析のため……、ではない。最大の理由は、トレーディングに臨む際の精神状態を刻み込むためだ。私見だが、個人投資を、私は陸上競技等の個人競技のようなものだと考えている。投資のためには様々な手法、分析、システムが存在する。だが最も重要なのは、どんなものに頼ろうとも、最後に結果を決めるのは、それを信じ抜くブレない精神だ。\n人の心は弱い。市場が揺れればその瞬間の精神も揺れる。\nトランプが関税を上げると言う。株価は下がる。あれだけ強い心で「いくら下がったら損切りをする」と決めたのに、弱い心は、いつか上がるかもしれないから持ち続けたいと期待する。下がった株価は二度とは戻らない。\nトランプが関税をやめると言う。株価は上がる。あれだけ強い心で「一日だけ上がってもトレンドを作るまで買わない」と決めたのに、弱い心は、早く買えばそれだけトクをすると期待する。上がった株価はあっという間に下がる。\n目まぐるしい朝令暮改に決心は揺らぐ。だが、紙に残した決心が消えることはない。このノートを通して、長期的な視点を持つ一貫したメンタルモデルが養われることだろう。\nそして、十年後に振り返ったとき、現在の私のメンタルモデルは、まさに記録に残すべき現在の私の感情そのものである。\n私の投資の鉄則 精神の記録 十年後が楽しみであり、十年後へと続く明日が楽しみである。\n紙に記録を残そうよ （おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-04-10/","summary":"\u003cp\u003eＸのアカウントを削除してから二ヶ月強が経過した。死んだ子の年を数えるようなものだが、数えてしまう。一ヶ月弱が経過した時の「Ｘをやめて良かったこと」は\u003ca href=\"/posts/2025-02-28/\"\u003e2025年2月度月報に書いた\u003c/a\u003eが、あれから読める本の量が増えて、心も穏やかになって、誰かと戦いたい気持ちも失せて、自分と家族と友人と向き合っている。みんなもＸをやめよう。\u003c/p\u003e","title":"紙に記録を残そうよ"},{"content":"目次 2025年目標に対する進捗 雑記 2025年3月度の本の感想（19冊）（年間41冊） 2025年3月度のジャズの感想（11枚）（年間27枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→△１．７万字（累計３．１万字）。ややビハインド。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→×８７キロ→８７キロで停滞。９回（累計２９回。年間１２０回ペース）\n３月中旬に風邪を引き、しかもそこから仕事と私生活が忙しくなり足が遠のきました……。本当につらい。ゴールデンウィークに一生残るタイプの家族写真を撮るので、４月は本当に根詰めます。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→×８回食べた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○３冊に制限できた。（『即戦力がつくビジネス英会話』『俺の文章修行』『競争力を高める電気系特許明細書の書き方』） 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→×『英語のハノン』『即戦力がつくビジネス英会話』に月初は取り組んでいたが、前述の通り風邪でお休みしてから大きく間が空いた。 2. 雑記 三月度の一冊は『俺の文章修行』（町田康）、一枚は『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』（Joshua Redman）でした。\n『俺の文章修行』には、作家・町田康が積む小説執筆エンジン（彼は「変換プロセッサ」と呼んでいた）が桁違いな馬力を持っていることを痛感させられた。詳細は別エントリ参照。電子書籍で読んだ後、「これは書き込みしながら読まねば」と紙でも買い直しました。\n町田康の『俺の文章修行』を語らせてくれ。箱庭療法記 俺の文章修行\n町田 康\n広告Amazon.co.jp\nジョシュア・レッドマンの『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』については、YouTubeでたまたま見かけた彼がリーダーを務めるカルテットの「A Night in Tunisia」（Joshua Redman, Brad Mehldau, Christian Mcbride, Brian Blade）に衝撃を受けて。合法的に手に入る彼のライブ音源を聴きまくっていました。「A Night in Tunisia」は公式音源では存在しないようですね。\n今月はジョルジュ・アルバニタスの『Cocktail for Three』も捨てがたく、ヨーロッパ系のジャズの面白さというか奥深さを垣間見ました。\nさて、三月度は目標の進捗の観点からは全然ダメでしたねえ……。ちょうど春分の日の前に体調を崩し（その前後でややハードな働き方をしていました）、その翌週は家族（パートナー）の引っ越しの手伝いでドタバタと肉体労働をし、風邪が治らないまま10日間ほど過ごしてしまいました。\nさて、家族の引っ越し。\n実は家族とは3年以上にわたって別居――私が東京、家族が大阪で暮らしていたのですが、家族が東京に来ることとなりました。というか、来て、その手伝いをずっとやっていた感じです。荷造り、荷ほどき、家具の組み立て等々、様々な肉体労働に殉じておりましたが、至福の労働といった感。\nサラッと書いてますけどね、とても嬉しいです。家族が上京してから毎日のように家族の部屋に通っています。同居ではなく近距離別居ですが。お互い納得の上、というよりも、お互いその方が良さそうだね、ということでこの形態になりました。少なくとも次の引っ越しまではこの形態でしょう。\n3. 2025年3月度の本の感想（19冊）（年間41冊） ①『読者に憐れみを』（カート・ヴォネガット／スザンヌ・マッコーネル）\nカート・ヴォネガットの教え子による評伝。話題が広範にわたっているので、いわゆる「創作論」に絞り、さらに創作論の内容ではなく、創作論・論について書き残す。\nカート・ヴォネガットは、名文のための「ルール」を新聞のエッセーで説いたのだが（やがて後年の作家志望者に金科玉条のように奉られることになったのだが）、そのルールが新聞編集者による編集の工程を経たものであることは知られていない。また、彼自身は必ずしも守っているとは限らず、彼の講義ではむしろ破れる作家になることを奨励していたようだ。さらに言えば、それらに反する彼の作品や発言は数多くある。\n私には、彼が説いたルールにまつわるそれら逸話が愛おしく感じられた。\n私たち作家志望者は方法論のバイブルを探し求める旅に出がちであり、有名作家や編集者や有象無象が喧伝するルールに右往左往したりする。しかし、こうして一人の作家が大々的に説いたルールでさえ、その作者でさえ、必ずしも守られるべきものではない。根本的に「目安」のようなものなのであろう。\nにもかかわらず、その目安は、ルールに、金科玉条に変質して流通する。\n“そういうものだ”\n②『使うための英語──ELF（世界の共通語）として学ぶ』（瀧野みゆき）\n英語をネイティヴの独占とするのではなく、世界の共通語（リンガフランカ）として間口を広げたものにするための運動「ELF」の実践のための書。\n非ネイティヴ同士での英語コミュニケーションを「すり合わせ」と言い表しており、私自身のこれまでの英語を振り返ってみて膝を打つ感覚でした。と言うのは、自分も相手も非ネイティヴであるがゆえに、むしろ、相手に確実に届く英語を選ばなければならないから。本書は、その選択を速く正確にできるようになるための道しるべを示します。\nまた、英語でコミュニケーションのすべてを満遍なくカバーできる必要はなく、目的を達成するための一定の範囲さえカバーできれば、ELFとはそのための英語という考え方なのだと提示されていました。非常に具体的なハウツーもあり、勇気が出る一冊でした。\n③『人を助けるとはどういうことか』（エドガー・Ｈ・シャイン）\n「人を助ける」こと（＝支援学）の社会的な意味合いを語る一冊。\n支援する側（コンサルタント）が支援される側（クライアント）と向き合うに当たって重要なことがいくつも書かれているのだが、特に私に響いた二つをピックアップする。\nまず、クライアントがコンサルタントに支援を求める際に、クライアントはコンサルタントに「引け目」を感じるものである。往々にして、この引け目は素直に助けを求める妨げとなるものである。コンサルタントは、その引け目を感じさせないように手練手管を尽くす必要がある。\n第二に、コンサルタントはクライアントに支援の見返り（＝感謝）を求めるものである。感謝が得られなかった場合には、互いが気まずさを感じ、結果的にうまく支援をできなくなることがある。\n私自身がこれまで行ってきた支援を振り返ってみると、相手が感じるであろう「引け目」を省みることなく過剰に手を差し伸べたり、その手を払いのけられたりするとちょっと不快感を覚えたりする。もっとうまく、さりげなく支援を行えるようになりたいものだ。\n④『なぜ株価は値上がるのか？』（矢口新）\n株価（に限らず、市場）が値動きするメカニズムを概観する一冊。値動きの理由を、構造的な要因（長期的な要因）と投機的な要因（短期的な要因）とに分類し、それぞれ詳細に解説する。また、構造的な要因に利益を求める市場参加者を投資家、投機的な要因に利益を求める市場参加者を投資家、と呼び分け、やはりそれぞれの特徴を解説する。\nこの本の特長には、構造的な要因・投機的な要因が一覧されていることに加え、それらの相互作用が構造・投機の両観点から丹念に追われていることがあるだろう。\n投資を始める人や、始めたばかりの人におすすめ。私もとても勉強になりました。\n⑤『四半期成長率とチャート分析』（結喜たろう）\n眺めましたが、宗派が合わなかったので途中まで。私、「波動」って信じてないのよね（存在する／存在しない、ではなくて、投資活動の根幹に据えられるほど信じられる／信じられない、という宗派）。\n⑥『わが投資術』（清原達郎）\n読みました。\n日本市場に特化した内容である点は特筆に値するものの、投資の思想・技法がマッチしなくて（あと、単純にダルい昔話が多くて）読むのがしんどかったです。\n面白かった点を挙げるなら、ファンドの規模が大きくなればなるほど市場にゆがみを与えてしまうことに自覚的な点、そして個人投資家のエッジをそのゆがみに見出していた点でしょうか。ほとんど全ての点について宗教が違ったのだけれど、この点については完全に同意しました（というより、このゆがみを突く以外で個人投資家がエッジを得る手段はないとすら思う）。\n⑦『バフェットとソロス　勝利の投資学　―最強の投資家に共通する２３の習慣』（マーク・ティアー）\nウォーレン・バフェット（アメリカで最も稼いだ投資家のひとり）とジョージ・ソロス（イングランド銀行を破綻させたトレーダー）に共通する――二人は投資家／トレーダーとしては対照的なのだが――習慣を抽出した一冊。\n面白いことに（本当に面白いことに）二人のエピソードを除けば、どの習慣も「知識としては」持っている。ただ、理解し、実践できるかどうかは別である……。そこがこの本の難しさなんだよな…………。\nそれはそれとして、本書でさらりと紹介されていた「Permanent Portfolio」（Harry Browne）の知識は私は持っていなかったので（そしてもしかすると私にフィットしているかもしれないので）ちょっと勉強したい。\n⑧『俺の文章修行』（町田康）\n上述の通り。\n⑨『目的への抵抗　シリーズ哲学講話』（國分功一郎）\n要約するような本ではないと思うので、小説を書きながら感じていることをレスポンスとして残したい。\n私は小説を受賞と出版を目的として（ということにして）書いているが、はっきり言って、受賞と出版の栄誉に与ったとして満ちないのではないかと予想している。じゃあ何のためかと言えば、書く過程の気持ちよさ、書き上げたときの気持ちよさ、つまり小説を書くことそれ自体のためなのではないかと思う。目的──体裁は存在するのかもしれないけれど、書いている間には書くために書いている。\n國分はハンナ・アーレントの「チェスのためのチェス」という言葉を引いて目的について論じ、私にとって小説を書くという行為は、さらに小説の中で書きたい対象は、まさにその「チェスのためのチェス」のようなものだろうと理解できた。私の小説のモチーフには必ずパフォーマンスアートがあるのだが、それをアーレントが論じていたことは無関係ではないだろう。\n⑩『「分かりやすい表現」の技術　新装版　意図を正しく伝えるための16のルール』（藤沢晃治）\n分かりにくい表現の悪例とその改善案とを並べながら論じる。\n16のルールがあるが、結局は「受け手のプロフィールをフールプルーフを設けて想像する」に尽きるのではないだろうか。\n私の仕事のかなりの割合はスライドライティングである。わかりやすいスライドのためにキレある文言を生成AIに考えさせたりしている。その過程で当初は意図していなかった効果が得られたのでちょっと紹介したい。\n生成AIのおかげで文言が洗練されたのは言うに及ばないのだが、副次的にスライド一枚一枚や全体の構成がグンッと熟達した感がある。これは、スライドで扱うテーマについて前提知識のない生成AIから的を射た回答を引き出すための質問を心がけようとすると、自ずと、ズブの素人にも伝わるメッセージをあらかじめ意識、言語化せざるを得なくなるからだろう。\n例えば、スライドの中で生成AIにAという製品をB・Cと比較してもらいたい時に本当に欲しいメッセージとは、比較自体ではなく、比較を用いてAの特徴を強調することであると気付けるようになる、とか。\n端的に、最初にアホに説明するプロセスを噛ますとスライドライティングが上手くなる。\n⑪『［エッセンシャル版］マイケル・ポーターの競争戦略』（ジョアン・マグレッタ）\nマイケル・ポーターは、競争で優位性を得る（競争優位）ことを「競合よりも高い収益性（投下資本に対する利益の最大化）の持続」、戦略を「競争優位を得るための独自のポジショニング」と明確に定義する。そのどちらとも「最高の利益」「最高のマーケットシェア」とは異なる。\n競合との競争に勝つためには、「競合と同じ活動を異なるやり方でやる」か「競合がやらない活動をやる」の二種類しかないと説く。その二種類の活動から得られた独自のポジショニングがあれば「最高」でなくてもよい、というのは蒙を啓かれた感すらある。\nただし、戦略とは決定的にトレードオフである。競合と同じやり方でやらない、競合がやる活動をやらない……、端的に、戦略とはやらないことを決めることである。やらない決断には勇気が要り、その勇気こそパワーなのかもしれない。\n⑫『ストレスフリーの資産運用　投資は米国債が一番！』（林敬一）\n日本政府と財務省への愚痴が延々と書かれてて、肝心の米国債についてはうす～～～い本でした。\n結局、\n・米国債は償還があるため安全。\n・米国は日本よりも財政・成長が安定しているため安全。\n・米国債は単利の日本国債と違って複利で回るため利回りが良い。\nの三点に集約される。で、それは15分調べればわかることなので……。\n⑬『劇空間を生きる』（野田秀樹、鎌田浩毅）\n参考のために読もうとしたがギブ。都会の賢い名門中高一貫校から東大に入って派手にやってたら自主退学を迫られちゃったよ笑、のところで、価値観の齟齬が大きすぎて。両名とも成果物は好きなんですけどね、思い出話がこうも続くとね。\n⑭『【全訂版】なぜ金利が上がると債券は下がるのか？』（角川総一）\n「債券」なるものへの理解を深めるための確かな足がかりになる一冊でした。後半からなかなか理解が難しくなって目で追うばかりになってしまいましたが、わからないことがあっても基礎的なことならこの本に書いてあるだろう、という信頼感がありました。かなり良書なのでは。\n⑮『宇宙のみなしご』（森絵都）\n主人公の中学二年生の姉・一年生の弟に大人が語りかけるシーンがあるのだが、それは間違いなく想定読者である彼らと同じ年かちょっと下の子供たちに向けた台詞だろう。\n以下、引用\n「友達のことでなやんだりするのって、学生の特権みたいなとこあるもんね」\n「社会に出るとさ、（中略）ほとんど自分のことでなやんでるのかな。純粋に友達のことでなやむなんてこと、滅多になくなっていくもんだから」\n家、学校、友達が世界のほどんどで、そこからちょっとはみ出して真夜中の冒険に繰り出す主人公らの世界の狭さが羨ましくもあった。\n⑯『会社四季報プロ500　春号』（東洋経済新報社）\n眺めましたといった感。私は四季報をそのまま投資判断の材料にはしないのだけれど、知らない銘柄や知っていたけど忘れていた銘柄にアクセスするのにちょうどいい。\n⑰『手段からの解放』（國分功一郎）\n哲学書を要約しても仕方ないので、フィーリングを残しておきます。\n我々の感じる「享受」について、國分によると「レジャーの中では、人はプロダクションの提供する統一的規格に右へならえしないわけにはいかない」（アドルノ、ホルクハイマー）と論じられたらしく、哲学者はつくづく\nええこと言うな……と思いました。\n本書で國分が論じている通り、アドルノとホルクハイマーの時代は消費社会という面ではおおらかな20世紀半ばでしたが、いまは21世紀も四半世紀が過ぎ、SNSが我々を承認のために右へならえさせておるな……と苦しくなる次第です。\nさて、私は小説をある言い方では「生産」しているのだけれど、生産という言葉には「消費」が対置される。ところで、我々はプロダクションによって画一的な消費をさせられているというのがボードリヤールが論じたところで、「いや、おれは書きたいから書くんだ」（=享受）という気持ちと「それはそれとして、読まれてえ！（読まれるためにプロダクトに仕立てなければならねえ！）」（=生産→消費）という気持ちのコンフリクトがここにはある。このコンフリクトが人間らしさってことなんでしょうね。\n⑱『センスのよい考えには、「型」がある』（佐藤真木、阿佐見綾香）\nはい、眺めました。この手の本って、エピソードトークがおもんないとおわりっすね。\n⑲『言語が消滅する前に』（國分功一郎、千葉雅也）\n二人は、一貫して「自由意志」「他者」の話をしている。その二人が生成AI、つまり「自由意志なき半他者」についてどう考えているのかすごい気になりました。再びこのような企画が走ると嬉しい。\n4. 2025年3月度のジャズの感想（11枚）（年間27枚） ①『Cocktail for Three』（Georges Arvanitas）\nジャズ好きな友人にジョルジュ・アルヴァニタスを教えてもらって（本当は『Rencontre』が第一候補だったけれども配信サービスになかった）。ヨーロッパ系のジャズをそうと意識して聴いたのは初めてかもしれない（ブルーノートとリバーサイドに片寄っているので）。\nハードバップでありつつもとにかく端正な一枚ですね。特に一曲目の「Cocktail for Three」が至高。高音域まで気持ち良く使ったピアノ（まさに「Cocktail Jazz」）が光りつつ、リードが強すぎることもない（Louis Hayes（d）がいい仕事をしているように感じられる）。\nジョルジュ・アルヴァニタスのことが一瞬で好きになってしまったので、これからはヨーロッパ系のジャズミュージシャンとして中心的に掘っていこうと思います。\n②『The New Groove: The Blue Note Remix Project Vol.1』（Various Artists）\nブルーノートのモダンジャズをヒップホップのアーティストがリミックス、再解釈する一枚。元ネタわからんと難しい一枚でした。\n③『Volume One』（The Cookers Quintet）\nストーリーがある一枚。1曲目「Obligatory Blues」は、クインテットなのにややシンプル過ぎるかなあなんて思っていたら、曲順が進むにつれて色んな表情を見せてくれた。ライブのような印象を与えてくれて、白眉なのは6曲目「See You Next Thursday」でクロージングっぽい雰囲気を出してから、アンコールのような「The Fork Test」、本当のクロージングの「Open Air」と続く。とても面白い一枚でした。\n④『Volume Two』（The Cookers Quintet）\n『Volume One』ほどの感動はなかったかなあ。\n⑤『3 A.M.』（Georges Arvanitas）\nなんと言っても「A Night in Tunisia」がわかりやすいですね。リーダーのジョルジュ・アルヴァニタス（p）が全体をリードする。\n⑥『Love, Gloom, Cash, Love』（Herbie Nichols）\n不思議な曲！（不思議な曲をきちんと形容するための語彙がまだ育っていない）　さておき、たぶん、右手と左手がそれぞれ独立したテンポで動く具合がかなり良くて、踊り出しそうになる。\n⑦『Covered』（Robert Glasper）\nロバート・グラスパーが緻密に音楽を設計しているのは間違いないのだが、それを支えるダミオン・リード（d） とヴィンセント・アーチャー（b）が流石。特にダミオン・リードは人力ドラムンベースかと思わせるほど。\n⑧『First Flight to Tokyo』（Art Blakey）\nおれ、アート・ブレイキー好きだわ、やっぱり………………。\n⑨『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』（Joshua Redman）\n「St. Thomas」のために。最初の数分間（！）に渡るジョシュア・レッドマンのソロが期待感を煽る。\n⑩『Art Blakey \u0026amp; The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet』（Art Blakey \u0026amp; The Jazz Messengers, The Elmo Hope Quintet）\nアート・ブレイキーのいいとこの出た一枚だった。シンプルな進行だし、ドラムの聴き所がよくわかる。いい意味でモダンジャズのお手本のようだ。\n⑪『The Art of the Trio Vol. 1』（Brad Mehldau）\nながら聴きだったので反省。ブラッド・メルドーのピアノは好きです。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-03-31/","summary":"\u003ch2 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Redman）\u003c/strong\u003eでした。\u003c/p\u003e","title":"2025年3月度月報"},{"content":"はっきり言って、これを読んで実践できるやつは読まずともとっくに実践できてるし、「ほへ～」とか感心しながら読んでたやつ（要するに、おれ）は一生できない。だから、役に立つかは疑わしい。ただ、疑わしいからこそ繰り返し読める一冊になるし、座右の一冊になるだろう。\n文章力を上げるための手法を町田康が語るエッセイ。感想を平文でまとめてみようとしてなかなか難しいことに気付くのだけれど、それは本書のエッセンスが町田に特有の語りの「ノリ」にこそ宿っているからなのだろう。それでもまとめてみる。\n1．読書をして自分だけの「ノリ」を育てよう。\n2．刺激を「ノリ」に変換できるように内蔵変換装置を育てよう。\n3．「ノリ」のための内蔵変換装置の技法を育てよう。\n4．「ノリ」とは形式と内容が相互作用していることを感じよう。\n5．自分だけの「ノリ」がどこから生じているのか見つめよう。\nなどである。\nノリという言葉じたいは、本書のかなり後半にならないと出てこないのだが、ノリ重視は前半から一貫している姿勢である。ここで感心したのは、後半までこの言葉を敢えて隠したまま文章力（その形式、内容、動機）について語っていたことである。\n「ノリ重視」と書けばわかりやすい。しかし、わかりやすいがゆえに、読者は納得してしまう。納得すると探究が終わってしまう。すなわち、読者をノらせることができなくなってしまう。それでは本当に伝えたかったノリそれ自体が伝わらない。\nこの塩梅が絶妙で、というか、町田の小説の術（すべ）そのものですよね。\n創作に関するエッセイで生涯ベストの一冊になるでしょうし、途中で電子から紙の本に切り替えて書き込みながら読みました。\nところで、町田康が伝えたかった「ノリ」ってやつは、千葉雅也が『センスの哲学』で「ビート」「うねり」と呼んで説明しようとしていた概念と近く、『センスの哲学』は2024年の私のブック・オブ・ザ・イヤーの一冊なのだけれど、そういう意味でも本書が響いたのは納得である。\nおれがノりやすいノリがここにあった。\nただまあ、冒頭にも書いた通り、率直に言って、俺は町田の言ってる内容それ自体（訓話と呼んでもよい）を半分は「ほんまか？」と疑いながら読んでいたし、読み終わってからも疑っているところはある。ただ、重要なのは、内容それ自体が疑わしいにもかかわらず、おれがノってしまった事実である。そこには確かに町田の術が存在するし、見せつけられていた。なんなら、術を解説してくれている。そういう本である。解説しているのなら、解読するのが礼儀である。\nで、疑わしいからこそ繰り返し読める一冊になるし、座右の一冊になりますよ。\n書きたい人（書いていて、自分のテツガクらしきものを持っていて、その上で、自在に書けるようになりたいと頭を抱えている人）は、『センスの哲学』（千葉雅也）と『俺の文章修行』（町田康）を読めばそれで十分なのではないか。たぶん、どちらにも、疑って読むべき雰囲気、のようなものが漂っている。そのために批判的な読み方が自ずとなされて、読みながら自分のマインドを見つめ直せるのじゃないかしら。\nおれは舶来物のハウツー本も好きで読むんですが、あれって読みながらチェックリストに機械的にチェックしていく感じじゃないですか。その機械的さが好きでもあるんですけど味気なくもあって。この二冊って、読みながら問題文を作り上げないといけないし自由記述で答えないといけない感じがして、自分のレベルを上げるのは、マーク式と自由記述だったら絶対に後者ですよね。そういう感覚です。\n俺の文章修行 (幻冬舎単行本)\n町田康\n広告Amazon.co.jp\nセンスの哲学 (文春e-book)\n千葉 雅也\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-03-09/","summary":"\u003cp\u003eはっきり言って、これを読んで実践できるやつは読まずともとっくに実践できてるし、「ほへ～」とか感心しながら読んでたやつ（要するに、おれ）は一生できない。だから、役に立つかは疑わしい。ただ、疑わしいからこそ繰り返し読める一冊になるし、座右の一冊になるだろう。\u003c/p\u003e","title":"町田康の『俺の文章修行』を語らせてくれ。"},{"content":"目次 2025年目標に対する進捗 雑記 2025年2月度の本の感想（14冊）（年間22冊） 2025年2月度のジャズの感想（7枚）（年間16枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→×０．２万字（累計１．４万字）。大きくビハインド。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→×８７キロ→８７キロで停滞。２０回。年間１２０回ペース。\n２月中旬にボルダリングをしたところ、足を挫いて一気にペースが壊れました。しかも体重も落ちないし～～～ 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→△５回食べた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○３冊に制限できた。（『劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ』『日本の半導体戦略 2024+1/2 NVIDIA と挑む AI チップ企業群』『BEST LOSER WINS』） 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→○英会話レッスンは行っていないが、『英語のハノン』『DUO 3.0』に取り組んでいる。１日１０～３０分。 2. 雑記 二月度の一冊は『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』（小川哲）、一枚は『Circle Waltz』（Don Friedman）でした。\n『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』は、プロの専業作家が職業として小説を書くことへの執念を痛感しました。小説家を始めとした各界のクリエイターと対談をするラジオ番組の書き起こしなのですが、全ての道が小説に通ず。プロ同士で高度に抽象化された「論」だったり、あるいは極めて具体的なテクニックや作品論だったり、バリエーションに富んだ話題でした。さらにそれら全て、小説を書くということに繋がっていました。\nStreet Fiction by SATOSHI OGAWA (角川書店単行本)\n小川 哲\n広告Amazon.co.jp\n『Circle Waltz』は、「終わって欲しくない……」と思いながら聴いた音楽は初めてかもしれません。今年の暫定ベストです。ぜひ皆さんも聴いてみて下さい。\n二月度の本だと『11/22/63』（スティーヴン・キング）も最高に面白かったのですが、まだ上・中・下巻のうち上巻しか読めていないゆえ。完読したらベストに挙げます。\nさて、二月度最大のニュースはXのアカウントを削除したことです。消すまでと消した直後の思いの丈は消したその日にエントリにしたので、消してから一ヶ月の現況でも簡単に書いておきましょう。\n一日に読める活字の量が増えた。\n人がそれぞれ一日に読み書きできる文字の量はその人の持つ「文字が収まる容器」のようなものによって定まっていると私は信じてます。Xをやめたところ、その容器が砂利のような細かい投稿（ポスト／ツイート）でいっぱいになることが減って、岩のような活字（本／新聞）を心に収められるようになりました。\nこの「文字が収まる容器」概念について、数年前まで勤めていた特許事務所時代には薄々と気付いていました。当時は、業務として一日当たり数千～万単位で文字を書いていました。口さがない人からは「代書屋」なんて誹られる職業でしたから、とにかく書きまくっていました。その時期には趣味の小説は言うに及ばず日記もブログも書けませんでした。かろうじて、砂利のようなツイートばかり。あの経験は「文字が収まる容器」を意識するきっかけになりました。\n当時は書く側の容器でしたが、今回は読む側の容器ってことですね。その結果が今月の読んだ本の数（十四冊）です。今はさらに三冊（『11/22/63（中）』、『読者に憐れみを』、『人を助けるとはどういうことか』）の読みさしの本を抱えていてそれぞれ二割ほどずつ読んでいるので、それなりの量ってことになります。\nただ、本を読めすぎて（本を読めることが気持ち良すぎて！）、書く方が疎かになっている二月でもありました。月産二千字て！　三月は三万字目指したいですね 心が穏やかになった。\n砂利から繋げますが、心の平穏がXの砂利のギザギザで損なわれることが減りました。Xでは怒りや悲しみ、義憤心が惹起されるばかりで、その感情は二分も経てば消えて（二分間憎悪かい！）、そうしている間にも平穏は少しずつ削り取られて──。\nXをやめてから、劇的に心穏やかになりました。Xを続ける言い訳の一つにしていたニュースは、センセーショナルで感情をかき乱すばかりのXじゃなくても、新聞（みなさんは「新聞」って知ってますか？　「記者」っていう訓練を受けた職業人が、その日あった出来事や、出来事の流れ、その背後にある歴史なんかをまとめてくれるメディアがあるんです！　素人がワアワア言うてるSNSとは大違いですね！）からでも得られることに遅まきながら気付いたので。普通に、本と新聞を読んでいます。 人と人との繋がりのひとつひとつを大切にするようになった。\nXを続ける最後の砦だった人間関係ですね。何言うてんねんって感じでしょうか。でも、マジなんですよ。「誰かに刺さるだろう」みたいなターゲティングのユルい言い方をするのを止められるようになりました（今もやってるMastodon・Blueskyは人が少なすぎるので、Xよりも精密にターゲティングする必要がある）。\n代わりに、伝えたいことがある時には、伝えたい人に、個別に連絡を取るようになりました（脱Xの際に連絡先を交換して下さったみなさま、ありがとうございました）。むしろ、連絡を取るようにできるようになりました、の方が心情としては正確かもしれません。「Xで放言しておけば誰か（誰かとは言っていない）が気付いてくれるかな～」みたいな振る舞いができなくなったので、個別に連絡を取っています。 3. 2025年2月度の本の感想（14冊）（年間22冊） ①『ヴィパッサナー瞑想の教科書』（パンテ・ヘーネポラ・グナラタナ）\nタイトルの通り、ヴィパッサナー瞑想の教科書。沈静のための手段としての瞑想いわゆる「マインドフルネス」を諫め、瞑想による気付きそのものを促すような教科書。概観できてよいのでは。\n②『11/22/63（上）』（スティーヴン・キング）\nおもしれーっ！！！！！！　とにかく語りのドライブが良すぎる。一般に、過去を変える物語（時間SF）は、変えるための困難さや葛藤、メカニズムに関する情報の出し入れが混線しがちなのだが、さすがスティーヴン・キング。すべてが滑らかに有機的に繋がっていく。そういう大ネタが上手いこともさることながら、小さなシーンでも細やかさ、鮮明さが桁違い。例えば、主人公が飼い猫の餌について思いを馳せるシーンは圧巻である。続きもすぐに読みます。\n③『テクニカル投資の基礎講座　チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで』（スタン・ウエンスタイン）\n投資におけるテクニカル投資（チャート＝値動き＋出来高を分析して判断する手法）の基礎に関する一冊……、なのだが、数字がいささか古すぎですね。長期品切れになっているのには理由がある。\n本書が執筆された店頭取引が用いられていた頃（白亜紀？）と比較して、現在はボラタリティが圧倒的に高まっているだろうし、本書でマジックナンバーになっていたMA150（30週線）が妥当なラインだとは思えない。その半分か、下手したら四分の一が現在の長期ラインなのではないだろうか。\n本書の想定読者である数週間～数ヶ月スパンの投資家（チャートの専門家になりたい投資家の卵）はマーク・ミネルヴィニ、クリス・キャッチャーあたり読むといいのではないだろうか（日本株に特化するなら、日本人投資家であるDUKE。もいる）。\n歴史的名著であっても、2025年に読む理由はないと思いました。\n④『楽園の楽園』（伊坂幸太郎）\nワンアイデアで読ませる掌編でした。その「読ませる」というメカニズムを逆手に取っており、気持ち良かったですね。\n⑤『サムスンは生き残れるか　逆境の韓国経済』（細川幸太郎）\nサムスンという超巨大財閥、圧倒的な経済的・文化的ドライバーを擁する韓国の苦悩が描かれる。1960年代初頭の「漢江の奇跡」から出生率0.7台の2025年までの勃興と停滞は、他の先進国の歴史の早回しのようにも映る。その早回し、加速した経済・文化を支えたのは三星財閥を興りとする数々の財閥であり、財閥が中心となった世界観であるが故の苦境なのだろう。\n本文中で繰り返し語られる通り、サムスン（サムスン電子）の足踏みはまさに日立、東芝、NECといった日本の電機メーカーと重なった。隣国の国民、そして韓国と深い相互関係にある企業の社員として、加速した彼らから知見を深めていくことになろうし、あるいは彼らもまた日本の電機メーカーから学びを得て欲しいと切に感じた。\nサムスン、韓国経済に関心のある方のみならず、ある種の経済史に関心のある方にも良い読書になると思います。\nまた、この本を読んでいたおかげで韓国支社の方との話を盛り上げることができました。\n⑥『週刊東洋経済　2025年2月12月号　データセンター急拡大！』（東洋経済新聞社\n仕事柄、半導体やAIブーム、そこに紐付くデータセンター（DC）への知見はあればあるだけ嬉しいのでインプットのために。\nDCのネックはやはり大量の発熱と大量の消費電力。発熱は電流によって生じるので、電気で通信する従来型の半導体に代わる光半導体が早く市場投入されて欲しいが、まだ遠かろうというのが肌感覚。\n投資のための銘柄探索も兼ねたインプットだったが、そちらはほとんど過熱していた感もあり空振り。まあ、そんなもんでしょう。\n⑦『半導体ビジネス最前線』（日本経済新聞社）\n実に面白く読みました。半導体のテクニカルな話題よりも、国策、地政学、金融の話題や、ここで初めて読んだのは三井住友が半導体製造装置の中古品のリース事業をやっていること。日経の薄いムックということで侮っていたが、とても勉強になりました。ただ、読むのに前提知識は要るかな。\n⑧『変革の王者　マイクロソフト』（NewsPicks編集部）\nマイクロソフトの変革──OSを売る企業からクラウド企業へ──を丁寧に追う。サティア・ナデラCEOとAzureについて紙幅が多く割かれていた。やや古い（2024年3月の記事を基に、同年7月刊）のだが、短い一冊だし、インプットして損はないでしょう。\n⑨『音楽の語り方』（岡田暁生）\n途中でギブ。音楽を聴くという体験が「内なる図書館」（ピエール・バイヤール）と密接に関わっているという論旨は大いに理解できるし同意もできるし、読み進めたい議論であるけれど、もうとにかく引用に次ぐ引用で、申し訳無いんだけれど呼吸が合わなかった（思想を引用してみせて、その「型」を用いて音楽を語ることこそが、音楽を語ることと直結していることはわかる。それはそれ）。\n⑩『戦略的交渉入門』（田村次朗・隅田浩司）\n交渉ベタな日本人に対する著者の歯がゆさが伝わってきた。交渉に関して様々な側面が記されているのだが、エッセンスは突き詰めると「交渉を始める前に十分に準備する」「交渉を始めたら安易に妥協しない」「交渉が終わったら準備段階の想定（ミッション）と見比べる」の3つに絞られるのではないだろうか。\n交渉前の準備について、準備8、本番2と書くほど重要視していた。ありがちな誤解──準備するほど相手にバイアスがかかる、柔軟な発想ができなくなる、等々を説き伏せ、とにかく準備せえ、と。準備不足のせいで相手方の見え見えのトラップに足を掬われるケースを数多見てきたのだろう。交渉に合意してなにを得たいのか、合意できなかった場合にはなにを失うのかを準備段階で見極めよとのこと。\n次いで印象に残ったのが「落としどころ」という言葉の怖さ。交渉をする人は誰でも「合意したいという」プレッシャーを感じている。そのプレッシャーからの逃げ道になってしまうのが「落としどころ」。とりあえず合意してしまって（交渉の前に決めたミッションの達成の可否にかかわらず）やりきった感を覚えてしまうのが怖いところなのだろう。\n最後は、交渉の結果と当初のミッションとの検証。合意して気持ちよくなって終わりっ！にしないということ。\n仕事でちょうど合意形成に取り組んでいることもあってとても勉強になった。自分にビビッと来たのは「（自分が）交渉のテーブルに着いているのは、相手は交渉相手としての自分に価値を見出しているからに他ならない（大意）」という考え方。それをスタートポイントにして、自分の価値を洗い出し、その価値を元に交渉のカードを作っていくとよいのだろう。\n⑪『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』（小川哲）\n作家・小川哲が小説家を始めとした各界のクリエイターと対談をするラジオ番組をまとめた一冊。襟を正されましたよ……。\n私は小説を書いているのだけれど、まだアマチュアの中のアマチュアで、小川哲のつま先ほども小説について考えていないのだけれど、小川哲はとにかく小説について考えている。テクニックはともかく（毎ページ勉強やがな）、スタンスについて「なるほどな」と特に勉強になったのは「題材から小説を見出す」「思考して執筆するそのプロセス自体について思考する」の二つ。\n「題材から小説を見出す」は私もたぶん近くて、私は書くもの全てスポ根のバリエーションになるんですが、それは私のスキーマがそうなっているからなんだろうな、と。もっと題材に寄り添った、題材に内在するテーマから小説を書けるようになりたい。\n「思考して執筆するそのプロセス自体について思考する」は、その氷山の一角すら見えないな。励みます。\n⑫『令和の雑駁なマルスの歌』（町田康）\n読みました。石川淳の方の「マルスの歌」も読まんとわからんかなあ……。\n⑬『BEST LOSER WINS』（トム・ホウガード）\n「投資で勝つ」とは絶対的に「トレードの収支をプラスにする」とイコールなのだが、その「トレード」が100回の結果の総計であること強く言い含める本だった。\n統計的に90％のトレーダーは総計でマイナスになり、しかしながら、彼らのトレードの60％は利益を出しているという。なぜ負けるのだろうか？　1勝当たりの利益が小さく、1敗当たりの損失が大きく、リスクリワードレシオが1を割るからだ。では、なぜそうなるのだろうか？　それは人は間違いを認められないからだ……、と続く。\nはっきり言って、いまの私に無用な本だった。いまの私のポジションは私の平常心でコントロールできる規模で、実際に平常心でコントロールできている。初心者としての私は、この本に書かれたアドバイスの半分を忠実に実行できている。アドバイスのもう半分は、平常心でコントロールできない規模を扱うようにならないと本当の意味がわからないだろう。その意味で「いまの私には」。将来的に読み返すこともあろう。\n投資の本は少なからず読んだけれど、一番大事なのって、マボロシに一縷の望みを賭けるのを止めてリアルに向き合って行動するための規律なんだよな……。どの本もそう書いてます。そして、その規律って、プレッシャーの下で痛みを伴いながらじゃないと身につかないんだと思います。少なくともつもりトレードでは一生ムリ。\n個別の手法は脇に置くとして、メンタルモデルについて私が一番勉強になったのは『マーケットの魔術師　エッセンシャル版』。テクニカル派もファンダメンタル派もみんな本質的に同じことを言っている。「規律を守れ」と。\n本当は名著『ゾーン　「勝つ」相場心理入門』も読んだ方がいいんでしょうが（未読）、いまはインプットよりも、実際にトレードをしてメンタルモデルを鍛える方が有用かなと思っています。\n⑭『日本経済の死角　──収奪的システムを解き明かす』（河野龍太郎）\n読みましたといった感（むずかしかったので）。おれの給料が上がらない（上がっても物価高に追いつかない）理由がわかってよかった。\n真面目な話をすると、イノベーションそれ自体は必ずしも労働者の賃金向上に反映されるとは限らず、むしろ実質的な低下を招くという議論が面白く、そのための「収奪的なイノベーション」「包摂的なイノベーション」という分類はなるほどでした。\nただ、読みながら、ご高説を垂れてそれをどう政治・経済に反映してくれるのか、というある種の不快感を抱いたのも事実。\n4. 2025年2月度のジャズの感想（7枚）（年間16枚） ①『Shades Of Blue: Madlib Invades Blue Note』（Madlib）\nブルーノートのサウンドをMadlibが再解釈する。面白い一枚でした。\n②『Star Dreams』（Glenn Zaleski）\nピアノのタッチの強弱（バリエーション？）が気持ちいい。ながら聞きだったので反省。\n③『Moonlight in Vermont』（Johnny Smith）\nギターがメインの一枚。雪降る夜に暖かい部屋で聴くと心地よく、眠りに誘われた。\n④『Circle Waltz』（Don Friedman）\nドン・フリードマン（p）がリーダーを務めるピアノトリオの一枚。なるほどこういうピアノトリオが「知的」と呼ばれるのね……感がある。ピアノのサウンドが緻密でありつつも、ベースとドラムもしっかりと聴かせる。そして、おそらくは即興のパートも多いジャズでありながら、まるで完全な譜面があるかのようにそれら三つの楽器が展開していく。\n⑤『Plays Music Of Leonard Bernstein』（Marian McPartland）\nビバップの王道のような一枚。跳ねるようなピアノ、ベースでシンプルな味付け。「It\u0026rsquo;s Love」がいいね。\n⑥『At the Pershing』（Ahmad Jamal）\nテキスト『ピアノトリオ』（マイク・モラスキー）を片手に分析的に聴いた。こうして技法に集中すると、そのピアニストの個性がよく感じられる。アーマッド・ジャマルは高音域で聴かせますね。\n⑦『Overseas』（Tommy Flanagan）\nトミー・フラナガン（p）がリーダーを務めるピアノトリオの1枚。1曲目「Relaxin\u0026rsquo; at Camarillo」の完成度の高さに驚く。曲単位で言えば、今年聴いたうちベストの1曲に入る。\nリズムの良いピアノが時折挟み込む閃光のようなサウンドが魅力的。また、ベースとドラムのソロに積極的に絡みにいくのも特徴的。メロディの繰り返しも明瞭で聞きやすい。いい曲でした。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-02-28/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e2025年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年2月度の本の感想（14冊）（年間22冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年2月度のジャズの感想（7枚）（年間16枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×０．２万字（累計１．４万字）。大きくビハインド。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→×８７キロ→８７キロで停滞。２０回。年間１２０回ペース。\u003cbr\u003e\n２月中旬にボルダリングをしたところ、足を挫いて一気にペースが壊れました。しかも体重も落ちないし～～～\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→△５回食べた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○３冊に制限できた。（『劇空間を生きる:未来を予見するのは科学ではなく芸術だ』『日本の半導体戦略 2024+1/2 NVIDIA と挑む AI チップ企業群』『BEST LOSER WINS』）\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○暇なときに教科書を眺めている。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○英会話レッスンは行っていないが、『英語のハノン』『DUO 3.0』に取り組んでいる。１日１０～３０分。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"2-雑記\"\u003e2. 雑記\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e二月度の一冊は\u003cstrong\u003e『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』（小川哲）\u003c/strong\u003e、一枚は\u003cstrong\u003e『Circle Waltz』（Don Friedman）\u003c/strong\u003eでした。\u003c/p\u003e","title":"2025年2月度月報"},{"content":"最近あった良かったことを挙げてくスレです。\nXのアカウントを削除するにあたってこちらの連絡先を送ったところ、多くの方からレスをもらえたこと。 Duolingoの音楽を100日継続したところ、ようやく「音を聴く」ことの意味がわかってきたこと。 『英語のハノン　初級』を40日継続したところ、英語の自信を取り戻しつつあること。 社内のアメリカ人弁護士と社内の仕組み作りのための会議を数ヶ月にわたってハンドリングしていたところ、課長との面談で「悲しいけど、これからはできる人に仕事が集まっていくことになるから」、大ボスとの雑談で「あんたがおらんかったら、この部は回らんから」と激賞されたこと。 韓国支社の方を交えた立食パーティーにて直近に読んだ『サムスンは生き残れるか』を引きながらサムスン財閥、韓国経済、それらの関係、今後の展望について会話したところ、「英語がお上手だし、韓国にも詳しいですね」と褒められたこと。 この中でも特に1、5が嬉しいですね。リップサービスではない、本物の嬉しさがある。\nみなさんも最近あった良かったことをコメントしていってくださいね～\n英語のハノン　初級　――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル\n横山雅彦、中村佐知子\n広告Amazon.co.jp\nサムスンは生き残れるか　逆境の韓国経済 (日本経済新聞出版)\n細川幸太郎\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-02-21/","summary":"\u003cp\u003e最近あった良かったことを挙げてくスレです。\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eXのアカウントを削除するにあたってこちらの連絡先を送ったところ、多くの方からレスをもらえたこと。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eDuolingoの音楽を100日継続したところ、ようやく「音を聴く」ことの意味がわかってきたこと。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e『\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B09NY53725?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\u0026amp;th=1\u0026amp;psc=1\"\u003e英語のハノン　初級\u003c/a\u003e』を40日継続したところ、英語の自信を取り戻しつつあること。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e社内のアメリカ人弁護士と社内の仕組み作りのための会議を数ヶ月にわたってハンドリングしていたところ、課長との面談で「悲しいけど、これからはできる人に仕事が集まっていくことになるから」、大ボスとの雑談で「あんたがおらんかったら、この部は回らんから」と激賞されたこと。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e韓国支社の方を交えた立食パーティーにて直近に読んだ『\u003ca href=\"https://www.amazon.co.jp/dp/B0DSBF71RK?tag=yoshizaki1029-22\u0026amp;linkCode=osi\u0026amp;th=1\u0026amp;psc=1\"\u003eサムスンは生き残れるか\u003c/a\u003e』を引きながらサムスン財閥、韓国経済、それらの関係、今後の展望について会話したところ、「英語がお上手だし、韓国にも詳しいですね」と褒められたこと。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003eこの中でも特に1、5が嬉しいですね。リップサービスではない、本物の嬉しさがある。\u003c/p\u003e","title":"最近あった良かったことを挙げてくスレ"},{"content":" 勲は深く呼吸をして、左手で腹を撫でると、瞑目して、右手の小刀の刃先をそこへ押しあて、左手の指さきで位置を定め、右腕に力をこめて突っ込んだ。\n正に刀を腹へ突き立てた瞬間、日輪は瞼の裏に赫奕と昇った。\n『豊饒の海　奔馬』（三島由紀夫）\n削除エントリらしく、ツイッター（当時）の思い出話でもしましょうかね。\n高校生だった2008年からツイッター（当時）を使い始め、インターネットのお兄ちゃんお姉ちゃん（当時）と仲良くしてもらっておりました。2009年だったかもしれないな。まあ、とにかく、高校生のころから色んな方に良くしてもらっていました。30代になった今でもみなさんに仲良くしてもらっています。\n大学生だった2011年から2016年は、舞台系サークルにいた2013年秋ごろまでの前半期と、SF研に入部させてもらった（そして、同人活動を始めた）2014年春以降の後半期とに分けられるでしょう。\n大学の前半期では、リアルな本名と結びついたアカウントで舞台に関する論争に励んだりしておりました。いやあ、いま思えば蛮勇というほかないですね。メチャクチャ好かれもしたし、メチャクチャ嫌われもしました。鮮明に覚えているのは、サークルの女先輩（彼女は「女帝」と呼ばれていた）に「アタシはネタじゃなくて、本気で（本名）のこと嫌いだから」と面と向かって言われたことですね。うーん、お互い若さ故！　ツイッター（当時）はそういう、リアルな場でした。\n2014年からの大学の後半期は、もっと正確に言えば、前半期と後半期の境目ごろの2013年夏ごろからですかね。その後にSF研や2025年現在まで続くインターネットのお友だちの基盤が形づくられました。『機龍警察』ってSF小説が直接のきっかけだったんじゃないかな。ところで、あの小説は私の20代（2013年夏当時は20歳）とともにあると確信していたのですが、30代になってもまだ続いていて、世界情勢は刻々と変わり続けています。そうして世界情勢が悪化したのがXのアカウントを削除する直接の原因となったのですが、その話はもっと後にしましょう（くたばれイーロン・マスク！）。\n2013年の秋ごろ「自分ってSF小説が好きなんだな」って自覚して（あるいは、公言してもいいと確信したのでしょう）、そして2014年の春にSF研に入れてもらいました。研究室に配属されたばかりの4回生でした。もっとまじめに研究せんかい。\nさて、私がインターネットネームとして「よしざき」を名乗り始めたのは2014年の春です。もう10年も「よしざき」をやってるんだなあ。\n2014年春から同人作家となり、何年間かやって、同人作家でなくなり、いまに至ります。まあ、同人時代の話はもうええでしょう（たびたびブログに書いてきたので（非公開にしちゃったんだけどね））。同人以外の話をしましょう。\n2017年の春から東京で会社勤めを始めました（一社目です）。いまの家族となる人物と初めてエンカウントしたのはその年の冬ですね。東京勤務のつもりで働き始めたら地方（ボカします）で長々と研修することになって、やさぐれていた時に彼女と出会いました。そのやさぐれもまた、インターネットのお友だちが拡散してくれたおかげでツイッター経由で彼女に届いたのですが（「研究所でデカい声で数字を叫ぶ業務に従事しています」みたいな投稿だったはずです（いまでもあの業務は謎））。彼女もまた、地方で疲れていた身だったのです。この一連の話はインターネット初出し情報じゃないかしら。\n2019年の春から大阪で二社目に転職しました。その間の仕事のことはあまり思い出したくないので詳しくは書きません。法律関係の資格試験のための勉強に励んでいたのですが、寝言で条文に魘されていたそうです。家族と過ごす日々は楽しかったけれど、仕事と仕事のための資格試験は苦しかった。あの資格はいまでもコンプレックスになっています。\nこの間、ずっっっとツイッターやってました。\n2022年の年明けから東京の三社目に転職・引越しをし、やっぱりずっっっっっっとツイッターやってました。やさぐれたり、休職したり、休職空けに急にシャキッとしたり（いまの家族も言います。「あなたは休職から復帰してシャキッとしたね。成長してるね」って）、そういうアップダウンをみなさんに見守って頂いておりました。\n人生の節目節目のイベント、人生のアップダウンをツイッター（現・X）のみなさんとともに過ごしてきたのだなあ、見守って頂いていたのだなあと感慨深くなっております。\nイーロン・マスクが憎いですよ、私は。\n私の半生とともにあったSNS（あるいは、人生そのもの）をメチャクチャのシッチャカメッチャカにして、アメリカ合衆国も同じように破壊しようとしている。ツイッター（現・X）のみなさんのこと、大好きですよ。感謝しています。ツイッター（現・X）に深謝しております。この2008年から2025年の間にに少なくとも5回は転生し、つながりが断たれた方もいれば、つながりが続いている方もいる。私と縁を持ってくれてありがとうございました。\n今回のXのアカウントの削除は私の人生そのものにとって痛手になるでしょう。\nしかしね、もはやこれ以上、イーロン・マスクと関係を持ちたくない。無理です。激・蛍の光・状態。よしざき堂々と退場す！\n本当に、長年にわたって、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。\nみなさんの瞼の裏には日輪が昇っていますか？\n（おわり）\n追記\nついでと言ってはなんですが、FacebookおよびInstagramのアカウントも削除しました。Metaも同じくらい嫌いになったので。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-02-08/","summary":"\u003cblockquote\u003e\n\u003cp\u003e　勲は深く呼吸をして、左手で腹を撫でると、瞑目して、右手の小刀の刃先をそこへ押しあて、左手の指さきで位置を定め、右腕に力をこめて突っ込んだ。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e　正に刀を腹へ突き立てた瞬間、日輪は瞼の裏に赫奕と昇った。\u003c/p\u003e","title":"Xのアカウントを削除しました。"},{"content":"目次 2025年目標に対する進捗 雑記 2025年1月度の本の感想（8冊）（年間8冊） 2025年1月度のジャズの感想（9枚）（年間9枚） 1. 2025年目標に対する進捗 趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\n→△１．２万字。ややビハインド。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\n→○８８キロ→８７キロに減量。１２回。年間１４４回ペース。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\n→△４回食べた。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\n→○３冊に制限できた。（『英語のハノン初級』、『同　中級』、『インプロ』） 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\n→○暇なときに教科書を眺めている。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\n→○英会話レッスンは行っていないが、『英語のハノン』『DUO 3.0』にハードに取り組んでいる。１日３０～６０分。 2. 雑記 年末年始に掛けて台湾観光してきました。いい年明けでした。ということはその期間は小説・ジム・英語等やれなかったということでもあるのですが、割といいペースで進捗したのではないでしょうか。1月前半は小説を書きつつ仕事が増してきて、中盤は仕事の割合がさらに増しつつ参考文献を読みつつ、後半はほとんど仕事か投資か、という感じの1ヶ月でした。\n小説執筆がいよいよ本格的にスタート！　プロット（初稿）は固まっており、前回の原稿を流用できるところは流用して速度を上げようとしているって段階ですね。\nジムでは、パーソナルトレーナーとスポット契約を結びました。1回1時間ミッッッチリとしごいてもらっています。おもろいな～ってのは、トレーニングをミッチリやった後だと背筋がシュッって伸びるんですよね。2日間くらい持続します。これをなあ、永続効果にしたいんだよなあ。ダイエットと姿勢改善を目的に契約しました。\n仕事が忙しいっ！　主な原因は「アメリカ人弁護士と社内のプロトコルの改善案について議論し、交渉し、合意を形成する」というミッションを与えられてるがためですね。働き始めてからで最も困難なミッションとなっております。\n英語を真面目にやり直し始めたのは、そのミッションの中で、伝えたいことを英語で口頭で伝えきれない悔しさがあったからなんですが、会議の準備、国内での事前資料の読み合わせ、アメリカ人との会議の本番、のサイクルを繰り返し、その傍らで英語をやって、そういうのをやってわかりました。ハードな議論、交渉、合意形成が必要とされる世界で生き残るには「瞬発力」しかない。語学力や業界のドメイン知識はもちろんなのだけれど、それよりも何よりも「度胸」が要りますね。言い換えるなら「俺がやったるで」精神。むしろ、この「俺がやったるで」精神を養うために各種お勉強をしているのかもしれないくらい、大事。日本人メンバー（含む私、除く大ボス）は、アメリカ人弁護士のスピード（必ずしもスピーキングのスピードだけではなく）に気圧されている。そのせいで消極的な姿勢となり、消極性が次なる消極性を呼び起こすバッドサイクルに入ってる。バッドサイクルを断ち切る武器が要る。\n武器は、瞬発力、度胸、俺がやったるで精神。今年の仕事ではこいつらを養う年とします。\nところで、私は仕事ではシンプルな作業（資料の要約、英日の翻訳、メール文案の作成等）のスピードを上げるために生成AIを使い倒しています。こうしてシンプルな作業のために彼らを使って感じるのは、彼らに頼り切って貧弱なワーカーになるというのは結局あり得なくて、シンプルな作業をやらせてやらせて、その末に残ったタフな仕事を自分の本分にしていくのだろうということ。タフな仕事の一つには、今まさにやっている、人間と人間とが議論し、交渉し、合意を形成するというサイクルを持続的に、しかも瞬発力でやり切る仕事があるのでしょう。アメリカ人弁護士案件を進める過程でそういうことを感じ、感じられるだけ成長したと感じました。圧倒的成長！！！\nさてさて。\n1月度の一冊は『ことば、身体、学び　「できるようになる」とはどういうことか』（為末大・今井むつみ）、一枚は『Empyrean Isles』（Herbie Hancock）かな。\nことば、身体、学び　「できるようになる」とはどういうことか (扶桑社ＢＯＯＫＳ新書)\n為末 大、今井 むつみ\n広告Amazon.co.jp\n3. 2025年1月度の本の感想（8冊）（年間8冊） ①『インプロ　自由自在な行動表現』（キース・ジョンストン）\n演劇のためのワークショップを発明した著者による解説本。「ステイタス（地位）」の概念が興味深かった。曰く、自分・相手の立場には上か下かしかない。そのステイタスが発話ごと、瞬間ごとに切り替わることに感情が動かされるのだと。ところで、私が私淑している平田オリザ（同じく、演劇のためのワークショップを本にまとめている）は間違いなくこの本を参照しているのだろう。しかし、ステイタスは彼のどの著書でもオミットされている。キース・ジョンストンが（階級社会である）イギリスで教え、平田オリザが（相対的に階級社会ではない）日本で教えていることと密接に結びついているように感じた。その違いに最も面白みを感じた。\n②『スクリーンのなかの障害』（塙幸枝）\n映画史において「障害」がどのように演技され、また鑑賞されてきたのかを通史的に論じる。円滑なコミュニケーションにはコード（規則）とコンテクスト（文脈）が求められるのだが、障害者はその二つを（健常者と比べて障害のせいで）自由に操ることができないことがある。また、演技とは、俳優の身体性（健常者のものを前提とした）と分かちがたく結びついている。そうしたコミュニケーションの不自由さ・身体性を踏まえてどのような映画・演技・コミュニケーションがあり得るかという第５章「身体的に演じられる障害」が個人的には興味深かった。\n③『「書く」って、どんなこと？』（高橋源一郎）\n書く（ことばで表現する）ことの根源について。谷川俊太郎をたびたび引用するように（そして高橋自身がそうであるように）、超然としている。ことばが記号であることを疑い（記号のことを「昼」と呼び）、記号から解き放たれたことば（それを「夜」と呼ぶ）への愛を語る。「書くために考えるな」と説くのだが、「書くために「昼」の自分で検閲するな」とも言い換えており、この「昼」という呼び方が高橋源一郎らしく、好きだなと思った。\n④『ブッダが教える愉快な生き方』（藤田一照）\n学ぶことを、行為（doing）によって学ぶ「学校的な学び」とあり方（being）によって自然に学ばれる「オーガニック・ラーニング」とに分類する。このオーガニック・ラーニングがブッダが教えた愉快な生き方につながる。あるがままの自然に対して心を開き、苦しみへの抵抗を減らし、快感への執着を減らす。つまり、自我を硬く包む防壁を開いて、あるがままからの学びの姿勢を整える。言うは易しであるが、たまに読むと心が穏やかになれる。\n⑤『愛蔵版　お楽しみはこれからだ』（和田誠）\nイラストレーターにして映画ファンの和田誠が名作映画からB級映画まで、名台詞を挿絵付きで語る。私が観たことのある映画はほとんどなかった（『市民ケーン』くらいだ）が、むしろそのおかげで台詞のキレの良さそれ自体や、そこから広がるイメージを楽しむことができた気がする（なんて不誠実な楽しみ方だ！）。和田誠の蘊蓄の語り口も滋味深く、読ませる一冊だった。\n⑥『ことば、身体、学び　「できるようになる」とはどういうことか』（為末大・今井むつみ）\n素直に面白かったです！　陸上選手の為末大と心理学者の今井むつみが対談形式で「学び」について思索を深めていく。この本の最大の特長は、例示される「学び」に血が通っていることですね。為末大は競技者として大成するために試行錯誤を繰り返してきたのですが、その来歴を自分の言葉で表現しようと努力してきた。言葉が現実に繋がっている。地に足が繋がっているっていうのかな。その為末大の言語化に対して今井むつみが心理学の観点から別の言語化を試みる。根っこのところで同じ現実に異なる観点から切り込んでいく。このプロセスが面白い一冊でした。\n⑦『殺陣・技斗　魅せるアクションのコツ　動画でわかる実践技術から役作りまで』（ジャパンアクションエンタープライズ）\nタイトルの通りに「殺陣」のコツを解説する。類書はないんじゃないかな。アクション、殺陣のシーン、殺陣の稽古のシーンを書くために手に取ったのだが、そのどれにもミートしてくれる稀有な一冊だった。たびたび読み直すことになるだろう。\n⑧『読むダンス』（ARATA）\nダンスの振り付けを解説する一冊。K-POPアイドル（BTS、NiziU、NJ）にかなりの紙幅を割いているのが現代的。体の動きの語彙の収集のために眺めました。\n4. 2025年1月度のジャズの感想（9枚）（年間9枚） ①『Three for All』（Phil Woods）\nドラムレストリオの1枚。リズムを刻まないおかげでいわゆる浮遊感に富んでおり、それぞれの楽器の音それ自体の味わいが深い。\n②『Tilt』（Barney Wilen）\nテナーサックスのバルネ・ウィランがリーダーの一枚。「A Night in Tunisia」が収録されているのだが、テナーサックスがリーダーのグループで演奏するのは珍しいなという印象を受けた。\n③『Future Shock』（Herbie Hancock）\nガッツリとしたフュージョンですね。初めてなのに聞きなじみがあって（ぜんぜん悪い意味ではなく）、フュージョンというジャンルを打ち立てた一枚の威光を感じた。\n④『Vol.5: The Sextet』（Lennie Niehaus）\nピアノレスセクステットとかいう不思議な編成の一枚。いかに普段ピアノのサウンドを意識しているか（させられているか）を実感させられた。ピアノがないことでつかみ所がない分、管楽器のアンサンブルがよく聞こえた。\n⑤『In Concert』（George Benson）\nリーダーのジョージ・ベンソンのギターが上手すぎる。「Take Five」の変拍子を華麗に弾きこなし、「Octane」のカッティングが光った。特に「Octane」は途中でリズムが速くなるのもあって聴き応えがある。彼がボーカルを務めた（そして非常に評判のいい）「Summertime」が配信ではカットされていたのが残念至極である。\n⑥『My Name is Albert Ayler』（Albert Ayler）\n難しいっ！　サックス奏者アルバート・アイラーのデビュー作なのだが、サックスの突き刺すような高音が耳に残る。1曲目の「Bye Bye Blackbird」なんかは穏やかなサウンドを思い描いて（期待して）聴いたところ、まさにその高音にやられた。不安になる一枚だった。\n⑦『Empyrean Isles』（Herbie Hancock）\n1964年リリースながら（良い意味で）トラディショナルなハード・バップ・ジャズを感じさせる。「One Finger Snap」が特に好きで、コルネット（フレディ・ハバード）のソロが聞かせてくれる。十分に暖まったところで登場するピアノ（ハービー・ハンコック）が最高。ソロは両方とも（時間的には長いが）退屈さとは無縁で、やがてピアノにコルネットが加わったアウトロが気持ちいい。スケールの大きさを体感した。\n⑧『Magnificent!』（Barry Harris）\nバリー・ハリス（ピアノ）がリーダーの1969年に録音された一枚。（良い意味で）1969年に収録されたと思えないくらいビバップをやっている。バド・パウエルを聴いたときのノれる気持ちよさがある。\n⑨『Mode for Joe』（Joe Henderson）\nいわゆるモードジャズの一枚。「モードジャズ」というもののあり方を（定義を知識としては知っているものの）まだクリアに感覚と接続できていないのですが、なるほど『Mode for Joe』は『Kind of Blue』に似たフィーリングを受ける、という感覚は確かにありました。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-02-02/","summary":"\u003ch2 id=\"目次\"\u003e目次\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e2025年目標に対する進捗\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e雑記\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年1月度の本の感想（8冊）（年間8冊）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2025年1月度のジャズの感想（9枚）（年間9枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"1-2025年目標に対する進捗\"\u003e1. 2025年目標に対する進捗\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→△１．２万字。ややビハインド。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○８８キロ→８７キロに減量。１２回。年間１４４回ペース。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→△４回食べた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○３冊に制限できた。（『英語のハノン初級』、『同　中級』、『インプロ』）\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○暇なときに教科書を眺めている。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e→○英会話レッスンは行っていないが、『英語のハノン』『DUO 3.0』にハードに取り組んでいる。１日３０～６０分。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"2-雑記\"\u003e2. 雑記\u003c/h2\u003e\n\u003cp\u003e年末年始に掛けて台湾観光してきました。いい年明けでした。ということはその期間は小説・ジム・英語等やれなかったということでもあるのですが、割といいペースで進捗したのではないでしょうか。1月前半は小説を書きつつ仕事が増してきて、中盤は仕事の割合がさらに増しつつ参考文献を読みつつ、後半はほとんど仕事か投資か、という感じの1ヶ月でした。\u003c/p\u003e","title":"2025年1月度月報"},{"content":"２０２５年の目標を宣言します。\n１．趣味\n２．健康\n３．生活\n４．仕事\n趣味：新人賞に応募する。 小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。 健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。 ジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。 生活：紙の本を減らす。 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。 仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。 四半期に一度のペースでこれらの目標の反省・見直しを行います。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2025-01-01/","summary":"\u003cp\u003e２０２５年の目標を宣言します。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e１．趣味\u003cbr\u003e\n２．健康\u003cbr\u003e\n３．生活\u003cbr\u003e\n４．仕事\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e趣味：新人賞に応募する。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小学館ライトノベル大賞に応募する１２万字前後（±１０%）の原稿の初稿を２０２５年７月中に完成させ、９月末に応募する。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e健康：体重を８８キロから７５キロまで減らす（身長は１８１センチ）。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eジムに年間１５０回行き、各回で必ず、アップ（プランク、プランク腕立ておよびＹＩＴバランス）および有酸素運動（クロストレーナー２０分以上）または無酸素運動（上半身セット）を行う。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e生活：紙の本を減らす。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に３冊までとする。例外を設けない。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\u003cstrong\u003e仕事：ドメイン知識を海外に展開できるようにする。\u003c/strong\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を１冊やり切る。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。１ヶ月に８回、２０分間の英会話レッスンを行う。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e四半期に一度のペースでこれらの目標の反省・見直しを行います。\u003c/p\u003e","title":"2025年の目標"},{"content":"２０２４年のさまざまな・オブ・ザ・イヤーを発表します！\n本 長編小説 短編小説 実用書 音楽 ベストバイ １．本 １．１　小説（長編部門） ２０２４年の長編小説・オブ・ザ・イヤーは、書かんでもわかるでしょう。『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）でした。\nベースラインで八奈見杏菜さんにドキドキしているのは大前提として、６巻・２巻の焼塩檸檬さん、４巻の馬剃天愛星（クリスマスエディション）のエピソードが抜きん出て好きです。焼塩檸檬さんがキメのシーンで見せる「決闘」は、スポーツ少女としての彼女のあり方をキレ良く表現しており、好きですね。拳を握って応援したくなる。６巻で彼女は「成った」のでしばらくはコメディリリーフ的でしょうが、彼女がメインの巻は繰り返し読むでしょう。馬剃天愛星（クリスマスエディション）さんは、彼女の前にいるヒロインらが醸す「格上のオーラ」のようなものに立ち向かう姿が愛おしかった。本当に頑張りました。\nブログ記事も９月からで４本も書きました。聖地巡礼もしましたし……。\n①アニメの感想１\n240930 アニメ『負けヒロインが多すぎる！』観ました。箱庭療法記 ②聖地巡礼\n241013 『負けヒロインが多すぎる！』聖地巡礼 in 豊橋\u0026amp;豊川箱庭療法記 ③原作の考察\n241022 『負けヒロインが多すぎる！』シリーズの結末について考えてみた。箱庭療法記 ④アニメの感想２\n241103 アニメの「聖地」の一つがなくなるらしい。箱庭療法記 負けヒロインが多すぎる！ ６ (ガガガ文庫)\n雨森たきび\n広告Amazon.co.jp\n１．２　小説（短編部門） 短編小説・オブ・ザ・イヤーは、『小説の惑星　オーシャンラズベリー篇』（伊坂幸太郎・編）から「KISS」（島村洋子）！　今年読んだ短編だと圧倒的に一位です。\nグラビアクイーンになった元・同級生でいじめられっ子だった女性のサイン会に無理矢理連れて行かれる男子大学生の短編。彼女がテレビ番組のエピソードトークで披露した「甘酸っぱい思い出」は、しかし、幼かった主人公の彼が張った見栄。\nいわゆる「感傷マゾ」ものとして読むことも可能だろうが、そういうハシャギのようなものがない。現在の彼にとっての彼女の「甘酸っぱい思い出」とは、感傷の向かう先ではなく赦されることのない罰である。後味の複雑さに驚嘆する。\nＫＩＳＳ/Friends (祥伝社文庫)\n島村洋子\n広告Amazon.co.jp\n１．３　実用書 ４月に『センスの哲学』（千葉雅也）を読んでから、（自己啓発的な側面を有する）実用書を読む目は「この本は『センスの哲学』よりもイカしているだろうか？」でした。結論から言えば、これよりイカした一冊はありませんでした。\nさまざまな読みが可能なように開かれた、エッセイ風の一冊。読むときに切実な問題に引きつけて読むのがいいのではないだろうか。エッセイかつ入門書の体裁（言葉の定義→具体化⇔抽象化→例外の提示→再定義）を取っているのですごい読みやすい。読書に慣れてる人なら2時間もあれば読めるだろう。それでいて、思考を地に足の付いた日常から遠くへ離陸させてくれる。\n本書は、生き方論、鑑賞論、創作論、その他「センス」がまつわるものであればどんな読み方でも許される本だと感じた。その上で、私にとっていま一番切実な創作論に引き寄せて感想を書く。\nセンスとは、対象物から意味を取っ払ってその物をあるがままに捉えるところから始まる。その対象物のあるがままが、存在したり、欠如したりする。その存在／欠如の「リズム」をどう捉えるかがセンスに繋がる。リズムについてより立体的に書けば、意味がある／意味がないという「ビート」、あるがままがどのようにあるかという（＝構造）「うねり」に分解できる。\n対象からリズムを感じるとき「次にどんなビートが叩かれるだろう？」「どんな風にうねるだろう？」と予測をしている。対象が予測通りなら気持ちいいし、逆に、予測から外れていてもサプライズが気持ちいい。その外れ具合（リズムの遊び）を感じるのが気持ちいい。\n創作論として捉えた場合には、鑑賞者が「センス」をどれくらい有しているかを見積もれるかがポイントになる気がしてて、要するに鑑賞者のニーズに応える力ということなんですが、私は意味の有無のビートよりも構造の大小のうねりで物語を作りがちで、そこはもう少し前者を意識した方がいいのかと感じた。\n私は本来的に意味を中心に感じる感性の持ち主なので、人より少ない意味で気持ち良くなってしまう（=小説を書くときに込める意味の「ビート」が小さくても十分に大きく感じてしまう）のはあるのかもしれない。そういう意味で、意味への感性が高いがために、書くときには意味を薄味で書いてしまう、盲点だった。\nセンスの哲学 (文春e-book)\n千葉 雅也\n広告Amazon.co.jp\n２．音楽 今年は（も）モダンジャズを中心にジャズを多く聴きました。栄えあるミュージック・オブ・ザ・イヤーは『Interplay』（Bill Evans）！　例えば友人から「ジャズを聴いてみたいんだけど」って相談されたらこの一枚を間違いなく挙げると思う。\nまず、ツカミの１曲目「You And The Night And The Music」が飛び抜けて良い。ビル・エヴァンスのピアノソロから入り、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラム、フレディ・ハバードのトランペットが加わる。ビル・エヴァンスの端正なピアノと、彼を中心としたクインテットの奥深さを愉しめる一枚。フレンドリーなメロディが少しずつアレンジを変えられながら繰り返されて印象的。特にトランペットが加わるのが素直に格好いい。メロディの繰り返しからのソロがイケてる。各楽器とも聞き応えがある。\nビル・エヴァンスではあまり評価の高い方ではないようだけれど、私はこの一枚にとても「モダンジャズへの親しみやすさ」のようなものを感じた。\n３．ベストバイ 今年のベストバイは「デッッッケエ机」でした。写真をご覧になって頂ければ、この快適さに説明は不要だと思います。\n幅140cm×奥行き70cmの巨大なスチールデスク ２０２５年も良い本を読み、良い音楽を聴き、良いものを買っていきましょう。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-28-3/","summary":"\u003cp\u003e２０２４年のさまざまな・オブ・ザ・イヤーを発表します！\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e本\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e長編小説\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e短編小説\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e実用書\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e音楽\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eベストバイ\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"１本\"\u003e１．本\u003c/h2\u003e\n\u003ch3 id=\"１１小説長編部門\"\u003e１．１　小説（長編部門）\u003c/h3\u003e\n\u003cp\u003e２０２４年の長編小説・オブ・ザ・イヤーは、書かんでもわかるでしょう。\u003cstrong\u003e『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）\u003c/strong\u003eでした。\u003cbr\u003e\nベースラインで八奈見杏菜さんにドキドキしているのは大前提として、６巻・２巻の焼塩檸檬さん、４巻の馬剃天愛星（クリスマスエディション）のエピソードが抜きん出て好きです。焼塩檸檬さんがキメのシーンで見せる「決闘」は、スポーツ少女としての彼女のあり方をキレ良く表現しており、好きですね。拳を握って応援したくなる。６巻で彼女は「成った」のでしばらくはコメディリリーフ的でしょうが、彼女がメインの巻は繰り返し読むでしょう。馬剃天愛星（クリスマスエディション）さんは、彼女の前にいるヒロインらが醸す「格上のオーラ」のようなものに立ち向かう姿が愛おしかった。本当に頑張りました。\u003cbr\u003e\nブログ記事も９月からで４本も書きました。聖地巡礼もしましたし……。\u003c/p\u003e","title":"241228 2024年さまざまな・オブ・ザ・イヤー"},{"content":"いやー、「趣味」以外ダメダメでしたね。\nインラインで結果を書いていきます。\nこれを踏まえて2025年の目標を立てます。\n趣味 私の能力を示すために、小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後（±10%）の原稿の初稿を2024年8月中に完成させる。\n達成。 2023年の趣味を継続的に拡張するために、ジャズのアルバムを2023年と合わせて累計100枚聴く（2023年は11月からで25枚）。\n達成。 健康 買い食いによる体重増加を防止するために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。\n未達成（ゴリッゴリに行った） 痩せるために、ジムに年間200回行く（2023年は6月からで100回弱）。\n未達成（150回に目標を修正した上で、132回） 財政 買い食いによる支出を減らすために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。\n同上。未達成。 積ん読化する本による無用な支出を減らすために、奇数月にしか本屋に行かない。\n未達成。 仕事 外注業者の品質を安定・向上させるために、外注業者向けおよび外注業者と接点のある部署向けのマニュアルを作成する。\n未達成なれど、部内展開中。 中国語の生の情報にアクセスできるようにするために、まずHSK1級を取得する。\n未達成。三週間で諦めた。 2024年の目標箱庭療法記 ","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-28-2/","summary":"\u003cp\u003eいやー、「趣味」以外ダメダメでしたね。\u003cbr\u003e\nインラインで結果を書いていきます。\u003cbr\u003e\nこれを踏まえて2025年の目標を立てます。\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e私の能力を示すために、小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後（±10%）の原稿の初稿を2024年8月中に完成させる。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e達成。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2023年の趣味を継続的に拡張するために、ジャズのアルバムを2023年と合わせて累計100枚聴く（2023年は11月からで25枚）。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e達成。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e買い食いによる体重増加を防止するために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e未達成（ゴリッゴリに行った）\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e痩せるために、ジムに年間200回行く（2023年は6月からで100回弱）。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e未達成（150回に目標を修正した上で、132回）\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e買い食いによる支出を減らすために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e同上。未達成。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e積ん読化する本による無用な支出を減らすために、奇数月にしか本屋に行かない。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e未達成。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注業者の品質を安定・向上させるために、外注業者向けおよび外注業者と接点のある部署向けのマニュアルを作成する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e未達成なれど、部内展開中。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語の生の情報にアクセスできるようにするために、まずHSK1級を取得する。\u003cbr\u003e\n\u003cstrong\u003e未達成。三週間で諦めた。\u003c/strong\u003e\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ca class=\"linkcard linkcard--internal\" href=\"/posts/2023-12-31-2/\"\u003e\n  \u003cspan class=\"linkcard__title\"\u003e2024年の目標\u003c/span\u003e\u003cspan class=\"linkcard__host\"\u003e箱庭療法記\u003c/span\u003e\u003c/a\u003e","title":"241228 2024年の目標の反省"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：プロット完了。本文は1ブロックだけ書いてみた。 ジャズ：8枚（昨年11月から累計119枚） 健康 コンビニ：ゴリゴリ行った……、がポテトを揚げたやつだけは避けた…………。 ジム：21回（累計132回。年間132回ペース。パーソナルトレーナーと契約） 財政 コンビニ：同上。 本屋：ゴリッゴリに買いました……。 仕事 外注マニュアル：社内で展開中。 中国語：PJ凍結中。 11月は月末にやや忙しかったため、月報を書けませんでした。\n11月・12月の1冊は『サキの忘れ物』（津村記久子）、1枚は『Still Live』（Keith Jarrett）。\n本の感想 ①『サキの忘れ物』（津村記久子） 半年ほど前に出先の図書館で読みかけになっていたのをようやく読み終えた。表題作のは、善意と悪意と無関心の三者のバランスが絶妙だ。このバランスがピタッとハマった時の津村記久子は、本当に氏にしか出来ない味わいを出してくれる。\nウワーッ……と感じたのは「喫茶店の周波数」。店を畳む数日前の喫茶店にやってくる人々の姿を描出する。閉店間際の喫茶店というやや特殊な環境に置かれることで、彼ら彼女らの人間性（ある意味では、醜さ、と言ってもいいかもしれない）が誇張される。その具合が何とも言えず不快で、その不快感こそが津村記久子の小説の魅力である。\n②『スポーツクライミング教本』（東秀磯） 新しいチャレンジ、ボルダリングをしようと思って、まずはその教本を読みました。とにかく壁にくっついて、とにかく身体の重心と壁の支点（ホールド）との距離を意識して、「てこ」を作用させる。あとは実践してみよう。\n③『三谷幸喜　創作を語る』（三谷幸喜／松野大介） 面白いっ！　タイトルの通り、三谷幸喜が創作を語る（半生を振り返りながら）のだが、聞き手の松野大介が素晴らしい仕事をしている。二人が共通言語を有しているおかげで、テンポ良いインタビューになっている。\n三谷幸喜の「制約から話を作る」というスタンスは、なるほど勉強になる。1時間ドラマはCMが挟まり、映画には尺や映画の作法がある。その制約がある中で表に出る脚本（映像）のウラのお話、厚みをどれだけ作れるかが勝負なのかな、と。\n④『バイバイ、ブラックバード』（伊坂幸太郎） 借金やらなんやらで「あのバス」という死を予感させる存在に乗せられることになった、5股（！）男が女たちに別れを告げに行く話。\n興味深かったのは本編よりも付録の伊坂のインタビューで「短編なのに長編の書き方をしてしまう」と述べていたこと。物語を構成するリズムが長編向きなんでしょうね。確かに、長編の方が冴えている。短編集は連作だったとしても切れ味がマチマチ。伊坂ほどのエンタメ作家でも、得意不得意が明確にあるんだな、と。でも、得意な型（ハメ手）に持って行って面白い話を作れる。\nアマチュアの書き手としては、なんだか肩が軽くなったように感じられた。オールラウンダーにならなくていいんだって。\n⑤『テーマからつくる物語創作再入門』（K. M. ワイランド） 本書は、テーマ・プロット・キャラクターの三者の融合によって物語を創作することを志す。三者のどれかにフィーチャーした脚本術は数多くあれど（自ずと融合を論じることになった脚本術もいくらかあれど）、最初から融合それ自体を目標として語るのは初めてお目に掛かった。三者の融合を語るために、読者には前提知識を求められるが、ある程度の脚本術を読んだ人には強く勧めたい。\nテーマ・プロット・キャラクターの融合は言うに及ばず、脇役の作り方、サブテクストの深め方、シンボリズムによる意味の表現の仕方、テーマ（抽象）とメッセージ（具体）の行き来の仕方など、前提知識の要求水準が高い分だけ、高度な議論がなされる。\n私は同著者の『ストラクチャーから書く～』を脚本術のバイブルとし、適宜に『アウトラインから書く～』を眺めているが、『テーマからつくる～』は新たなバイブルになると確信した。\nさしあたって、本書のチェックリストを自分のノートに転記した。あとで埋めよう。\n⑥『ChatGPTを使い尽くす！　深津式プロンプト読本』（深津貴之） 家族に生成AIの使い方をシェアするために教科書的に読んだ。生成AI側に何かをいったん評価をさせた上でさらにその評価に則って生成AIをさらに動かすというような使い方は知見だった。\n⑦『情報分析力』（小泉悠） その分析・情報資料を求めている人に向けて、インフォメーション（生情報）をインテリジェンス（役立つ分析・情報資料）に変換するために、分析者はなにをするべきなのか――。\n本当に重要なエッセンスだけ取り出すとまあまあありがちなビジネス書っぽいことになってしまうんですが、具体例がとにかく著者にしか出せないロシア事例でフックに富んでいる。本書から得られる教訓を一言で表すなら「相手に合わせて具体で語れ」ということになろうが、それが遺憾なく発揮されていた。\n読み物としても面白かったです。\n⑧『アメリカにおける証拠開示制度・ディスカバリーの実際』（樋口和彦） 仕事のために。\n⑨『会社四季報プロ500 2025年 新春号』（東洋経済新聞社） 読みました。読み物として面白いですね。\n⑩『コンサルティング会社サバイバルマニュアル』（メン獄） 会社の同僚に紹介して貸すために再読。気合いが入りますね。\n⑪『eディスカバリー物語――グローバル・コンプライアンスの実務』（佐々木毅尚、他） 仕事のために。\n⑫『新装版　外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』（山口周） 優れたリーダーとはどのような存在なのかを説く。一言でまとめるなら「目的にこだわり、手段にこだわらず、行動し続ける存在」。また、優れたリーダーシップは優れたフォロワーシップを得ることで確立される。そのために必須なのが、being（姿勢）ではなく、doing（行動）。これによって、チームを目的のために動機付けし続ける。\n私自身の仕事の面で言えば、私はリーダーのためにフォロワーシップを発揮しつつ、次のリーダーになるために行動で結果を示そうと思った。\n小説執筆の面で言えば「目的（完成させ、応募し、受賞する）を忘れない」に集約されるだろう。書き上げることそれ自体は目的ではない。その先がある。目的の達成のために、自らを鼓舞し、協力者の方からサポートを得、通す。小説を書くのは（私はそう信じているのだが）世で思われているほどは孤独な営みではないし、多くのサポートを通して完成に至る。\n自分が自分の目的に辿り着くためのリーダーになる、リーダーになるためのフォロワーになる、フォロワーになるためのサポーターを得る、サポーターを得るためにリーダーになる……。そのようなサイクルがあるのだろうと感じられた。\n⑬『IOWNの正体　NTT限界打破のイノベーション』（島田明・川添雄彦） 仕事のために。NTTのお偉方の書いた本。景気のええことばっか書いてあって「景気がええどすなあ」って感じ。\n⑭『＆Taipei』（Magazine Housse） 台湾旅行に行くので、台北の街歩きガイドとして。\n⑮『地球の歩き方　台湾』（学研） 台湾旅行を概観するために。\nジャズ ①『Undercurrent』（Bill Evans \u0026amp; Jim Hall） ピアノとギターのデュオ。二つしか楽器がないはずなのに、空間に音が満ち満ちている。和声を操れる楽器の可能性を体感した。\n②『Bye Bye Blackbird』（John Coltrane） ジョン・コルトレーンの奔放に歌心溢れるサックスもさることながら、マッコイ・タイナーのピアノがよく支えている。力強い。\n③『The Bill Evans Trio \u0026ldquo;Live\u0026rdquo;』（Bill Evans） 1曲目「Nardis」と2曲目「Someday My Prince Will Come」はメロディー・展開とも分かりやすいおかげである意味ではポップなのだが、3曲目「Stella By Starlight」からいきなりフワッとした感じになる。5曲目「\u0026lsquo;Round Midnight」が箸休め的に聴きやすい。不思議なライブだった。「Someday My Prince Will Come」はタッチの強弱が変化していくのが面白いですね。\n④『Candy』（Chet Baker） 「Bye Bye Blackbird」モク。Chet Bakerが歌うトランペッターだってのは知識として知っていますが、実際に「Candy」で普通に歌うのいいっすね。\n⑤『Still Live』（Keith Jarrett） ライブだけあって各曲ともインプロ豊富で長く、聞き応えがある。ライブ盤なので、曲名とは違う曲が差し挟まれること多数あり、そういうのに気づけるのも上達を感じる。\n⑥『Gerry Mulligan Quartet』（Gerry Mulligan） 2ホーン・2リズム体制のカルテット。サックスのジェリー・マリガンとトランペットのチェット・ベイカーとの掛け合いが聴き所なのだが、二人のキャラが立っているがゆえに、ベースとドラムも映える。名盤ですね。\n⑦『In Person』（Bobby Timmons） 聴きました。いい感じ。（ちょっと前に聴いて記録忘れ）\n⑧『Indeed!』（Lee Morgan） ツーホーン体制の良さが分かってきた（というより、トランペットとアルトサックスの聞き分けをしやすい一枚で、聴きやすいんまと思う）\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-28/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：プロット完了。本文は1ブロックだけ書いてみた。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：8枚（昨年11月から累計119枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……、がポテトを揚げたやつだけは避けた…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：21回（累計132回。年間132回ペース。パーソナルトレーナーと契約）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：ゴリッゴリに買いました……。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：社内で展開中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e11月は月末にやや忙しかったため、月報を書けませんでした。\u003c/p\u003e","title":"241228 2024年11月度・12月度月報"},{"content":" 「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげればそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」\n「夜長姫と耳男」（坂口安吾）\nイノチを打ちこんだ仕事 前の原稿、まだイノチが打ちこまれてなかったですね。今の原稿は、一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげていきます。\n【今後のタイムライン】\n2024年12月：今の原稿のプロットを固め、本文をちょっとだけでも書く。\n2025年1月～6月：本文をひたすら書く。\n2025年7月：体験版を知り合いの皆さまに共有し、フィードバックを頂く。\n2025年7月～9月：体験版のフィードバックを反映する。\n2025年9月：第20回小学館ライトノベル大賞に応募。\n2026年4月：第33回電撃大賞の締切。\n【今後なにを書くか】\nもともと、前の原稿は前の同人誌（アイドル×SF）のアイデア（SF）を流用しつつ、道具立てとキャラクターを一新して描かれたもの（舞台芸術×SF）でした。\nアイデアの流れ 前の原稿がダメだった原因は、思うに、舞台芸術×SFとしたせいで、読者への負荷がオーバーしたのではないかな、と。今の原稿は、SFを抜き、舞台芸術一本で、青春小説をやります。\nやるぞ！！！！！\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-13-2/","summary":"\u003cblockquote\u003e\n\u003cp\u003e「一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげればそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ」\u003c/p\u003e","title":"241213 今後の小説活動について（まだつづけるよ）"},{"content":"\n240928 ライトノベルの新人賞への応募が完了しました。箱庭療法記 今後とも応援よろしくお願いします。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-13/","summary":"\u003cp\u003e\u003cimg src=\"/posts/2024-12-13/20241213212740_hu_af5d828c5231166a.webp\"\n       srcset=\"/posts/2024-12-13/20241213212740_hu_83e1198b2d38e5b2.webp 480w, /posts/2024-12-13/20241213212740_hu_af5d828c5231166a.webp 553w\"\n       sizes=\"(min-width: 768px) 720px, 100vw\"\n       width=\"553\" height=\"119\"\n       alt=\"\"\n       loading=\"lazy\" decoding=\"async\"\u003e\u003c/p\u003e\n\u003ca class=\"linkcard linkcard--internal\" href=\"/posts/2024-09-28/\"\u003e\n  \u003cspan class=\"linkcard__title\"\u003e240928 ライトノベルの新人賞への応募が完了しました。\u003c/span\u003e\u003cspan class=\"linkcard__host\"\u003e箱庭療法記\u003c/span\u003e\u003c/a\u003e\n\n\u003cp\u003e今後とも応援よろしくお願いします。\u003c/p\u003e","title":"241213 新人賞、一次落ち！！！！！！！！！"},{"content":"このエントリは「まだ書いていない小説の聖地巡礼エントリをあらかじめ書いてみたら、どのようなエモーションが作者のなかに生じるのだろうか」という実験のためのものです。したがって、このエントリでは延々と「まだ書いていない小説の、まだ書いていないし書かれるかもわからない与太話」を書きます。\nということで、そういう実験のため、小説（ラノベ）の舞台とする京都大学桂キャンパス（主人公らが通う中高一貫校のモデル）、桂坂ニュータウン（主人公・ヒロインの住む地域）にロケハンしてきました。\n阪急桂駅周辺 京都大学桂キャンパス 桂坂ニュータウン 実際にロケハンしてみて 実際にエントリを書いてみて 1. 阪急桂駅周辺 主人公・ヒロインの（一応は）最寄りになる駅。二人が住んでいるニュータウンまではバスで20分前後。ターミナルの大阪梅田駅までは35分。\nとは言え、桂坂の上のニュータウン（標高150メートル前後）は下界の鉄道網からは隔絶されているため、基本的に彼らはバス移動です。ニュータウンから京都駅・四条烏丸へはバスで一本。どちらも片道1時間前後掛かることを思うと、なかなかな隔絶具合であることがお分かりになるのではないでしょうか。\n二人が桂駅を使う機会は、どの家庭も自家用車をお持ちである（ないとニュータウンで生活できない）ため、それこそ親とではなく友人同士で梅田へ出るタイミングだけだと思います。\n逆に、そういうタイミングであるが故に、友人同士の印象的なシーンで登場することになりますね。\n2. 京都大学桂キャンパス 主人公らが通う中高一貫校のモデル。桂駅からはバスで15分前後、徒歩で50分前後の距離感。坂の斜度がエッグいので自転車通学の場合でも駅から40分は掛かることになると思います。下界から通う生徒にはなかなかツラい距離でしょうかね。スクールバスとかあるのかな。\n桂キャンパスは下界からニュータウンへと繋がる坂の一つ（御陵坂（ごりょうざか））の中腹に位置しています。ニュータウンへと繋がる坂はいくつかありますが、そのうちニュータウンと桂駅とを最短で結ぶのが御陵坂です。\n桂キャンパスは、坂の下から順にAクラスタ、Bクラスタ、Cクラスタの三つのクラスタからなる巨大なキャンパス。企業からの寄付金で作られた記念館や大ホールなども付随しており、御陵坂の途中に突如として現れる学園都市感はあります。\n中高一貫校の直接のモデルは、A～Cクラスタのうち、最も上に位置するCクラスタです。A・Bクラスタは作中でもそのまま桂キャンパスとなります。\nそのCクラスタからの開けた眺望。正面には青空、青空の下に山々、山々に囲まれた洛中、青空から洛中までを貫いてそびえ立つ時計台。うーん、アニメ。\nCクラスタとBクラスタとの間には細い車道と御陵公園（みささぎこうえん）があり、そこが中高一貫校と桂キャンパスとの境界となります。市民に開かれている公園。\nCクラスタへとBクラスタ・Aクラスタから繋がる巨大な歩道がありますが、これは美しいので残しておきたい。\nその歩道から見えたバスケットゴールと、背景の青い空と山々と洛中。うーん、アニメ。\nCクラスタから下って、Bクラスタにはパン屋が併設されています。主に大学生・教職員・近隣の住民の方々が利用していますね。ただ、主人公らの学校は授業時間・昼休みとも外出禁止なので、昼休みにパン屋からデリバリーされることになると思います。大きな工房ではないので出荷できる絶対数も少なく、昼休みには争奪戦の様相を呈します。\nここまでは御陵坂の下側からのアプローチでしたが、主人公・ヒロインが住んでいるのはさらに上側のニュータウン。上側には、ニュータウン側の生徒のほぼ専用となっている裏門的なやつがあるんでしょうね。\n実は、桂キャンパスには計画されていたものの実現されなかった「Dクラスタ」というものがあります。本作ではCクラスタも実現されず、代わりに新興の私立の中高一貫校が出来たイメージですね。このため、桂キャンパスと同様に、中高一貫校じたいもかなり歴史が浅い学校になりますね。\n大学に隣接する立地とその立地で学生を集めることを鑑みると、少数精鋭を掲げ、SSH（スーパーサイエンスハイスクール）指定もされてるんじゃないでしょうか。規模が小さく新しい学校です。\n3. 桂坂ニュータウン 主人公・ヒロインが住むニュータウン。1986年に入居開始であることを考えると、2024年現在で、入居開始世が50～60代、その子世代が20～30代くらいなのではないでしょうか。中高一貫校は、子世代が中学に上がるボリュームゾーンになる2000年前半に開校していると思います（ちなみに桂キャンパスが2003年～）。\n10代半ばの主人公・ヒロインの世代は、絶妙に少ない（少なくなりつつある）世代だと思います。そういう意味で、同学年の幼なじみである二人が仲良しなのも納得ですね。\nなお、ニュータウンには1989年に公立の小学校・中学校が開校しているので、私立の中高一貫校の計画の際にはクソ揉めがあったと想像されます。本作はあくまでラノベ。整合性は深くは追い求めないでおこうと思います。\n自家用車の所有が前提となる地域であるため、各戸とも駐車場またはガレージを備えています。ヒロイン宅のガレージは、彼らのたまり場になっていますね。\nその自家用車を各地区へと分岐させるためのラウンドアバウト。下界へと下りる桂坂とニュータウンの各地区へと繋がる三つの道との、計四本に分岐しています。太く開けた道路。見応えありました。\nラウンドアバウトの間近に位置するのが桂坂公園。\n下生えも美しく生えており、景色も良く、それらしいモニュメントもあり、住民の方の憩いの場となっているのでしょうね。\n主人公らが屋外で練習するには最適なロケーションです。他にもいくつか公園はあるものの、物語の中心は他にはありえないですね。平日の放課後は学校で、夜や休日にはこの公園で、という使い分けになると思います。\n撮影こそしませんでしたが、この日はウエディングドレスの女性とタキシードの男性のお二人が写真撮影をしており、公園が愛されていることが感じられました。また、やはり写真なしですが、住民の方々（地区会かな？）が街路樹の剪定や落ち葉・ゴミの清掃をされており、地域の絆でもあるのでしょうね。\n公園の端からは長岡京側も望めました。\n公園の木は、当然、桂。\n4. 実際に歩いてみて 御陵坂の真下に住んでいた大学生のときには桂駅と桂キャンパスに通っていたので感覚は知ってましたが、桂坂ニュータウンはほとんど初めてでした（イズミヤに一度行っただけ）。いや、閑静な住宅街ですね。どのお宅もとてもよく整えられており、遊歩道も何本も備えられており、日本の経済と精神に余裕が溢れていた頃に生まれた、志ある地域だと感じられました。その住民の方々は今もきっと志を持ち続けているのでしょう。\n主人公・ヒロインともある側面では大らかな人物らであり、こういうある種の余裕を備えた地域で育ったからこうなったのであろう、と想像されました。また、先輩を含めた学友の多くはニュータウンではなく下界の住民であり、単純に住んでいるエリアの違いとして、主人公・ヒロイン間の心の距離よりも遠くなりがちなのであろうなあと感じられました。\n5. 実際にエントリを書いてみて パソコンで調べて自分の頭の中にだけある与太話と、実際に歩いて他人様に聞かせるための与太話とでは、作り込みの強度が違うなと思いましたね。書いてみて、強度を上げられた気がします。昼休みのパンの話は指が勝手に動いて出てきたエピソードですし。彼らの手触りがグッと具体的になったのを感じます。\nロケハンしてさらにそれを語ってみせる、なかなか面白い体験でしたのでみなさんもやってみてはいかがでしょうか。\n（おしまい）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-12-02/","summary":"\u003cp\u003eこのエントリは「まだ書いていない小説の聖地巡礼エントリをあらかじめ書いてみたら、どのようなエモーションが作者のなかに生じるのだろうか」という実験のためのものです。したがって、このエントリでは延々と「まだ書いていない小説の、まだ書いていないし書かれるかもわからない与太話」を書きます。\u003c/p\u003e","title":"241201 まだ書いていない小説の聖地巡礼エントリ"},{"content":"アニメの「聖地」の一つがなくなるらしい。\n「聖地巡礼」の記事を書いておきながら、だけれど、私は聖地がなくなることに倒錯した悦びを感じています。アニメファンの界隈からは悲しみの声が上がっておりますが、私はむしろ、ファンだからこそ悦びを感じているのです。\n私にとって、アニメ（や、小説や、要するに娯楽的なフィクション）って、私を「いまこの瞬間」「いまこの場所」ではないどこか別の宇宙へと誘ってくれる「宇宙船」のようなものであって欲しいんですよね。あるいは、そういう別の時空間を閉じこめてくれる「タイムカプセル」のような。\n確かに、フィクションの舞台が「いまこの瞬間」「いまこの場所」とリンクしているからこそ、切実さ、熱と言い換えてもいいですけれど、そういうものをフィクションが伴ってくれる。その切実さが別の宇宙へと私を連れて行ってくれる。けれども、そうしてリンクし続けていると、熱が時間の経過に従って拡散してしまうように思うんですよね。その拡散は取り返しが付かない。フィクションが有していたエネルギーが決定的に損なわれてしまう。\nゆえに（と接続するのが正しいのかはわからないけれども）、「いまこの瞬間」「いまこの場所」とのリンクが切断され、熱の行き場がなくなり、エネルギーがフィクションの中に閉じこめられ、損なわれることがなくなる。そうして宇宙船、タイムカプセル、そういうものが完成する。\n「いまこの瞬間」が「あの瞬間」、「いまこの場所」が「あの場所」へと、私と切り離された世界へと離陸する――そのための契機として「聖地」が消失することに悦びを感じるのですよね。\n負けヒロインが多すぎる！ 1(完全生産限定版) [Blu-ray]\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-11-03/","summary":"\u003cp\u003eアニメの「聖地」の一つがなくなるらしい。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e「聖地巡礼」の\u003ca 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豊橋\u0026amp;豊川箱庭療法記 241022 『負けヒロインが多すぎる！』シリーズの結末について考えてみた。箱庭療法記 10月の一冊は『負けヒロインが多すぎる！（6）』、一枚は『Face to Face』（Gary Burton）。\n負けヒロインが多すぎる！ ６ (ガガガ文庫)\n雨森たきび\n広告Amazon.co.jp\n本の感想 シリーズ物を交互に読んだ上に22冊と多いので、適宜に整理して一覧にしています。ラノベ以外、『負けヒロインが多すぎる！』、『青春ブタ野郎』の順。\n①『ムーンシャイン』（円城塔） 2017年の作品を2024年に読んで何を今更だけど「遍歴」はかなり面白く、理数的な与太と宗教的な与太とのミックスがちょうどいいと思う。\n宗教的な与太の方が私の関心領域にミートしつつあるのを感じており、作家とともにいい塩梅で年を重ねているのを感じる。『コードブッダ』も楽しみです。\n②『ストラクチャーから書く小説再入門』（K. M. ワイランド） お話考え屋さんとしての原点。三幕構成について考える必要に迫られた時は必ず読むようにしている。平易なのでイメージ、自分のお話に当てはめがしやすいのがいいところなんですよね。\n③『「簡潔さ」は最強の戦略である』（ジム・バンデハイ、他） 読む価値なし。シンプルに書けという本なのだが、著者の来歴が延々と語られて、戦略に説得力がない。\n④『ジャズを聴く』（ジェリー・コカー） ジャズに用いられる音楽理論をちょうど良く絞って紹介しつつ、実際の名曲の演奏がどのように実践されているかを詳細に解説する。理論と実践のバランスの良い一冊。ただ、私がまだ未熟なリスナーで、その何分の一もわかったかすらあやしい。\n⑤『負けヒロインが多すぎる！（1）』（雨森たきび） 面白いっ！　アニメとの比較で話すと、\n・八奈見さんが少しじっとりしてる（面白大飯食らいでは全くない）\n・温水くんと部長の性欲が垣間見える（下ネタトークが普通に男子高校生）\n・温水くんが八奈見さんのことを可愛いと感じていることが前に出ている（一人称視点のモノローグの成せること）\nの三点かな。トータル、アニメは原作のアクをかなり抜いたなという感はありますね。どっちも好きですよ。\n⑥『負けヒロインが多すぎる！（2）』（雨森たきび） 「あたしが代わりに言ってあげるよ」やっぱりこれを言える焼塩檸檬さんかなり凄いな。八奈見さんかわいいと思ってる前提で書くんですが、焼塩檸檬さんのことが好きです。\n⑦『負けヒロインが多すぎる！（3）』（雨森たきび） モノローグのある原作だと温水くんの行動原理に八奈見さんのそれが混じりつつあることが見て取れて萌え萌え。\nなんだけど、トータルでは奇妙な話だとも（やっぱり）感じていて、小鞠ちゃんの新部長周りのエピソードはそれでいいんだっけとは感じました（周囲の人物が「価値観を押しつけ～」みたいなことを言うほどにエクスキューズめいていて、首を傾げました）。\n⑧『負けヒロインが多すぎる！（4）』（雨森たきび） エグいて。各位かわいすぎる。\n⑨『負けヒロインが多すぎる！（5）』（雨森たきび） 豊川稲荷のデート（？）良かったな～って思い出しながらエピローグ読んでたら脳回路が焼けた。\n⑩『負けヒロインが多すぎる！（6）』（雨森たきび） 焼塩檸檬、アンタが優勝だ。\n4巻は萌え萌え萌え萌え、5巻はクールダウンって感じだったんですが、6巻は立体的でした。\n先輩らが卒業する巻なんですが、むしろ登場人物は増えて、その分だけ巻き込み巻き込まれが増えて、温水くんの周囲が豊かになっていく様子がありありと描かれていて、泣きながら読みました。成長したな……。\n恋愛脳なので温水くんと八奈見さんがくっついたら嬉しいと思っているんですが、それとは別の話として、温水くんには皆さんにとっての止まり木のような存在でいて欲しいんだよな（でも、たった一人の相手がいるってことは皆さんにとっての止まり木な存在でいることが許されないってことなんだよなってのがこのシリーズのテーゼなんだよな（それを超克してもいいと思うし、しなくてもいいと思う））。\n⑪『負けヒロインが多すぎる！（7）』（雨森たきび） アクションや与太に富んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした。これ漫画で読みたいですね。\nこれで本編は全部読んじゃったことになるのか……。4巻、6巻は今後とも折に触れて読み直してニコニコすることになると思います。\nありがとう。\n⑫『負けヒロインが多すぎる！　SSS』（雨森たきび） 萌えました。自分の誕生日になぜか温水くんの家に足を運んでしまう八奈見さん、彼女の誕生日を覚えていて手料理を振る舞って適切なプレゼントを贈る温水くん。萌え萌えでした。これだけでも読む価値があった。しかし、こうして1～6巻までの小話を続けて読むと各位が徐々に仲良くなっていく様子がありありと見て取れて、萌え……。\n⑬『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』（鴨志田一） 完璧なクライマックス。次の『ハツコイ少女』とセットで感想書きます。\n⑭『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』（鴨志田一） 完璧。登場人物と彼らの人間関係のポテンシャルを使い切った。SF的なギミックについてはぜんぜん納得していない（ので、それを前面に出した映画もあまり好きではない）が、原作のモノローグ（激・万物に感謝……状態）や葛藤は小説だから出来たものだろう。ふつうにダバダバ泣きながら読みました。いや、本当にいいもの読みました。\n⑮『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』（鴨志田一） シリーズのクライマックス『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』に続くエピローグの前半。地味な話ながら（地味な話だからこそ）映画が綺麗に映像化してくれたなという感じです。\n⑯『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』（鴨志田一） 読みました。アニメと同様に、各人の集大成がよく描かれたエピローグだが、高校生編の終わりを飾る一冊の小説として読んだ時には、大学生編への目配せが多すぎて「ちょっとやりすぎだな……」と感じてしまった。\n『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、総じて、アニメスタッフがお話をとても洗練したように感じる。ヘンな話ではあるが、彼らスタッフなら（これから私が読む大学生編が仮に微妙であったとしても）いい具合にメイクアップしてくれるだろうと信じられた。\n⑰『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』（鴨志田一） よ、読みました………………。\n誠実に書くと、期待していたのとは違って（想像していた通り）あんまおもんなかったです。咲太らが大学生になった今さら「思春期症候群」のハコの中身の話をされても困る（おそらく、作者自身もわかっていて、だから双葉に（セルフ）突っ込みをさせているのだが………………）。\nシリーズのここまでを読んだ素直な読者としては、麻衣さんとの（素直な）ラブだったり花楓の成長だったりをしっかり読みたかったのだけれど、お出しされたのは初顔の登場人物の雨あられで、その割にストーリーの中心は元々いたサブキャラクターだったりするので、スゴいヘンな話だった。「新章」大学生編をやるためのセットアップがスベっている。\nかなしくてほんとうに泣いています。\n⑱『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』（鴨志田一） 読みました。まず『迷えるシンガー』の反省（ポッと出の雨あられでシラけた）を踏まえて、物語が高校生編の続きになるように軌道修正を図っている。その点は良かった。\n赤城郁美の件も、まあ、良くはないが悪くもなかった。ギリ及第点程度。ただ、エピローグ（とエピローグが予感させる今後の展開）は本当に蛇足。\n⑲『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』（鴨志田一） 大学生編の1巻目、2巻目と比べたら相当頑張っている。この辺で作者自身が手持ちのカードで何を作ることができるのか（あるいは、何を作るべきなのか）を自覚したのではないか。\n相当頑張っているのは事実として、高校生編のような魔力はもうない。ないです。ただ、良いところと悪いところの差もその理由もはっきりしてるから、アニメ化に際して調理し直せるなら勝機はあるかも。少なくとも、原作ファンに向けたファンムービー程度にはなれる可能性は感じた（それくらい1巻目、2巻目は絶望だった）。\n⑳『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』（鴨志田一） 前の巻からの流れで一気に持ち直した。幕引きのためにしっかり加速できている。咲太がきちんと彼らしく、大学生編の新顔もしっかり使えている。これを読みたかったんよ。\n㉑『青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない』（鴨志田一） 読みました。確かにこういう落着になるだろうが……。\n㉒『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』（鴨志田一） 完結。遠回りしたが、よくがんばった。前巻『ガールフレンド』（あるいはその前の大学生編の始まり、高校生編の終わり）から想像されたビジョンと比べてサプライズはない。ただ、こう終わるしかないという納得感はある。\nジャズ ①『Concorde』（The Modern Jaz Qurtet） MJQってビブラフォン（ミルト・ジャクソン）のいる（モダンジャズではあまり類例のない）ジャズバンドなのだが、類例のなさの割には「『ジャズ』として聴いたことあるジャズ」感が漂っている。これが不思議だなと思う。\n②『Face to Face』（Gary Burton） MJQからの流れでヴィブラフォンの一枚を。ヴィブラフォンのゲイリー・バートンとピアノの小曽根真のデュオの一枚。ヴィブラフォンの小気味良い金属の残響音とピアノの硬質な音とが調和している。曲で言えば「Kato\u0026rsquo;s Revenge」と「Bento Box」かな。\nもともとヴィブラフォンを目的に聴いた一枚だったが、むしろピアノのポテンシャルに気付くこととなった。ピアノトリオにおいてベースやドラムの担っているような役割（？）を演じつつ、主役としてのピアノらしさもしっかり出ている。ピアノの技法的な側面をもっと知って、この面白さを語る言葉を手に入れたいと思った。このピアノ、相当面白い。感動しています。\n③『The Amazing Bud Powell Vol. 1』（Bud Powell） 「Un Poco Loco」が3テイクあるのが特徴。各テイクの微妙に異なる味わいを楽しめる。\n④『BLACK RADIO III』（Robert Grasper） 半年前に同じくロバート・グラスパーの『BLACK RADIO』、『BLACK RADIO 2』を聴いたときよりは曲の全体に注意を払えるようになった気がする。歌モノだけど、ボーカルのみならず各楽器の良さを受け取れるようになってきた。\n⑤『Reaching Fourth』（McCoy Tyner） 表題作「Reaching Fourth」を聴いて「打鍵の力強さ」という概念がフンワリ伝わった気がした。\n⑥『GO』（Dexter Gordon） テナーサックスのデクスター・ゴードンがリーダーの一枚。テナーサックスが自在に動き回る。かといって他の楽器がバックに回るかというとぜんぜんそんなことはなく、聴かせどころを作る。「Love For Sale」は特に面白い。\n⑦『The Amazin Bud Powell Vol.2』（Bud Powell） このアルバム、バド・パウエルの演奏で突如としてピアノの「タッチ」の気持ちが分かった気がする。\n映画 『BLUE NOTE／ハート・オブ・モダン・ジャズ』（ユリアン・ベネディクト） ブルーノートの設立者をジャズメンが語るドキュメンタリー映画。1997年公開だけあって今は物故者となったミュージシャンも多く存命で、レジェンダリーな面子だった。ジャズが商業流通したのがほんの限られた人物の情熱によるものであるの、素直に面白いですね。あの特徴的なモダンなレコードのジャケットも元広告デザイナーの実験的な試みによって生まれたらしい。そういう意味で、私たちが「ジャズ」として認識している文化は偶然の賜物だったのかもしれない。\n『Play Your Own Thing: A Story of Jazz in Europe』（ユリアン・ベネディクト） ヨーロッパのジャズメンぜんぜん知らんくてついていけんかった。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-10-31/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：エネルギーチャージ中。11月から次作を考え始めるつもり。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：7枚（昨年11月から累計111枚）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……、がポテトを揚げたやつだけは避けた…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：9回（累計111回。年間132回ペース。修正目標の年間150回に対してビハインド。繁忙期は完全に止まっていた）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：繁忙期が終わった日にだけ買いました。まあ、悪くないでしょう。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：社内で展開中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e10月は仕事では繁忙期（海外拠点からリーダー格を招いての会議）がありました。準備・本番ともタフな時間帯が続きましたが、おかげで大活躍できた一週間でした。経営層に報告するレポートの責任者を掴み取ってきました。\u003c/p\u003e","title":"241031 2024年10月度月報"},{"content":"『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）の結末は、１巻のラスト（アニメ３話相当）を踏まえれば、きっとこのようになるであろうと天啓が下りてきたので書き残しておきます。ネタ潰しだったり「考察」を意図したものではないことはご了承下さい。７巻時点に基づいて書くので、アニメ化された３巻よりも後の内容を不可避的に含みます。\nなお、このエントリは最終的には「どうなるんだろう。楽しみですね」で締められます。\nシリーズの結末を強く示唆する台詞が１巻のラストに書いてありました。\n「まずだな。告白に先立って２、３年くらいは友達付き合いが必要だろ。お互いを知りつつ好意を確認し合ってから、思い出の場所とかに呼び出してようやく辿り着くというか」\n『負けヒロインが多すぎる！』１巻のhonto版８４１ページの位置より\nこの台詞は、１年生の１学期の終わり（７月）に八奈見さんに告白しなかった温水くんの台詞。\n１巻の短期的なゴールは、温水くんがこういう恋バナ的な軽い会話ができる友達（八奈見さんら）を作ることだったと私は認識しています。この台詞が発せられた会話は、その短期的なゴールを象徴しているわけですよね。友達のいなかった温水くんが自然に会話できる相手を作り、それを手続き的に確認する、という友達のいなかった男子高校生らしい、明示的な手続きを重視したコミュニケーション。\nそしてまた、この台詞は、シリーズ全体を通した長期的なゴールを強く示唆しています。この台詞は、以下の３つの手続きに分解することができます。\n「告白に先立って、２、３年くらいは友達付き合い」 「お互いを知りつつ好意を確認し合ってから」 「思い出の場所とかに呼び出してようやく辿り着く」 言い換えると、温水くんが理想としている告白とは、この台詞の１～３の手続きから成り立っています。つまり『ときめきメモリアル』の「伝説の樹」の下での告白ですよね。素直に読むと、作者は以下のようにシリーズを進めると宣言しているわけです。\nシリーズを通して２、３年くらい友達付き合いをしてから シリーズの後半では好意を確認し合ってから 最終的には思い出の場所（＝階段）に呼び出して、告白。 そういう結末であろうと思われます。\nそして、フィクションとは一般的に容易に想像される結末からヒネってくるものであることを前提として考えていくと、『負けヒロインが多すぎる！』の結末とは、究極的には、温水くんと八奈見さんの二人が、温水くんが理想としている告白の明示的な手続きに乗るか、それとも乗らないのかの話だと私は考えています。\n温水くん自身のあり方は１巻と比較して徐々に変化しておりこの手続きが今でも有効なのかは明らかではないところではありますが、順調に「友達付き合い」と「お互いを知りつつ」が進んでいると言えます。これから巻が「２、３年くらい」進むにつれてより明確に「好意を確認し合」うことが予想されます。\n一方の八奈見さん。八奈見さんもこの会話を記憶していると想像されます。期限は「２、３年」と明示されている中、７巻では１年が過ぎております。引き算すると、あと１、２年は温水くんとの「友達付き合い」のユルい関係を維持できる可能性が高い。まあ、先延ばしとも言いますね。ただ、期限も場所も温水くんによって宣言されているんですよね。\nこの手続きに乗るにせよ、乗らないにせよ、全く無視して結末を迎えることはないでしょう。\n他方で、この「２、３年の友達付き合い」自体は、先延ばし（＝待ち）のスタンスであって、まさに『負けヒロインが多すぎる！』の「負けヒロイン」たる幼馴染み・八奈見杏菜さんが負けた理由そのものなんですよね。また、温水くんも八奈見さん始め他の文芸部ガールズが待ちのスタンスから負けたことを知っているわけです。\nそうすると、二人ともこの手続きには、こと期限の面において乗らないのではないか。そう予想されます。\nまた、告白の手続きそれ自体、つまり、男女が交際に至るために、そうであると明示されたデートを行い、そうであると明示された告白を行い、という明示的な手続き自体が無効化されていくことも想像されます。\n以下、５巻の豊川稲荷デートでの会話から、八奈見さんの男女交際に関する考え方を見てみましょう。\n「あのね、デートってそんな構えるものじゃないの。温水君、全然分かってないなー」\n（中略）\n「じゃあデートってどんなものなんだ」\n「簡単だよ。男女が同じ時間を過ごして同じものを見て。どう感じるかどう思うか。それをお互いに確認するのがデートだよ」\n（中略）\n「ただ一緒に歩くだけでも（中略）相手と合う合わないが分かるんだって」\n『負けヒロインが多すぎる！』５巻のhonto版１２７ページの位置より\n八奈見さんは、明示的な手続きを踏まえた男女交際は違うと思う、と端的に語っていますね。いい意味でハイカーストな女子高生らしいスタンスですよね。\nそうすると、八奈見さんは、温水君が宣言した明示的な手続きそれ自体に乗らないのではないか。そうも予想されます。ただ、彼女のスタンスは、上述の先延ばし（＝待ち）のスタンスでもあるんですよね。\n待ちのスタンスのままで行くと、八奈見杏菜さんはまた負けるわけです。\n以上を踏まえると、温水くんと八奈見さんの二人は、温水くんが理想としている告白の明示的な手続きに全乗っかりはしないだろうけれど、そこから全降りもしないでしょう。\nうーん、何も言ってないな。\nどうなるんだろう。楽しみですね。\n負けヒロインが多すぎる！ (ガガガ文庫)\n雨森たきび\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-10-22/","summary":"\u003cp\u003e『負けヒロインが多すぎる！』（雨森たきび）の結末は、１巻のラスト（アニメ３話相当）を踏まえれば、きっとこのようになるであろうと天啓が下りてきたので書き残しておきます。ネタ潰しだったり「考察」を意図したものではないことはご了承下さい。７巻時点に基づいて書くので、アニメ化された３巻よりも後の内容を不可避的に含みます。\u003c/p\u003e","title":"241022 『負けヒロインが多すぎる！』シリーズの結末について考えてみた。"},{"content":"『負けヒロインが多すぎる！』の聖地である豊橋および豊川を巡礼しました。\n今回の巡礼の目的は、作中世界への理解度を高めることです。きっかけ自体は『ＪＲ東海　推し旅』でしたが、ボイスドラマやグッズの回収よりも土地を自分の足で歩くことを大切にしました。\nこのエントリでは、土地を自分の足で歩いたから感じたこと、気付いたことをタラタラと書きます。\n私は４巻の終盤と５巻の冒頭が大好きなのでその辺のエピソードに関する気付きを中心に書いていきます。アニメ化された3巻以降のネタバレを必然的に含みます。ご容赦下さい。\n目次 名古屋駅 豊橋駅周辺 ツワブキ高校 精文館書店 のんほいパーク 豊橋市役所 向山大池 豊川稲荷 まとめ～「噂」について いわゆる「アニメの巡礼ルート」から外れた「６．豊橋市役所」、「７．向山大池」および「８．豊川稲荷」（４巻の終盤と５巻の冒頭に相当する）で特に気付きが多かったので、そこまで飛んでもオッケーです。\n（２０２４年１０月１４日に同日に訪れた「５．のんほいパーク」を追加）\n1. 名古屋駅 今回の巡礼は朝６時半の新幹線で新大阪発、名古屋駅経由、朝９時に豊橋駅というルートで始まりました。\n旅程を組むために土地と交通を調べたんですが、まず、豊橋が名古屋とは異なる文化圏であるという点から学びでした（住んだことない地方への理解度なんてそんなもんよ）。豊橋は、鉄道で言えば名古屋と浜松の中間地点に位置し、浜名湖を挟んでこっち側に豊橋、あっち側に浜松。\n名古屋とは片道１時間１３００円。お小遣いの限られた高校生には、豊橋から名古屋って別世界なのではないでしょうか。温水くんは食費をごまかしてラノベを買い、八奈見さんは小麦粉焼きとか食べてるし、小鞠ちゃんはスティックパンの子なので、遊びに行くために交通費３０００円から始まるってなかなかハードルが高かろうと思います（都心で言えば、東京ー戸塚間がだいたいそれくらいのイメージ）。\nこれを踏まえると、月之木先輩と会長が豊橋を離れて名古屋へと引っ越してしまう喪失感がよりシリアスに分かりますね。基本的に、先輩らが会いに来てくれないと会うのが難しい（そして、大学生はやがて地元を去るのだ……）距離でしょうね。\nそんな名古屋に着いたのは朝７時半。\n大画面の八奈見さんの「浮気だよっ！」がマケインさん（このエントリでは『負けヒロインが多すぎる！』をきっかけに豊橋を訪れるオタクのことを私を含めて「マケインさん」と呼びます）をお出迎え。大迫力でした。朝７時半なので他のお客さんの写り込みもなく撮影できましたが、この時点で待ち合わせであろう人々が集い始めていたので「浮気だよっ！」を撮るなら朝イチですね。\n５５インチ×１８面のヒロイン ２．豊橋駅周辺 ＪＲ豊橋駅 観光案内所の方からグッズを頂きながら会話したところ「土日は（マケインさんは）２００人くらい」とのこと。\n豊橋は基本的に観光地ではなく普通の中核都市なので、駅前に観光資源が乏しい（あるいは、行政として観光への関心がそこまで高くない）印象を受けました。春前に訪れた大垣との比較で恐縮ですが、大垣は駅前の観光資源・商店街を総動員して、オタク１人当たり７０００円～１００００円は地元に落とすように企画を設計していたように思われました。一方の今回の豊橋は、１人当たり～５０００円なイメージ。大垣が角川資本、豊橋が小学館資本だからってのもあるかもしれないけれど。\n３．ツワブキ高校 学校の外周のうち、大通りに面した正面玄関がない辺を歩きました。デカかった。田舎のデカいナンバースクールを卒業した私が言うので本当にデカいです。Wikipedia情報によれば、公立高校で３番目に大きい敷地を有しているらしい（マナーの良いタイプのマケインさんなのでモデルとなった学校の写真は控えています）。\n志喜屋先輩行きつけ（？）のボドゲカフェか 学校の屋上で食べるわけにはいかないので最寄りの駅のホームでちくわをガブリ。\nヤマサのちくわ ４．精文館書店 駅前の巡礼ルートの本拠地となる本屋さん。\n４フロア使ったしっかりした品揃えで、独自のフェアも展開してました。津村記久子の持ってなかった文庫を１冊買いました。\n精文館書店の正面 精文館書店の隣のアーケード街では、雨森たきび先生が故郷に錦を飾っていました。\n負けて輝け！！！ ラッコ系ヒロイン 「まちなか図書館」はなかなか興味深くて、利用者の中央値がティーンエイジャーでしたね。勉強してる学生さんがいっぱいいました（マナーの良いタイプのマケインさんなので図書館の内部の写真は控えています）。\nまた、図書の各分類を図書館がさらに細かく独自に分類、タグ付けしており、タグも大きく展示してあったので、全体的に利用者の興味関心を呼び起こそうという意識が感じられました。私はふつうにビル・エヴァンスのインタビューを読んでました。\n６．のんほいパーク なにかと登場したのんほいパーク。豊橋駅から一駅でアクセスも良く、家族連れが多いので、仲良し男女グループで訪れてもシリアス感が薄く、そういうグループで遊ぶのにはちょうどいいと感じました。グループで訪れ、その中の意中の二人の呼吸の相性を確かめても不自然感がないというか。\nここのサービス券を仲良し男女グループにばらまいて何が起こるかを観察する教師って、やりたいこととその手段が一致しすぎていて怖いなと思いました（その意図を把握して危機回避できる朝雲さんは、作中で一段抜けた存在ですよね）。\nのんほいパークの植物園「果実のへや」 子孫をのこすことができませんでした ６．豊橋市役所 今回の巡礼では、ここで最も価値ある体験しました。マケインさんとなるならここには絶対に来るべきです。ここには、４巻エピローグの舞台となった市役所の展望フロアがあるんですね。\n豊橋市役所１３階 あのですね、端的に、狭いんですよ。書きぶりからしたら全面が展望になっているのかと思いきや、一面だけで、人流のあるところで。ここで壁ドンすると目立って衆目を集めます。ここで壁ドンすることを思うと脳が壊れるかと思いました。かなり気合い入ってますよ。で、そこからレストランの入口でマフラーをギュッとやるのも、レストランの入口はフツーの両開きの自動ドアなので、やっぱりメチャ目立つと思います。\n現地来てわかりましたけど、４巻エピローグは全体的に「いちゃついてるカップル」にしか見えない。\nなお、八奈見さんはここでの壁ドンのきっかけについて「（温水くんに振られたという）噂が屈辱だったから」と述べているわけですが、それについても気付きがあったので後述します。\n１３階にはビュッフェ形式のレストラン「コスタリカ」がございます。\nコスタリカのハンバーグランチ 月之木先輩からタダ券をもらってやってきた……ってレストランですね。ビュッフェ形式なので無限に前菜を食べられました。前菜なのに茶色いメニューやカレー、ピザも完備だったので八奈見さんも大喜びでしょう。座ってると焼きたてのパンも無限にサーブされるっぽいです。なお、私は八奈見さんではないので、前菜を盛りまくったこの写真を撮るために朝食をちくわ１本で済ませました。\nただ、メニューは１食２０００円～３０００円なので、タダ券がないと高校生には敷居が高そうですね。\n７．向山大池 ４巻の終盤で温水くんが馬剃天愛星さんに呼び出された例の橋のある公園です。向山大池は灌漑のための溜め池だったそうです。そのせいか、周りになんもないんですよね。それを踏まえて、例の橋の写真を見て下さい。\n馬剃天愛星さんが勇気を振り絞った橋とマフラーを買ったアピタ 大通りから例の橋のベンチに至るまでには、１０分弱歩かないといけないんですよね。周囲から視界を遮るものが何もない中を。大通りから公園、公園の中の遊歩道、そして橋。そのルートには、クリスマスってこともあってほとんど人はいないと思う。\nこの橋のこのベンチに至るまで歩くことそれ自体に勇気が要ると思いました。馬剃天愛星さんは本当に頑張った。よく頑張った。誰もがあなたを賞賛するでしょう。勇気を振り絞って贈ったクリスマスプレゼントは彼のお友だちのハイカースト女子にＮＧを食らっちゃったけど……、という感じです。\n８．豊川稲荷 ５巻冒頭で温水くんと八奈見さんが佳樹ちゃんのデート（？）をストーキングするデート（？）したお寺とその門前通りを歩きました。\nどのキツネさんが温水くんに似てるんだろうね？ 豊川稲荷のこの領域って、門前通りからはもちろん本堂からもやや離れて、静寂が満ちていました。その静かなエリアで「似てる～～～」ってやり合う高校生男女がその行為をデートではないと言い張るのは不可能です。豊橋の街中を二人でウロウロじゃれ合うのとはワケが違って、デート以外の解釈をすることが不可能。\nのんほいパークとの比較で話すと、のんほいパークが男女で訪れてもデート感が薄い（まあ「大人のデート」ではないでしょうね）のに対して、豊川稲荷で二人っきりってガチ感がありました。勝負を仕掛けてきている。\nストーキングデートのそもそも論なのですが、実は佳樹ちゃんのデート（？）を確かめるためだけならわざわざ彼女を捜索する必要はないんですよね。最寄りの豊川駅で待っていれば必ず彼女は通るので。でも、八奈見さんは温水くんと二人で歩いて捜索することを提案した。その一手間を掛けさせた理由って、そういうことだと思います。\n最終的に二人のデート（？）は、温水くんの不安で幕引きとなるわけですが、その帰り道では八奈見さんが温水くんを餌付けして励ましていたわけですよね。豊川駅～豊橋駅間って、電車の本数が１時間に３～４本とそれなりの待ち時間を要求してくるわけです。その間、八奈見さんが励ましていたの、これは尊いことだなと思います。\n推理なのですが、このお煎餅は二人でシェアする前提なのではないでしょうか？ パリッパリのおいなりさんの美味しいおきつねバーガー ９．まとめ～「噂」について 一日掛けて主要舞台を歩きました。で、わかったことがあって、彼ら彼女らがラブコメしてたロケーションって全体的に見通しが良いんですよね（というより、市街地がコンパクトなので死角が少ない）。この大きさの街だとどこに行っても学校関係者がいると思う。\nそういうロケーションでそういう行為に励むと、「あいつら付き合ってる？」って噂、フツーに立つでしょうね。高校生でもわかると思う。それ踏まえて書くと、八奈見さん始めヒロインのみなさんは、温水くんと噂が立つことを覚悟して彼と遊んでいるのではないかと実感されました。\nこの「噂」（言い換えると、無責任な評価）って、『負けヒロインが多すぎる！』シリーズの中で、それなりにクリティカルなポイントだと私は考えています。作中で八奈見さんが温水くんに一番怒った（二人の間に漂っていたコメディムードを終わらせようとした）のって、温水くんが周囲の「あいつら付き合ってる？」って無責任な評価に振り回されて（八奈見さんの意思を確かめることもなく）八奈見さんとのお昼ご飯の約束を雑に終わらせたことじゃないですか。１巻～７巻、ＳＳＳまで含めて、八奈見さん一番怒ったのってあのシーンなので、そういう読みも可能かと思います。\nそれで、４巻エピローグにおいて八奈見さんが「（温水くんに振られたという）噂が屈辱」と評しているのは、自分が自らそう望んで構築している男子との人間関係について、周囲からそう無責任に評価されることに対する屈辱感だったんでしょうね。それって、彼女の意思が軽んじられているというのは言うに及ばず、彼の存在もまた同様に軽んじられていることを意味していますし。\nそして、今回の巡礼でわかったのは、さらに、八奈見さんの覚悟――「あいつら付き合ってる？」って噂が生まれる可能性を許容する覚悟をスルーした温水くんに対する屈辱感もあったのではないでしょうか、というところ。\nそういうとこだよ、温水君。\nあるいは、無責任な評価って、要するに、「負けヒロイン」ってワードそのものだったりするわけで。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-10-13/","summary":"\u003cp\u003e『負けヒロインが多すぎる！』の聖地である豊橋および豊川を巡礼しました。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e今回の巡礼の目的は、作中世界への理解度を高めることです。きっかけ自体は『ＪＲ東海　推し旅』でしたが、ボイスドラマやグッズの回収よりも土地を自分の足で歩くことを大切にしました。\u003c/p\u003e","title":"241013 『負けヒロインが多すぎる！』聖地巡礼 in 豊橋\u0026豊川"},{"content":"2024年10月10日にライトノベル『青春ブタ野郎』シリーズの最終巻が出ます。\n私のスタンスは以下のエントリの通りです。\n240702 『青春ブタ野郎』シリーズへのコミットメントについてのステートメント箱庭療法記 このエントリの通り、私はこのシリーズに「フルコミット」することを宣言しました。\nということで、大学生編を読むに先立って、高校生編を原作・アニメで復習しておりました。\nこれまで原作は今年の夏頃までに『シスコンアイドル』まで読んでおり、去る9月30日にようやく『おるすばん妹』から読み始めたという次第です。アニメと合わせて、感想等を簡単にまとめていきます。また暗い部屋でアニメ観てる……。\nまとめ 『青春ブタ野郎』の（高校生編の）シリーズとしての面白みって、ラブコメとして始まりながら、サブジャンルをスイッチさせていったところにあると思っています。最初、素直なＳＦ風ファンタジー風な「思春期症候群」を梃子に恋愛ＳＬＧの先輩キャラ（メインヒロイン）、後輩キャラ、攻略不能キャラ、先輩の妹キャラ、隠しキャラ……らと人間関係を築きながら、そうやって構築した人間関係をいわゆる「グランドルート」で回収していく（ここまでが『ハツコイ少女』）。\nその背後で家族小説（『おるすばん妹』）を走らせる。そして『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、ＳＦ風なファンタジー風な、あるいは恋愛ＳＬＧなサブジャンルから、完全に家族小説にスイッチし切っている。\nこのスイッチの面白みがあったのが高校生編だと思うんですよね。\nそして、大学生編。ＳＦ風なファンタジー風な、あるいは恋愛ＳＬＧなサブジャンルに戻るらしいじゃないですか。\n高校生編の機微とは「思春期症候群」なるデッケエからくりを用意しつつもセカイ的に描かずあくまで主人公・梓川咲太ら個人の問題に留めた、というバランスにあったと思っていて、そして、大学生編については、からくりの中を知りたかったのではないし、大学生は「思春期」ではないんだよな……。大学生は「思春期」ではなくて、作品そのもののコンセプトから外れてしまっているのが大学生編ではある。正直ね、読むの怖いっすよ。\nただ、高校生編を復習して気持ちが「仕上がって」きたので、今週金曜（最終巻が出た翌日です）には、PM休を作って七里ヶ浜～江ノ島に行こうと思います。\n『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 アニメ 序盤の桜島麻衣さん、幼いね。\n『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』 原作 読みました。高校編の読ませ所ですね。この巻からシリーズのジャンルがギャルゲーのフォーマットを踏襲したラブコメから家族小説へとスイッチしていく。\n『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』 原作 『ゆめみる少女』の原作をよーやく読んでるんですが、これ確かにすごいですね。このシリーズの到達点になると思う。ゆえに、『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』で終わらせなかったの、残念ではあるな。\n高校生編がクライマックスの7巻『ハツコイ少女』、エピローグの8巻『おでかけシスター』、9巻『ランドセルガール』の9冊でまとまったのに、そこから大学生編で6冊やるの正気のバランスじゃない。どうするんだ、これ？\n完璧なクライマックス。次の『ハツコイ少女』とセットで感想書きます。\nアニメ 『ゆめみる少女』観ました。『青春ブタ野郎』シリーズの大ネタって「SFだと思うかSFではないと思うか」で大きく印象が変わると感じていて、初見時には前者で評価してしまって、正直、あんまり好きになれなかったんですが、後者を頭に叩き込んだ二回目だと相当よかったですね。\n前半はカットの切り替わりが多すぎるし、後半は説明のための台詞が多すぎるしで（というより前半後半でジャンルが変わって）、トータルではアンバランスな映画だとは思うんですが、そういうアンバランス込みでこのシリーズではあるんだよな、と。\nアンバランスさを愛そう。\n『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』 原作 完璧。登場人物と彼らの人間関係のポテンシャルを使い切った。SF的なギミックについてはぜんぜん納得していない（ので、それを前面に出した映画もあまり好きではない）が、原作のモノローグ（激・万物に感謝……状態）や葛藤は小説だから出来たものだろう。ふつうにダバダバ泣きながら読みました。いや、本当にいいもの読みました。\n恋愛SLGの文脈を（暗に）有して立ち上がったラブコメが、家族小説を経て、そして最後は真っ直ぐに恋愛をやる、ジャンルを微妙にズラして展開する手練手管ですよね。\nおれはね、古賀ちゃんのことが相当好き（ある側面では麻衣さんよりも好きなのかもしれない）で、それは彼女が、こうしてズラされるジャンルの中で一本筋の通った「ギャルゲー／ラブコメの後輩キャラ」だからなんですよね。物語の「らしさ」を担っていると言ってもいい。ポップさがある。そういうことを書いててわかってきて、『ハツコイ少女』でリョーシ的存在になった咲太を見つけるのは彼女以外にはあり得なくて、このシリーズの「らしさ」である彼女こそが、主人公を見つけ決断を促すのに相応しい。\n麻衣さんは人物として好きだけど、古賀ちゃんはキャラクターとして好きなんですよね。言ってること伝わります？　み砕いて書くと、人物として好きというのは、その人物の価値観や行動が（物語の文脈から離れたとしても）好きという意味で、キャラクターとして好きというのは、物語の文脈を豊かにする（物語に奉仕する）役割が好きという意味です。\n『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』 原作 シリーズのクライマックス『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』に続くエピローグの前半。地味な話ながら（地味な話だからこそ）映画が綺麗に映像化してくれたなという感じです。\n『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』 原作 読みました。アニメと同様に、各人の集大成がよく描かれたエピローグだが、高校生編の終わりを飾る一冊の小説として読んだ時には、大学生編への目配せが多すぎて「ちょっとやりすぎだな……」と感じてしまった。\n『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、総じて、アニメスタッフがお話をとても洗練したように感じる。ヘンな話ではあるが、彼らスタッフなら（これから私が読む大学生編が仮に微妙であったとしても）いい具合にメイクアップしてくれるだろうと信じられた。\nアニメ この映画、ここまでとは違って、どうしても親目線で観ちゃうんだよな（だから好きという話でもある）。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-10-06/","summary":"\u003cp\u003e2024年10月10日にライトノベル『青春ブタ野郎』シリーズの最終巻が出ます。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e私のスタンスは以下のエントリの通りです。\u003c/p\u003e\n\u003ca class=\"linkcard linkcard--internal\" href=\"/posts/2024-07-02/\"\u003e\n  \u003cspan class=\"linkcard__title\"\u003e240702 『青春ブタ野郎』シリーズへのコミットメントについてのステートメント\u003c/span\u003e\u003cspan class=\"linkcard__host\"\u003e箱庭療法記\u003c/span\u003e\u003c/a\u003e\n\n\u003cp\u003eこのエントリの通り、私はこのシリーズに「フルコミット」することを宣言しました。\u003c/p\u003e","title":"241006 『青春ブタ野郎』シリーズの高校生編の復習しました。"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：公募への応募、完！！！（11万字でフィニッシュでした） ジャズ：16枚（昨年11月から累計104枚。目標の100枚達成！！！） 健康 コンビニ：ゴリゴリ行った……、がポテトを揚げたやつだけは避けた…………。 ジム：4回（累計102回。年間143回ペース。修正目標の年間150回に対してビハインド。原稿の追い込み期間は完全に止まっていた） 財政 コンビニ：同上。 本屋：原稿が終わった日にだけ買いました。まあ、悪くないでしょう。 仕事 外注マニュアル：社内で展開中。 中国語：PJ凍結中。 9月はラノベの原稿の完成・ジャズの累計100枚達成とプライベートでは進捗のあった一ヶ月でした。ただ、1週目に初めての新型コロナをやってしまいまして、様々な面でマイナスがありました。メンタルも一時的に崩しました。ただ、その反動で一気に原稿・ジャズが進んだという考え方もある。\n9月の一冊は『アーモンド入りチョコレートのワルツ』（森絵都）、一枚は選ぶのが難しいけど敢えて決めるなら『Interplay』（Bill Evans）ですね。今月はビル・エヴァンスをよく聴きました。\nアーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)\n森 絵都\n広告Amazon.co.jp\n本の感想 ①『出来高・価格分析の完全ガイド――100年以上普遍の「市場の内側」をトレードに生かす』（アナ・クーリング） 「マーケットの動きは機関投資家によって支配されている」という強烈な世界観の本だった。であるが、私が教科書としている、オニールやミネルヴィニ（要するに、出来高を伴ったボックスからのブレイクアウトこそ仕掛け時だという主張）も同様の世界観を有している。本書は、機関投資家をさらにドラスティックに「インサイダー」と呼ぶ。世界観こそ強烈だが、内容は非常に教科書的。出来高の分析はこれ一冊を枕元に置いておけば足りそう。ただ、あくまで「教科書的」なので、チャートの現物と見比べて実践しなければ自分の技術にはならないだろう。\n②『アーモンド入りチョコレートのワルツ』（森絵都） 上手すぎて頭おかしなる。再読。初読は二次創作が軌道に乗ってた働き始めてすぐの頃か。当時はぼんやりと「エモいな～」くらいしか感じてなかった気がする（たしか表題作への感度が低かった）のだが、自分で登場人物から舞台からぜんぶフルスクラッチで真剣に書いてるいま読むと震える。\n三本の短篇集なのだが、どれも物語のセットアップが滑らかで作為を感じさせず、気付いたら物語の中に誘われている。\n今回好きだったのは「彼女のワルツ」。不眠症の中学生の男女が旧校舎で逢い引きし……、という筋書き。嘘と赦しが大きなテーマとして据えられていると思うんだけど、「嘘」が真ん中にある、中学生の（狭い）視野から覗き見られていた世界が、ある瞬間にガラリと変容し、「赦し」を与える／与えられる高次な世界へとなる。気付いたら「いつ変わった？！」ってキョロキョロしていた。\n感情が落ち着いたらもっと分析的に再読します。\n大人がナチュラルに子供を書こうとすると、世界が広すぎるか狭すぎる人物になるせいで、そこからグワッと世界の大きさが変わるような、世界の変容（カタルシス）が訪れない。カタルシスを起こせるちょうどいい、しかも「子供らしさ」を有している世界の大きさ（スイートスポット）があるんだと思う。\n本作もそうだし、この前読んだあさのあつこや吉本ばななも、スイートスポットを狙うのが巧みなんだな。（じゃあ、その「スイートスポット」ってやつを屏風から出してみせてよ！！！！！！！！！）\n③『成長株投資の神』（マーク・ミネルヴィニ） 成長株投資の雄であるマーク・ミネルヴィニが他の成長株投資家を招いて、4人で一般投資家からの質問に答える。彼らは「規律」を重んじるが、類書を読み込むうちに、それは「待つこと」であるとわかってきた。適切な銘柄が、適切なポイントに達するまで手を出さない。一度ブレイクしたら陰るまで手を出さない。待つこと。迷った時に読むべき本として覚えておこう。\n④『会社四季報プロ500　24年秋』（東洋経済新聞社） 眺めました。利回りがボックスの底になることを示すグラフがあり、ない発想だったので学びだった。\n⑤『会社四季報　業界地図2025年版』（東洋経済新聞社） 眺めました。金融、ソフトウェア、toCは本当に土地勘ないなあ、と思いました。\n⑥『３年で３人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』（DUKE。） 眺めました。概ねオニール本とミネルヴィニ本を読めばよい。目標株価の出し方は実践的で面白い。これで氏の著書は3冊とも読んだことになるが、巻を重ねるごとに高度にかつ読みやすくなっていると感じた。それにしても、読んだと公言しにくいタイトルである！\n⑦『株式売買スクール実践編　成長株早期発掘法』（ギル・モラレス、クリス・キャッチャー） 読める部分は読みました。オニール、ミネルヴィにのさらにアップデート。フォロースルーデーを神聖視しないようにというのはなるほど感あった（その間にも伸びている銘柄はあるので）。本書の特長には、チャート読みのためのドリルが付いていること。ゆっくり解いてみよう。\n⑧『生成AIの法的リスクと対策』（福岡真之介、松下外） 類書の中だと微妙……。平積みになってたから一番売れているのだろうが……。論点は出されているが、それが整理されていない（生成AIに固有のリスクなのか、そうでないリスクなのか）印象を受けた。\n⑨『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』（鴨志田一） 読みました。高校編の読ませ所ですね。この巻からシリーズのジャンルがギャルゲーのフォーマットを踏襲したラブコメから家族小説へとスイッチしていく。\nジャズ ①『ELECTRIC RIDER』（馬場智章） 馬場智章がメインのBLUENOTEのライブに行くのでその予習。タイトルの通り、エレクトリックなサウンドが（良い意味で）伝統的なジャズっぽくなく、『BLUE GIANT』の宮本大のサックスとは全然違う（馬場智章は宮本大のサックスを演じていました）。ロックぽさも感じられた。\n②『The Trio』（Hank Jones） ピアノトリオっていいものですね。「Now\u0026rsquo;s The Time」「My Funny Valentine」といった名曲がいいし、1曲目「We\u0026rsquo;re All Together」もいい。\n③『Gerry Mulligan Quartet Vol. 1 (Expanded Edition)』（Gerry Mulligan） ピアノレスカルテットな1枚。地に足のついてなさが良く、浮遊感に富んでいる。胸が躍る。\n④『Interplay』（Bill Evans） 1曲目「You And The Night And The Music」が飛び抜けて良い。フレンドリーなメロディが少しずつアレンジを変えられながら繰り返されて印象的。特にトランペットが加わるのが素直格好いい。メロディの繰り返しからのソロがイケてる。各楽器とも聞き応えがある。\n⑤『Sometimes, Late At Night』（Jharis Yokley） 柳樂光隆氏の紹介ツイートがきっかけで聴きました。ドラマーのJharis Yokleyは、手数が圧倒的に多くにもかかわらず正確に叩き続ける。柳樂氏は「人力ドラムンベース」と評していたがまさにその通りだ。これが打ち込みではなく、人力であることに（誇張ではなく）感動する。もし叶うならライブで生で味わってみたい。\n⑥『Mulligan Meets Monk』（Thelonious Monk） ツカミの「\u0026lsquo;Round Midnight」が凄い。セロニアス・モンクのナンバーに負けずにジェリー・マリガンがサックスで聴かせる。タイトルに偽りなしの「Meets」だった。\n⑦『Answer to Remember II』（Answer to Remember） 現代的な音の多さに私のリテラシーが足りてない気がする。また訓練を積んだら聴きます。\n⑧『Infinite Search』（Mitoskov Vitous） モダンジャズからフュージョンへと時代が移ろう端境期を代表する一枚。モダンジャズの味わいがまだ残っており、かなり聴きやすい。マイルス・デイヴィスの『Bitches Brew』からの影響があるとの記事を読んだが、たしかに感じる。\n⑨『The Bill Evans Album』（Bill Evans） 面白い！　ビル・エヴァンスが電子ピアノも使う一枚で、モダンジャズのファンからは評判が芳しくないらしいんですが、2023年にジャズを聴き始めた人（つまり、電子音楽とか日常的に聴いてる人です）にとってはスゴい格好良く聞こえた。電子ピアノとアナログ楽器のパッチワークが綺麗に繋がっている。「Waltz for Debby」もいいね。\n⑩『Gretsch Drum Night At Birdland Vol. 2（Live）』（Art Blakey他） ドラマー4人がストイックにドラムを鳴らす。コンセプチュアルだが難解。\n⑪『At The Montreux Jazz Festival』（Bill Evans） ピアノのビル・エヴァンスがリーダーだが、彼一人が支配することなく、ピアノ、ベース、ドラムの三者のそれぞれに聴かせどころが設けられている。ベースとドラムだけのパートも数多くあり、聴かせる。全体を通して落ち着き払った一枚で、心が安らぐ。\n⑫『Portrait In Jazz』（Bill Evans） 端正やねえ。トリオの各パートに聴かせどころのあった1967年録音の『At The Montreux Jazz Festival』と比較すると、1958年の本作はビル・エヴァンスがリードしている感がある。そして、そういう構成だからこそ「Autumn Leaves」「Blue In Green」の良さがある。月並みですが、「モダンジャズ聴いた～」って気持ちになれました。\n⑬『TOKYO \u0026lsquo;96』（Keith Jarrett） キース・ジャレットのピアノもさることながら、ドラムのジャック・ディジョネットが良い仕事している。ピアノの繊細さを活かすほど同じく繊細な演奏。ニュアンスが豊富っていうのかな？　ところで、ついに「このフレーズ、あの曲で聴いたことある！！！」ってやつに出会えました。ジャズを聴き始めて1年、かなり良いアハ体験でした（「It Could Happen to You」が「Bye Bye Blackbird」に使われているフレーズを含んでいた）。フレーズを聴き取れるようになったこと、データベースが充実したことと二つの点で嬉しいですね。\n⑭『Planet Jazz』（Sonny Rollins） ベストアルバム的なやつは後にしようと思っていたのだが、知らずに手に取ってしまった。だが、モダンジャズのスタンダードナンバーが豊富な本作は今まさにこのタイミングで聴くべき一枚だったかもしれない。ソニー・ロリンズの「\u0026lsquo;Round Midnight」「Four」は歌うような曲だった。\n⑮『Lighter』（CRCK/LCKS） 夏頃に聴いたはずなのに記録が漏れていたので。「傀儡」が最高。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-09-30-2/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：公募への応募、完！！！（11万字でフィニッシュでした）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：16枚（昨年11月から累計104枚。目標の100枚達成！！！）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……、がポテトを揚げたやつだけは避けた…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：4回（累計102回。年間143回ペース。修正目標の年間150回に対してビハインド。原稿の追い込み期間は完全に止まっていた）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：原稿が終わった日にだけ買いました。まあ、悪くないでしょう。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：社内で展開中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e9月はラノベの原稿の完成・ジャズの累計100枚達成とプライベートでは進捗のあった一ヶ月でした。ただ、1週目に初めての新型コロナをやってしまいまして、様々な面でマイナスがありました。メンタルも一時的に崩しました。ただ、その反動で一気に原稿・ジャズが進んだという考え方もある。\u003c/p\u003e","title":"240930 2024年9月度月報"},{"content":"原作はリアルタイムで3巻まで既読です。以降は積んでます。\n以下、旧ツイッターでの実況のまとめと翌日感じたことなど。\n【実況のまとめ】\nアニメでは、焼塩さん周りのエピソードが際立って滋味深く、運動ガールだけれど見た目に反して聡明なところ（童話のエピソードとか「代わりに言ってあげる」とかなかなかできない話ですよ）が綺麗に演出されており、一気に好きになりました。\n逆に、原作の1～3巻が映像化されたアニメを通しで観ると、後半は八奈見さんがエピソード的には割と動いていないなというか、いつもムシャムシャっとメシを食ってる隣の杏菜さんになってた感はありましたね（「叱ってもらおうなんて」とか良い台詞もあったけどね）。最終話の12話では八奈見さんの動きの少なさがスカッと解消されて、完璧なエピローグでした。\nそれはそれとして、原作3巻って私は「ヘンな話だな～」って思ったのを覚えていて、アニメでも同じこと感じたんですが、小鞠さんが部長にならない（ことを作者は選んでそう書いた）のは相当不思議な感じがしてます。4巻以降を読めばわかるかもなんですが、3巻時点では不思議な感覚を抱きました（アニメに12話がなかったらこうも気持ち良く観終えていなかった気もします）。\n主題歌がもっさ（ネクライトーキー）だからかもしれないんですが、『負けヒロインが多すぎる！』ってかなり「だけじゃないBABY」ですね。ネクライトーキーをそれなりに真面目に聴いてきた私の仮説ですが、作者の雨森たきびはあのバンド好きというか、小説のタペストリーの糸の一本として使ってますよ（似た言葉遣いが時たま登場する）。\nwww.youtube.com\n【翌日の呻き】\n『マケイン』のみなさんのことを思い出しながらネクライトーキーを聴きながら仕事をしていたら、涙が止まらない……（電車の中で泣いていた）。\nネクライトーキーは私の会社員生活が始まった数年後にデビューしたバンドで、つまり私の学生時代に被っていないってことなのだけれど、もしも多感な中高生時代に触れていたら今よりもグッッッと来ていたと思う。\n私より若い人が私より若い人の悩みを歌う様子には、曲によっては普遍的な良さを感じることもあるけれど、どうしてもどこか遠く、どこか他人事になってしまう。三十路が「十代の想像上の散弾銃　案外悪くはないさ　絶対最終回はぼくらのものだ　いかんともしがたいから」（ネクライトーキーの「レイニーレイニー」より）とか聞かされても、他人事なんですよ……。「絶対最終回はぼくらのものだ」の無根拠な前向きさって、そういう年代の時にしか共感できないですよ。\nけれども、もしも（学生の）私よりも彼らが年上だったりしたら、その悩みは一種の憧れに聞こえるでしょう。\nおれも自分ごととして若いバンドの実存に関する悩みに共感してえよ……。\nでも、実は「自分ごととして若いバンドの実存に関する悩みに共感する」ことができないという悩みを解決するソリューションが存在します。それは、小説を書き、若いバンドに共感可能な登場人物について死ぬほど深く考えることです……（自ずと「イメソン」を決めざるを得なくなってくるので）（今回の小説のイメソンはtofubeatsで「RIVER」です）。\nwww.youtube.com\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-09-30/","summary":"\u003cp\u003e原作はリアルタイムで3巻まで既読です。以降は積んでます。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e以下、旧ツイッターでの実況のまとめと翌日感じたことなど。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e【実況のまとめ】\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eアニメでは、焼塩さん周りのエピソードが際立って滋味深く、運動ガールだけれど見た目に反して聡明なところ（童話のエピソードとか「代わりに言ってあげる」とかなかなかできない話ですよ）が綺麗に演出されており、一気に好きになりました。\u003c/p\u003e","title":"240930 アニメ『負けヒロインが多すぎる！』観ました。"},{"content":"\n応援してくださった皆さま、ありがとうございました。\nあとは神のみぞ知る。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-09-28/","summary":"\u003cp\u003e\u003cimg src=\"/posts/2024-09-28/20240928091027_hu_38306c28e860f94d.webp\"\n       srcset=\"/posts/2024-09-28/20240928091027_hu_a64078c1ecaa54d4.webp 480w, /posts/2024-09-28/20240928091027_hu_132c8134352b0237.webp 720w, /posts/2024-09-28/20240928091027_hu_484de22b23896196.webp 1080w, /posts/2024-09-28/20240928091027_hu_38306c28e860f94d.webp 1200w\"\n       sizes=\"(min-width: 768px) 720px, 100vw\"\n       width=\"1200\" height=\"431\"\n       alt=\"\"\n       loading=\"lazy\" decoding=\"async\"\u003e\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e応援してくださった皆さま、ありがとうございました。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eあとは神のみぞ知る。\u003c/p\u003e","title":"240928 ライトノベルの新人賞への応募が完了しました。"},{"content":"2023年11月からジャズをゼロから真面目に聴き始め、本日2024年9月23日に100枚に達しましたのでご報告致します。\nいちおうは名盤を中心に聴こうと試みており、『ジャズ超名盤研究』（小川隆夫）および『ピアノトリオ』（マイク・モラスキー）をリファレンスにしています。また、柳樂光隆氏の各種記事も非常に勉強になりました。\n『ジャズ超名盤研究』は『2』および『3』があるので、今後はそちらをリファレンスに、『ピアノトリオ』はまだ途中までなので引き続き眺めながら、柳樂氏は旧ツイッターとnoteの記事でお勉強させて頂きながら、といった感じでやっていきます。\n聴いてて感情が揺り動かされるプレイヤーは、素直に、Miles Davis、Bill Evans、Oscar Petersonあたりなので、めちゃ素直なリスナーという感じがしますね。聴いてて気持ちいいのはArt Blakey。\n感動した一枚はMiles Davisの『Workin\u0026rsquo;』。一番再生回数が多いのはKeith Jarrettの『Bye Bye Blackbird』かしら。\n引き続き、やっていきます。\n以下、聴いた100枚のリスト。\n通し番号 アルバム リーダー 1 Kind Of Blue Miles Davis 2 Strange Fruit Billie Holiday 3 Surf Ride Art Pepper 4 The Genius Of Charlie Parker #3 Charlie Parker 5 A Night At Birdland Vol.1 Art Blakey 6 A Night At Birdland Vol.2 Art Blakey 7 A Night In Tunisia Art Blakey 8 Helen Merrill Helen Merrill 9 Round About Midnight Miles Davis 10 Saxophone Colossus Sonny Rollins 11 At The Cafe Bohemia Vol.1 Art Blakey 12 At The Cafe Bohemia Vol.2 Art Blakey 13 Pithecanthropus Erectus Chrles Mingus 14 Cookin' Miles Davis 15 Relaxin' Miles Davis 16 Workin' Miles Davis 17 Steamin’ Miles Davis 18 Thelonius Himself Thelonious Monk 19 Somethin\u0026rsquo; Else Cannonball Adderley 20 Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 1 Art Blakey 21 Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 2 Art Blakey 22 Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 3 Art Blakey 23 Jazz Cafe Presents Art Blakey Art Blakey 24 The Amazing Bud Powell / The Scene Changes Bud Powell 25 Standard Of Language Kenny Garrett 26 Beyond Joshua Redman 27 The Shape Of Jazz To Come Ornette Coleman 28 Horace-Scope Horace Silver 29 Blowin\u0026rsquo; The Blues Away Horace Silver 30 Sketch of Spain Miles Davis 31 Left Alone Mal Waldron 32 My Favorite Things John Coltrane 33 Waltz for Debby Bill Evans 34 Sunday At The Village Vanguard Bill Evans 35 Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 1 Eric Dolphy 36 Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 2 Eric Dolphy 37 Ballads John Coltrane 38 The Bridge Sonny Rollins 39 Getz/Gilberto Stan Getz \u0026amp; Joao Gilberto 40 Song For My Father Horace Silver 41 The Sidewinder Lee Morgan 42 We Get Requests Oscar Peterson 43 Night Train Oscar Peterson 44 A Love Supreme John Coltrane 45 Bye Bye Blackbird Keith Jarrett 46 Mosaic Art Blakey 47 Black Radio Robert Grasper 48 Maiden Voyage Harbie Hancock 49 Black Radio 2 Robert Grasper 50 The Köln Concert Keith Jarrett 51 Double Booked Robert Grasper 52 Things Fall Apart The Roots 53 Live at Yoshi\u0026rsquo;s Mulrew Miller 54 This Here Is Bobby Timmons Bobby Timmons 55 CROSSING bohemiannvoodoo 56 Modern Jazz Quartet Modern Jazz Quartet 57 Genius Of Modern Music Vol.1 Thelonious Monk 58 Rasmus Faber Presents Platina Jazz Rasmus Faber 59 Affinity Oscar Peterson 60 Michel Camilo Michel Camilo 61 In the Shadows Robert de Boron 62 東方爆音ジャズBEST 東京アクティブNEETs 63 Now\u0026rsquo;s The Times! Sonny Rollins 64 Groovy Red Garland 65 Con Alma: The Oscar Peterson Trio - Live in Lugano, 1964 Oscar Peterson 66 Love in Us All Pharoah Sanders 67 Impressions John Coltrane 68 What’s Up? Michel Camilo 69 Hampton Hawes Trio, Vol.1 Hampton Hawes 70 Introducing The Three Sounds The Three Sounds 71 Junior Junior Mance 72 On The Corner Miles Davis 73 Bitches Brew Miles Davis 74 Torio （Live Sendai, Nihon \u0026lsquo;86） Keith Jarrett 75 Tristeza on Piano Oscar Peterson 76 Live - A Friday Night in Tokyo Platina Jazz 77 Molde Jazz Festival 1972 Keith Jarrett 78 Continuum Nik Bärtsch 79 Gerry Mulligan Quartet Vol. 1 Gerry Mulligan 80 Django The Modern Jazz Quartet 81 Louis in London （Live At The BBC） Louis Armstrong 82 NEO SYMPHONIC JAZZ at 芸劇 Maria Schneider 83 ストーリーテラー 馬場智章 84 A Jazz Portrait Of Frank Sinatra Oscar Peterson 85 The Essential Maria Schneider Maria Schneider 86 Oath 池本茂貴 87 CRCK/LCKS CRCK/LCKS 88 Gathering 馬場智章 89 ELECTRIC RIDER 馬場智章 90 The Trio Hank Jones 91 Gerry Mulligan Quartet Vol.1 （Expanded Edition） Gerry Mulligan 92 Interplay Bill Evans 93 Sometimes, Late At Night Jharis Yokley 94 Mulligan Meets Monk Thelonious Monk 95 Answer to Remember II Answer to Remember 96 Infinite Search Mitoskov Vitous 97 The Bill Evans Album Bill Evans 98 Gretsch Drum Night At Birdland Vol. 2（Live） Art Blakey 99 At The Montreux Jazz Festival Bill Evans 100 Portrait In Jazz Bill Evans ジャズ100枚聴く、身も蓋もない話をすると、レコード・CDの物理的制約のおかげで1枚あたり40分～70分なのでハードルが低いです。Spotifyもあるので現代では非常にエントリーしやすい趣味だと思います。\n今の私の感覚だと300枚くらい聴けばモダンジャズ（ジャズ全体ではなく、あくまでその一部である「モダンジャズ」）に対する「価値観」を形成できる気がしています。ジャズを聴く趣味で価値観を形成するのは、例えば、SF100冊読んでSFの価値観を形成する（1冊あたり2時間～4時間要求される）と比べたら楽勝です。\n（おわり）\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-09-23/","summary":"\u003cp\u003e2023年11月からジャズをゼロから真面目に聴き始め、本日2024年9月23日に100枚に達しましたのでご報告致します。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eいちおうは名盤を中心に聴こうと試みており、『\u003ca href=\"https://amzn.to/4ez9Tys\"\u003eジャズ超名盤研究\u003c/a\u003e』（小川隆夫）および『\u003ca href=\"https://amzn.to/4ezoY2O\"\u003eピアノトリオ\u003c/a\u003e』（マイク・モラスキー）をリファレンスにしています。また、\u003ca href=\"https://x.com/Elis_ragiNa\"\u003e柳樂光隆\u003c/a\u003e氏の各種記事も非常に勉強になりました。\u003c/p\u003e","title":"240923 ジャズ100枚聴いた。"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：累計10.5～11.0万字を行ったり来たり（体験版完成！　皆さまからのFBを反映中）。 ジャズ：1枚（昨年11月から累計89枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事と原稿のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。 ジム：9回（累計87回。年間131回ペース。修正目標の年間150回に対して一気にビハインド。夏休みと夏休み明けのお休みのせい） 財政 コンビニ：同上。 本屋：仕事の本のために行ったら猛烈に行くことになった。来月は控える。 仕事 外注マニュアル：社内で展開中。 中国語：PJ凍結中。 8月は全体的に夏休み（11連休）でペースを崩したかな。友人の皆さんに読んで頂くための体験版をまとめるつもりだったけどなんやかんやでぜんぜん進まず、普通にお休みしていました。ジムも足が遠のいて反省。\nただ、とにかく体験版をいったん作れたのは安心材料ですね。予定よりちょっと遅れて8月23日にリリースできました。直すべきポイントもクリアなので、締切の9月末までキリキリとやっていきます。\n8月の一冊は『エフェクチュエーション　優れた起業家が実践する「5つの原則」』（吉田満梨・中村龍太）。一枚は『Gathering』（馬場智章）ですね。一枚しか聴いてないので……。\nエフェクチュエーション　優れた起業家が実践する「5つの原則」\n吉田 満梨、中村 龍太\n広告Amazon.co.jp\n本の感想 ①『外資系コンサルのスライド作成術ー［作例集］』 仕事で幹部層向けのプレゼンをすることになったので。スライドの「型」が多く収録されているのだが、そのものを流用するよりも、1枚のスライドに詰めるべきメッセージをどんな観点から分割できるか発想するためのトリガーという感じだった。手の届くところに置いておき、都度見直そう。\n外資系コンサルのスライド作成術【合本版】\n山口 周\n広告Amazon.co.jp\n②『他者と働く　「わかりあえなさ」から始める組織論』（宇田川元一） 平田オリザが推薦文を書いていたため手に取った。著者は「わかりあえなさ」を扱う点では平田と共通の課題意識を持っているが、「組織論」とあるように、よりspecificな課題、つまり会社ではたらく私たちサラリーマンに向けての本だった。\n繰り返し書かれるのが「自分のナラティヴ（立場）をいったん脇にやって、相手のナラティヴ（立場）を眺めてみる」ということ。本書はその先も語るのだが、いったん自分の判断を留保して相手の判断に耳を傾けてみることの重要性を滔々と説いていた。ナラティヴアプローチの「自分の判断を留保する」ってマインドフルネスと通じるところがあるし、そういう意味で両方とも精神医学の分野で使われるのは納得感があった。\nまた、印象に残ったのは「仕事のナラティヴの中で主人公になる」というフレーズ。誰でもなく自分自身のナラティヴを確立することだと私は解したが、いいフレーズなので使わせてもらおうと思った。\n他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング)\n宇田川元一\n広告Amazon.co.jp\n③『エフェクチュエーション　優れた起業家が実践する「5つの原則」』（吉田満梨・中村龍太） 大組織ではない小規模な個人やスタートアップのためのプロジェクトの走らせ方を解説する。スタートアップを立ち上げた友人に教えてもらったのだが、個人事業主であるところの作家（同人作家）にも通ずる原則だろう。\n1.「手中の鳥の原則」\nないものねだりをしないで、自分が保有していて確実に使える資源（手段）からスタートする。その手段から生まれる効果を大切にする。\n2.「許容可能な損失の原則」\nなにが得られるかではなく、なにを失うことができるか、からスタートする。チャレンジの損失が許容できる範囲ならまたチャレンジできる。\n3.「レモネードの法則」\n望んだものが手に入れられなかったときに、それを新たなチャンスとリフレーミングできるか。甘い果物ではなく酸っぱいレモンしか手に入らなかったときでもレモネードを作れる。\n4.「クレイジーキルトの法則」\nいかに多様なパートナーを作れるか。直接の顧客にならなかったとしてもチャンスをもたらしてくれる可能性はある。\n5.「飛行機のパイロットの法則」\n予測に基づく行動ではなく、コントロールできる範囲での行動に焦点を当てる。\n個人的に特に興味深かったのは「クレイジーキルトの法則」に関して、パートナーシップを築く際に「問いかけ」を重視せよという示唆。大組織的な価値観の基ではパートナーシップ＝顧客に直結するのだが、小規模なプロジェクトでは、パートナーシップは顧客に限られず多様なコミットメントを得るためのチャンスと見做される。「問いかけ」とは、そのコミットメントを膨らませるための重要なファクターである。\n本書には「行動を恐れるな」というメッセージが通底しているように感じられ、勇気付けられた。\nまた、私が同人活動でやってきたスタンスを肯定してくれるものだった。つまり、手持ちの資源を可能な限り使い、失敗しても死なない範囲で出して、人と繋がって、繋がった人からまた何かを得て（あるいは与えて）……という。その意味でも勇気付けられた。\nエフェクチュエーション　優れた起業家が実践する「5つの原則」\n吉田 満梨、中村 龍太\n広告Amazon.co.jp\n④『リカーリング・シフト　製造業のビジネスモデル変革』（青嶋稔） リカーリングビジネス（=製品の販売後も顧客と取引を継続できるビジネスモデル）について、リーディングカンパニーの事例を用いながら、リカーリングビジネスを導入するための提言を行う。私のような担当者レベルより上の部課長レベルが読んだ方が行動に直結させやすいため「刺さる」度合いは高そうだったが、彼らがなにを考えているのかを推測する材料となった。\nリカーリングビジネスとは、従来の売り切り型ビジネスとはビジネスモデルが全く異なるものであるため、ビジネスマインドの再定義が必要との主張。本書は、なにをどう再定義すべきかを説く。\n紹介された各社ともコングロマリット的な超巨大企業であるため、明日から導入できるものではない（そもそもリカーリングビジネスとはそのようなスピーディーなものではない）が、スモールスタートでもそう目指していくことが重要なのだろう。\nそもそも本書を手に取ったきっかけとは、私の職場のいくつかの製品が「リカーリング」と定義されたことである。何となくのイメージしかなかったが、具体的なビジョンを持てるようになった気がした。意識合わせに使えるかもしれない。\nリカーリング・シフト　製造業のビジネスモデル変革 (日本経済新聞出版)\n青嶋稔\n広告Amazon.co.jp\n⑤『改訂版　AI時代のビジネスを支える「データセンター」読本』（杉浦日出夫） 投資の勉強のため。データセンターに求められる技術を概観できる。だいたい知ってたので特筆すべき点はあまりないです。\n改訂版 ＡＩ時代のビジネスを支える「データセンター」読本\n杉浦 日出夫\n広告Amazon.co.jp\n⑥『建設DX2』（木村駿） 投資の勉強のため。\n建設業において残業規制が課せられる「2024年問題」はクリティカルな問題だと思っていたので建設DX系スタートアップに投資し、その結果、爆損したことがある。本書は「建設DXはまだまだ夢やで～」つってて爆損する前に読みたかったですね。\n一言で言えば、DXできる余地のない中小企業が多すぎる\u0026amp;水平分業が進んでいるせいで関係者が多いのがネックらしいです。建設ではテクノロジーが浸透するまでに5～10年程度かかることがザラらしく、そういう位置にゴールを置いておくのがいいのかと思った。\n個別だと大林組が強そうでした。\nもう少し踏み込んで書いておくと、水平分業の業界でパワフルにDXを推し進められるのは、パワフルな大手に限られるので、結局は大手か、大手と組んだスタートアップか、大手とスタートアップのJVか、という感じになるっぽい。スタートアップにとっては、どのくらい事業のスコープが細かいかと、どのくらいマーケットが大きいかの両方をしっかり意識しないといけないらしく、後者にアクセスするために大手が要るらしい。そのため、IPOよりM\u0026amp;Aが選ばれることも多いっぽい（じゃあ建設DXのスタートアップへの投資って激ムズじゃん）。\n投資だけの目線で言うと、スタートアップなのに速度感と収益性は（速くても）大手に律速されるのでかなり難しそうだな。\n建設DX2　データドリブンな建設産業に生まれ変わる\n木村 駿\n広告Amazon.co.jp\n⑦『週刊東洋経済2024年8月10日・17日合併号』（東洋経済新聞社） 特集「エヌビディアの猛威　半導体覇権」のため。今回は記者がイマイチだったか。\n週刊東洋経済　2024/8/10・17合併号（半導体 覇権）\n週刊東洋経済編集部\n広告Amazon.co.jp\n⑧『通信の世紀ー情報技術と国家戦略の一五〇年史ー』（大野哲弥） 明治からの遠距離通信についてのヒストリー。戦後から現代まで眺めました。積んでいた本で、通信への関心が高まったので手に取りましたが、歴史が中心なので関心にはミートしませんでした。また気が向いたら眺めよう。\n通信の世紀: 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)\n大野 哲弥\n広告Amazon.co.jp\n⑨『図解入門　よくわかる最新光工学の基本と仕組み』（小野明） 例によって例によって投資のため。光ファイバー周りを勉強したくてその周辺をつまみ食い。EUV周りの基礎知識が書いてあったのは良い想定外でした（開口率とかの定義も知らなかったし）。\n図解入門よくわかる最新光工学の基本と仕組み\n小野明\n広告Amazon.co.jp\n⑩『BIG THINGS　どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか？』（ダン・ガードナー、ベント・フリウビヤ） 先日の『エフェクチュエーション』（とにかくスモールスタートしよう）を読んでから本書（ゆっくり考えてから素早く動こう）を読むと温度差にくらついた。\nしかし、読み進めるうちに両者は本質的には同じことを書いていると気付いた。共通点は「プロジェクトのコスト・リスクを着手前に見積もることの困難さ」だ。\n『エフェクチュエーション』では、見積もりの「不可能性」を受け入れ、クイックに試行を回し続け、受け入れ可能なレベルのコスト・リスクを受け入れ続けることに着目する。\n本書では、見積もりの「非ー不可能性」に挑む。すなわち、挑戦するプロジェクトと何らかの意味で共通点を有する類例から学ぶ。そのためには、類例に携わった経験者を引き入れる、あるいは自分自身が経験者になる。\n自分自身が経験者になるという方策は類例から学ぶための方策とは一見矛盾するようだが、プロジェクトの全体が破綻しない程度にプロジェクトを分割（モジュール化）し、モジュールを繰り返すことで可能となる。お決まりだが「困難は分割せよ」「経験は成功の母」という格言がある。\n『BIG THINGS』と『エフェクチュエーション』とは、読み比べて興味深い体験だった。『エフェクチュエーション』は個人・小規模の（少々の失敗は受け入れ可能な）プロジェクト向け、『BIG THINGS』は大規模な（失敗の受け入れが困難な）プロジェクト向け、といった感。例えば個人のソフトウェア・同人誌なら前者、仕事・家庭の決断などなら後者、といった読み分けがあるだろうか。\nBIG THINGS　どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか？\nベント・フリウビヤ、ダン・ガードナー\n広告Amazon.co.jp\n⑪『トレードで行き詰ったときに読む本』（マイケル・マーティン） 投資の勝率を上げるためには、投資のスタイル2割、残りの8割は自分の感情をコントロールするための術。\nでは、感情のコントロールとは？　感情のアップダウンそれ自体の抑制と、感情のアップダウンが生じにくい（自分に適合した）投資スタイルの選択とに分解できる。\n前者のためには、投資記録（もっと細かく、①日々の日記でもよい）を付けること、②負けを受け入れる謙虚さを身につけること。\n後者のためには、究極、許容可能な負けをあらかじめ設定すること。つまり、③撤退ラインの逆指値を設定しておくこと。\nこの3つしかない。私には①、②がまだ不足しているように思った。明日、まずは日記帳を買おうと思う。\nトレードで行き詰まったときに読む本\nマイケル・マーティン\n広告Amazon.co.jp\n⑫『武士道シックスティーン』（誉田哲也） 「決闘」を書く参考になるかなと思って手に取った。剣道くらいメジャー競技になると、割とスピード重視で書いても絵ができるんかなあ。\n序盤25パーセント読んでギブ。内面に関する描写が濃い味というか説明過多に感じられて、たぶん、内面、台詞、アクションの比率で内面が重視されているからなんだろうけど、得意なバランスではないです。\n映画はけっこう前に観たけどそっちは好きでした。\n武士道シックスティーン (文春文庫)\n誉田 哲也\n広告Amazon.co.jp\n⑬『バッテリー』（あさのあつこ） 素直に面白かった。視野（世界）の狭い主人公が、周囲のひとびとに干渉されて、自身の世界観を変えざるを得ない、否が応でも変化を受け入れざるを得ない。その姿は思春期の困惑そのもので、瑞々しかった。\nテクニカルな話だと、立ち上がりがやはり上手い。都会から田舎に移り住むことになってそれでも周囲に無関心な主人公。キラキラと光る自然に目を輝かせる弟。二人の対比。弟の今後を予感させるちょっとした布石。彼らへの関心のバランスのちょっとおかしな両親。そういった要素が一気に流れ込むのだが、抵抗なくスイスイと読める。\nまた、テンポの管理も巧みで、野球のメジャーさに胡座をかかない。読ませるべきところは厚く、場面転換はサラリと流す。流石でした。\nバッテリー (角川つばさ文庫)\nあさの　あつこ\n広告Amazon.co.jp\n⑭『肝臓の脂肪は3日で落ちる』（栗原毅） 読みました。糖類を控えましょう、よく噛みましょう、食前食間に高カカオチョコ食べましょう、酢を取りましょう、緑茶を飲みましょう、あたりですかね。\n肝臓の脂肪は3日で落ちる\n栗原 毅\n広告Amazon.co.jp\n⑮『新装版　私は株で200万ドル儲けた――ブレイクアウト売買法の元祖「ボックス理論」の生い立ち』（ニコラス・ダーバス） 古典の中の古典。私が教科書としている株の本（オニール、ミネルヴィニ）で参照されているので遂に読んだ次第。\nボックス理論の全ての基礎はここにあった。理論の技術的な面もさることながら、メンタルモデルについて読むべき。特に、著者が市場に近付いたタイミングで「うわさ話」に振り回されるのは面白い。インターネットが発達して個人投資家が増えたいま、もっとも読む価値があるかもしれない。\n新装版 私は株で200万ドル儲けた ――ブレイクアウト売買法の元祖「ボックス理論」の生い立ち (ウィザードブックシリーズ)\nニコラス・ダーバス、Nicolas Darvas\n広告Amazon.co.jp\n⑯『ゼロからわかる　生成AI法律入門』（増田雅史・輪千浩平） 仕事のために目を通しました。私は政府の報告等もチェックしているのだが、これ一冊で論点が明快にまとまっている。とりあえずこれかな。\nゼロからわかる 生成AI法律入門　対話型から画像生成まで、分野別・利用場面別の課題と対策\n広告Amazon.co.jp\n⑰『生成AIと知財・個人情報　Q\u0026amp;A』（齋藤浩貴・上村哲史） 仕事のために目を通しました。『ゼロからわかる～』よりも議論が深い。プロの仕事を感じました（森濱田の弁護士の先生方が書いているので、プロの仕事である）。\n生成AIと知財・個人情報Q\u0026amp;A\n広告Amazon.co.jp\n⑱『フュージョン』（濱野京子） ダブルダッチに取り憑かれた中学生女子4人の物語。\nマイナー競技を読者にどのようにスムーズにインストールするかを研究するために読みました。本作の開幕は固有名詞をゴリゴリに使ってカロリー高めで押し込んだ感じですね。「フォローミー！」という腹の座り方は、正直、憧れるが、今回の私が使うべき手法ではないのでしょうな。\nお話自体はオーソドックスなヤングアダルト小説で（良い意味で）読み味が軽かったです。読者が関心を持ちそうなフックを（回収するしないにかかわらず）数多く散らして、興味を持続させようとする試みが見られました。構造のオタクなので散らしっぱなしはあんまり好かんのですが、こういうのやってもええんかもなあと思いました。\nフュージョン\n濱野京子\n広告Amazon.co.jp\n⑲『新高値ブレイクの成長株投資法』（ふりーパパ×DUKE。） 微妙以下。ミネルヴィニやオニールの手法の日本株での実践を知りたくて読んだ。アベノミクス相場の時に書かれた本で、アベノミクス相場の前後のセクターに思考が囚われている。近視眼的。\nスピード出世銘柄を見逃さずにキャッチする 新高値ブレイクの成長株投資法 ――10倍株との出合い方を学ぶ (Modern Alchemists Series No. 148)\nふりーパパ、DUKE。\n広告Amazon.co.jp\nジャズ ①『Gathering』（馬場智章） 10月に馬場智章のライブ＠ブルーノートに行くために予習。浮遊感があって気持ちいい。\n映像作品 『きみの色』（監督: 山田尚子） 傑作。緊張感で息が詰まるかと思った。集中力の要求値が高くて、映画館でしか見続けることができないと思った。冒頭のモノローグこそ腕組みしながら「アニメは映像powerで語りを作れてええどすなあ」思ったんですが、ギリギリと観客の胸を締め上げるようなストーリーテリングに気い狂いそうになった。\n主人公のトツ子こそ朴訥ながら年相応に約束を破る子だったから安心して見つめることができたけど、あとの二人の嘘と隠し事でテンション（緊張）を掛けながらお話をドライブさせ切ったは匠の技。勉強のつもりで観に行ったけど上手すぎて勉強にならんかった。\n＠TOHOシネマズ上野 ","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-08-31/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：累計10.5～11.0万字を行ったり来たり（体験版完成！　皆さまからのFBを反映中）。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：1枚（昨年11月から累計89枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事と原稿のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：9回（累計87回。年間131回ペース。修正目標の年間150回に対して一気にビハインド。夏休みと夏休み明けのお休みのせい）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：仕事の本のために行ったら猛烈に行くことになった。来月は控える。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：社内で展開中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e8月は全体的に夏休み（11連休）でペースを崩したかな。友人の皆さんに読んで頂くための体験版をまとめるつもりだったけどなんやかんやでぜんぜん進まず、普通にお休みしていました。ジムも足が遠のいて反省。\u003c/p\u003e","title":"240831 2024年8月度月報"},{"content":"https://fedibird.com/@abe_dragonslay/112977356440212059/embed\nこれは私のことだと思うので今の時点のメモを書いておきます。\nまず、今回のSFラブコメはもとより一種の実証実験として、つまりオリジナルの長編を初めて書いてみて書き切ることができるのかを確かめるためにやってみた側面もありました。実証のための「助走」（あるいは、補助輪）としてSF部分は一度使ったネタを膨らせてます。その結果、まさにそのSF部分に不要っぽい雰囲気が漂ってるのは自分でも興味深く感じています。素直に面白い。\n助走を経て気付きを経て大いに削る（ことになるだろう）というプロセス自体、オリジナルの長編を書いてみないとわからなかったので、その点だけでも学びがありました。\nそもそも、今回の原稿は、今の時点の認識では「時間SFで三角関係でステージパフォーマンスで決闘のやつ」なんですが、当初の認識では「時間SFで三角関係のステージパフォーマンスのやつ」でした。「決闘」要素がなかったんですね。\nしかし、原稿を書き進めるにつれ、ある瞬間に「おれがやりたいのは「決闘」なんや」と気付いたんですよね。「他の要素はすべて「決闘」のためなんやな」と。その辺で潮目が変わった感はあります。何が「決闘」を引き立て得るのかを突き詰めていくと、時間SF部分は、正直、ノイズになる可能性が高いな……、と（当初は、三角関係のために時間SFが効果的だと考えていたし、それは今でも変わっていない。優先度の問題）。\n書いてしまったので書き切って、時間SF部分にはSFである意義を持たせようと努力はしていますが、こればっかりはどうなるかわかんないですね。\nさておき、8月中には体験版ができると思うので、回し読みして、みなさんのご意見をもとに9月末の締切まで頑張りたいと思います。\nこれからも応援よろしくお願い致します。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-08-17/","summary":"\u003cp\u003e\u003ca href=\"https://fedibird.com/@abe_dragonslay/112977356440212059/embed\"\u003ehttps://fedibird.com/@abe_dragonslay/112977356440212059/embed\u003c/a\u003e\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eこれは私のことだと思うので今の時点のメモを書いておきます。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003eまず、今回のSFラブコメはもとより一種の実証実験として、つまりオリジナルの長編を初めて書いてみて書き切ることができるのかを確かめるためにやってみた側面もありました。実証のための「助走」（あるいは、補助輪）としてSF部分は一度使ったネタを膨らせてます。その結果、まさにそのSF部分に不要っぽい雰囲気が漂ってるのは自分でも興味深く感じています。素直に面白い。\u003c/p\u003e","title":"240817 小説を書くときの「助走」について"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：3.5万文字（累計10.5万文字、アルファ版完成！！！） ジャズ：9枚（昨年11月から累計88枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事と原稿のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。 ジム：16回（累計89回。年間153回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り） 財政 コンビニ：同上。 本屋：今月は奇数月のためふつうに行った。 仕事 外注マニュアル：社内で展開中。 中国語：PJ凍結中。 7月はゴリゴリと原稿を進め、アルファ版が完成しました！　アツかったのは7月13日～15日の3連休。ここで2.2万文字（14日には1.4万）を達成し、勝負が決まりました。それ以降はひたすら直しの期間ですね。9月末の締切までとにかく直します。今は直しの1周目。2周目を終えたら夏休み期間にに友人各位に回し読みをしてもらって、その感想を踏まえて3周目以降の直しをしたいと思います。\n7月の一冊は『Think Fast, Talk Smart』（マット・エイブラハムズ）、一枚は（あまりきちんと聴かなかった一ヶ月だったけれど）敢えて挙げるなら『The Essential Maria Schneider』（Maria Schneider）。\nThink Fast, Talk Smart 米MBA生が学ぶ「急に話を振られても困らない」ためのアドリブ力\nマット・エイブラハムズ\n広告Amazon.co.jp\n本の感想 ①『Think Fast, Talk Smart』（マット・エイブラハムズ） 会話を有意義にするための一冊。コミュニケーションのためには相手を「聴く」ことが大事だと聞かされてきた。だが、「聴く」ことが何を意味するか語られることは少なかった。本書はその「聴く」に紙幅を割いたことが特徴だ。\n「聴く」とは何か。一言で言えば、相手のニーズを汲み取ることだ。この会話に何を求めているのか、どんな会話がされたら嬉しいのか。それを相手の様子から探すことである。\nただ、注意しなければならないのは、会話とは正解を探すゲームではないということだ。ニーズと正解の違いは何か？　前者は相手を思いやった言い方であり、後者は自分の満足のためのものである。会話は「聴く」行為であり、相手のためのものであり、その結果として返礼を得られる。\n本書はさらに踏み込み、互いの「聴く」を導く構成まで説く。六のシチュエーションが例示されていたが、一つだけ覚えておきたい。\n「何」ー「それが何」ー「それで何」の構成。まずトピックを提示し、続いて説明し、最後にそのトピックによってどんな変化が得られるか、を示す型だ。\nほら、この感想もそうなっているでしょう？\nThink Fast, Talk Smart 米MBA生が学ぶ「急に話を振られても困らない」ためのアドリブ力\nマット・エイブラハムズ\n広告Amazon.co.jp\n②『生成AI　真の勝者』（島津翔） 2024年春前後の生成AIを巡る状況を概観するには楽な一冊かしら。どの企業が誰と組んでいてどこに投資していて……という相関図を頭に描くのに使うイメージ。ラピダス社長の小池淳義氏と『半導体戦争』のクリス・ミラー氏のインタビューは必読。\nところで、フェイスブックのメタ社が開発中の生成AIであるMTIAについて「同社は、MTIAをフェイスブックやインスタグラムなどの既存アプリのコンテンツ・広告表示に利用するほか……」との記述があって、地球の限りある資源が詐欺まがいの広告へと消えていく様子が目に浮かんだ。\n生成AI 真の勝者\n島津 翔\n広告Amazon.co.jp\n③『777』（伊坂幸太郎） 伊坂幸太郎はエンタメを書かせたらきっちり及第点を出してくれる。プロのエンタメ作家。\nこわい男から逃げようとする記憶力抜群の女を、不運な殺し屋がなんやかんやあって助けるハメになってしまう密室エンタメ。伊坂は殺しのアクションを描けば軽快で、殺しのハウツーにはロジックもあり、読者が忘れた頃に姿を現すお手本のようなミステリも仕掛けられる。\n映画にすると二時間に収まるし、映像としても見どころがあるだろう、こういう真っ直ぐなエンタメを読むとひたすら勉強になる。\n最も勉強になったのは舞台選び。密室になったのは二十階建ての高級ホテルなのだが、高級ホテルだけあって空間にバリエーションがある。密室モノでも手札をシンプルにする必要は全くなくて、物語の要求に応じて増やしていいんだ。そういう発見があった。\n数多いる登場人物の使い方も卓越している。同じ目的を有する複数の人物は要素が共通する一つのチームにまとめてしまって、読者の認知の負荷を減らしている。で、ミステリのタネはその認知の隙間に差し込んでおく。異なるチームはしっかり毛色を変えておく。重要な登場人物は一気に出し切ってしまう。重要じゃなくなったらとっとと退場頂く。見事。\n７７７　トリプルセブン (角川書店単行本)\n伊坂 幸太郎\n広告Amazon.co.jp\n④『演劇入門』（平田オリザ） 再読に次ぐ再読。今回はやや俯瞰して読んでみた。\n本書はあくまで「演劇」その中でも「一幕もの」のための一冊。つまり、一つの場所や登場人物で繰り広げられる物語のための手引きだ。それゆえに当たり前なのだが、エンタメ小説やマンガといった複数のシーンから成る物語の作り方を教えるものではない。それを断った上で、やはりエンタメ小説にも適用できるノウハウが詰まっている。\n一幕ものは一つの空間や登場人物しか使えないために、観客への情報の出し方が著しく限られる。本書の読みどころは、その情報の出し方のノウハウであり、最重要なのは「セミパブリック」という概念だ。プライベート（内部）とパブリック（外部）の中間に位置する。例えば、葬儀所のような。個人と親しかった親族（内部）ー仕事の関係者（中間）ー出入り業者（外部）が出入りする空間だ。三者の間の情報の濃度の違いこそが、情報を観客に与えるためのきっかけとなる。\nエンタメ小説では、大ざっぱに言って、空間や登場人物を使い捨てることができる。ここが一幕ものとの最大の違いだ。一幕ものでは、プライベートーセミパブリックーパブリックを、一つしか用意できず、そのために全体を通して空間や登場人物に関してセミパブリックを貫く必要がある。\n対して、エンタメ小説では、一貫してセミパブリックである必要はない。むしろ全てがセミパブリックだったら読者は飽きるだろう。これをさらに広げて考えると、一つのシーンの空間や登場人物のそれぞれに三つの概念を当てはめ、複数のシーンでプライベートーセミパブリックーパブリックがバランスするようにできることに、複数のシーンから成る小説の醍醐味があるように思われる。\nプライベートーパブリックーセミパブリックのバランスの視点から小説の全体を俯瞰してみようと思った。シーンの作り方には、例えば「葛藤」や「リアクション」から考えるという手法があるけれど、それらと平行してセミパブリックのバランスの手法を走らせるイメージですね。\n演劇入門 (講談社現代新書)\n平田オリザ\n広告Amazon.co.jp\n⑤『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』（鴨志田一） イベントの繋げ方（Yes, but\u0026hellip;式）が巧み。イベントのためのイベント感、言い換えると「ダンドリ感」が薄い。それぞれのイベントが読者の感情を動かすことに寄与しているからだろう。\n青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n⑥『半導体逆転戦略　日本復活に必要な経営を問う』（長内厚） 読みましたといった感。最先端技術での多品種展開を目指すラピダスへの期待が過大に膨らんでいると冷静に指摘し、むしろ枯れた技術のJASMが生み出すスケールメリットにこそ日本の活路があると説く。ラピダスの多品種展開、つまりスケールメリットを追わないビジネススキームは日本の製造業の必敗パターンであると解説する。二社の対比が面白かったが、半導体の歴史については類書のおかげで頭に入っており目新しい気付きはなかった。日米貿易摩擦を研究した韓国が残存者利益で勝てたところはなるほどね感はあった。\n半導体逆転戦略　日本復活に必要な経営を問う (日本経済新聞出版)\n長内厚\n広告Amazon.co.jp\n⑦『2040年　半導体の未来』（小柴満信） 読むに値しない。ラピダスの中の人が何に賭けているかをアツく語るが、まだ始まっていないプロジェクトなのですべてフワフワと雲を掴むような話。\n２０４０年　半導体の未来\n小柴　満信\n広告Amazon.co.jp\n⑧『オフ・ブロードウェイ奮闘記』（中谷美紀） 1人3役が求められる演劇『猟銃』をブロードウェイで演じた中谷美紀の手記。1ヶ月に及ぶ公演はトライアスロンのようだ、というのが印象的で、ひとつひとつの舞台への集中以上に、全公演に耐えるだけのメディケーションが重要とのこと。その完走のために完璧なプロフェッショナルが役者のみならずスタッフにも求められる様子が淡々と描かれていた。\n直接の参考にはなりそうにないが、プロフェッショナルの態度を垣間見ることができた。演出家の「演劇という黄金の牢屋」という台詞はなにかで使いたい。\nオフ・ブロードウェイ奮闘記 (幻冬舎文庫)\n中谷美紀\n広告Amazon.co.jp\n⑨『TUGUMI』（吉本ばなな） ドライでありながら瑞々しい。情景描写と直接的な内面の描写とのバランスに秀でているように感じられた。淡々と情景が描写されたかと思えば、それに対する反応として独白がある。独白はあくまで情景に対する反応の体裁を取っているが、明らかにそれより深い洞察から生じたものである。\n筋書きとしては（2024年にエンタメ小説を書こうと手に取った不誠実な読者にとっては）シンプルでイベントの数も少ないのだが、その間を埋める情景や内面の描写がまったく埋め草になっておらず、むしろその描写こそがページをめくる手を止めさせない。次に彼女たちは何を「思う」（≠「する」）のだろうと想像させては、毎回それを上回る複雑な描写を見せてくれた。\n吉本ばななの長編を読むのは初めてだったが、何作かさらに読んでみよう。\n普通に勉強になって、私の小説は主人公の男子（素朴なものの見方をする）とヒロインの女子（屈折したものの見方をする）の視点が交互に現れるのだが、後者を充実させる突破口になるだろう。前者は「する」の結果として「思う」、後者は「思う」の結果として「する」で物語をドライブさせることができるのかもしれない。そういう整理をできた。\nところで本作を読むきっかけはClaudeとのセッションで、主人公とヒロインの二人のものの見方を鮮明に対比させた方がいい、またそのためにはこれこれが参考になる、といったアドバイスをくれて、しかもまさに勉強になる作品だったので、そこにも感動している。セッションを通じて、何が足りていないのかよく見えるようになってきた（具体的には、内面の直接的な描写と現代風のモチーフが足りないらしいです）。\nTUGUMI(つぐみ) (中公文庫 よ 25-1)\n吉本 ばなな\n広告Amazon.co.jp\n⑩『半導体最強台湾』（李世暉） ダメ。台湾を中心とする地政学を扱うのだが、すべてフンワリとしたオピニオンで、極めつけは論点出しに「ChatGPTに訊いてみたところ～」とか出てきて投げた。お前が考えんかい。しっかりした著者に見えて期待していたので残念至極。\n半導体最強 台湾 大国に屈しない「チェーンパワー」の秘密\n李 世暉\n広告Amazon.co.jp\n⑪『サイバースペースの地政学』（小宮山功一朗・小泉悠） 素直に興味深かった。タイトルには『サイバースペースの』とあるが、それを支えるのはフィジカルなケーブルとそこに接続されたフィジカルなサーバーであるということに尽きる。フィジカルな存在である以上は、容易に破壊工作が行われうる……。そのリスクを推し量るチャレンジが本書の読みどころである。サイバーをフィジカルな視点から解説した本は（少なくとも私は知らないが）貴重に思われるし、なによりデータセンターや海底ケーブルやエストニアまで足を運んで実地で取材しているのが気に入った。力の入ったルポである。一つのベンチマークとなる一冊だろう。\nサイバースペースの地政学 (ハヤカワ新書)\n小宮山 功一朗、小泉 悠\n広告Amazon.co.jp\n⑫『テクノ新世　技術は神を越えるか』（日本経済新聞社） 円城塔と津村記久子の短編を目的に。それぞれ、テクノロジーそのもの中心とテクノロジーに翻弄される人間中心と、好対照だった。両者とも持ち味が活かされていて読めて良かった。本編はノーコメント。\nテクノ新世　技術は神を超えるか\n広告Amazon.co.jp\nジャズ ①『Gerry Mulligan Quartet Vol. 1』（Gerry Mulligan） 1952年リリースだけあって、シンプルな味付け。\n②『Django』（The Modern Jazz Quartet） 「モダンジャズを聴きたい！」って時にピッタリだと思う。ヴィブラフォンのミルト・ジャクソンが特徴的なカルテット。\n③『Awase』（Nik Bärtsch） 『Continuum』に続いてニック・ベルチュをもう一枚。移動中に流しててきちんと聴けなかったけど記録のために投稿。\n④『Louis in London (Live At The BBC)』（Louis Armstrong） ルイ・アームストロングを聴いたのはこれが初めて。しみじみといいっすね……。ようやく歌モノの良さがわかってきた。\n⑤『ストーリーテラー』（馬場智章） 聴きました。仕事中に流していたのできちんとした感想はないです。申し訳なし。\n⑥『A Jazz Portrait Of Frank Sinatra』（Oscar Peterson） 聴きました。原稿中に流していたのできちんとした感想はないです。申し訳なし。\n⑦『The Essential Maria Schneider』（Maria Schneider） マリア・シュナイダーのコンサートに合わせて予習、復習のために聴きました。「Wyrgly」の、音が徐々に増えていく感じがスゴい好き。\n⑧『Oath』（池本茂貴） 2023年リリースだけあって、メロディがポップで追いやすい。各曲でどの楽器に注目すればいいかも親切で、聴きやすい一枚だった。\n⑨『CRCK/LCKS』（CRCK/LCKS） 2017年ごろに聴いていたジャズバンドで、間が大きく空いて2024年に再会。ドラムの石若駿がきっかけ。当時は単にボーカルの甘い声が好きでおしゃれなサウンドってだけで聴いていたが、ジャズの研鑽を積んだいま触れてみるとバランスの良さに注目できる。歌モノでありながら、楽器でしっかり聴かせる。かと言って出しゃばることもない。「クラックラックスのテーマ」が特に好きかな。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-07-31/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：3.5万文字（累計10.5万文字、アルファ版完成！！！）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：9枚（昨年11月から累計88枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事と原稿のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：16回（累計89回。年間153回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：今月は奇数月のためふつうに行った。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：社内で展開中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e7月はゴリゴリと原稿を進め、アルファ版が完成しました！　アツかったのは7月13日～15日の3連休。ここで2.2万文字（14日には1.4万）を達成し、勝負が決まりました。それ以降はひたすら直しの期間ですね。9月末の締切までとにかく直します。今は直しの1周目。2周目を終えたら夏休み期間にに友人各位に回し読みをしてもらって、その感想を踏まえて3周目以降の直しをしたいと思います。\u003c/p\u003e","title":"240731 2024年7月度月報"},{"content":"私のお話作りのバイブルである『演劇入門』（平田オリザ）を、もしもエンタメ小説に適用するとしたらこうだろう、というビジョンを言語化できたので残しておきます。『演劇入門』を読了している前提で書きます。\nいま書いている原稿は、エンタメ小説のためで、きちんとしたエンタメ小説を書くには、私が以前書いていた二次創作よりもきちんと読者の認知に寄り添って会話・シーンを作らないといけないっぽくて、そのための手法を日々考えています。\n演劇入門 (講談社現代新書)\n平田オリザ\n広告Amazon.co.jp\n①会話の魅力を削ぐ「説明的な台詞」について 演劇の台詞作りをエンタメ小説に適用する際の変更点も徐々にわかってきて、演劇ほどの視覚的な迫力をエンタメ小説は有していないところがキーですね。だって、小説って文字の連なりなんだもの。\n平田オリザは、演劇では「リアルではない台詞」は避けるべきであると度々書いています。リアルではない台詞、とは、説明的な台詞、と換言可能です。背後にあるのは、演劇が持つ視覚的な迫力への確信だと思います。演劇では視覚に訴えるために無用な言葉は不要であると。\nしかしながら、エンタメ小説では、舞台を説明的な台詞で説明せざるを得ない。繰り返しですが、文字の連なりなので。わかりやすさのためには美しくない台詞も使わざるを得ない。\n私の気付きとは、だからと言って諦めるのではなく、「台詞に役を割り振る」ことで説明的な台詞を脱臭できるのではないか、ということです。台詞は、感情のため、状況の説明のため、物語の進行のため、単なるユーモアのため……、様々な役割があります。そして、一連の会話の中でそれぞれの台詞の役をフュージョンさせる。登場人物に感情を惹起させつつそれ自体が自ずと次の状況を導くように、だとか、ユーモアで読者の認知を緩くしたところに状況説明を差し込む、だとか。\n台詞の役割をバランスさせていくことにヒントがあると思っています。そういう会話を私は書きたい。\n②魅力的なシーンを作るための「セミパブリック」について 『演劇入門』はあくまで「演劇」その中でも「一幕もの」のための一冊です。つまり、一つの場所や登場人物で繰り広げられる物語のための手引きです。それゆえに当たり前なんですが、複数のシーンから成るエンタメ小説の作り方を教えるものではありません。それを断った上で、やはりエンタメ小説にも適用できるノウハウが詰まっていると信じています。\n一幕ものは一つのシーン（空間）しか使えないために、観客への情報の出し方が著しく限られています。本書の読みどころは、その情報の出し方のノウハウであり、最重要なのは「セミパブリック」という概念です。セミパブリック（中間）とは、プライベート（内部）とパブリック（外部）の中間に位置する概念です。\n例えば、葬儀所のような。葬儀所は、個人と親しかった親族（内部）ー仕事の関係者（中間）ー出入り業者（外部）が出入りする、セミパブリックなシーンです。これら三者の間の情報の濃度の違いこそが、情報を観客に与えるためのきっかけとなります。そして、情報の濃度の違いが魅力的なシーンを作ります。\n一方のエンタメ小説では、大ざっぱに言って、シーンを固定する必要がありません。ここが一幕ものとの最大の違いです。一幕ものでは、プライベートーセミパブリックーパブリックを、一つしか用意できず、そのために全体を通して空間や登場人物に関してセミパブリックを貫く必要があります。対して、エンタメ小説では、一貫してセミパブリックである必要はない。むしろ全てがセミパブリックだったら読者は飽きるでしょう。\nこの違いをさらに広げてみると、複数のシーンから成るエンタメ小説の醍醐味は、次のようなところにあるのではと考えられます。複数のシーンのそれぞれに三つの概念を当てはめ、全体としてプライベートーセミパブリックーパブリックがバランスするようにできることに、醍醐味があるのではないかと。\n③むすび 今の原稿の初稿に終止符を打てたら、台詞の役割のバランスの視点、プライベートーパブリックーセミパブリックのバランスの視点から小説の全体を俯瞰してみたいと思います。どんな結果になるのか、今から楽しみです。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-07-02-2/","summary":"\u003cp\u003e私のお話作りのバイブルである『演劇入門』（平田オリザ）を、もしもエンタメ小説に適用するとしたらこうだろう、というビジョンを言語化できたので残しておきます。『演劇入門』を読了している前提で書きます。\u003c/p\u003e","title":"240702 平田オリザの『演劇入門』をエンタメ小説に適用するには"},{"content":"本ブログでも度々取り上げている『青春ブタ野郎』シリーズについてのステートメントです。『青春ブタ野郎』シリーズは、今年の八月、十月の続刊での完結が予告されています。このエントリは、その予告へのリアクションということになります。\n前提として、私は『青春ブタ野郎』シリーズの原作小説を途中まで（四巻に相当する『シスコンアイドル』まで）しか読んでいません。アニメだけでコミットしていました。映画もいっぱい行ったし聖地巡礼もしてるし円盤も買ったのにね。\n『青春ブタ野郎』シリーズは、高校生編および大学生編の二部構成となっています。アニメ化されているのは高校生編まで、大学生編は昨年末にアニメ化が発表されています。\nその大学生編を読むべきか、読まざるべきか、半年以上悩んでいました。大学生編の評判が良くない……、というか聞かないので、その、読まれていない、つまり、あんまり、出来が良くないことが示唆されているんですよね。悲しいことに。信頼できる読み手である友人も「大学編は一冊しか読んでない」と言っていました。そういうことである、可能性、おそれと敢えて書きますが、おそれが高い。相当高い。それを読んで失望してしまうのでは、これまでのコミットメントが裏切られた気分になってしまうのでは、と怖がっている自分がいました。\n一方で、大学生編のアニメ化は発表されていて、これまでの出来を鑑みるとアニメスタッフは優秀ですから、仮に、仮にですよ、大学編の出来があんまり良くなかったとしても、挽回してくれるんじゃないか、リファインしてくれるんじゃないか、そういった期待もあるわけです。\n本日、『青春ブタ野郎』シリーズの大学生編を読む方を選択することにしました。取り立てて理由はない……というか、直感なんですけれど、リアルタイムでこんなに気持ち良くフルコミットできることって、もうあんまりない気がしています。上述のおそれ、ある意味ではワクワクなのかもしれないけれど、そういうの込みでフルコミットすることを決めました。\nフルコミットすっぞ！！！\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-07-02/","summary":"\u003cp\u003e本ブログでも度々取り上げている『青春ブタ野郎』シリーズについてのステートメントです。『青春ブタ野郎』シリーズは、今年の八月、十月の続刊での完結が予告されています。このエントリは、その予告へのリアクションということになります。\u003c/p\u003e","title":"240702 『青春ブタ野郎』シリーズへのコミットメントについてのステートメント"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：1.5万文字（累計7.0万文字、ペースダウン） ジャズ：9枚（昨年11月から累計79枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。 ジム：11回（累計73回。年間146回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り） 財政 コンビニ：同上。 本屋：『百年の孤独』（ガルシア＝マルケス）および『やさしいおおかみウルフくん』（本間あきら）をきっかけに月末に行った。 仕事 外注マニュアル：PJ凍結中。 中国語：PJ凍結中。 6月は初日に熱中症を発症して1週目をそのまま潰して幸先の悪いスタートとなりました。仕事も2週目から3週目に掛けて忙しく（朝5時から働くとかしてた）、プライベートではなかなか時間を取れませんでした。全体的に良くない月でしたね。この後にも詳細に書きますが、読んだ本・聴いたジャズもなんかピンと来ず、むしろ受け手である私の調子の悪さが窺えます。ラノベは第一幕を半分程度かしら。7月は第一幕の書き出し以外を書いて、第三幕にも着手したいですね。そろそろヤバい。書き出しは最後の最後にラストピースとして書こうと思っています。\n6月度の一冊は敢えて挙げるなら『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』（鴨志田一）、一枚は『Continuum』（Nik Bärtsch）でした。\n青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n本の感想 ①『ザ・オーディション』（マイケル・ショトレフ） 俳優がオーディションに受かるための12のガイドを紹介する。興味深く読んだのは、俳優がいわゆる「演技の深み」を得るために必要な要素（ガイド）は、良い小説を書くために必要な要素と非常に似通っている。それが身体によって演出されるか言語によって演出されるかの違いだ。\n特筆すべきは「ユーモア」「コミュニケーションと戦争」の2項目。\nユーモア：ユーモアとは人間同士のコミュニケーションを増やそうとする試みであって、単に相手を笑わせようとする冗談とは異なる。積極的なコミュニケーションによって、相手が背負っている重い荷物を軽くする、耐え忍ぶためである。\nコミュニケーションと戦争：コミュニケーションとは相手との循環である。「送る側と受ける側」とがある。送る側は、①メッセージが明確だったか、②受ける側が受け取ったか、の2つを確認する義務がある。また、受ける側の義務は、①送る側のメッセージを受け取ったかどうか確認すること、②受け取ったことを送る側に伝えること、の2つである。\n〈自分の小説〉に直接的に役立つ感じはしなかったが、創作論の別の切り口を読むのは興味深かった。\nザ・オーディション―ハリウッド、ブロードウエイの有名プロデューサーが明かす仕事を獲得するために知っておきたい自己表現術\nマイケル ショトレフ\n広告Amazon.co.jp\n②『ダンスの言語　動きを読む・書く・表現する』（アン・ハッチソン・ゲスト、ティナ・カラン） ダンスを記号で表現するというコンセプトのための教科書……なのだが、動きの語彙を蒐集するために読んだ。\n以下、適当にまとめる。\n静止：休止（静止）は緊張感を生み出すためのものである。静止は、急な動きに対して「枠」を与えることで印象深い者にする。\nダイナミクス：動きはアクセントを付けることによって、より興味深いものとなる。アクセントは急なものであり、エネルギーの炸裂である。エネルギーの急激な高まりとスピードの僅かな上昇は、瞬く間に消え去るが、簡単に生み出すことができる。\n連続的な動きのフレージング：始点から終点に向かう連続的な移動にダイナミックな要素が加わった場合には、そのダイナミックな動きにキネティックな論理を生じさせることができる。\n空中でのステップ：ダンス全体を非日常的なものへと表現する。ドラマチックさを表現する。重力に逆らい、地上の存在である肉体を上昇させることでエネルギーを燃焼できる。\n方向性のある動作における解釈と表現：「上」は重力や運命に逆らう方向であり、自身や自己主張を表現する→大きなよろこび、希望、願いを表す。「下」は逆に、重力に身を任せる→服従、あきらめ、落胆、絶望。\n球体の中での動き：四肢の動きは、胴体を中心軸とする球体の中で表現される。\n曲げる、伸ばす：内気な感情は人を縮こまらせ、よろこびは拡張をもたらす。\n伸ばす：曲げた後に伸ばし、静止することを繰り返すことで、空間的に、強調の仕方を多様にすることができる。\n曲げる動作・伸ばす動作の持続：物語や特別にドラマチックな内容ではなく、純粋な「動きそのもの」を楽しむ。\nダンスの言語\nゲスト、アン・ハッチンソン、カラン、ティナ\n広告Amazon.co.jp\n③『音楽は踊りの原動力！　バレエ音楽がわかる本』（音楽の友・編） 動きと音楽との関係の語彙を蒐集するために読んだ。\n以下、適当にまとめる。\n・指揮とは手で踊ること。踊りとは身体で指揮すること。\n・踊りを続けている人は音感、音楽性を有する。自分で無伴奏で歌って自分でテンポを作る。カウント自体には、メロディも物語も色もない。\n・台詞＝物語を語るように音楽を踊る。\n・躍動する音楽から「鼓動」を感じる。\nバレエ音楽がわかる本 (ONTOMO MOOK)\n広告Amazon.co.jp\n④『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』（鴨志田一） 再読。似たジャンルの小説を書いてる最中に読むと「こういう書き方すればいいのね～」的な読み方になるが、それでも十分に楽しい読書。私は登場人物の外見をさりげなく書き込むのが苦手（二次創作では必要がなくて育っていないスキルだから）なのだが、さりげなくてもいいというか、ジャンルの約束に則るならむしろ堂々と書いた方がいいっぽい。というのが今回の学び。\n青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n⑤『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』（鴨志田一） 読みました。中盤から終盤に向かうに従ってしっかりスパートを掛けて登場人物らの心理を盛り上げていく。記念写真のくだりは流石。うまくいった！→かと思いきや～の流れが絶妙。個人的にはもっと書き込みたくなったのだが、これくらいの密度でええんかなあ。ただ、土地を毎回紹介してるのは温度感を出すのに上手いな。やろうと思った。\n青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n⑥『勉強の哲学　来るべきバカのために』（千葉雅也） 頭の体操的な読書。『センスの哲学』で千葉雅也にハマったので。文庫書き下ろしの補章で提示された「制作の哲学」は『センスの～』へと繋がる思想を感じた。\n内容自体に新しい発見はあまりなかったというか、お勉強できた頭でっかちクンであるところの私は割とこういうこと無意識でやってたな～と感じた。しかし、本書の意義はその無意識を丁寧に腑分けしたところだろう。自分がなにをしていたのかを言葉にしてくれると気持ちいい。ノリが合った。\n勉強の哲学　来たるべきバカのために　増補版 (文春文庫)\n千葉 雅也\n広告Amazon.co.jp\n⑦『会社四季報プロ500』（東洋経済新聞社・編） 眺めましたといった感。四季報本体はスルーでこっちだけ読めばいいかな。\n会社四季報プロ500 2024年 夏号\n東洋経済新報社\n広告Amazon.co.jp\n⑧『音と脳　あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』（ニーナ・クラウス） 正直、思ってたんと違ったかな。脳のはたらきそのものに割かれる紙幅が多く、期待していた思考・感情（というより、音によって形成される「社会」）は少なかった。複数の被験者の間でリズムを揃えると被験者の間に絆が生まれるという実験結果が一番記憶に残った。そういうのをもっと読みたかったが。\n音と脳――あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚\nニーナ・クラウス、柏野牧夫\n広告Amazon.co.jp\nジャズ ①『Junior』（Junior Mance） ベースがとにかくいい仕事をしているように感じられた。ピアノが突出することもなく各楽器の絡みも明瞭で聴きやすかった。\n②『The Amazing Bud Powell: Vol. 1』（Bud Powell） ビバップの第一人者であるバド・パウエルをじっくり聴き直している。「Bouncin\u0026rsquo; With Bud」がゴキゲンでいいね。\n③『On The Corner』（Miles Davis） 昨夜鑑賞の『マイルス・デイヴィス　クールの誕生』で扱われていたため。『Kind Of Blue』のような気品のあるサウンドを作っていた人が後年になってこういう民族音楽（インド系）を採り入れたのは、当時のリスナーはさぞ驚いたことだろう。だが、変わり続ける、新しいサウンドを追い求める姿勢こそがマイルス・デイヴィスを彼たらしめたのと思う。「Black Satin」のクラップが好きかなあ。\n④『Bitches Brew』（Miles Davis） 当時すごかったんだろうけれど今聞くと感動！とまでは行かなくて（マラソン四部作は素直に感動した）、たぶんなんだけど、電化マイルスが提示したサウンドは時代と共に拡散して目新しさが目減りしたんだろうな。だから悪いとかではなく、今聴いてすごくないこと自体がすごい、ということでもある。\n⑤『Torio (Live Sendai, Nihon \u0026lsquo;86)』（Keith Jarett） トリオだがキース・ジャレットのピアノを聴かせるための一枚か。ベースとドラムがピアノに奉仕している感がある。「You and the Night and the Music」がノリノリでこちらもノってくる。\n⑥『Tristeza on Piano』（Oscar Peterson） 「Fly Me to the Moon」目当てにセレクトした一枚だったが、ここしばらくで屈指の興味深い音楽体験となった。この一枚はオスカー・ピーターソンのアルバムで評判が高い方ではないようなのだが、その理由もなんとなく感じられた。彼の演奏の中のどこか聴いたことあるフレーズが頻出した。それこそ目当ての「Fly Me to the Moon」もどこかで聴いたことある感があるのだ。が、であるがゆえに、彼らしさを感じてしまうのも事実。一方で、例えば名盤とされる『We Get Requests』や『Night Train』はどれとも似ていない。そういう聞き比べ的な楽しさを感じられた。\n⑦『Live - A Friday Night in Tokyo』（Platina Jazz） アニメソングのジャズアレンジ。「魂のルフラン」のサビの入りが秀逸。\n⑧『Molde Jazz Festival 1972』（Keith Jarett） 長めのインプロ2曲のピアノソロ。まだピアノソロを存分に楽しむのは難しいな。両手がどう動いてピアノが演奏されているのかもうちょっと想像できるようになるといいのかも。\n⑨『Continuum』（Nik Bärtsch） スイスのピアニストのNik Bärtsch（ニック・ベルチュ）の代表的な一枚。面白い！　ミニマルミュージック的なリフレインが多いのだけれど、そこから徐々に展開していく感じが確かにジャズっぽさもある。他のアルバムも聴きたくなった。\n映像作品 ①『マイルス・デイヴィス　クールの誕生』（監督：スタンリー・ネルソン） 巨人が生まれてから死ぬまでのドキュメンタリー。マイルス・デイヴィスの代表曲を少なからず聴いて、ようやく観ることができました。波瀾万丈の人生ながら常に吹き続けた彼が力強く、勇気付けられた。\nマイルス・デイヴィス　クールの誕生（字幕版）\n広告Amazon.co.jp\n②『劇場版 ポールプリンセス！！』（監督：江副仁美） 3回目。3回目ともなるとダンスそのものへの解像度も上がって、各ダンサーの演技が表している各人のキャラクターが感じられるようになってきた。特に見比べて興味深かったのは、ミオとユカリ様。確かに二人のトリックには共通するものも含まれていた。一方で、ヒナノ他三人はエルダンジュとは異なるトリックで独自性を演出していた。思うに、ミオ→エルダンジュの憧れを、エルダンジュのトリックを採り入れることで表現していたのではないだろうか。逆に、他三人にとってエルダンジュはライバルである故に独自性、と。面白かったです。あと、スバルの手をリリアが握るシーン、ヒナノの声援のシーンで普通に涙がこぼれました。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-06-30/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：1.5万文字（累計7.0万文字、ペースダウン）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：9枚（昨年11月から累計79枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……。仕事のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：11回（累計73回。年間146回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：『百年の孤独』（ガルシア＝マルケス）および『やさしいおおかみウルフくん』（本間あきら）をきっかけに月末に行った。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e6月は初日に熱中症を発症して1週目をそのまま潰して幸先の悪いスタートとなりました。仕事も2週目から3週目に掛けて忙しく（朝5時から働くとかしてた）、プライベートではなかなか時間を取れませんでした。全体的に良くない月でしたね。この後にも詳細に書きますが、読んだ本・聴いたジャズもなんかピンと来ず、むしろ受け手である私の調子の悪さが窺えます。ラノベは第一幕を半分程度かしら。7月は第一幕の書き出し以外を書いて、第三幕にも着手したいですね。そろそろヤバい。書き出しは最後の最後にラストピースとして書こうと思っています。\u003c/p\u003e","title":"240630 2024年6月度月報"},{"content":"ジムでクロストレーナーを必死で漕ぎながらハヌマーンの「幸福のしっぽ」を聴いていたら全てが理解（わか）りました。\nこれまでは、歌詞の意味を味わってみたかと思えば、ギター、ドラム、ベースのそれぞれを気まぐれに追ってみたり、余所事を考えたりしていたのですが、今日、わかりました。ボーカルだけ、各楽器だけ、それぞれを追うのではなく、音楽を総体として聴く。全ての輪郭をぼんやりと捉えるように、と同時にボーカルと楽器のそれぞれを受け入れるように迎えると、総合芸術としてのバンドがわかりました。\n歌詞の意味・目的に囚われない。声そのもの、音そのものに身を委ねる。\nあるいは、そこから意味・目的に戻ってみる。\nその行き来がロックバンドの聴き方……、な気がした。\n半年近くモダンジャズを狂ったように聴いて「音そのもの」を分解したり合体したりしながら味わう技能を覚えてきたことに加えて、『センスの哲学』（千葉雅也）で「意味・目的に囚われない」でガツンと殴られたことがきっかけか。クロストレーナーを漕ぎまくって心拍数が160BPMとか行くから、普通にランナーズハイも入ってると思う。\nセンスの哲学 (文春e-book)\n千葉 雅也\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-06-05/","summary":"\u003cp\u003eジムでクロストレーナーを必死で漕ぎながらハヌマーンの「幸福のしっぽ」を聴いていたら全てが理解（わか）りました。\u003c/p\u003e\n\u003cdiv class=\"spotify-embed\"\u003e\n  \u003ciframe src=\"https://open.spotify.com/embed/track/46EBZp0aD9rzyWP7djRtA1\"\n          width=\"100%\" height=\"152\" frameborder=\"0\" loading=\"lazy\"\n          allow=\"autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; 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どれも本当に読み応え十分。その中でも「休憩時間」（井伏鱒二）、「サボテンの花」（宮部みゆき）が屈指。\n「休憩時間」は、何か特別なイベントが起きるわけでもない、帝国大学の休憩時間の一幕。客観的には小さなイベントしかない、けれど登場人物たちの主観としては大きな変化が起きているであろう、そういうのが濃密に描かれていた。これまでの人生で読んだ大学生モノでトップに躍り出た。それくらい良かった。\n「サボテンの花」は切れ味鮮やかなミステリ。徹底して「いい話」なのよね。編者の伊坂も解説で述べていた通り、いい話をやり切るのは難しい。いいものを読ませて頂きました。\n小説の惑星 ノーザンブルーベリー篇 (ちくま文庫)\n広告Amazon.co.jp\n②『小説の惑星　オーシャンラズベリー篇』（伊坂幸太郎・編） 「恋愛雑用論」（絲山秋子）と「KISS」（島村洋子）が好き。\n「恋愛雑用論」は、恋愛を雑用に喩える女性が周囲の男性に惹かれない話。恋愛を雑用に喩える着想は、仮に私が万年生きたとしてもひねり出せないだろう。\n「KISS」は、グラビアクイーンになった元・同級生でいじめられっ子だった女性のサイン会に無理矢理連れて行かれる男子大学生の短編。後味の複雑さに驚嘆する。甘い記憶が共有されることで現在が苦くなる。見事の一言。\n小説の惑星 オーシャンラズベリー篇 (ちくま文庫)\n広告Amazon.co.jp\nＫＩＳＳ/Friends (祥伝社文庫)\n島村洋子\n広告Amazon.co.jp\n③『想像のレッスン』（鷲田清一） 2000年代前半の芸術作品を始め、著者が関心を抱いた表現に関するエッセイ集。真髄を読み込むまでは至っていないのだが、表層をなぞるだけでも、表現にひたることの愉しみを感じられる。年に1回くらい読んで「世界にはこんなに自在に比喩を用いて「日常」を言葉にできる人がいるのであるなあ」と感動する。内容は読んだそばから忘れていく。\n想像のレッスン (ちくま文庫 わ 8-4)\n鷲田 清一\n広告Amazon.co.jp\n④『成瀬は天下を取りにいく』（宮島未奈） ファニーなガールがファニーなことをする構図の三連発で飽きた。詳細は別途ブログ記事の通り。\n成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ\n宮島未奈\n広告Amazon.co.jp\nhttps://yobitz.hatenablog.com/entry/2024/05/05/122038yobitz.hatenablog.com ⑤『palmstories』（津村記久子・他） 読みました。二人称小説が畳み掛ける。特殊な人称の掌編であるため、着想がそのまま評価に直結する。津村記久子がダントツ。\npalmstories あなた\n津村記久子、岡田利規、町田康、又吉直樹、大崎清夏\n広告Amazon.co.jp\n⑥「ホワイトハッピー・ご覧のスポン」（町田康） 『群像短篇名作選　2000～2014』より。町田康の語りを少しだけでも覚えたい。冷静な語りに突如として感情を差し込む技法、普段着の言葉をズラしてズラして意味不明にまで昇華する技法、逸脱。ドライブ感が気持ちいい。\n群像短篇名作選 2000~2014 (講談社文芸文庫)\n辻原 登、黒井 千次、村田 喜代子、角田 光代、古井 由吉、竹西 寛子、堀江 敏幸、町田 康\n広告Amazon.co.jp\n⑦『バレエの世界史　美を追求する舞踊の600年』（海野敏） ネタ出しのために。舞踊の具体的な語彙に富んでおり、とても参考になった。\nバレエの世界史-美を追求する舞踊の600年 (中公新書 2745)\n海野 敏\n広告Amazon.co.jp\n⑧『舞台上の青春　高校演劇の世界』（相田冬二） 全国大会に出場した強豪校や同好会（！）の生徒と顧問からのインタビュー集。コロナ禍での高校演劇に関するインタビューでもあるため、やがて時代を克明に描いた貴重な資料ともなるだろう。極めて印象的な言葉があった。\n舞台上の青春 高校演劇の世界\n相田 冬二\n広告Amazon.co.jp\n⑨『ストラクチャーから書く小説再入門』（K. M. ワイランド） 再読に次ぐ再読。先日、エンタメに振ったキャラクター小説のシーンは大別して2×2=4とその境界領域しかない（アクション／リアクションによる変化×内的／外的な変化）ことが自ずと理解されたのだが、本書はその「シーン」を細かく分析してくれる。忘れていた部分も多くあり、背筋が伸びる思い。\nストラクチャーから書く小説再入門\nＫ．Ｍ．ワイランド\n広告Amazon.co.jp\n⑩『これはペンです』（円城塔） 作者自ら語るところの「ハメ手」を体感するために、数年ぶりとなる再読。時系列の行き来と家族物語って強いんだよな。\nこれはペンです（新潮文庫）\n円城塔\n広告Amazon.co.jp\nジャズ ①『Groovy』（Red Garland） 『ピアノトリオ』（マイク・モラスキー）で紹介されていたアルバム。ピアノの演奏法が切り替わる瞬間が分かるようになってきて、そういうのが面白い。\nピアノトリオ──モダンジャズへの入り口 (岩波新書 新赤版 2012)\nマイク・モラスキー\n広告Amazon.co.jp\n②『Con Alma: The Oscar Peterson Trio - Live in Lugano, 1964』（Oscar Peterson） ここしばらくはオスカー・ピーターソンのこれとバド・パウエルを重点的に聴いていました。ジャズのピアノについて、「左手」「右手」に注意を向けながらバド・パウエルとオスカー・ピーターソンとを聞き比べているのですが（だから良いとか悪いとかではなく）前者の左手はややワンパターンになる一方で、後者は自在すぎて左も右もわからなくて、ピアニストの違いがわかってきた気がします。\n③『Love in Us All』（Pharoah Sanders） 大作2曲のアルバム。1曲目「Love is Everywhere」はメインテーマとフレーズ「Love is Everywhere」のリフレインが特徴的。様々な楽器で繰り返されて心地良い。2曲目「To John」は打って変わって不協和音が不快感を煽る。チャールズ・ミンガスの『直立猿人』を彷彿させる。1曲目は何度でも聞けるが、2曲目はしんどい。奇妙なアルバムでした。\n④『Impressions』（John Coltrane） 表題曲「Impressions - Live At The Village Vanguard」のために。『Impulse』のものよりも流麗な印象を受けた。\n⑤『What’s Up?』（Michel Camilo） 「Take Five」のために。変拍子を軽々と弾きこなし、腕が何本あるのかわからなくなる。\n⑥『Hampton Hawes Trio, Vol.1』（Hampton Hawes） 正直、あんまり好きじゃないかもしれない。1曲目が唐突に始まって、テンションが作れないままアルバム全体の40分間を聴くことになってしまった。個別の技巧に注目すればよいのだろうが、そこまで耳の肥えたリスナーではなかったので。\n⑦『Introducing The Three Sounds』（The Three Sounds） わりと聞き流してしまったのできちんとした感想ないです……。\n映像作品 ①『劇場版 ポールプリンセス！！』（監督：江副仁美） 2回観に行きました。海老名まで。\n（1回目の感想）\n映像の力をバリバリ感じました！　競技としての基礎が練習風景などでしっかり描写されているおかげで、画を良くするためのウソをすんなり飲み込めて（流石に剣が炎を吹いたり歌を歌ったりせんことくらいはわかった）、その意味で創作の勉強にもなりました。ノアさんのダンスが一番好きでした。\n（2回目の感想）\nダンスについて、エルダンジュのみなさんがギャラクシープリンセスのみなさんよりも上手い（使ってる空間の広さと時間当たりのトリックの密度が高い）のは初見でもふんわり感じてましたが、ギャラクシープリンセスの中でもヒナノが抜けて上手いですね。\nダンス中のダンサーの足元をきちんと映像化したタツノコプロは困難から逃げなかった。えらいっす。音源を聴き込んでから劇場で観ると「Making Shine!」のクラップが体に響いて最高でした。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-05-31/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：3.0万文字（累計5.5万文字、ペースアップ）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：7枚（昨年11月から累計70枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：ゴリゴリ行った……。出勤が増えたので職場ビルのコンビニへ行き、そのせいでコンビニへのガードが下がってしまった。6月から切り替えます。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：13回（累計62回。年間149回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り。前月より増やせた）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：目標通り。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003eラノベを猛烈に書き、第二幕がひとまず頭から尻まで埋まりました。このペースで6月（第一幕）、7月（第三幕）を過ごし、8月で総仕上げと行きたいですね。\u003c/p\u003e","title":"240531 2024年5月度月報"},{"content":"タイトルの通りです。\n私はいま、ライトノベルの新人賞を目指しています。その理由は自分の中ではあまりに自明のことだったので対外的には言語化していなかったんですが、ここしばらく話す機会があったのできちんとブログ記事として残しておきます。\n一言で言えば、もっと読まれたいからです。\n以上です。\n二次創作の同人活動を２０１４年春から２０２３年秋まで（間に数年間の休止を挟みつつ）やっていた間に、おれの小説そのものはバズりませんでした。素晴らしいイラストを頂けた同人誌やとあるＳＦ小説をパロった企画は界隈の外からもたびたび注目を集めましたが、他人のふんどし感拭えず、小説そのものが面白いとバズったと感じたことはありませんでした。同人作家用のアカウントを爆破した今、もう何も怖くないので部数も書くんですが、５０部（最初期・最終期）～３００部（最盛期）ほど配ってました。同人小説にしては出た方だと思います。\nでも、その範囲でしか読まれませんでした。私が同人をやってる間に他人のバズでおれがキレ散らかしていたのは、とあるキャラクターが精神状態を崩して～というやつでした。なんでこんな（ここにも書けない悪口）がバズるのか悔しくて悔しくて、まあ、夜は寝たんですけど。自分のいたジャンルでガチで悔しかったのはそれくらいですね。\nともかく、おれはね、もっと読まれたいんですよね。もっと読まれるためには、同人誌を出すよりも商業流通に乗せた方が早い。Ｑ．Ｅ．Ｄ．\nそういうことで、新人賞を目指しています。\n自我の未発達な高校生たちが、自身を確立させていく話を書いています。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-05-20/","summary":"\u003cp\u003eタイトルの通りです。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e私はいま、ライトノベルの新人賞を目指しています。その理由は自分の中ではあまりに自明のことだったので対外的には言語化していなかったんですが、ここしばらく話す機会があったのできちんとブログ記事として残しておきます。\u003c/p\u003e","title":"240520 二次創作同人をやめて商業を目指すよの話"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：1.0万文字（累計2.5万文字、ペース不足） ジャズ：7枚（昨年11月から累計63枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：夕食のために已むなく2回行った。習慣化は防げている。 ジム：9回（累計49回。年間150回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り） 財政 コンビニ：同上。 本屋：GWに先立ち行った。5月はもう行かないこと。 仕事 外注マニュアル：PJ凍結中。 中国語：PJ凍結中。 5月度も旧ツイッターの使用を引き続き控えます。積ん読を猛烈に崩し、ラノベを猛烈に書いていきましょう。\n本の感想 ①『アンソロジー　舞台！』（近藤史恵、他） ギブ。\n一本目の近藤史恵が酷すぎる。2.5次元舞台に初出演する舞台俳優が慣習の違いに戸惑って……という話なのだが、それだけで終わって、ビジョンもメッセージもなく、こぢんまりとしていると言えば聞こえはいいが、話のスケールが小さすぎる。二本目の方もリーダビリティが低く、これ以上読めなかった。テーマがテーマだけにマストリードだと思っていたのに、ここまでこうだと、流石につらい。私は私のお話を書こう。\nアンソロジー　舞台！ (創元文芸文庫)\n近藤 史恵、笹原 千波、白尾 悠、雛倉 さりえ、乾 ルカ\n広告Amazon.co.jp\n②『Z世代～若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか？～』（原田曜平） ギブ。\n若者が出てくる小説を書くにあたってなにか役立つかと思ったが、大掴み過ぎてあんまり役に立たなさそうなので。わたし（92年度生まれ）よりもっと上の世代向けかな。\nZ世代～若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか？～ (光文社新書)\n原田 曜平\n広告Amazon.co.jp\n③『上達の法則』（岡本浩一） 上級者とそれ以外の質的な違いを説く。上級者に特有の人格の話題が多めで、類書とは違った読み味があった。要約すると、上級者の方が価値観が安定しており自他の価値観を弁別する能力が高く、ひいては人格的にも安定しているとのこと。\n〈自分の小説〉の登場人物の人格を深めるための資料本として読んだ。作中では中級者が上級者に対して絶対的な差を感じる（そして挫折感を覚える）シーンがあるのだが、上手く中級者の心理を捉えることができず筆が止まっていたのだが、まさにこの「価値観／人格の安定」がキーワードになりそうだ。中級者には、上手くいかないゆえ不安定、不安定ゆえ上手くいかない、というフィードバックループ（スランプの一種）があろう。そのステップを乗り越えるためには、不安定な価値観を（それ以前と比べて）革命的に新しいものへと進化させ、安定させなければならない。いわば脱皮だが、それを考え抜くことができれば、中級者の心理を書き切ることができるだろう。\n上達の法則 効率のよい努力を科学する (PHP新書)\n岡本 浩一\n広告Amazon.co.jp\n④『熟達論』（為末大） 今年読んだ本の中で暫定ベスト！\nオリンピアンである著者・為末大が自らの競技者としての経験とその道を極めた人物達との交流を基に、なにかを「熟達」するとはどのようなメカニズムであり、そこではどのような心の動きがあるのかを緻密に言語化する。\n熟達への道のりは、遊・型・観・心・空の五段階に分類できると説く。それぞれの段階に共通するのは、人間の柔軟性への信頼だ。人間の心が柔軟である故に、遊んで様々な可能性を模索することができる。また、その可能性を型にはめることによって、より良い方向へと導くことができる。そうして導かれた型を観察することで、中心と周辺とを分別することができる。立ち返るべき中心が定まると、中心から外れてみる冒険ができる。やがて、それまでの四段階を意識していた自らを手放し、空＝無意識を得られる。無意識であるがままの自分・あるがままの環境を受け入れられると、遊んで可能性を模索できる領域がさらに広がる……、そうして五段階のサイクルが回っていく。\nオリンピアンの説く、身体と精神とのバランスのストーリーは説得力に満ちており、読み応え十分。充実した人生の一部を垣間見させてもらったような気分で、とても満足した。\n例によって〈自分の小説〉の登場人物に深みを出すための資料本としての読書。この五段階のどこに位置付けられるかを考えるだけでも、彼らの価値観を想像できるようになる気がする。登場人物には上級者と中級者がいるのだが、上級者であっても高校生なら「空」には到達していなかろうが「心」を掴んだために後輩の指導が自在にできたり、あるいは中級者でも「型」と「観」との間でグラデーションがあったり、それとも自らのことを中級者だと感じているけれど「遊」の砂浜でちゃぷちゃぷしてるだけかもしれない……。\n本書の細かいエピソードを拾うと「「もし」の力」が特に創作の役に立ちそうだと感じた。ある（非言語的な）技能を言語で他者に伝える際に「もし」を使って、別のシチュエーションに置き換えて（もしもグラウンドが熱い砂浜だったら）みる。そうすると、思考の制限が取り払われて別の領域にジャンプできる。\n価値観が革命的に新しいものに変化するとそれまでの自分ではいられなくなる。人間のそういう可能性を信じさせてくれる一冊だった。\n上達・熟達に関しては2023年に読んだ『習得への情熱』（ジョッシュ・ウェイツキン）も説得力に富んでいましたが、『熟達論』は『習得への情熱』よりも抽象化の度合いが高くて好みでした。\n熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―\n為末大\n広告Amazon.co.jp\n習得への情熱 チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法\nジョッシュ・ウェイツキン\n広告Amazon.co.jp\n⑤『「若者の読書離れ」というウソ』（飯田一史） 若者（小学生～高校生）の近年（この5～10年程度）の読書傾向を詳らかに解き明かす一冊。若者向けの「型」を有し「ニーズ」を満たす本がヒットするとのこと。そこから逆算的に、若者がなにを欲しているのかを読み出すことができた。そして、〈自分の小説〉は明らかに若者向けではなく、おたくのおじさん向けの本だということと向き合うことになり、泣いています。\n「若者の読書離れ」というウソ (平凡社新書1030)\n飯田 一史\n広告Amazon.co.jp\n⑥『自由が上演される』（渡辺健一郎） 難解！　教育場面において「自由」をワークショップ的に学ばせる際に、まさにその「学ばせる」という権力性が自由と矛盾するのではないか……、というところから議論がスタートするのだが、追いつけなくなった（字面は追えるが目の速度に頭の速度が追いつかなくなった）。その中でも最も印象的だったのは「演劇はいかだ」という比喩。いかだは構造的に不安定で自律性を欠いているが乗る人は方向性を欲望している。そういうイメージは腹落ちした。\n自由が上演される\n渡辺 健一郎\n広告Amazon.co.jp\n⑦『人間関係ってどういう関係？』（平尾昌宏） 「人間関係」を、友達／家族／恋人……といったあり物の言葉から解放して、フラットな見方で定義し直す。「個人」と「社会」との間に位置する人間関係（たとえば、友達／家族……ね）をまず「身近な関係」と名付け、精緻に分解していく。「タテ／ヨコ」の軸と「共同性／相補性」の軸とで2軸による4領域に配置し直す。「タテ／ヨコ」はその人間関係に目的が有るか／無いか、「共同性／相補性」はその人間関係の基礎が共通点に有るか／無いか、から定義される。\n便宜上、4領域に分かれているが、その中でのグラデーションをさらに細かく考えていくと（創作で）役立ちそうだと感じた。\n人間関係ってどういう関係？ (ちくまプリマー新書)\n平尾昌宏\n広告Amazon.co.jp\n⑧『ともに生きるための演劇』（平田オリザ） 読みました、といった感。基本的にこれまでの著作をコンパクトにまとめた一冊。新型コロナの話題が新しいか。プロローグの「幕はもう上がっている」のパンチラインは良かった。危機の時代にあって、我々は否応なしに演じることを迫られているのだ。\nNHK出版 学びのきほん ともに生きるための演劇 (NHK出版学びのきほん)\n平田 オリザ\n広告Amazon.co.jp\n⑨『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』（鴨志田一） 再読。ふつうに楽しく読んで、あと、地の文の情報量をどの程度にすべきかとエモをどの程度にすべきかとを確かめるために。\n地の文：情景描写は自分のナチュラルの下限にタッチするくらいまで落としてもよいが、その分、心の声を増やす。\nエモ：赤面してページをめくる手が早くなるくらい。\n青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n⑩『センスの哲学』（千葉雅也） 2024年ブックオブザイヤー（暫定）！\nさまざまな読みが可能なように開かれた、エッセイ風の一冊。読むときに切実な問題に引きつけて読むのがいいのではないだろうか。エッセイかつ入門書の体裁（言葉の定義→具体化⇔抽象化→例外の提示→再定義）を取っているのですごい読みやすい。読書に慣れてる人なら2時間もあれば読めるだろう。それでいて、思考を地に足の付いた日常から遠くへ離陸させてくれる。\n本書は、生き方論、鑑賞論、創作論、その他「センス」がまつわるものであればどんな読み方でも許される本だと感じた。その上で、私にとっていま一番切実な創作論に引き寄せて感想を書く。\nセンスとは、対象物から意味を取っ払ってその物をあるがままに捉えるところから始まる。その対象物のあるがままが、存在したり、欠如したりする。その存在／欠如の「リズム」をどう捉えるかがセンスに繋がる。リズムについてより立体的に書けば、意味がある／意味がないという「ビート」、あるがままがどのようにあるかという（＝構造）「うねり」に分解できる。\n対象からリズムを感じるとき「次にどんなビートが叩かれるだろう？」「どんな風にうねるだろう？」と予測をしている。対象が予測通りなら気持ちいいし、逆に、予測から外れていてもサプライズが気持ちいい。その外れ具合（リズムの遊び）を感じるのが気持ちいい。\n創作論として捉えた場合には、鑑賞者が「センス」をどれくらい有しているかを見積もれるかがポイントになる気がしてて、要するに鑑賞者のニーズに応える力ということなんですが、私は意味の有無のビートよりも構造の大小のうねりで物語を作りがちで、そこはもう少し前者を意識した方がいいのかと感じた。\n私はアイドルコンテンツの二次創作小説を長年書いてきたんですが、（失礼な言い方を承知で書くと）「文学クン」にはウケたけど、ウケ続けたけど、終ぞ一度もバズることはなかった。ここにヒントがある気がしていて、バズにはデカいビートが要って、文学クンには繊細なうねりが要る。このバランスですよね。\n私は本来的に意味を中心に感じる感性の持ち主なので、人より少ない意味で気持ち良くなってしまう（=小説を書くときに込める意味の「ビート」が小さくても十分に大きく感じてしまう）のはあるのかもしれない。そういう意味で、意味への感性が高いがために、書くときには意味を薄味で書いてしまう、盲点だった。\nセンスの哲学 (文春e-book)\n千葉 雅也\n広告Amazon.co.jp\n⑪『ダンスのメンタルトレーニング』（ジム・タイラー、セチ・タイラー） メンタルコントロールの手法を、特にダンスにフォーカスして適用したところが読みどころ。メンタルコントロールの類書は数あれど、ここまで絞った本はない。ダンサーに「ポジティブ・チェンジ」を促すための手法を説く。ポジティブ・チェンジ=アウェアネス（気づき）+コントロール（統制）+レペティション（繰り返し）。これらの基礎には、ダンスへの執着が求められる。その執着をいかに生み、維持し、更新し続けるかがポイントとなる。\n以下、関心のあった点を箇条書きで。\n・レッスンではそのときのメンタルもノートテイクする。\n・緊張感は逆U字（横軸を緊張レベル、縦軸をパフォーマンスレベルとして）が望ましい。\n・緊張を生じさせる原因（自己評価）は①場からの期待、②期待に応える能力の有無、③期待に対処した結果、④結果によってもたらされた出来事、⑤自分の身体についての原因、に分類される。\n・筋肉が緊張したときには、むしろいったん高負荷な緊張まで上げてから下げるとリラックスされる。\n・イメージングコントロールを使う。具体的なイメージで、イメージの時間の流れを変えながら。\n・イメージングコントロールを日々の日課に採り入れる。\nダンスのメンタルトレーニング\nジム タイラー、セチ タイラー\n広告Amazon.co.jp\n⑫『舞台監督読本　舞台はこうしてつくられる』（舞台監督研究室）\n読みました、といった感。物足りなさを覚えた。舞台監督の仕事を膨らませたいなら『ザ・スタッフ』を読めるならそれで事足りるか。\n舞台監督読本 舞台はこうしてつくられる\n舞台監督研究室、浅香 哲哉、岩戸 堅一、大刀 佑介、澁谷 壽久、田中 伸幸、北條 孝、みかみ つかさ、矢野 森一\n広告Amazon.co.jp\nジャズ ①『Genius Of Modern Music Vol.1』（Thelonious Monk） 『ジャズ超名盤研究2』の最初の1枚。最近よく聴いていた1970年代や21世紀のジャズから一気に1940年代の録音に戻りました。「\u0026lsquo;Round Midnight」は言わずもがな、「In Walked Bud」のゴキゲンな感じが印象深い。\n②『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ』（ラスマス・フェイバー） 「星間飛行」が白眉。2013年のライブ盤でいま聴くとかなり懐メロ感あるが、それ込みでいいライブ。凡百のアニメソング・ジャズアレンジを圧倒する。\n③『Affinity』（Oscar Peterson） ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」繋がりで、同曲が収録されたこのアルバムも。同じナンバーでもぜんぜん違う表情になるのがジャズの面白みだと思いますね。静かな印象のビル・エヴァンスのものよりも情熱的な感じ。他のナンバーだと「This Colud Be The Start Of Something Big」の「なにかドデカいことが起こりそうな予感」を覚えさせるイントロ、「Yours Is My Heart Alone」の物憂げそうなファーストインプレッションからの畳みかけるような曲調が好き。\n④『Michel Camilo』（Michel Camilo） 職場の方に勧められて。ダイナミックなピアノがそそる。1988年のアルバムだからか、良い意味で聴いたことある感のあるモダンジャズっぽい音楽の印象を受けますね。「Caribe」が白眉。\n⑤『In the Shadows』（Robert de Boron） ジャズラップ。聴きました、といった感。\n⑥『東方爆音ジャズBEST』（東京アクティブNEETs） 聴きました。ビッグバンド的華やかさがあるわね。\n⑦『Now\u0026rsquo;s The Times!』（Sonny Rollins） ジャズのスタンダードナンバーを集めた一枚。表題作「Now\u0026rsquo;s The Time」をきっかけに聴いたが、ソニー・ロリンズと言えばやはり「St. Thomas」か。どのナンバーも浮遊感あるサックスが気持ちいい。サックスがリーダーを務めるいわゆる名盤は久しぶりだが、良いアルバムは良いですね。\n演劇 ①『S高原から』（作・演出　平田オリザ） こまばアゴラが閉まるってんで慌てて観に。夏の高原のサナトリウムの一日を切り取る。私は昨年メンタルの調子を崩して療養をしていたのだが、その施設の同じ療養者の、特有の背景があるはずなのに明るく振る舞う光景にそっくりで驚愕した。そう、外界と時間の流れが変わるし、散歩くらいしかすることねえんだよな。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-04-30/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：1.0万文字（累計2.5万文字、ペース不足）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：7枚（昨年11月から累計63枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：夕食のために已むなく2回行った。習慣化は防げている。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：9回（累計49回。年間150回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：GWに先立ち行った。5月はもう行かないこと。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e5月度も旧ツイッターの使用を引き続き控えます。積ん読を猛烈に崩し、ラノベを猛烈に書いていきましょう。\u003c/p\u003e","title":"240430 2024年4月度月報"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：0文字（累計1.5万文字、ペース不足） ジャズ：8枚（昨年11月から累計56枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：夕食のために已むなく1回行った。習慣化は防げている。 ジム：11回（累計40回。年間160回ペース。年間200回に対してペース不足）\nジム年間200回ペースは健康的な生活を営む上で無理がある数字だとわからせられてきました。ジム年間150回に下方修正します。 財政 コンビニ：同上。 本屋：行きまくった。詳細は後述。4月は当初の目標通り行かないように。 仕事 外注マニュアル：PJ凍結中。 中国語：中国語会話を継続中。 4月度は旧ツイッターの使用を一時的に停止します。積ん読を猛烈に崩し、ラノベを猛烈に書いていきましょう。\n本の感想 ①『限りある時間の使い方』 人生の選択肢が無限に広がっているという希望を捨てよ。\n覚悟を決めて、できないことをできないと認め、やらないことをやらないと決め、選択肢を減らし、残ったことに全力でコミットする。無限のやりたいことリストを「妥協」して有限に減らし、減らし、とにかく減らして残ったものに全力になる。\n有限性を受け入れることで初めて残されたものに全力になれる。本当にやりたかった、残されたものをやり切るためには、やりたくもないのにやってる（意識的にか無意識的にかはわからないが）優先度の低いものを後回しにし（これもまた「妥協」のひとつである）、優先度の高いものしかできないと諦める。残されたものをやり切るためには忍耐が必要である。その瞬間の忍耐を受け入れ（他のものを差し込んで後回しにせず）、忍耐それ自体を楽しむ。\n人生に準備期間はない。一瞬一瞬が本番だ。選択肢が無限に広がっているという幻想を捨て、この瞬間の有限の選択肢を決断することで、ようやく本物の人生を生きることができる。\nさて、折しも私は数年前にとある資格を諦めて別の職を探して今に至った身で、去年は病気が重くなって限界を思い知らされ、人生の有限性を感じているのがここ数年でありまして、ここ半年ほどの私は、出来ること・したいことを減らすのが人生なんだなと感じておりました。ブログに目標を掲げたのも、したいことにフォーカスし続け、どうでもいいことを人生から取り除くためでもあります。\n限りある時間の使い方\nオリバー・バークマン\n広告Amazon.co.jp\n②『Jazz The New Chapter～ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 』（柳樂光隆） 近年のジャズに親しみたいなら柳樂光隆さんの本から入門するとよいよと有識者から勧められて。先月聴いていたロバート・グラスパーの『Black Radio』および『同 2』はこの影響。他にもロバート・グラスパーに繋がるネットワークが紹介されていたので折に触れて読み直したい。\nJazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)\n柳樂 光隆\n広告Amazon.co.jp\nブラック・レディオ\n広告Amazon.co.jp\n③『得する株をさがせ！会社四季報公式ガイドブック』 四季報（3月半ばに最新号が出ます）をこれから読んでみようと思うのでその予習に。自分の投資方針を云々するよりむしろ他のプレイヤーがどこを見て何を考えているのかを推し量るために読んでみた感。普通に勉強にもなりました。\n得する株をさがせ! 会社四季報公式ガイドブック\n広告Amazon.co.jp\n④『図解入門　よくわかる　最新　鉄道の技術と仕組み』（秋山芳弘） 仕事のために読みました。特に感想はないけど記録のために投稿。\n図解入門 よくわかる 最新 鉄道の技術と仕組み\n秋山芳弘、阿佐見俊介、磯部栄介、出野市郎、佐藤盛三、千代雄二、鷲田鉄也\n広告Amazon.co.jp\n⑤『株式売買スクール』（ギル・モラレス、クリス・キャッチャー） 『オニールの成長株発掘法』をオニールの下で実践した著者によるレポート。ただ、マジで難しい。技法としては、いわゆるカップウィズハンドルを形成し切る前にエントリーする「ポケットピボット」、市場動向を探る「マーケットダイレクションモデル」、そして空売りの手法がチャートと共に紹介されているのだが、これらを念頭に置きつつ、実地でチャートを観察しなければ自分のものとは出来ないだろう。そういう意味で、本書の効果が出るには年単位の修練が必要になると感じた。ただ、理解できるようになったら何段階も強くなれるだろう。\n株式売買スクール\n広告Amazon.co.jp\nオニールの成長株発掘法 【第4版】\n広告Amazon.co.jp\n⑥『ジャズ超名盤研究』（小川隆夫） 私にとって最初のジャズの教科書を遂に読破しました！　目標でした！　本書に紹介されている34枚のうちSpotifyで配信されている33枚を鑑賞し、各アルバムに対して簡単ながら感想も書き、自分のなかに（まだ弱々しいものの）ひとつの価値観が芽生えているのを感じています。解説と共に楽曲に触れるのは、私の人生でほとんど初めての体験で、とても意義深いものでした。『同 2』もあるので次はそちらを読みつつ、近年のジャズの動向については『Jazz The New Chapter』シリーズでカバーしようと思います。\nジャズ超名盤研究\n小川 隆夫\n広告Amazon.co.jp\nジャズ超名盤研究 2\n小川 隆夫\n広告Amazon.co.jp\n⑦『WHYから始めよ！』（サイモン・シネック） 書名の通り「なにを」ではなく「なぜ」から始めないと価値観の共感を得て成功することができない、と伝える一冊。本書のエッセンスは画像一枚で説明できる。\n成功とは、WHY＝明確な価値観を打ち出す人間、HOW＝その価値観のための手段を考える人、WHAT＝その手段を実行する人間、そのサークルから成り立っている。表現の都合、ピラミッドになっているが、上の方がエラいとかではなく、三者の協同が必要である。\nさて、この手のリーダーシップ論に関する本を読むたびに野球漫画『ONE OUTS』（甲斐谷忍）のライバルチームのことを思い出す。\n『ONE OUTS』は、二つの点で本書と共振する。ライバルチームは、現役最高のプレイヤーをかき集めたチームで、最強になるはずだった。メンバーは最高の個人成績を上げていた。ゆえに、最高の結果＝勝利がもたらされるはずだった。しかし、ひとたび試合が始まればライバルチームは、主人公率いる万年ビリのチームに敗れる。主人公のチームは、主人公のWHY＝「勝利のためにメンバーが最高のプレイをする」という価値観を心の底から共有して、個人成績よりも大事な勝利を求めたからだ。一方のライバルチームには「個人成績を上げる」というWHATは存在したが「勝利のために」というWHYが存在しなかった。WHAT＝個人成績は、勝利のためのピースの一つに過ぎなかった。万年ビリの主人公らが強大なライバルに勝利したまさにその理由が一つ目の共振だ。\nそのライバルチームもやがて一つの価値観――「打倒主人公」という価値観を共有し、主人公を追い詰める。ライバルのうちの一人が独りで、個人成績を越えて「打倒主人公」のために動き出したからだ。その背中がチームのメンバーたちを価値観を共有する仲間たちへと昇華させる。隗より始めよ――WHYを示すためには、まずその人間が一歩を踏み出さねばならない。それが本書との二つ目の共振だ。\n『ONE OUTS』の作者は、明確にいわゆるリーダーシップ論を参照している。心理戦を好んで描くが、その中でも特にリーダーシップ論を好む。もっと言うと、より広がりを持つ価値観を打ち出せたリーダーが勝つ漫画を描いている。作者、甲斐谷忍はむしろ『LIAR GAME』の作者として有名だが、あの主人公もまた明確にWHY＝悪徳マルチへの復讐、ひいては悪徳そのものへの復讐があった。\n『WHYから始めよ！』に戻ると、「なぜ働くんですか？」に対して「お金をもらえるから」と答えるのは寂しいが、一方で、従業員にお金を出さない組織が従業員に信頼・忠誠心＝WHYを組織の外に広げたいと思わせられるか――を持たせられるか（あるいはそういう余裕を持てるのか）というとまた別の話でもあろう。本当に偉大なるWHYを有する組織があったとして（そこに全ベットする気持ちにさせてくれたとして）、組織には全ベットに応えるだけのリターン、食い扶持と言ってもいいですが、を示して欲しい。それがこの資本主義社会における一種の（最低限の）道徳だろう。\n最後に自分の話をすると、私は自分の勤め先の会社がWHYを示せているとも、自部署が現時点で有しているとも思っていない。でも自部署では、今まさに志ある人々がWHYを打ち出し部署に根付かせようとしている。自分たちで自分たちのWHYを問い直せる、価値観を立ち上げるチャンスで、そのチャレンジに応えるのが私がいま働くWHYになっている。ありがたいことです。\nWHYから始めよ！ インスパイア型リーダーはここが違う (日本経済新聞出版)\nサイモン・シネック\n広告Amazon.co.jp\nONE OUTS 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)\n甲斐谷忍\n広告Amazon.co.jp\nLIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)\n甲斐谷忍\n広告Amazon.co.jp\n⑧『日経　業界地図　2024』（日本経済新聞社） 個別株の銘柄選びをカードゲームのデッキに入れるカード選びだとすれば、業界選びはデッキタイプ選び。来週3/18にカードリストもとい四季報が発売されるので、その前にデッキリストもとい業界地図を読んだ次第。東洋経済のやつを読めばよかった。\n日経業界地図　2024年版 (日本経済新聞出版)\n広告Amazon.co.jp\n⑨『会社四季報　2024年2集　春』（東洋経済） 投資をやるからには一度やってみたかったのでやってみた。日本には様々な企業が存在するのだが、どんな業界にどれくらいのボリュームで存在するのか規模感を把握できたのがよかった。オンリーワンの強みを持つ、投資に値する企業は少ないと肌感覚でわかったのもよい。投資の観点から言えばオンラインで検索して洗い出せば済み、紙の本で頭から尻まで読むのは「修行」以上の価値を見出せないかもしれない。次の号は通読しないと思います。\n会社四季報 2024年2集 春号\n東洋経済新報社\n広告Amazon.co.jp\n⑪『エッセンシャル版　マーケットの魔術師　投資で勝つ23の教え』（ジャック・D・シュワッガー） 投資で勝つために必須な能力は「規律」である。勝ち負けのルールを定めること、そしてルールを守ること。23の教えとあるが、絶対的に必須の能力は規律だ。特に耳が痛いのは「トレーディングをしたいという欲望」が生物には備わっているという事実だ。私は先月から今月に掛けてかなりの数の株本を読んでいるのだが、これは現実にお金を動かしてトレーディングする代わりに、読書を通じてその欲望を発散させることも兼ねているのかもしれない。ところで、投資の世界で問題なのは、規律を持って守るべきルールの中には「ルールを柔軟に変える」ことまで含まれていることだが……。\nマーケットの魔術師　エッセンシャル版\nJack D. Schwager\n広告Amazon.co.jp\n⑫『ミネルヴィニの成長株投資法』（マーク・ミネルヴィニ） これまで読んできたオニールやそのフォロワーを、書きぶりを変えて総括するような一冊。オニールもミネルヴィニもテクニカルから入ってファンダメンタルで傍証を得る手法を採っているが、よりファンダメンタルに寄ったイメージを受けた。個人的には、テクニカルとファンダメンタルとのバランスは、ミネルヴィニがいちばん「しっくり来た」。しっくり来たという納得感は、一貫したパフォーマンスのために必須の一貫した手法を使い続ける（規律を守り続ける）ために重要な要素だろう。何度も読み直そう。\n私はいわゆる順張りでいわゆるグロース株を狙う方針になると呼ばれるのだろうが、究極的には、逆張りでバリュー株を狙う方針であっても構わないのだろうと思う。いちばん大事なのは、規律（ルール）を持ち、従うことだ。\nミネルヴィニの成長株投資法 ━━高い先導株を買い、より高値で売り抜けろ (ウィザードブックシリーズ 213)\nマーク・ミネルヴィニ\n広告Amazon.co.jp\n⑬『株式トレード　基本と原則』（マーク・ミネルヴィニ） 基本的に『ミネルヴィニの成長株投資法』を読めばよい。それに加えて、本書で特筆に値するのは、\n・日々、記録せよ。\n・損益分岐点（あるいは、得たい儲けの分岐点）を厳密に設けよ。\nの二点に集約される。損益分岐点の話題はこれまで読んだ株本の中でほとんど触れられていなかったので新鮮に読むことができた。\n株式トレード 基本と原則\nマーク・ミネルヴィニ\n広告Amazon.co.jp\n⑭『インデックス投資は勝者のゲーム』（ジョン・C・ボーグル） 顧客から手数料を掠めとるアクティブファンドを罵り、低い手数料でインデックスをフォローすることを称揚する本。資産に関する価値観が著者（と、ウォーレン・バフェット）と私（と、私が参考にしている投資家ら）とでは決定的に異なるな、と思った。前者は資産が増えればいいと考え、後者が信じるのは確定した利益だけである。私が思うに、ローリスクローリターンでインデックスファンドに預けるか、ミドルリスクミドルリターンで個人で狙い撃ちするかがベターで、個人でインデックスファンドのまねごとをするのがハイリスクハイリターンなのだろうな。アクティブファンドのマネージャーの代わりに自分で管理するのが個人投資なので、アクティブファンドと個人投資は実は比較対象としては異なっているだろうな。\nインデックス投資は勝者のゲーム ──株式市場から利益を得る常識的方法\nジョン・C・ボーグル\n広告Amazon.co.jp\n⑮『トレンドフォロー大全』（マイケル・C・コベル） ありえん分厚い（900ページ超）ので必要な箇所だけ抜き読み。本書でも頻出のワードが「規律」「ルール」「測定」。 トレンドフォロー理論は、オニールのCANSLIMのMに特化しているのだが、これは個人には実行できないと感じる。トレンドフォローを実行するためには、ルールを作る（ここまでは不可能ではない）必要性に加え、それを計算機に落とし込まねばならない。この落とし込みのプロセスは、独力で達成できなかろう。そのプロセスの労力が、アクティブファンドの手数料なのであろう。\nトレンドフォロー大全 上げ相場でも下げ相場でもブラックスワン相場でも利益を出す方法 (ウィザードブックシリーズ)\nマイケル・W・コベル\n広告Amazon.co.jp\n補足 2月度末から3月度に掛けて個別株に狂っていました……。その関係もあり株本を四季報を含めて9冊も（四季報とパンローリング社の分厚いの込みで）読みました。また2月度に読んだ『オニールの成長株発掘法【第4版】』、『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』をそれぞれ3回は再読しました……（今後は納得度合いが一番高かった『ミネルヴィニの成長株投資法』を繰り返し読むことになると思います）。おかげさまで最強（と思える）ポートフォリオを作り上げられました（ので、いくら株本を読んでもしばらくはポートフォリオに手を加えることができない）。\n株本を1ヶ月で9冊とか読むとわかるものがあるんですが、投資のために一番大事なのは「規律」っぽいんですよね。売買のためのルール。思想的には対極に位置するはずの、トレンドフォロー系の本でもインデックス投資の本でも強調されていたので、本当に大事なんだと思う。ぎょうさん読み込むことで、自分の中に規律らしきものが確立されてきた気がします。短期的な勝敗よりも、長期的にはこの規律らしきものの方が私の有利な立場（エッジ）を作ってくれるでしょう。規律らしきものから「らしきもの」の割合を減らしていきたいですね。\nまた、株本を読む明確なメリットの一つには、一種の「つもりトレード」を行った気分になれることが挙げられるでしょう。これにより、なにかトレードをしたい（そして実際にしてしまう）気まぐれ、愚の骨頂を回避できます。本を買うことは出費なのだけれど、読書をすることでトレードの回数自体を減らし、さらには負けトレードを減らすことができるのであれば、ぜんぜん元は取れるでしょう。\nこんな感じで、新しい趣味に「投資」が加わりまして、そのための本を買い込んでしまった、というワケです（本屋に行きまくったイイワケ）。4月度は積ん読を崩すことに集中しましょう。\nジャズの感想 ①『The Köln Concert』（Keith Jarrett） ピアノが上手い！！！　ソロなのに何人で弾いているのかわからないほどでした。これまでちょっと苦手だと感じていたソロのピアノでも楽しんで聴くことができました。\n②『Double Booked』（Robert Grasper） いかにもジャズな前半とヒップホップな後半にきれいにわかれた一枚。「All Matter」が特に味わい深い。ただいかにもジャズとヒップホップが高度に融合した『Black Radio』を聴いた後だとやや物足りなく感じるのも事実。むしろ『Black Radio』のレベルの高さが際立った。\n③『Things Fall Apart』（The Roots） 田我流オススメの一枚。ジャズとラップの融合は『Black Radio』で聴いてみたつもりだったが、まだそれを語るには手札が足りない気がする。\nhttps://brutus.jp/dengaryu_jazz/?heading=2brutus.jp ④『Return To Forever』（Chick Corea） 不適切な感想とわかってて書くんですが、泣きアニメの劇伴を想起させる曲調で、泣きアニメに聞こえるのは順序が逆で、チック・コリアのエレクトリックなフリー・ジャズから影響を受けたお洒落なバンドが泣きアニメをやってるってことなんだよな。\n⑤『Live at Yoshi\u0026rsquo;s』（Mulrew Miller） 「Joshua」がゴキゲンでいい感じ。けっこう前から聞いていたものの、アルバム全体で1時間12分と集中して聞き通すには長く感想も曖昧に。\n⑥『This Here Is Bobby Timmons』（Bobby Timmons） 先日行ったビフテキ屋さんで流れていて「Moanin\u0026rsquo;」のメロディをShazamして発見した。Bobby TimmonsはJazz Messengers（代表曲に「Moanin’」が挙げられる）のメンバーであり「Moanin\u0026rsquo;」の作曲者でもある。「Lush Life」もまたいいですね。\n⑦『CROSSING』（bohemiannvoodoo） 日本の現代のジャズバンドbohemianvoodooの最新作。fox capture planが好きならこれもどうだ、と勧められたのが本バンド。とてもメロディアスで聴きやすい。「華火夜景」が一番好きかな。自分の成長を感じられるのは、こういう聴きやすいバンドに対して「なんとなく気持ちいい～」と感じるのに留まらず、そういう気持ちよさがどの楽器から生まれているのかを分析できると感じたときだ。\n⑧『Modern Jazz Quartet』（Modern Jazz Quartet） ジャズバーで流してもらった一枚。管楽器ナシでミルト・ジャクソンのヴィブラフォンという構成が特徴的。室内楽的なジャズバンド。全体的にお上品な感じ。別のアルバムにはなるが「Night In Tunisia」がThe Jazz Messengersとは比較にならないくらい静かで、なんの曲かわからんくてShazamで調べてしまった。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-03-31/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：0文字（累計1.5万文字、ペース不足）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：8枚（昨年11月から累計56枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：夕食のために已むなく1回行った。習慣化は防げている。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：11回（累計40回。年間160回ペース。年間200回に対してペース不足）\u003cbr\u003e\nジム年間200回ペースは健康的な生活を営む上で無理がある数字だとわからせられてきました。ジム年間150回に下方修正します。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：行きまくった。詳細は後述。4月は当初の目標通り行かないように。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：中国語会話を継続中。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e4月度は旧ツイッターの使用を一時的に停止します。積ん読を猛烈に崩し、ラノベを猛烈に書いていきましょう。\u003c/p\u003e","title":"240331 2024年3月度月報"},{"content":" 趣味 健康 財政 仕事 各目標の進捗状況 趣味 ラノベ：約5千文字（累計1.5万文字、ペース不足） ジャズ：10枚（昨年11月から累計48枚、累計100枚に対して目標以上のペース） 健康 コンビニ：日用品を買ったが、食品は買わなかった。目標継続中。 ジム：16回（累計29回。年間180回ペース。年間200回に対してペース不足） 財政 コンビニ：同上。 本屋：1回だけ行った。さらに3月1日に行ったが、3月はサイン会のイベントを除いて戒めとしてもう行かないこととする。次に行くのは5月。 仕事 外注マニュアル：PJ凍結中。 中国語：中国語会話を開始。 3月度はラノベをもっと書いていきましょう。\n本の感想 ①『業界別　経営アジェンダ2024』（A.T. カーニー） 21の業界の近年の動向をまとめ、今後を占う一冊。それぞれのストーリーにどれ程の確度があるかはともかく、業界分析レポートの作り方の参考になる。あとSF的未来予測的な読み物的面白みがある。自ジャンル（ジャンル？）は、出典とするには微妙な文献（業界にメチャ恨みがあることで有名な人物の記事）を出典としており確度はやや怪しいので、他ジャンルももしかしてそれくらいの確度かもしれませんが……。\nA.T. カーニー　業界別 経営アジェンダ 2024 (日本経済新聞出版)\nA.T.カーニー\n広告Amazon.co.jp\n②『ソニー半導体の奇跡』（斎藤端） ソニーの「お荷物」と呼ばれていた半導体部門（CMOS部門）がどのようにして今の地位を築いたのかを描くクロニクル。経営学的なマクロな観点よりもむしろ、ミクロな人の動きに着目した一冊。いま振り返れば、ソニーが九州（菊陽町・諫早）で半導体に投資をしていたのが遠因となってTSMCが菊陽町を選ぶこととなったのだが、本書が執筆された時期には確かその話はまだなく、彼らの奮闘が巡り巡って日本が外貨を稼ぐきっかけとなってくれたのだから、先見の明があったとも言えるのかもしれない。\nソニー半導体の奇跡―お荷物集団の逆転劇\n斎藤 端\n広告Amazon.co.jp\n③『IoTと日本のアーキテクチャー戦略』（柴田友厚） 日本のもの作りの「すり合わせ」は幻想である……。\nもの作りのためのアーキテクチャーには「モジュール」か「非モジュール」しか存在しない。複数の部品のそれぞれに固有な特性に応じて緻密に連結させて一つの製品を組み上げる（＝モジュール化されていない「すり合わせ」）方法論では、市場の多様な要求に応えようとすると組合せ爆発が生じる。\n一方で、製品数を減らすと市場からの要求に応えられない。このジレンマを解決するのがモジュールである。モジュール化された設計思想では、複数の部品を一つのコンポーネントとしてまとめることで部品同士の緻密な連結を減らし、それらコンポーネント同士を共通の約束で連結する方法（＝インターフェース）をトータルで設計する。これにより、適切なコンポーネントを選択し共通のインターフェースで繋げることで、組合せ爆発を抑制しつつ、多様な要求にも応えることが可能となる。\nモジュール化の成功者として、トヨタの自動車ラインナップの思想、IBMのコンピュータのモジュール化、欧州の高速鉄道、ダイキンの空調設備、コマツの建機が例示される。最後には、ハードウェアによるデータセンシングとデータを活用するソフトウェアのシステム（Cyber Physical System）において、API（≒インターフェース）の共通化（≒モジュール化）が必須であると紹介する。\n現在の日本のもの作りに対して手厳しい意見も多いのだが、エールが通底しているように感じた。興味深く読めました。\nIoTと日本のアーキテクチャー戦略 (光文社新書)\n柴田 友厚\n広告Amazon.co.jp\n④『水車小屋のネネ』（津村記久子） 面白かった！のだけれど、クライマックス直前から1ヶ月以上も間を空けて読んでしまって、ちょっと申し訳ない（が、地震が起きてすぐのときに地震が出てくる小説を読みたくなかったのだ）。人類の良心を信じているときの津村記久子で、鋭く、醒めた人間観察眼が発揮されていた。\n水車小屋のネネ\n津村 記久子\n広告Amazon.co.jp\n⑤『GE帝国盛衰史』（トーマス・グリタ、テッド・マン） GE（ゼネラル・エレクトリック）が崩壊に至るまでを綿密な取材を元に描き切ったノンフィクション。崩壊の一途を辿った理由は、一言で言えば、ガバナンスの欠如だ。CEOは会社にチャレンジングな目標を命じる（前期を上回る決算、前期を上回る配当のために……）。組織ぐるみで手段を問わない業務遂行が恒常化し、（法規制に対して）「攻撃的な」会計処理が行われる。工業製品の会社であったはずのGEが、金融部門が攻撃的に生み出すキャッシュの麻薬に溺れていく。\n天才的と言われた経営者ジャック・ウェルチ、その後を継いだジェフ・イメルト、彼らと共にあった幹部、取締役、そして多くの部下……。誰もがゴールに向かって、その時のベストを尽くそうとしていた。ただ、ゴールもコースも間違っていたのだ。\nGE帝国盛衰史――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか\nトーマス・グリタ、テッド・マン\n広告Amazon.co.jp\n⑥『鑑識レコード倶楽部』（マグナス・ミルズ） 厳かであり、即物的でもある小説だ。男たちがレコードをパブの奥の部屋で聴くだけ。コメント、批評はなし。ただ聴くだけ。主宰が定めた厳密なルールに則って進行するはずだった会は、しかしながら、厳密過ぎるが故に……。人々は自らの信念に沿って倶楽部の活動に携わっていく。小説全体を通して、彼らのひとりひとりが、聖域とでも呼べるような不可侵な領域を持っていることが描写される。その意味で、非常に厳かだ。そして即物的でもある。この小説に比喩はない。レコードの音楽の感想にも比喩はない。人々の精神活動は動詞によって表現される。\nありふれた話にも思えるし、決してありえない話にも思える。小説冒頭で、その瞬間にとあるレコードを聴いているのは自分たちだけだと評するシーンがあるのだが、本作を象徴している。誰にも開かれている話だが、どこにもない。\n鑑識レコード倶楽部\nマグナス・ミルズ\n広告Amazon.co.jp\n⑦『ロジカル・プレゼンテーション』（高田貴久） 2004年に初版が発行されて2023年に27版まで数える名著。後世に「仮説思考／論点思考」と呼ばれることになる思考フレームワークを説明する。本書の特徴は、そのフレームワークに埋め込まれるファクト／示唆／仮説の説明の方法を、実際の「提案」の技法（プレゼンテーションの技法）に昇華した点だ。この一冊で「提案」に必要な技術が揃う。「仮説＝相手の疑問（知りたいこと）に答える仮の答え」と定義されるのだが、重要なのは「相手の疑問（知りたいこと）に」という前半部分だろう。\n私は、仮説の立案／その検証が自己目的化することがある。折々に触れて視野を広く持ち直して「相手の疑問」に答えられているかを見つめ直したい。内容としては私には既知のことが多かったので詳細は割愛する。本書を読んだおかげで確認できたのだが、自分は新しい本からナレッジを入れるフェーズではない。ナレッジが実践に活かされているか検証するフェーズだろう。\nロジカル・プレゼンテーション ― 自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」\n高田貴久\n広告Amazon.co.jp\n⑧『よろこびの歌』（宮下奈都） ギブ。\n本作を読みながら自分の好みを改めて言語化してみると、私は基本的に人間賛歌が好きで、その中でも、ネガティブスタートでネガティブの中にポジティブを見つけ出す物語よりも、ポジティブスタートでポジティブをいったん喪い再び手に入れる物語に惹かれますね。別の観点から言えば、人は既に何らかを喪っているのだから殊更にその（物語にあらかじめ組み込まれた）喪失を強調するのではなく、持てる状態から始まって後から喪った方が輝くでしょう。本作の主人公らは、大切な何らかを喪った（あるいはそもそも手に入れ損ねた）女子高生たちで、彼女らは31歳のおじさんとは違ってそこまで達観していないので、喪失が強調されるのは共感できるものの、小説の技法の問題として、同じパターンが3回続いて流石にページをめくる手が止まりました。\nよろこびの歌 (実業之日本社文庫)\n宮下 奈都\n広告Amazon.co.jp\nHOTEL TIKI-POTO(初回生産限定盤)\n広告Amazon.co.jp\n⑨『ルート350』（古川日出男） はっきり言って、なにが起きているのか、なぜ起きているのかがぜんぜんわからなかった。どのように起きているのかは伝わった。全容を掴めないほど巨大なランドスケープのような短編集だった。\nルート３５０ (講談社文庫)\n古川日出男\n広告Amazon.co.jp\n⑩『売りの技術は儲けの技術』（出島昇・宝徳政行） 株をやってる友人と話して刺激を受けたので、セールになっていたこともあり、投資の方法の手札を増やすために読んでみた。まず、2006年初版のため（電子版のリリースが近年で、そこで勘違いした）背景事情が古い。また個人投資家がワークさせるにはやや煩雑すぎる印象を受けた。手札を増やすよりも、今ある手札へのインサイトを深めた方がいいと思った。\n売りの技術は儲けの技術 [増補改訂版] : ネット投資家のためのやさしい実践テクニカル\n出島昇、宝徳政行\n広告Amazon.co.jp\n⑪『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』（DUKE。） 「新高値」（1年以内に高値をつけた銘柄）という概念がある。その新高値に着目したウィリアム・オニールの経験則をさらにアップデートしたのが本書。同じく新高値を取り扱った『株の公式』（林則行）を私は教科書としていた。同書ではやや弱かった、新高値を用いて選択した銘柄に関する売りへの洞察を深めようと本書を読んだ。結論から言えば、売りのみならず買いへの洞察も深まった。\n本書の柱は、以下の2つ。\n・買い：\nテクニカル（新高値・ボックスの上側）で銘柄を絞り込み、ファンダメンタルで傍証を得て買う。\n・売り：\n（利確）ボックス割れで売る。三空が出現、出来高が増大したら売る。\n（損切り）あらかじめ設定した損切りラインで売る。\n（例外）悪材料がでたら直ちに売る。\n詳細や、その他エントリー時の注意点などは自分の目で確かめてね。\n１勝４敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術\nＤＵＫＥ。\n広告Amazon.co.jp\n伝説のファンドマネージャーが教える株の公式\n林 則行\n広告Amazon.co.jp\n⑫『オニールの成長株発掘法【第4版】』（ウィリアム・Ｊ・オニール） 「新高値」の概念を人口に膾炙させたオニールの名著。過去100年以上の成長銘柄のチャートを用いて、爆発的に成長する銘柄には似たパターン（同じパターンではないことに注意）があることを例示する。本書によればエントリーの狙い目はいわゆるカップウィズハンドルに限られないのだが、本書のフォロワー（個人投資家向け）は、エントリーポイントをカップウィズハンドルに絞って紹介している。おそらく、カップウィズハンドル以外のパターンを見分けることが、チャートに精通していない初心者には難しいためだろう。\n数多くのチャートが紹介されていたが、一見しただけではどんな形状か理解の及ばないものも多かった。それを拾えるようにするのが優れた投資家への近道かもしれないが、さしあたって典型的な形状だけ狙おうと思った。\nオニールの成長株発掘法 【第4版】\n広告Amazon.co.jp\nジャズの感想 ①『Song For My Father』（Horace Silver） 名曲揃いやんけ……。異国情緒のある表題曲、3曲目、4曲目はテーマも明確だしソロも光るおかげで聴いてて飽きず、その間に挟まる2曲目はJazz Messengersを思い起こさせる。最後の「Lonely Woman」は美しいバラード。文句なしの捨て曲なしで、名盤。☆5です。\n②『The Sidewinder』（Lee Morgan） 聴きやすい！　どの曲もテンポが良く、各楽器の聴き所が明確で、聴いてて気持ちが良い。特に、表題曲「The Sidewinder」のドラムがエイトビートで、私にとって親しみのあるリズムだった。\n③『We Get Requests』（Oscar Peterson） いかにも「ジャズ」という感じの曲のショーケース。どの曲もコンパクトで聞き飽きない。1曲目「Quiet Nights Of Quiet Stars (Corcovado)」はタイトルの通り、静かに幕を開けるが、自由自在な演奏が気持ちいい。最後の「Goodbye J.D.」でも自由自在だが、こちらはアップテンポなのが好対照。思うが、この一枚はトリオだが、トリオだとそれぞれの楽器の聴き所を（そう意識せずとも）追いかけやすく、カルテットだと楽器同士の相互作用を楽しめて、クインテットだと細部よりはダイナミズムを浴びる印象だ。もっと幅広く注意深く聴くともっと高い解像度で聞けるんだろうが。\n④『Night Train』（Oscar Peterson） 映画『オスカー・ピーターソン』を観るに当たって聴いた一枚。このアルバムはとにかく「Hymn To Freedom」に尽きますね。公民権運動のために作られた曲。非常に厳粛な気持ちになる。そういう背景を知って聴くとなおそうだが、知らずともこの曲で勝負できるほどの名曲。また、「C Jam Blues」がブルースと名付けられていながらアップテンポで、こういう種類のブルースもあるのかと発見だった。\n⑤『A Love Supreme』（John Coltrane） 「聞きやすさ」（メロディーの明確さなのかな？）から良い意味で離れてフリーな演奏を感じた。\n⑥『Bye Bye Blackbird』（Keith Jarrett） これはとにかく表題曲で1曲目の「Bye Bye Blackbird」と最後の「Blackbird, Bye Bye」に尽きますね。キース・ジャレットが亡きマイルス・デイヴィスに捧げた1枚なのだが、マイルスも演奏していたスタンダードナンバーを切なく物悲しく贈る。ヘビロテしています。\n⑦『Mosaic』（Art Blakey） しみじみと感じるんですが、私アート・ブレイキーが好きですね。特にこの表題曲「Mosaic」はすべての楽器が畳み掛けてくる。ホーンセクションが華やかだと思ったら3管とのこと。どの楽器がどんな演奏をしてもドラムのアート・ブレイキーがそれを支えたりするし、ソロでぜんぜん負けない。3管つかいながらもドラムのソロが相当に長く手数も豊富でリーダーシップがある。楽しいアルバムです。\n⑧『Black Radio』（Robert Grasper） 演奏が上手すぎる。ドラムが複雑なビートを刻み、グラスパーのピアノを始めとして他の楽器が絡みにいく。これで打ち込み一切ナシなのが意味わからん。個別に好きなのは「Why Do We Try」と「Black Radio」。前者は前述の巧さが特に光る。後者は「楽器としての声」がリードしていて凄みがある。\n⑨『Maiden Voyage』（Harbie Hancock） 各曲ともタイトルの通りの印象（「Maiden Voyage」なら穏やかで未来を感じさせる感じ、「The Eye Of The Hurricane」なら緊張感のある感じ……）を与え、非常にコンセプチュアルな一枚だった。「新主流派」とのことで、この時代に達すると、むしろフュージョン寄りのジャズも掘りたくなってきた。\n⑩『Black Radio 2』（Robert Grasper） まだ良さをフルで掴めてない感じがする。「I Stand Alone」のリズムとメロディが好き。\n昨年11月から1冊目の教科書としていた『ジャズ超名盤研究』（小川隆夫）も残り3枚となった。達成の日は近い。\nジャズ超名盤研究\n小川 隆夫\n広告Amazon.co.jp\nモダン・ジャズから一気に年代が飛んでRobert Grasperは『Jazz The New Chapter』（柳樂光隆）より。同書に紹介のアルバムを他にも味見しているが、鑑賞までは至っていない。\nJazz The New Chapter~ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平 (シンコー・ミュージックMOOK)\n柳樂 光隆\n広告Amazon.co.jp\n映画 『オスカー・ピーターソン』（バリー・アヴリッチ） ダバダバ泣いてしまった。ドキュメンタリー映画でありながら、ジャズのコンサートのような体験。余計な言葉よりは、実際に観て聴いて味わって頂きたいです。いいタイミングで観ることができました。\nオスカー・ピーターソン：ジャズ界の革命児\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-03-02/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003ch2 id=\"各目標の進捗状況\"\u003e各目標の進捗状況\u003c/h2\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e趣味\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：約5千文字（累計1.5万文字、ペース不足）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：10枚（昨年11月から累計48枚、累計100枚に対して目標以上のペース）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e健康\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：日用品を買ったが、食品は買わなかった。目標継続中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジム：16回（累計29回。年間180回ペース。年間200回に対してペース不足）\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e財政\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eコンビニ：同上。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e本屋：1回だけ行った。さらに3月1日に行ったが、3月はサイン会のイベントを除いて戒めとしてもう行かないこととする。次に行くのは5月。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e仕事\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e外注マニュアル：PJ凍結中。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e中国語：中国語会話を開始。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003e3月度はラノベをもっと書いていきましょう。\u003c/p\u003e","title":"240301 2024年2月度月報"},{"content":"大垣にやってきた。\n『青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない』（以下、青ブタ）をJR東海が「推し旅」の一環として「青春ブタ野郎は大垣の街をまだ知らない」と銘打って大垣でキャンペーンしたからだ。大垣に来たのは初めてである。次に来るのはいつかわからない。だから目一杯楽しもうと朝9時から大垣入りした。部屋を出たのは朝5:30である。前夜は興奮でなかなか寝付けなかったし早期覚醒してしまった\n大垣駅の改札を出てメイン通路に出た瞬間に感動を覚えた。桜島麻衣さんが「いる」のである。このブログの読者には今さら説明し直す必要もないと思うが、麻衣さんは今をトキメく女優さんである。そういう彼女が駅のメイン通路を堂々と飾っている。「実在性」（という言葉も使い古されて久しいが）を感じた。\n作中での大垣は、ビジネスホテルに泊まっただけの「JRの終点」に過ぎない。しかし今こうして大垣に数々のポスターが掲出されている。彼女は大垣に少なからず縁を感じて自ら企画したのかもしれない……そう思わせてくれるだけの力の入れようだった。\nさて、大垣でのキャンペーンは、\nデジタルスタンプラリー ARフォトフレーム 飲食店コラボ の3つからなる。\n結論から言えば、デジタルスタンプラリーとARマップ（目的地で特別なフォトフレームを使える）は全て集め、飲食店コラボも3ヶ所回ることに成功した（朝の休憩、昼食、夕食。朝の休憩では印象に残ったエピソードがあるので後述する）。スタンプラリーは7ヶ所、ARマップは6ヶ所、飲食店コラボは10ヶ所、合計23ヶ所のうち16ヶ所を回ったこととなる。\nこれだけの数のスポットがあったが、コースはよく練られていた。大垣は「水の都」と呼ばれており、そこらここらを水路が走り、湧き水もある。それらを漏らすことなく巡るように、しかもコースが煩雑にならないように注意深く設定されていたように思う。1ヶ所漏らしたため後戻りすることになったが、一筆書きでクリアできるだろう。\nルートの中心には大垣城が位置する。\n大垣城は、関ヶ原の戦いにおいて石田三成が本拠地とした城とのことで西軍びいき、特に石田三成びいきで、徳川史観とでも呼べる標準的な戦国時代とは異なっており、なかなか刺激的だった。一言で言えば、徳川家康がワルモンだった。\nコースの終点は、「奥の細道むすびの地記念館」だ。大垣で最も史料の充実した記念館だろう。\n本来、スタンプラリーのついでに来るような場所ではなく、ここを目的地として来るべきところであろう。疲弊していた（5:30に起きて9:00から大垣を歩き始め、11:30に到着）ので、軽くなぞるような見学しかできなかった。心残りである。\n時系列は前後するが、朝の休憩の印象的なエピソードだ。お饅頭で有名な「金蝶園総本家」を訪れた際に、お年を召された女性の店員さんから親しみを込めて「どこから来たのか」「何時に来たのか」「今日は泊まって帰るのか」と訊いてもらえた。津々浦々から「青ブタさん」（大垣を訪れる青ブタのオタクのことを私はそう呼んでいるが）が大垣に降り立ち観光していることの証左だろう。（たとえリップサービスだとしても）受け入れて頂いているようで、嬉しかった。また、（貫禄からすると店主であろう）おじいさんから「麻衣ちゃんか人気なんだって？」とコメントがあった。（やはりリップサービスだとしても）関心を示してくれていることが嬉しかった。\n昼食は「駅前さらしな」。お客さんが途絶えることなく入っておりてんやわんやだった。\nこれは笑い話として受け止めてほしいエピソードだが、お会計時に何も申し出ていないのに（飲食店コラボでは、お会計時にコラボカードをもらえるのだ！）スッとコラボカードを差し出され、それだけ「青ブタさん」のオーラが醸し出されていたということだ。\n夕食の「パスタハウス・スズヤ」でも同じくスッと差し出された。\n結局は、明らかにその土地のものではない一人旅の男性は「青ブタさん」ということなのだろう。逆説的に、そのような対応に至るほど多くの「青ブタさん」が大垣を訪れていたということだ（午前中に私が数えられただけでも20組の「青ブタさん」がいた。午後入りする人数を数えると、人口15万人の大垣市にとってはかなりの観光客だろう）。\n泊まりは「スーパーホテル大垣駅前」だ。ここはアニメで麻衣さんと咲太が宿泊したホテルのモデルとなったホテルだ。\n喫煙ルームで予約したのだが、幸運にも禁煙ルームに変更してもらえた。ありがたい限りである。\n天候にも恵まれ、スポットを回りたいだけ回れ、ホテルではちょっと昼寝までできて、総じて朝イチから入るだけの価値のある旅行だった。\n「青ブタさん」（要するに、オタク男性である）を（少なくも表面上は）受け入れてくれた大垣市に感謝である。\n「青春ブタ野郎は大垣の街をまだ知らない」と銘打たれた企画だったが、少しだけ知ることができた。\n良い旅行だった。\n週明け月曜日に追記\n大垣の街並みの記憶が「アニメ」になってきた。アニメのキャラクターのことを想いながら一日を過ごしていたからだろう。それを含めて面白い体験だった。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-02-24/","summary":"\u003cp\u003e大垣にやってきた。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e『青春ブタ野郎はバニーガールの夢を見ない』（以下、青ブタ）をJR東海が「推し旅」の一環として「青春ブタ野郎は大垣の街をまだ知らない」と銘打って大垣でキャンペーンしたからだ。大垣に来たのは初めてである。次に来るのはいつかわからない。だから目一杯楽しもうと朝9時から大垣入りした。部屋を出たのは朝5:30である。前夜は興奮でなかなか寝付けなかったし早期覚醒してしまった\u003c/p\u003e","title":"240224 「青春ブタ野郎は大垣の街をまだ知らない」 #青ブタ"},{"content":" 趣味\n健康\n財政\n仕事\n趣味\nラノベ：約1万文字（8月までに12万文字に対してペース不足）。 ジャズ：13枚（昨年11月から累計38枚。累計100枚に対して目標以上のペース）各アルバムの感想は後述。 健康\nコンビニ：一度も行っていない。目標継続中。 ジム：13回（年間156回ペース。年間200回に対してペース不足） 財政\nコンビニ：同上。 本屋：今月は解禁月のため行った。2月は行かない。 仕事\n外注マニュアル：ポンチ絵を作成。根回しはまだ先。 中国語：ノータッチ。2月から始める。 本の感想 今月は1冊も読まず。\nジャズの感想 ①『The Shape Of Jazz To Come』（Ornette Coleman）\n②『Horace-Scope』（Horace Silver）\n③『Blowin\u0026rsquo; The Blues Away』（Horace Silver）\n④『Sketch of Spain』（Miles Davis）\n⑤『Left Alone』（Mal Waldron）\n⑥『My Favorite Things』（John Coltrane）\n⑦『Waltz for Debby』（Bill Evans）\n⑧『Sunday At The Village Vanguard』（Bill Evans）\n⑨『Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 1』（Eric Dolphy）\n⑩『Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 2』（Eric Dolphy）\n⑪『Ballads』（John Coltrane）\n⑫『The Bridge』（Sonny Rollins）\n⑬『GETZ/GILBERTO』（Stan Getz \u0026amp; Joao Gilberto）\n①『The Shape Of Jazz To Come』（Ornette Coleman）\n全体を通して浮遊感がある。このどことなく不安定な感覚は『直立猿人』（チャールズ・ミンガス）を思い起こさせる。そんな一枚の中でも「Chronology」は親しみやすさと新しさとが融合しているような印象。時代を下るようにアルバムを聴いているが、これまでとは異なった所謂フリージャズの萌芽を感じさせる。\n②『Horace-Scope』（Horace Silver）\n「Nica\u0026rsquo;s Dream」が喫茶店で流れていて、気持ちのいい曲だったのでアルバムごと。各楽器ともソロで聴かせる「Nica\u0026rsquo;s Dream」がお気に入り。「Where You At?」のピアノがリードしつつ他の楽器も負けじと追いつこうとする感じがいいと思った。\n③『Blowin\u0026rsquo; The Blues Away』（Horace Silver）\n「Peace」を勧められて。「Peace」の落ち着いた雰囲気も好印象だし、「Sister Sadie」からの「Baghdad Blues」のアップテンポな曲が並ぶのも気持ちいい。表題曲「Blowin\u0026rsquo; The Blues Away」はトランペットとサックスが前に出がちだが、その背後のシルヴァーのピアノに確かな存在感がある。\n④『Sketch of Spain』（Miles Davis）\nオーケストラと組んでスペイン音楽をやる一枚。「Concietro de Aranjuez: Adagio」が技術の粋を尽くした感がある。すごい。\nそれにしても、芸風広すぎでしょこの人……。「ビートルズはロックをやり尽くした」と同じ与太として「マイルス・デイヴィスはジャズをやり尽くした」と言われることがあるらしいですが、こういうのを聴くと（実際にはぜんぜんそんなことないでしょうが）「確かにそうカモ……」と思っちゃう。この後にいわゆる「電化マイルス」も待ってるわけでしょ？　楽しみだ。\n⑤『Left Alone』（Mal Waldron）\n表題曲「Left Alone」の愁いを帯びたプレイが聴かせる。ビリー・ホリデイへの鎮魂歌的な立ち位置の曲だが、それに留まらない良さがある。2曲目「Cat Walk」の差し足忍び足感も落ち着いている。また、アップテンポな「Minor Pulsation」と「Airegin」も「Left Alone」のマル・ウォルドロンが演奏すると、どこか翳りを感じさせる曲になる。こういうところからプレイヤーの特徴を感じられるようになってきた気がする。\n⑥『My Favorite Things』（John Coltrane）\n実は数日前から何度もリピートしていた一枚。4曲どれも聴き応えがあるが、表題曲「My Favorite Things」がやはり良い。全体を通してローテンポ～ミドルテンポの曲が続いて、聴いている時にとてもニュートラルな気分になれる。「Everytime We Say Goodbye」は歌心に富んでいる。\n⑦『Waltz for Debby』（Bill Evans）\n全体的にロマンスの香りが漂う。1～5曲目まで落ち着いた曲目が続く。それだけに最後の「Milestones」のアグレッシブな演奏も映える。ピアノ、ベース、ドラムのトリオが（特にベースがピアノに）絡み合う演奏には立体感がある。\n⑧『Sunday At The Village Vanguard』（Bill Evans）\nビル・エヴァンスのアルバムを腰を据えて聴いたのはこれが初めて。上手い（と感じる）し、なにより、音楽がトリオで全体としてコントロールされている感があって面白い。「Solar」「All Of You」はマイルスの曲だが、ぜんぜん違う聴き応えがあった。\n⑨『Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 1』（Eric Dolphy）\nこれ好きだわ。\nジャズに体系的に触れてなかった場合でも「コルトレーンのインプレッションズすげ～～～」って言ってた気はするけど、でもその場合には「エリック・ドルフィーおもしれ～～～」とは言ってなかった気がするな。そういう、（自分の中で醸成されつつある）ジャズ（古典ジャズ）のお約束を踏まえた上で聴くと、なんか破天荒っぽさがこれまでにあまりなかった音作りで楽しい。ピアノのマル・ウォルドロンが良い味出してる。\n⑩『Eric Dolphy At The Five Spot Vol. 2』（Eric Dolphy）\n各曲とも長く、あまり集中して聴くことができなかったのだが「Agressive」を重点的に聴いた。ジャズスタンダードとしての「Like Someone In Love」の自分の中のバラエティーが増えてきた。\n⑪『Ballads』（John Coltrane）\nタイトルの通り、バラードのショーケースのような一枚。全8曲がバラード。どれも落ち着いた曲調。ややミディアム・テンポな「All Or Nothing At All」はその中でも異色。ドラミングが複雑で躍動感がある。\n⑫『The Bridge』（Sonny Rollins）\n衝撃的すぎる！　一曲目「Without Song」から、サックス、ドラム、ベースのトリオでピアノ抜きなおかげで生じた独特の浮遊感に度肝を抜かれた。表題曲「The Bridge」がフリー・ジャズの芽生えってことでしょうか。これまで聴いてきたジャズとは異なる路線が目指されていることが窺える。面白い一枚でした。今後も繰り返し聴くことになると思う。\n⑬『GETZ/GILBERTO』（Stan Getz \u0026amp; Joao Gilberto）\nジャズの流れで聴くとボサノヴァの良さがわかってきました。ボサノヴァって「パッとしないアニソンアレンジ」のイメージが強くてなんとなく親しみがなかったのですが、これで良さがわかりました。1曲目「The Girl From Ipanema」でサックスが遅れて登場するのが「いよいよ！」という感じで楽しい。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2024-01-30/","summary":"\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e趣味\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e健康\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e財政\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e仕事\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e趣味\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003eラノベ：約1万文字（8月までに12万文字に対してペース不足）。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eジャズ：13枚（昨年11月から累計38枚。累計100枚に対して目標以上のペース）各アルバムの感想は後述。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e健康\u003c/p\u003e","title":"240130 2024年1月度月報"},{"content":"本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n①『小説集　Twitter終了』 （青井タイル、他）\n②『日本のものづくりを支えた　ファナックとインテルの戦略（柴田友厚）\n③『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』（シーナ・アイエンガー）\n④『流体力学超入門』（エリック・ラウガ） ⑤『ギケイキ　千年の流転』（町田康）\n⑥『うどん陣営の受難』（津村記久子）\n①『小説集　Twitter終了』 （青井タイル、他） Twitterは死に体で延命し、『小説集　Twitter終了』という商業で本が出たことで作者らはTwitterの外への可能性を感じさせている、というのは皮肉なシチュエーションなのかもしれない。そういうことを感じながら読みました。そして、何人かは実際にTwitterの外へ出ることに成功している。\n私がTwitterでビッグリスペクトしていた何人かは表舞台に出ることに成功し、何人か失敗し、何人かはそういう「表舞台」を目指す価値観それ自体から離れた。\n価値観が近くて味わい深かったのは、やはり今もつきあいのある青井タイル「オタクどもの聖霊降臨日」と根谷はやね「もう一人のあなたを作る方法」、それからTwitterってこうあってほしかったなと思わせる乙宮月子「近くて遠い二人の距離」。\n小説集　Twitter終了\n青井タイル、足立いまる、乙宮月子、根谷はやね、九科あか、斜線堂有紀\n広告Amazon.co.jp\n②『日本のものづくりを支えた　ファナックとインテルの戦略（柴田友厚） 読み物として面白かった。\nハードウェア（工作機械）とソフトウェア（半導体）とが融合し、新たな産業が立ち上がっていく様子が克明に描かれる。富士通からスピンアウトして誕生したファナックと当時ベンチャーだったインテルとの協業の産物がCNC工作機械なんですね。両社とも、CNC工作機械のコンセプトが商品化されるときには新興のメーカーだったが、著者によるとむしろそれが功を奏したと。\n工作機械は、NC工作機械（真空管入り）からCNC工作機械（半導体入り）へと進化した。この際に、NC工作機械で勝っていたアメリカの工作機械メーカーは、当時の基準で高品質な工作精度を求める自動車産業・航空機産業の既存の顧客を優先していたためにいわゆる「イノベーションのジレンマ」に陥っていた。一方のファナックはある意味では身軽だったおかげで、新技術である半導体を貪欲に採用することができた。\nファナックの躍進が幸運の産物であり結果論も多い（著者自身も認めている）のだが、製品の機能のモジュール化、インターフェースの共通化、密接なフィールドエンジニアリングについてはいま読んでも学ぶ所はあるだろう。\n日本のものづくりを支えた　ファナックとインテルの戦略～「工作機械産業」50年の革新史～ (光文社新書)\n柴田 友厚\n広告Amazon.co.jp\n③『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』（シーナ・アイエンガー） 本書のエッセンスは、究極的には下図だろう。\n『THINK BIGGER』pp.60-61より 私たちは何を求めて「最高の発想」のための本書を手に取るだろうか？　一言で言えば「課題を解決するため」だ。では「課題」とは？　本書はつまり「課題」を特定し、解決するための手法を教える本だ。\n発想を生むためのプロセスは次のようなものだ。本書は課題を「サブ課題」へと分割せよと説く。サブ課題を解決することで叶えられる望み（私の望み、当事者の望み、第三者の望み）を比較する。この望みとは、困りごとと言い換えてもいい。そのための既存の解決手法（＝選択肢）を、業界の内側と外側の両方から探す。既存の選択肢同士を掛け合わせ、新しい選択肢を生み出す。ゼロベースの発想ではない点がポイントだ。最後に、第三者からの目から見て「課題」を評価する。\nノウハウとしては、課題に対して具体化・抽象化を繰り返すことで「意味があるほどには大きいが、解決できるほどには小さい課題」に落とし込む、選択肢は5±2に絞る、アイデアは量より質（ただし、量を出した後に粘り強く考え続けることでしか質に辿り着けない）、等々。\n脇に逸れるが、私の前職は特許事務所での技術者で、クライアント企業の発明者から生まれた発明（＝アイデア）を「解決したい課題」「課題を解決するための解決手段」「解決手段が奏する有利な効果」に分解する訓練を受けていた。この訓練は私の創造性を養った気がする。\nつまり、発明（＝アイデア）とは、課題ファーストであって、課題を解決するための解決手段を見つけることであると叩き込まれた。そして、解決手段とは、往々にしてゼロから生み出されたものではなく、既存のアイデアの組合せである、とも多くの発明を扱うことで経験的に理解された。\nもの作りに携わったことのある人なら誰でもそういう経験はあると思う。そういう経験知がより精緻に、より深く踏み込んで、より具体的に説明されていた。最高の発想の再現性を高めていこう。\nTHINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法：コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (NewsPicksパブリッシング)\nシーナ・アイエンガー\n広告Amazon.co.jp\n④『流体力学超入門』（エリック・ラウガ） 大学での研究テーマが流体力学だったので手に取った一冊。よい復習＆頭の体操になった。流体力学を概観するのにちょうど良く、学部生のときの、まさに流体の研究を始めるその時に読みたい（あってほしい）一冊だった。もとはオックスフォードの「Very Short Introductions」シリーズとのことで一気読みするのにちょうどいいサイズ感。\n流体力学超入門 (岩波科学ライブラリー 323)\nエリック・ラウガ\n広告Amazon.co.jp\n⑤『ギケイキ　千年の流転』（町田康） 「これからは町田康を読もう！」と決心した一冊。\nクソ笑いながら読みました。室町時代に成立した軍記物語である『義経記』を現代風にアレンジした小説なんですが、その頭で読むと書き出しから殴られます。\n「かつてハルク・ホーガンという人気レスラーが居たが私など、その名を聞くたびにハルク判官と瞬間的に頭の中で変換してしまう」\n現代である。地名もいまの四十七都道府県で書かれたりするし、西暦が使われたりもする。ぶっ飛んでいる。\nしかしながら、ここが町田康のすごいところ。源義経を始めとする人物、みな「っぽい」のだ。地元のヤンキー（ジモヤン）っぽさがあるが、当時の死生観（と読者が思ってしまう価値観）がガンガン滲み出ているのです。一言で言うと、躊躇いなくめっちゃ人を殺すのです。そういう時代だったので、と。\n現代の書きぶりと当時の価値観とが調和して、謎のバイブスが生まれている。それが『ギケイキ』。\n小説技法の話を真面目にすると、ファンキーでぶっ飛んだ語り口の割合（っていうのかな？）がコントロールされている点が見事である。シリアスな場面でそうすることでかえって面白みを感じさせたかと思えば、本当に重要な場面では当時の価値観を強調し緊張感を与える。メリハリがあった。\nギケイキ　千年の流転 (河出文庫)\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n⑥『うどん陣営の受難』（津村記久子） 新書サイズで100ページの掌編。会社の代表選挙にウンザリしている女性社員のお話。主人公は三番手の勢力に緩やかに連帯しているのだが、一番手と二番手との決選投票になってしまい、両陣営から陰に陽にアプローチを受ける。同僚はより激しく投票の誘いを受け……、ととにかく社内政治に辟易していく様子が鮮やかに描かれる。\n小さな会社の社内イベントに見えるけれど、これは私たちが向き合うべき「政治」の話であると感じられた。応援したい候補は弱い。それを勢力で上回る陣営はくそである。それでも自分で考え、投票を放棄せずに誰を選ぶか決めなければいけない。コミカルな筆致だけれどシリアスなテーマでした。\nうどん陣営の受難\n津村 記久子\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-12-31/","summary":"\u003cp\u003e本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e①『小説集　Twitter終了』 （青井タイル、他）\u003cbr\u003e\n②『日本のものづくりを支えた　ファナックとインテルの戦略（柴田友厚）\u003cbr\u003e\n③『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法』（シーナ・アイエンガー）\u003cbr\u003e\n④『流体力学超入門』（エリック・ラウガ） \u003cbr\u003e\n⑤『ギケイキ　千年の流転』（町田康）\u003cbr\u003e\n⑥『うどん陣営の受難』（津村記久子）\u003c/p\u003e","title":"231231 2023年12月に読んだ本まとめ"},{"content":"感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n①『At The Cafe Bohemia Vol.1』（The Jazz Messengers）\n②『At The Cafe Bohemia Vol.2』（The Jazz Messengers）\n③『Pithecanthropus Erectus』（Chrles Mingus）\n④『Cookin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\n⑤『Relaxin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\n⑥『Workin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\n⑦『Steamin’』（Miles Davis）\n⑧『Thelonius Himself』（Thelonius Monk）\n⑨『Somethin\u0026rsquo; Else』（Cannonball Adderley）\n⑩ 『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 1』（Art Blakey）\n⑪『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 2』（Art Blakey）\n⑫『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 3』（Art Blakey）\n⑬『Jazz Cafe Presents Art Blakey』（Art Blakey）\n⑭『The Amazing Bud Powell / The Scene Changes』（Bud Powell）\n⑮『Standard Of Language』（Kenny Garrett）\n⑯『BEYOND』（Joshua Redman）\n①『At The Cafe Bohemia Vol.1』（The Jazz Messengers） アップテンポなナンバーが多くて気持ちいい。「The Theme」の順繰りにソロをやって、最後にみんなで演奏するやつが特に好き。\n②『At The Cafe Bohemia Vol.2』（The Jazz Messengers） アップテンポなナンバーが多くて気持ちいい vol.2。「Avila \u0026amp; Tequila」のラテンなサウンドにブチ上がった。パーカッションパートが盛り上がると気持ち良くなりがちですね。\n③『Pithecanthropus Erectus』（Chrles Mingus） 面白いけどしんどかった。表題曲はめちゃ不安になる。「A Foggy Day」は生理的な不快感を煽られ、そういう効果を狙う意図はわかるが、とにかくつらかった。\n④『Cookin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\nまだ「クール」って概念をモノにできていないのだけれど、こういうのがそういうのなのかと覚え込むにはいい一枚。騒がしくなく軽やか。どのパートも等しく存在感がありつつ、マイルス・デイヴィスのトランペットがリードしている。\n⑤『Relaxin\u0026rsquo;』（Miles Davis） 「If I Were A Bell」のイントロが超気持ちええ。なんか怒りそうなベルからスウィンギーなメロディが始まる。でもやりすぎない抑制の利いたサウンド。\n⑥『Workin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\n「It Never Entered My Mind」でバラードの良さがわかった。この企画で聴いたバラードの中でベスト。\n⑦『Steamin’』（Miles Davis） マラソン四部作の最後の一枚。他の三枚に比べるとやや落ちるような気がした。四部作では『Workin\u0026rsquo;』が一番好きだな。というより「It Never Entered My Mind」が最高だった。\n⑧『Thelonius Himself』（Thelonius Monk） ピアノソロは良さを受け取るのがまだ難しい。思うに、ソロでは個別の演奏技術から良さを受け取らねばならないが、バンド形式だと楽器同士の有機的な繋がりから良さを受け取ることができる（それはソロからそうするより容易だ）からだろう。曲単体としては「\u0026lsquo;Round Midnight」「Monk\u0026rsquo;s Mood」が好みか。\n⑨『Somethin\u0026rsquo; Else』（Cannonball Adderley） いい意味でたまに聴きたくなるアルバムだろうなと思った。キャノンボール・アダレイがリーダーで、マイルス・デイヴィスがサポートとして入っている一枚。キャノンボールのアルトサックスとマイルスのトランペットとの調和が取れていて、マイルスがリーダーを務めたアルバムとは聴き心地が違った。「Autumn Leaves」が良いね。「Somethin\u0026rsquo; Else」の煽るドラムに聴き応えあり。\n⑩ 『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 1』（Art Blakey） 最高！　「Now\u0026rsquo;s The Time」から「The First Theme」がとにかく気持ちいい。ノれる。\n⑪『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 2』（Art Blakey） 捨て曲なし！　「Moanin\u0026rsquo;」「Blues March」。\n⑫『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 3』（Art Blakey） 「A Night in Tunisia」は代表曲ということで録音も多く残っており、聞き比べができるのだが、エンディングパートはこの録音がいちばん好きだ。\n⑬『Jazz Cafe Presents Art Blakey』（Art Blakey）\nいまは1950年代後半の古典ジャズから現代に向かって進みながら聴いているのだが、勧められて1981年の一枚を。全体を通して華やか。「Free For All」のエキゾチック？な感じが聴いてて楽しい。\n⑭『The Amazing Bud Powell / The Scene Changes』（Bud Powell） ピアノ、ドラム、ベースのトリオ構成のアルバム。トリオ構成はあまり触れてなかったので、まずシンプルな聞きやすさに驚いた。どの楽器に集中して聴くとうれしいのかがすごい分かりやすくて聞きやすい。今後もじっくり鑑賞する一枚になると思う。\n個別の曲だと「Cleopatra\u0026rsquo;s Dream」と「Down With It」が好み。前者はとにかく親しみやすい。往年のジャズ喫茶では流れまくっていたとのことだが、とてもわかる。いかにも「ジャズ」という感じだ。後者はアップテンポで楽しげ。ピアノとベースのソロに聴き応えがある。\n⑮『Standard Of Language』（Kenny Garrett）\n柳樂先生レコメンドの1枚。リーダーであるケニー・ギャレットのサックスがシャープで、畳み掛けるような演奏。メロディーも親しみやすい一方で、複雑で飽きさせない。\nhttps://brutus.jp/2023_jazz_album20/\n⑯『BEYOND』（Joshua Redman）\nこちらも同じく柳樂先生レコメンド。「Twilight\u0026hellip; And Beyond」のサックスがおそらく「歌心がある」と呼ばれる演奏なのだろう。落ち着いた演奏が心地良い。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-12-31-3/","summary":"\u003cp\u003e感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e①『At The Cafe Bohemia Vol.1』（The Jazz Messengers）\u003cbr\u003e\n②『At The Cafe Bohemia Vol.2』（The Jazz Messengers）\u003cbr\u003e\n③『Pithecanthropus Erectus』（Chrles Mingus）\u003cbr\u003e\n④『Cookin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\u003cbr\u003e\n⑤『Relaxin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\u003cbr\u003e\n⑥『Workin\u0026rsquo;』（Miles Davis）\u003cbr\u003e\n⑦『Steamin’』（Miles Davis）\u003cbr\u003e\n⑧『Thelonius Himself』（Thelonius Monk）\u003cbr\u003e\n⑨『Somethin\u0026rsquo; Else』（Cannonball Adderley）\u003cbr\u003e\n⑩ 『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 1』（Art Blakey）\u003cbr\u003e\n⑪『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 2』（Art Blakey）\u003cbr\u003e\n⑫『Art Blakey et les Jazz-Messengers au Club St.Germain Vol. 3』（Art Blakey）\u003cbr\u003e\n⑬『Jazz Cafe Presents Art Blakey』（Art Blakey）\u003cbr\u003e\n⑭『The Amazing Bud Powell / The Scene Changes』（Bud Powell）\u003cbr\u003e\n⑮『Standard Of Language』（Kenny Garrett）\u003cbr\u003e\n⑯『BEYOND』（Joshua Redman）\u003c/p\u003e","title":"231231 2023年12月に聴いたジャズまとめ"},{"content":"2024年の目標をここに高らかに宣言します。\n以下の4つの観点から目標を立てました。\n趣味\n健康\n財政\n仕事\n趣味\n私の能力を示すために、小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後（±10%）の原稿の初稿を2024年8月中に完成させる。 2023年の趣味を継続的に拡張するために、ジャズのアルバムを2023年と合わせて累計100枚聴く（2023年は11月からで25枚）。 健康\n買い食いによる体重増加を防止するために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。 痩せるために、ジムに年間200回行く（2023年は6月からで100回弱）。 財政\n買い食いによる支出を減らすために、近所のセブンイレブンに行かない（できるだけ、ではなく、一度も行かない）。 積ん読化する本による無用な支出を減らすために、奇数月にしか本屋に行かない。 仕事\n外注業者の品質を安定・向上させるために、外注業者向けおよび外注業者と接点のある部署向けのマニュアルを作成する。 中国語の生の情報にアクセスできるようにするために、まずHSK1級を取得する。 以上です。\n2024年もいい年にしていきましょう。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-12-31-2/","summary":"\u003cp\u003e2024年の目標をここに高らかに宣言します。\u003cbr\u003e\n以下の4つの観点から目標を立てました。\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e趣味\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e健康\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e財政\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e仕事\u003c/p\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e趣味\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e私の能力を示すために、小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後（±10%）の原稿の初稿を2024年8月中に完成させる。\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e2023年の趣味を継続的に拡張するために、ジャズのアルバムを2023年と合わせて累計100枚聴く（2023年は11月からで25枚）。\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e\n\u003cp\u003e健康\u003c/p\u003e","title":"2024年の目標"},{"content":"今年は、以下の5テーマに沿った読書がメインでした。（90冊前後）。\n小説 小説の種本 半導体（おしごと） コンサル本（おしごと） 精神の健康 その中からそれぞれ1冊ずつ選んで紹介します。\n『ギケイキ　千年の流転』（町田康） 『習得への情熱―チェスから武術へ』（ジョッシュ・ウェイツキン） 『半導体戦争』（クリス・ミラー） 『リサーチのはじめかた』（トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア） 『反応しない練習』（草薙龍瞬） 1. 『ギケイキ　千年の流転』（町田康） 「これからは町田康を読もう！」と決心した一冊。\nクソ笑いながら読みました。室町時代に成立した軍記物語である『義経記』を現代風にアレンジした小説なんですが、その頭で読むと書き出しから殴られます。\n「かつてハルク・ホーガンという人気レスラーが居たが私など、その名を聞くたびにハルク判官と瞬間的に頭の中で変換してしまう」\n現代である。地名もいまの四十七都道府県で書かれたりするし、西暦が使われたりもする。ぶっ飛んでいる。\nしかしながら、ここが町田康のすごいところ。源義経を始めとする人物、みな「っぽい」のだ。地元のヤンキー（ジモヤン）っぽさがあるが、当時の死生観（と読者が思ってしまう価値観）がガンガン滲み出ているのです。一言で言うと、躊躇いなくめっちゃ人を殺すのです。そういう時代だったので、と。\n現代の書きぶりと当時の価値観とが調和して、謎のバイブスが生まれている。それが『ギケイキ』。\nギケイキ　千年の流転 (河出文庫)\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n『口訳　古事記』から町田康に入りました。こっちも大概ジモヤンの話。\n口訳　古事記\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n2. 『習得への情熱―チェスから武術へ』（ジョッシュ・ウェイツキン） チェスで全米チャンプになった後に推手（太極拳）の世界大会で優勝したという異色の経歴を持つ著者による「上達」に関するエッセイ風味の一冊。\n上達とは、基礎段階、推移段階および応用段階に分かれる。上達の基礎段階を決定づけるのは、習得する物事に関するアプローチだ。アプローチには「得意だから達成できた」と「頑張ったから達成できた」との二種類が存在する。このうち後者の方が、物事に対する見方が理論的になり、能力は漸次的に増大し、ついに熟達する。前者は、能力が実体として固定されたものだと思い込んで、熟達への道が閉ざされている。\n推移段階では、あえて複雑さを取り払ったシンプルな状態で物事に取り組む。これにより、物事の本質をよりクリアに習得することができる。\n応用段階では、本質同士を組み合わせ、それらを無意識に取り出せる一つの「チャンク」へと昇華させる。当初は意識的にしか組み合わせることのできなかった複数の本質だが、やがて一連の手続き＝チャンクとして無意識に扱うことができるようになる。本質を細かく刻み、組み合わせ、無意識に扱えるようにする。これこそが「上達」だ。\n習得への情熱 チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法\nジョッシュ・ウェイツキン\n広告Amazon.co.jp\n3. 『半導体戦争』（クリス・ミラー） 半導体でお給金をもらっている身としては本当に興味深い内容でした。個人的には、究極的なカスタマーであるインテルやTSMC、あるいはソニーといった、半導体を製品の製造プロセスに含んでいる（あるいは製品そのものである）企業の歴史を互いに関連付けながら読むことができたのが最大の収穫でした。\n工学部のエリート達によって生み出された「半導体」という新たな技術がビジネスの種となり、経営者は工学部卒から会計士に移り、国家の命運を握る鍵となる。その歴史を描いた一冊。\n内容としては、とにかく半導体のビジネス！　ビジネス！　ビジネス！　半導体はビジネスとして生まれたごく初期こそはペンタゴンが最大の顧客であったものの、やがてCEOたちは民生品の需要を最重要視するようになる。1970年代だか80年代だかに始まった話だが、2023年現在にもその構造が続いている。\nつまり、米中の半導体を巡る貿易摩擦もまさにそこ――民生品の需要、要するにiPhoneを始めとするスマホやPC、サーバーの中国における需要――が焦点であり、結局、軍事転用されている技術であるにもかかわらず、アメリカ企業にとって（ペンタゴンより遙かに）巨大な市場である中国が魅力的すぎる。それがゆえに中国への技術移転が進んでしまう──。そんなジレンマが現代の米中の摩擦を引き起こしている。\n現代に関する記述はやや危機感を煽りすぎ感もあったが、歴史をここまで詳細に書いた本はこれが初めてか。\n半導体戦争――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防\nクリス・ミラー\n広告Amazon.co.jp\n『半導体ビジネスの覇者』（王百禄）は、数ある半導体屋さんの中でもTSMCに焦点を絞った一冊。サプライチェーンを含めたバックオフィスの強みが存分に書かれており、企業研究として読むといいと思います。\n半導体ビジネスの覇者　TSMCはなぜ世界一になれたのか？\n王 百禄\n広告Amazon.co.jp\n『インテル　世界で最も重要な会社の産業史』（マイケル・マローン）は、今読んでいる途中ですが、歴史の本として面白いですね。『半導体戦争』でも紙幅が割かれた、半導体の産業化の前日譚が厚め。\nインテル　世界で最も重要な会社の産業史 (文春e-book)\nマイケル・マローン\n広告Amazon.co.jp\n4. 『リサーチのはじめかた』（トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア） リサーチは「問い」から始めよ。問いは「問題」に洗練せよ。そして、問題を「プロジェクト」に起こし、また「問題集団」と共有せよ。そのために「自分中心の研究者」であれ――。\n「自分中心の研究者」とは、自分の内側から湧き上がる声に耳を傾ける研究者である。自分がどんな対象に関心を持っているのか、自分がどんな対象に退屈を感じるのか、自分の興味を検分することで、問いに繋げる。\n「問い」とは、一言で言えば、クエスチョンマークで終わるような、自分の関心である。注意されたいのは、ピリオドで終わる「テーマ」ではないということだ。問いはどれだけ多くても構わない（むしろ多い方が望ましい）が、それぞれの問いは狭く具体的であるべきだ。\n問いを洗い出したら、わかりやすさ、反証可能性、無視、明確性を有しているかどうかをテストする。さらに、それらの問いに答えるならばどのような資料があらかじめ必要かを想像する。このように問いの具体化を進める。\nここまでのプロセスで重要なのは、問いの洗い出し、具体化はあくまで自分の内側から行う点だ。まだ資料の深掘りはしない。\nすると、いくつもの問いを発見するだろう。これらの問いの根底には、深く一般的な「問題」が横たわっているだろう。点のように散らばった問いを線で結んで大きな絵を描くようなイメージで、問題を描き出す。ここでようやく資料の登場だ。資料から問いを引き出すのだ。一つの資料を多くの視点から検めてみる。結果として、問いが生まれていることだろう。言い換えると、問いと問題とは、行ったり来たりの関係にある。線つなぎゲームのように、点を繋げるために問題を想像し、問題を想像するために問いを立てる。\n続いて、問題を「プロジェクト」として設計し直す。上述の線つなぎゲームを成功させるためにはどんな資料が必要かを検討していく。プロジェクトの成功を思い描くのだ。これは、（自分中心の研究者でありながら）外向けの言葉も持った研究者へとなるということでもある。\n最後に「問題集団」と問題を共有する。自分の問題と同様の問題を抱えた集団と知見を交換するのである。このために重要なのは、問題集団の問題と、自分の真の問題との共通項を探し出すことである。例えば、自分の問題の変数を一つずつ入れ替えてみることは共通項を発見する有効な手段だ。変えた時に問題への興味が変わらない変数は、真の問題のための変数ではない。真の問題のための必須の変数とは、入れ替えた時に退屈になってしまうような――逆に言うと、入れ替えられない変数である。\n最後の最後に、問い－問題－問題集団へのアプローチを、外向けの言葉で書くことでリサーチは完了する。\nリサーチに必要なプロセスが明晰に説明されており、リサーチを行う時に立ち戻りたい一冊だった。\nそしてもちろん、この手法は「リサーチ」に限られず、小説の執筆にも流用できるだろう。人は誰しも興味というものを持っている。その興味とは、その人のアイデンティティでもある。その人の興味から問いを立て、問題へと昇華し、外向けの言葉に変換することは、アイデンティティを探索（＝リサーチ）するために、強力なプロセスとなってくれるだろう。特に、「変数入れ替え」は興味を明瞭にするために有効だろう。\nリサーチのはじめかた　――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法\nトーマス・S・マラニー、クリストファー・レア、安原和見\n広告Amazon.co.jp\nよりビジネス寄りな一冊だと『外資系コンサルのリサーチ技法　事象を観察し本質を見抜くスキル［第2版］』（上原優）も見逃せないか。「答えるべき問い」（＝知りたいこと）に対して、情報を「さがす」と「つくる」の両面からアプローチするべきとのこと。\n外資系コンサルのリサーチ技法（第2版）―事象を観察し本質を見抜くスキル\nアクセンチュア 消費財・サービス業界グループ、上原 優\n広告Amazon.co.jp\n5. 『反応しない練習』（草薙龍瞬） 悩みを生むのは「反応」だ。つい心を動かされてしまって「反応」してしまう。反応が「執着」を生み、苦しみを生む。\nではどうすれば反応と仲良くできるだろうか？　と読者自身に問いかけるのが本書。結論から書けば、反応＝執着＝苦しみの連鎖とは常に向き合っていかなければならない。だが、本書は「苦しみとは結論ではなく、出発点である」と希望を示す。苦しみを自覚し、逆順に辿ることで反応の根源を発見することができる。\n反応の根源は、妄想――なにかを求める心にある。私たちはまず、妄想と向き合い、そこにそれがあると肯定するところから始まる。それにより、妄想を解決できる課題へとブレイクダウンし、希望へと転じさせることができる。なにを求めているのかを正しく理解することこそが、苦しみを超える道である。\n心を支配するのは妄想だけではない。「判断」もまた、心を支配している。良い／悪い、好き／嫌い……。判断の背後にあるのは「自分が正しいと求める心――妄想」だ。自分が正しくあって欲しいとつい判断してしまう。その「つい判断」からの卒業が、反応しない練習の第一歩だ。\n反応しない練習　あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」\n草薙龍瞬\n広告Amazon.co.jp\n『レジリエンスの教科書』（カレン・ライビッチ、アンドリュー・シャテー）は、「認知行動療法」「マインドフルネス」をそれらの専門用語を使わずに、同じ目的を達成しようとする一冊。健康な人向け。\nレジリエンスの教科書: 逆境をはね返す世界最強トレーニング\nカレン・ライビッチ、アンドリュー・シャテー\n広告Amazon.co.jp\n選外 読了には至っていないものの、紹介したい本です。\n『ブッダのことば』（中村元） 寝る前にチマチマ読んでます。ブッダのことばは、一見して相反するようなことばだ。じっくり咀嚼しながら読むのが楽しい。\nブッダのことば: スッタニパータ (ワイド版 岩波文庫)\n広告Amazon.co.jp\n『ジャズ超名盤研究』（小川隆夫） 今年からジャズを聴き始めました（詳細はこちらの記事）。その教科書です。\nジャズ超名盤研究\n小川 隆夫\n広告Amazon.co.jp\nまとめ 来年もいっぱい本を読みたいと思っています。小説家だと、町田康と、今年はあまり読めなかった三島由紀夫、チャレンジしたい古川日出男（『平家物語』を積んでいる）。『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』も少しずつ手を付けられたらなと願っています。あと〈自分の小説〉の種本もいっぱいインプットして、しっかりいいものアウトプットしたいなあ……。そんな感じで、来年もいい一年にできたら。\nではまた。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-12-28/","summary":"\u003cp\u003e今年は、以下の5テーマに沿った読書がメインでした。（90冊前後）。\u003c/p\u003e\n\u003col\u003e\n\u003cli\u003e小説\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e小説の種本\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e半導体（おしごと）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003eコンサル本（おしごと）\u003c/li\u003e\n\u003cli\u003e精神の健康\u003c/li\u003e\n\u003c/ol\u003e\n\u003cp\u003eその中からそれぞれ1冊ずつ選んで紹介します。\u003c/p\u003e","title":"2023年の5冊"},{"content":"デイリーポータルZが独立するらしいので、「はげます会」（月額1100円）に入会しました。\n「はげます会」に入ってるよ。 https://dailyportalz.jp/dpq/kaisha-kawaruyodailyportalz.jp https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2312/22/news152.htmlwww.itmedia.co.jp 公開インターネットで発信する手段をこのブログしか持たないのでこのブログで書きます（この報告は公開インターネットでしなければならない報告だと思いますし）。\nデイリーポータルZのことは、新卒で入った会社の昼休みには読んでいた記憶があるので、少なくとも7年は読み続けていることになります。毎日、デイリーポータルZの「愉快な気分になりますが、役に立つことはありません」のキャッチコピーの通り、まさにその「役に立たなさ」に愉快さを感じていました。ありがとうございます。メンタルを崩してグズグズになってる時にもデイリーポータルZでちょっと元気になったりしました。むしろ、そういうときにはデイリーポータルZしか読めなかったと言っても過言ではない。\nありがとうの気持ちを込めて「はげます会」の会員になりました。\nこれからも応援しています。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-12-22/","summary":"\u003cp\u003eデイリーポータルZが独立するらしいので、「はげます会」（月額1100円）に入会しました。\u003c/p\u003e\n\u003cfigure class=\"post-figure\"\u003e\u003cimg src=\"/posts/2023-12-22/20231222230056_hu_c430ab288314bf47.webp\"\n       srcset=\"/posts/2023-12-22/20231222230056_hu_91fae7eba8b447f1.webp 480w, /posts/2023-12-22/20231222230056_hu_e4cfd57d87bb248c.webp 720w, /posts/2023-12-22/20231222230056_hu_fb5b659871a641b5.webp 1080w, /posts/2023-12-22/20231222230056_hu_c430ab288314bf47.webp 1200w\"\n       sizes=\"(min-width: 768px) 720px, 100vw\"\n       width=\"1200\" height=\"300\"\n       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デイリーポータルZの「はげます会」に入会しました。"},{"content":"音楽、聴いてますか？\n私は聴いています。この11月からジャズを本格的に聴き始めました。\n思い返すと、10代半ばに伊坂幸太郎の小説になんだか出てきたのをスポット的に聞こうとしたり、10代後半に舞台で使おうとちょっと聞いたりと、ジャズとはつまみ食いの付き合いでした。\n今回はガチです。\nなんか、Spotifyって音楽聴き放題サービスあるじゃないですか。いっっつもアニメの音楽と電子の音楽とディスコの音楽を流していたんですよね。コロナ禍前後から追いかけてる音楽家もジャンルも変わってなかったんですよね。でも、ある日ふと気付いたんですよね。\nずっとやりたかったジャズの勉強、できるんじゃね？って。\nつーわけで、ジャズ本を本屋で片っ端から調べて、ちょうどいい一冊――『ジャズ超名盤研究』（小川隆夫）を教科書とすることにしました。\n本書の選定理由は、\n元は雑誌『スイングジャーナル』に連載されていたレビューであるため、信頼できる。 各レビューがアルバムのリーダーおよび各曲について過不足ない記述でまとまっているため、読みやすい。 1冊で紹介しているアルバムの数が34枚であるため、全部聴くのが現実的な数字である。 34枚が古い順に並んでいてるため、演奏技法の発展を時系列的に追いかけることができる。 という点で類書より圧倒的に優れているためでした。\n↓こんなのが34枚分あります。\n『ジャズ超名盤研究』pp.078-079 『ジャズ超名盤研究』pp.080-081 『ジャズ超名盤研究』pp.082-083 ジャズ超名盤研究\n小川 隆夫\n広告Amazon.co.jp\nということで、少なくとも34枚は聴いていく予定です。\nってのを旧Twitterやマストドンでワーワーやってたらどんどんオススメを教えてもらったので、どんどん増える見込みです。\n11月に聴いたアルバムは以下の9枚です。\n①『Kind Of Blue』（Miles Davis）\n気怠げで落ち着く。\n②『Strange Fruit』（Billie Holiday）\n歌モノはちょっとよくわからなかった。\n③『Surf Ride』（Art Pepper）\n「Surf Ride」がアッパーで気持ちいい。\n④『The Genius Of Charlie Parker #3』（Charlie Parker）\n「Now\u0026rsquo;s The Time」から「Confirmation」の流れがエグいて。\n⑤『A Night At Birdland Vol.1 \u0026amp; Vol.2』（Art Blakey）\n「Quicksilver」がヘビロテ。\n⑥『A Night In Tunisia』（Art Blakey）\n『A Night At Birdland Vol.1 \u0026amp; Vol.2』があまりにも良かったので別のアルバムも。\n「A Night In Tunisia」のドラムが格好良すぎる。\n⑦『Helen Merrill』（Helen Merrill）\n「You\u0026rsquo;d Be So Night Nice To Come Home To」で歌モノの良さが分かってきた気がする。\n⑧『\u0026lsquo;Round About Midnight』（Miles Davis）\n「\u0026lsquo;Round Midnight」で「表現力」という概念を知りました。\n⑨『Saxophone Colossus』（Sonny Rollins）\nサクソフォンの評判の高いアルバムだが、ドラムも気持ちいい。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-11-29-2/","summary":"\u003cp\u003e音楽、聴いてますか？\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e私は聴いています。この11月からジャズを本格的に聴き始めました。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e思い返すと、10代半ばに伊坂幸太郎の小説になんだか出てきたのをスポット的に聞こうとしたり、10代後半に舞台で使おうとちょっと聞いたりと、ジャズとはつまみ食いの付き合いでした。\u003c/p\u003e","title":"231129 ジャズにハマる30代 #よしざき聴いたよ"},{"content":"本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n①『結局、仮説で決まる。』（柏木吉基）\n②『リサーチのはじめかた』（トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア）\n③『中国茶の教科書』（今間智子）\n④『データ分析に必須の知識・考え方　認知バイアス入門』（山田典一）\n⑤『口訳　古事記』（町田康）\n⑥『ねじとねじ回し　この千年で最高の発明をめぐる物語』（ヴィトルト・リプチンスキ）\n⑦『命売ります』（三島由紀夫）\n⑧『ジャズの聴き方を見つける本』（富澤えいち）\n⑨『なぜAppleは強いのか　製品分解からわかる真の技術力』（清水洋治）\n⑩『よくわからないけど、あきらかにすごい人』（穂村弘）\n⑪『Google半導体とRISC-Vと世界の電子地政学』（田胡治之）\n⑫『夜のピクニック』（恩田陸）\n①『結局、仮説で決まる。』（柏木吉基） 仮説の立て方・深め方の how に関する一冊。仮説の出来の良さを決めるのは「網羅性」および「論理性」の二点。では、網羅性および論理性を高めるためには？　まで踏み込む。\n網羅性とは、言い換えるとアイデアをいかに「思いつき」から離陸させられるかということ。このためにはカテゴリーアプローチと呼ばれる手法が有効。ひとつのアイデアをきっかけとして、その上位概念・下位概念に広げる、その広げた概念をカテゴリー別に整える、整えた概念を反転させる（ある／なし、個人／組織、質／量等々）手法。いわゆるロジックツリーを充実させることで仮説を充実させる。\n論理性とは、仮説（上記のロジックツリー）の妥当性をいかに高めるかということ。このためにはアイデア同士を「なぜ」で繋げていくことが重要。\nケーススタディも豊富で、読み物としても面白いか。\n仮説に関する本は何冊か読みましたが、仮説思考に関するコンセプトは『仮説思考』（内田和成）、仮説に関するハウは『結局、仮説で決まる。』（柏木吉基）、仮説の一使用例は『ファシリテーションの教科書』（吉田素文）で使い分けるとよいか。\n結局、仮説で決まる。　思考を発散させて可能性を広げるクリティカル・シンキング\n柏木 吉基\n広告Amazon.co.jp\n仮説思考―BCG流　問題発見・解決の発想法 内田和成の思考\n内田 和成\n広告Amazon.co.jp\nファシリテーションの教科書―組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ\nグロービス、吉田 素文\n広告Amazon.co.jp\n②『リサーチのはじめかた』（トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア） リサーチは「問い」から始めよ。問いは「問題」に洗練せよ。そして、問題を「プロジェクト」に起こし、また「問題集団」と共有せよ。そのために「自分中心の研究者」であれ――。\n「自分中心の研究者」とは、自分の内側から湧き上がる声に耳を傾ける研究者である。自分がどんな対象に関心を持っているのか、自分がどんな対象に退屈を感じるのか、自分の興味を検分することで、問いに繋げる。\n「問い」とは、一言で言えば、クエスチョンマークで終わるような、自分の関心である。注意されたいのは、ピリオドで終わる「テーマ」ではないということだ。問いはどれだけ多くても構わない（むしろ多い方が望ましい）が、それぞれの問いは狭く具体的であるべきだ。\n問いを洗い出したら、わかりやすさ、反証可能性、無視、明確性を有しているかどうかをテストする。さらに、それらの問いに答えるならばどのような資料があらかじめ必要かを想像する。このように問いの具体化を進める。\nここまでのプロセスで重要なのは、問いの洗い出し、具体化はあくまで自分の内側から行う点だ。まだ資料の深掘りはしない。\nすると、いくつもの問いを発見するだろう。これらの問いの根底には、深く一般的な「問題」が横たわっているだろう。点のように散らばった問いを線で結んで大きな絵を描くようなイメージで、問題を描き出す。ここでようやく資料の登場だ。資料から問いを引き出すのだ。一つの資料を多くの視点から検めてみる。結果として、問いが生まれていることだろう。言い換えると、問いと問題とは、行ったり来たりの関係にある。線つなぎゲームのように、点を繋げるために問題を想像し、問題を想像するために問いを立てる。\n続いて、問題を「プロジェクト」として設計し直す。上述の線つなぎゲームを成功させるためにはどんな資料が必要かを検討していく。プロジェクトの成功を思い描くのだ。これは、（自分中心の研究者でありながら）外向けの言葉も持った研究者へとなるということでもある。\n最後に「問題集団」と問題を共有する。自分の問題と同様の問題を抱えた集団と知見を交換するのである。このために重要なのは、問題集団の問題と、自分の真の問題との共通項を探し出すことである。例えば、自分の問題の変数を一つずつ入れ替えてみることは共通項を発見する有効な手段だ。変えた時に問題への興味が変わらない変数は、真の問題のための変数ではない。真の問題のための必須の変数とは、入れ替えた時に退屈になってしまうような――逆に言うと、入れ替えられない変数である。\n最後の最後に、問い－問題－問題集団へのアプローチを、外向けの言葉で書くことでリサーチは完了する。\nリサーチに必要なプロセスが明晰に説明されており、リサーチを行う時に立ち戻りたい一冊だった。\nそしてもちろん、この手法は「リサーチ」に限られず、小説の執筆にも流用できるだろう。人は誰しも興味というものを持っている。その興味とは、その人のアイデンティティでもある。その人の興味から問いを立て、問題へと昇華し、外向けの言葉に変換することは、アイデンティティを探索（＝リサーチ）するために、強力なプロセスとなってくれるだろう。特に、「変数入れ替え」は興味を明瞭にするために有効だろう。\nリサーチのはじめかた　――「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法\nトーマス・S・マラニー、クリストファー・レア、安原和見\n広告Amazon.co.jp\n③『中国茶の教科書』（今間智子） 中国茶を自分でも淹れようと茶器を注文したので、これでお勉強。網羅的で助かる。これ一冊で茶葉の種類、歴史、産地、茶器の種類、使い方等々を網羅的に知ることができる。茶葉を買うときに参考にしよう。\n中国茶の教科書： 体にいい効能と茶葉の種類、飲み方、すべてがわかる\n今間 智子\n広告Amazon.co.jp\n④『データ分析に必須の知識・考え方　認知バイアス入門』（山田典一） 私は「認知バイアス」と聞くと、いわゆる「統計的バイアス」（誤差、疑似相関、交絡等）を真っ先に思い出した。しかしながら、統計的バイアスは数多ある認知バイアスの一つに過ぎない。そんな多様な認知バイアスに、認知の働き――記憶／認識／判断の三つの機能からアプローチする。\n記憶の側面からは、私たちの記憶の機能の不確かさが解説される。記憶は固定されたものではなく、思い出す度に再構成される。再構成のされ方も、思い出すシチュエーションによって一定ではない。\n認識の側面からは、私たちは「正確さ」以外のファクターに左右されることが示される。いわゆるステレオタイプやナラティブが私たちの認知に介入する。\nそして、判断の際には、概して「自分の考えに都合の良い情報を探す傾向」があると説く。\nでは、私たちはどのようにして認知バイアスを回避することができるのだろうか？　一言で言えば、「いちど立ち止まって考え直すこと」だ。上述のバイアスは、いずれも、認知に掛かる（心理的な）コストを減らすために生じるバイアスである。認知のためにコストを払うことを怠ってはいけない。\nデータ分析に必須の知識・考え方 認知バイアス入門　分析の全工程に発生するバイアス その背景・対処法まで完全網羅\n山田 典一\n広告Amazon.co.jp\n⑤『口訳　古事記』（町田康） むっさ面白かったがな。\nコテコテの大阪弁（河内弁）で繰り広げられるヤンキーな神々、ヤンキーな皇族の、ファンキーな治世が描かれる。はっきり言って、めっちゃ笑えるのである。 皇族は気まぐれであるが、神々は輪をかけて気まぐれである。臣民にはそのご意図は推し図ねる。\nそれはそれとして、イザナミ、イザナギやニニギノミコト等々、なんとなしに聞いたことあるけど何したかは知らん神々の行いを知ることができたのでお得感がある。\n口訳　古事記\n町田康\n広告Amazon.co.jp\n⑥『ねじとねじ回し　この千年で最高の発明をめぐる物語』（ヴィトルト・リプチンスキ） 「このミレニアム（千年）で最高の道具についてエッセイを書いてくれ」\nそう依頼された著者が、最高の道具として「ねじ」と「ねじ回し」を発見し、それらの歴史を紐解く一冊。こんにちの私たちが使っている「ねじ」が産業化されたのは明らかに産業革命のころだ。しかしながら、「ねじ」「ねじ回し」（そして付随する「ナット」）の概念が発明され、現実化され、組み合わされて用いられるようになったのかは不明であった。著者は、中世の歴史書や道具を丹念に調べ上げ、その歴史を明らかにした。その意味で本書は、まごうことなき歴史書である。\n文庫150ページほどと短いが、ねじや工具の動きを想像しながら読むことになるため、なかなかに頭の体操になる本でもある。\nねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語 (ハヤカワ文庫NF)\nヴィトルト リプチンスキ、Witold Rybczynski\n広告Amazon.co.jp\n⑦『命売ります』（三島由紀夫） 自殺に失敗して命を投げ出したヤレヤレ系の男が、惨めったらしく命に固執するようになるお話。軽い筆致で進みながらも次第に心情が重たくなっていくところに読み応えがあった。ある種のラノベっぽさも感じた。\n命売ります (ちくま文庫)\n三島 由紀夫\n広告Amazon.co.jp\n⑧『ジャズの聴き方を見つける本』（富澤えいち） 実は本腰を入れて勉強してるんですよ、ジャズを。いわゆる「名盤」と呼ばれるディスクの各曲を、ディスクレビュー本を併読しながら聴き込んでいます。これが面白くて面白くて。これまで漠然と聞き流していたサウンドをどう聴けばいいかわかってきたのよね。そうして、自分の中にジャンルの体系が出来上がっていくのが気持ちいい。\nそういう背景で読んだこの一冊。アメリカでのジャズの興りから現代に至るまでを概観する。Wikipediaを読むよりも確からしいが、サウンドの聴き方という意味ではやや弱かった。ただ、日本のジャズの現場への出方が書かれていたのはレアか。\n1冊でわかるポケット教養シリーズ ジャズの聴き方を見つける本\n富澤 えいち\n広告Amazon.co.jp\n⑨『なぜAppleは強いのか　製品分解からわかる真の技術力』（清水洋治） Appleの各製品を分解し豊富な写真を用いて年代順に比較することで、それらがどのように進化したかを示す一冊。Appleが半導体の内製化を進めている話は知識としては持っていたが、内実としてはぜんぜん知らなかった。本書は、まさにその部分を埋めてくれる。\n最も興味深かったのは、AppleがiPhone、iPad、MacBookおよびiMacの間で一つの種類のチップを共有しており、さらにチップ同士を足し合わせることで性能を向上させ各製品に求められるスペックに対応している点。同じ思想は、AirPodsの通信部にもあるとのこと。内製化の威力を感じた。\nなぜAppleは強いのか――製品分解からわかる真の技術力\n清水 洋治\n広告Amazon.co.jp\n⑩『よくわからないけど、あきらかにすごい人』（穂村弘） THE BLUE HEARTSの甲本ヒロトと歌人・穂村弘との対談が掲載とのことで、それを目当てに読みました（あと詩人・谷川俊太郎と。他にも多くの創作者との対談があるのだが、彼らの創作物を知らないので読まなかった）。\n大前提、私、甲本ヒロトと相方の真島昌利が大好きなんですよね。THE BLUE HEARTS、THE HIGH-LOWS、ザ・クロマニヨンズ、そしてソロ活動も。全部好き。いつも、どんな年齢のときもずっと格好いいんですよ。\n本書の対談は、そんなファンが私だけじゃないんだって、甲本ヒロトの声はもちろんなんだけど、熱狂的なファンのひとりとしての穂村弘にも出会えて嬉しかった。甲本ヒロトの表現についての言説って、THE BLUE HEARTSで止まってることが少なくなくて。でも、穂村弘はザ・クロマニヨンズまで追ってて、それを甲本ヒロトにぶつけてる。過去ではなく現在の甲本ヒロトを尊重した対談で、そして甲本ヒロト自身もきちんと答えを返している。表現のキャッチボール。ちょっと泣いた。ファンは必読です。\nよくわからないけど、あきらかにすごい人 (毎日文庫)\n穂村 弘\n広告Amazon.co.jp\n⑪『Google半導体とRISC-Vと世界の電子地政学』（田胡治之） 半導体はハードとソフトとが高度に融合した賜物である。ハードとしては、純度99.999999999%のシリコンを千に及ぶステップで加工して製品化されたものが「半導体」である。しかしながら、半導体はモノが出来ただけでは動作しない。ソフトとしての半導体が計算（その通り、単純な計算から、画像の表示から、機械学習まであらゆる用途）をするためには、適切な「命令セット」が組み込まれなければならない。\n本書はその「命令セット」のうち、GoogleとアメリカのDARPAが開発したオープンソースな「RISC-V」を解説した一冊である。なお、「命令セット」の現在の覇者は、ソフトバンク傘下のArmである。\nRISC-Vの利点とは、一言で言えば、オープンソースであることだ。これにより、半導体メーカーはライセンス料や特許料を支払う必要がなく、安価に容易に半導体を設計することができる。その手軽さは、他のメーカーの呼び水となる。別の言い方をすると、オープンソースであることによりRISC-Vのエコシステムが強化される。また、オープンソースであることにより、広いユーザーから改善を求めることができる。半導体の「民主化」に繋がるシステムである。\n電子地政学の一冊としては、日中韓台以外のアジア――インドおよびベトナムの半導体産業の紹介があったのはレア。類書を多く読んできたが、この二カ国は初めて目にした。また、ラピダスに冷静な視線（仮に2nmを達成できたとしてもエンドユーザーが日本には存在しない）を向けていたのも好印象。\n半導体産業の裾野の広さをひしひしと感じさせられた。\n⑫『夜のピクニック』（恩田陸） 実は読了してなかったシリーズ。うーん、どうなんだろう。舞台も登場人物もその関係も魅力的なのだけれど、ぜんぶ喋りすぎだな。もっと口数少ない方が好みだ。完全に私の好みの問題です。\nただ、読む機を逸していた感があって、これは中高生のときに読まなきゃいけなかった本でもある気がするんだよな。大学生でも遅い。無理矢理に集められた「学級」の雑多さとか、無理矢理に参加しないといけない「学校行事」への期待の諦め切れなさとか。そういうのがアクチュアルな時に読まないといけなかった。\n我が身を振り返ってみて、学校行事にも部活にもフルコミットした満足感はあれど後悔もある。高校3年生のクラス。仲の良いやつがいなくて（当時の私はガードを上げていたし、そうでなくてもグループができあがっていた）、そういう、誰とも連めない奴らと連んでいた。もう大半は名前も思い出せない。それが残念だ。\nそういうことを思い出させてくれたから、いい小説だったのかもなー。ただ、おしゃべり過ぎな小説な気もするんだよなー。\n3/4くらいのスケール感だったらクリティカルヒットしてたんじゃないかな。要素は全部好きです。雰囲気も好きです。ただ、しゃべりすぎ。\n私の好みではないけど爆裂にヒットしたということで、研究の余地はあろうが、うーん。\n夜のピクニック（新潮文庫）\n恩田 陸\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-11-29/","summary":"\u003cp\u003e本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e①『結局、仮説で決まる。』（柏木吉基）\u003cbr\u003e\n②『リサーチのはじめかた』（トーマス・S・マラニー、クリストファー・レア）\u003cbr\u003e\n③『中国茶の教科書』（今間智子）\u003cbr\u003e\n④『データ分析に必須の知識・考え方　認知バイアス入門』（山田典一）\u003cbr\u003e\n⑤『口訳　古事記』（町田康）\u003cbr\u003e\n⑥『ねじとねじ回し　この千年で最高の発明をめぐる物語』（ヴィトルト・リプチンスキ）\u003cbr\u003e\n⑦『命売ります』（三島由紀夫）\u003cbr\u003e\n⑧『ジャズの聴き方を見つける本』（富澤えいち）\u003cbr\u003e\n⑨『なぜAppleは強いのか　製品分解からわかる真の技術力』（清水洋治）\u003cbr\u003e\n⑩『よくわからないけど、あきらかにすごい人』（穂村弘）\u003cbr\u003e\n⑪『Google半導体とRISC-Vと世界の電子地政学』（田胡治之）\u003cbr\u003e\n⑫『夜のピクニック』（恩田陸）\u003c/p\u003e","title":"231128 2023年11月に読んだ本まとめ"},{"content":"本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n①『ストラクチャーから書く小説再入門』（K. M. ワイランド、シカ・マッケンジー）\n②『アウトラインから書く小説再入門』（K. M. ワイランド）\n③『教養としてのエントロピーの法則』（平山令明）\n④『会話を哲学する：コミュニケーションとマニピュレーション』（三木那由他）\n⑤『大規模言語モデルは新たな知能か　ChatGPTが変えた知能』（岡野原大輔）\n⑥『マナーはいらない　小説の書き方講座』（三浦しをん）\n⑦『聞く技術　聞いてもらう技術』（東畑開人）\n⑧「竜と沈黙する銀河」（阿部登龍）\n⑨『ザ・スタッフ　舞台監督の仕事』（伊藤弘成）\n⑩『半導体ビジネスの覇者』（王百禄）\n⑪『イノベーション四季報【2022年冬号】半導体ビジネスを生き抜く航海図』（発明塾）\n⑫『僕がコントや演劇のために考えていること』（小林賢太郎）\n⑬『書きたい人のためのミステリ入門』（新井久幸）\n①『ストラクチャーから書く小説再入門』（K. M. ワイランド、シカ・マッケンジー） 小説を書くときのバイブル。たぶん5回目くらいの再読。\n大枠としての三幕構成の基本的な考え方から、さらに踏み込んで、各幕を形成するシーン、シーンをさらに「シーン（アクション）」と「シークエル（リアクション）」に分解し、最後は「シーン」と「シークエル」とを最小単位まで説明し尽くす。\nプロットを立てるときの手順を様々提示してくれて、長編を書くことが怖くなくなる。そう、手順が分かれば怖くなくなるのだ。\nストラクチャーから書く小説再入門\nK．M．ワイランド\n広告Amazon.co.jp\n②『アウトラインから書く小説再入門』（K. M. ワイランド） たぶん4回目くらいの再読。\n小説を書くときに「プレミス」（＝一文で小説を示す文章）を作れって言われるじゃないですか、で、「アウトライン」（＝プロットのようなもの）を作れって言われるじゃないですか。その作り方の本ですね。\n『ストラクチャーから書く～』はプロットの構造（1:2:1で分けましょう、とか、行動－反応を書きましょう、とか）だったのに対して、『アウトラインから書く～』はプロットのあり方について論じています。つまり、プロットを広げ、深めていくにはどのように自己（＝キャラクター）と対話をしていくべきか、と。\nプロットをどう書けばいいか悩んでいる人向けの一冊。\nアウトラインから書く小説再入門\nK．M．ワイランド\n広告Amazon.co.jp\n③『教養としてのエントロピーの法則』（平山令明） 本書は構成に特徴がある。エントロピーのさわり、情報エントロピー、物質のエントロピー、筆者の考える未来論の4章構成となっている。私は物理工学科を出た読者なので、情報エントロピーが物質のエントロピーより先に置かれていることに面白味を感じた。読み進めると納得で、平易で抽象的なコイン／サイコロを使った思考実験（情報エントロピー）から、複雑で具体的な気体／熱の挙動の解説（物質のエントロピー、自由エネルギーなど）へと、平易な抽象から複雑な具体へと発展していく。\nエントロピーを数式で表現することを恐れなかった点は見事である。いい意味で学部時代の講義を思い出しながら読めた。また、情報と物理の「乱雑さ」がどのように似ているかを、高々150ページの1冊で例示できたのはむしろ編集の腕が光ったか。総じて「なんかわかった気にさせてくれる」1冊である。\nただ、想定読者が割と謎で、対象は理系高校生～理系学部1年生向けか（文系課程の読者でも読めるようにと書かれているが、正直に言うとかなり困難だと思う）。もう少し専門向けか一般向けかにしても良かった感はある。\nまた、未来論は特に読むに値しない。\n教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則\n平山 令明\n広告Amazon.co.jp\n④『会話を哲学する：コミュニケーションとマニピュレーション』（三木那由他） 会話がどのようにして成り立つのかを分析する一冊。会話を「コミュニケーション」および「マニピュレーション」の側面に分解し、前者は互いに約束事を形成すること、後者は聞き手の心理に影響を与えようとすること、と定義する。日本の（比較的）新しい漫画・文芸から様々な会話をサンプルとして取り上げ、それらが有する「コミュニケーション」および「マニピュレーション」の側面を実作と照らし合わせながら説明する。\n個人的に興味深かったのは、「コミュニケーション」が備える約束＝責任の側面を成立させるため／あるいは成立させないために高度な心理戦が仕掛けられるということ。『同級生』の分析が面白く、お互いに（内心では）了解している事柄だけれど口に出してしまうと約束＝責任が生じてしまう……、責任を負いたい側（責任を負わせたい側ではなく）からのアプローチという考え方は、私の抽斗にはなかった。勉強になる。\n会話を哲学する～コミュニケーションとマニピュレーション～ (光文社新書)\n三木 那由他\n広告Amazon.co.jp\n⑤『大規模言語モデルは新たな知能か　ChatGPTが変えた知能』（岡野原大輔） ChatGPTを初めとする大規模言語モデルの仕組みを、基礎技術から新たな萌芽技術まで幅広く紹介しながら、数式抜きで解説する。\n知り合いに情報系の方々が多いのだが、彼らの話す言葉が年々わからなくなっていた（「逆誤差伝播法」とかね。「汎化」とかでさえ正確にはよくわかってないし、そもそも超重要らしい「シャノンの定理」からしてふんわりもわかってなかった）。大規模言語モデルの前身のディープラーニングからその前身のニューラルネットワークまでキーワードを丁寧に紐解いて通史的に書いた本書は、全体像を見通すのにうってつけの一冊だった。\nところで、本書を含む「岩波科学ライブラリー」は、私のデッキになかったが、ブルーバックスよりほどほどに高度っぽく、私はちょうどいい読者なのかもしれないと思った。\n大規模言語モデルは新たな知能か　ChatGPTが変えた世界 (岩波科学ライブラリー)\n岡野原 大輔\n広告Amazon.co.jp\n⑥『マナーはいらない　小説の書き方講座』（三浦しをん） 小説の書き方を24＋αの章から説く一冊。想定読者は、①ウェブ系を中心に活動しており、②短編をより良く書きたい書き手か。自分が想定読者から外れていたのと、1章当たりの情報量が少なく読み応えに欠けていたのとで、私のための本ではなかった。また、筆者の体験がいい具合に一般化されていなかったのも個人的にはマイナスポイントでした。\nマナーはいらない　小説の書きかた講座 (集英社単行本)\n三浦しをん\n広告Amazon.co.jp\n⑦『聞く技術　聞いてもらう技術』（東畑開人） カウンセリングに20年近く携わってきた著者による、素人の私たちでも「聞く」ことができるようになるための一冊。本書の特筆すべき点は、類書にあるような「聞く」だけに焦点を絞ったものではなく「聞いてもらう」にまでアプローチした点。「聞く」と「聞いてもらう」とはセットであって、循環しながら補完するものであるというのが本書の趣旨。\nまた、私はここを興味深く読んだのだが（やはり類書にあるような）小手先のテクニックを紹介しつつもさらにその背景……つまり、「聞く」／「聞いてもらう」が機能不全に陥っているときには「孤立」が原因となっているのだ。孤立を一朝一夕に解決することはできないが、小手先でも「聞く」／「聞いてもらう」を徐々に機能させていくことは不可能ではない。本質的に時間を必要とする営みであるが、そのための手がかりは誰にでも手の届くところにある……そう説く本書に救われた気がした。\n聞く技術　聞いてもらう技術 (ちくま新書)\n東畑開人\n広告Amazon.co.jp\n⑧「竜と沈黙する銀河」（阿部登龍） 竜のレースの騎手として生を受け、やがて紛争で分かたれた姉妹が25年の時を経て再会する──。\n読みどころはやはり、竜が当然のように存在する地球か。私たちの知っている地球に竜がいるのだが、設定の辻褄を合わせるような無理が一切なく、我が物顔で暮らしている。本編で語られたストーリーの背後に、竜のいる地球の歴史を感じた。\n最後に開かれたレースが好きですね。語りは内省的なモノローグが多めながらアクションは全体を通してテンションを上げ続けている。レースが描かれることは読者の誰もが予感するところで、「まだかまだか」と焦らされ続けて最後の最後に疾走感のある乗った筆でやってくる。\n散りばめられたガジェットやこの世界に特有の新種も味があり、ホタルリクガメの下りは相当秀逸。シリーズで読みたいと思わされました。\n竜と沈黙する銀河-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作\n阿部 登龍\n広告Amazon.co.jp\n⑨『ザ・スタッフ　舞台監督の仕事』（伊藤弘成） 〈自分の小説〉の資料のために。大学時代の舞台系サークルのときに読み継がれていた「聖典」だった一冊（マジでボロボロで、あちこちに書き込みと付箋がされていた）。先日、本屋で不意に見かけて手に取った。卒業してからスコンと記憶から抜けていたのだが、現物を目にして様々な記憶が蘇った。\n基本的に、イチから舞台を作る学生さん向けの本である。内容についてはここで紹介しても仕方ないので省く。\n自分用メモ: 第IV章は特に使える。\nhttps://honto.jp/netstore/pd-book_01082037.htmlhonto.jp ⑩『半導体ビジネスの覇者』（王百禄）\nTSMCがいかにして半導体業界において最強の覇者となったかを説く一冊。まず「ファウンドリー」がビジネス上の発明だった。ファウンドリーとは、半導体の設計は行わずに製造のみに携わるモデルである。言い換えると、顧客からもらった設計通りに部品は作るが、設計は行わず、もちろん完成品も作らないモデルだ（逆に、垂直統合型のインテルやサムスンは、半導体の設計から製造から完成品までを一貫して行う）。TSMCは、このモデルにより顧客と競合する必要がなくなった。つまり、顧客は自社の完成品に関する情報が流用されることを心配しなくてもよいということだ（インテルやサムスンに、誰が自社のパソコンやスマホに使われる半導体を製造させたいだろうか？　完成品に関する情報が漏れるかもしれないのに）。覇者となったTSMCは勝ち続けるだろう、と締めくくられる。\n今年の傑作『半導体戦争』よりも半導体ビジネスにフォーカスを絞っており、企業研究には必須か。\n半導体ビジネスの覇者　TSMCはなぜ世界一になれたのか？\n王 百禄\n広告Amazon.co.jp\n⑪『イノベーション四季報【2022年冬号】半導体ビジネスを生き抜く航海図』（発明塾） キヤノンが発表した「ナノインプリント」および特許の統計に関する見せ方の勉強のために。\n著者が元ナノインプリント技術者（希少な！）なのは思わぬラッキーだった。ナノインプリントについては技術の基礎から応用先まで広く深く、価値のある一冊。\n特許の統計の見せ方については、IPCおよびCPC（単なる分類）の年次推移に留まる単純なもので、インサイトは少なかった。ただ、それでも一定の説得力を持たせることに成功していたように思われる。これはこれで学びになった。\n他の技術的なパートは（最先端の特許技術を除き）大体知ってたが、「四季報」の通り、企業については網羅的な記述を目指しており、やはり勉強になった。\n厚みは薄い一冊だが、持っておくと何かと便利か。\n新規事業・起業・投資の羅針盤　イノベーション四季報【2022年冬号】：半導体ビジネスを生き抜く航海図\n畑田 康司、楠浦 崇央\n広告Amazon.co.jp\n⑫『僕がコントや演劇のために考えていること』（小林賢太郎） ラーメンズの小林賢太郎が、舞台をやっていく上で心がけている100の物事について。心構えの本であると同時に、セルフブランディングのやり方（あるいはマイセルフへのなり方）の本でもあった。芸を突き詰めた人が、ある意味では当たり前にしか思えないことを淡々と書いていくのは凄みがあった。普通が大事なのだ。\n僕がコントや演劇のために考えていること (幻冬舎単行本)\n小林賢太郎\n広告Amazon.co.jp\n⑬『書きたい人のためのミステリ入門』（新井久幸） 耳が痛い～～～～～。ベテランのミステリ編集者がミステリの書き方、ひいてはプロの小説家のなり方を説く一冊。クリティカルヒットで刺さったのは「下手でもまずは『自分一世』になれ。上手い『○○二世』ではなく」という下り。私は研究者型の書き方をするので、相当に意識しないと『○○二世』になってしまう。知り合いは「狂気」と読んでいたが、そういう、誰にも負けないエッセンスを注入できるようになりたい。\n以下、読んでて参考になりそうだった点。\n・伏線はダブルミーニングが望ましい。つまり、一見して常識的なことが書かれているが、再読するとその謎に特有の伏線となるシーンを書くこと。\n・伏線はきれいなものを数少なく張るのではなく、とにかく数をバラして万遍なく張ることが望ましい。\n・謎は、一本の補助線が引かれることで見え方が全く違うものに、明瞭さを帯びるように書くことが望ましい。\n・出来事・心理描写は一から十まで説明するのではなく、敢えて「隙」を作ることが望ましい。その隙に、読者が感情移入する余地が生まれる。\n書きたい人のためのミステリ入門（新潮新書）\n新井久幸\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-10-31/","summary":"\u003cp\u003e本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e①『ストラクチャーから書く小説再入門』（K. M. ワイランド、シカ・マッケンジー）\u003c/p\u003e","title":"231031 2023年10月に読んだ本まとめ"},{"content":"本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n①『パリのエトワール　パトリック・デュポン自伝』（パトリック・デュポン）\n②『半導体産業のすべて』（菊地正典）\n③『外資系コンサルのリサーチ技法　事象を観察し本質を見抜くスキル［第2版］』（上原優）\n④『ゲーム理論の〈裏口〉入門　ボードゲームで学ぶ戦略的思考法』（野田俊也）\n⑤『ファシリテーションの教科書』（グロービズ、吉田素文）\n⑥『スクリプトドクターの脚本教室・中級篇』（三宅隆太）\n⑦『演劇入門』（平田オリザ）\nの7冊＋『チクタク×10』（ジョン・スラデック）（そのまま読書会に雪崩れ込んだため文章としては残っていません）\nビジネス系3冊、創作術系の本2冊、種本2冊、小説1冊といった感。\n10月は既に創作術系の本を2冊読んでおり（再読）、寝る前に『ブッダのことば』（中村元）を眺めています。\nそんな感じ。\n①『パリのエトワール　パトリック・デュポン自伝』（パトリック・デュポン） バレエという全く知らない世界の、パトリック・デュポンという全く知らない人物の（いや、バレエ界で知らない人はいないのだろうが、私は知らなかったのだ）自伝で、ほんの参考文献の一冊として読んだつもりだったのに、彼にみるみる魅了されてしまった。\n〈アンファン・テリーブル=異端児〉と呼ばれた彼のなんと型破りで情熱的なのか！　ダンサーとしてキャリアを積みながら（もちろん、それが彼の最優先で生きる理由の一つだが）、そこに留まらず、芸術監督、俳優、クリエイターとしてマルチに活躍する。そのエネルギッシュな生き方に私まで勇気付けられたら気持ちになれた。\n自分の人生を謳歌するってことなんだよな。\nパリのエトワール―パトリック・デュポン自伝\nパトリック デュポン\n広告Amazon.co.jp\n②『半導体産業のすべて』（菊地正典） 仕事の自己研鑽のために目を通しました、といった感。半導体の初学者向けの一冊。技術書として特筆すべき点はないが、日本メーカーを学ぶには優れているか。\n日本メーカーが数多く列挙されているので、同業界に投資したい人は本書で関係図を頭に入れるといいかも。一方、海外メーカー（特に中韓）にはやや弱く、私の知っている限りでもおやおや感はあった。\nところで、筆者は日本電気（現・NEC）から日本半導体製造装置協会という経歴で、日本の半導体の王道を歩んできたはずである。しかしながら、日本の半導体の凋落について、ミクロな観点（曰く、工場の事務的な手続きが煩雑化していた（大意））に留まっており、日米貿易摩擦や為替レートの変化といったマクロな観点が全く欠けていたのが気になった。業界でそれなりの地位に就いた人物の観点がこれなら、そりゃ負けるな、と感じた。\n個人的には、こういう、おじいちゃんの本を「必読！」みたいな感じで売り出さんでほしい。\n半導体産業のすべて――世界の先端企業から日本メーカーの展望まで\n菊地 正典\n広告Amazon.co.jp\n③『外資系コンサルのリサーチ技法　事象を観察し本質を見抜くスキル［第2版］』（上原優） リサーチについて漠然と知られているハウツーを精緻に整理し、抽象化し、その上で具体例を紹介する一冊。リサーチの究極的な目的とは、調査した個別具体的なデータをインフォメーションへと統合し、解釈することでナレッジとし、法則へと昇華しウィズダムを得ることである。（「DIKWピラミッド」として知られる）。このための、調査、統合、解釈および昇華のための紹介する。\nまず、リサーチの目的を三つの視点に分解する（リサーチの目的を定めることは当然であり、本書はその先へ進むための一冊である）。\n①「答えるべき問い」（≠知りたいファクト）\n②「企画のステージ」（①検討に着手するためか、②仮説を立案するためか、③仮説を検証するためか）\n③「成果のレベルとまとめるイメージ」（リサーチを誰にどんなレベル感でどれくらいの速さで見せるか）\nこれら三つの視点に基づいて、リサーチを設計し、実行し、洞察としてアウトプットする。\n個人的に新しい知見だったのは、リサーチの技法を、情報を「さがす」技法と「つくる」技法の二つに分類する点。「さがす」技法は、その名の通り、検索＝探すための技法である。一方の「つくる」技法は、アンケートやフィールド調査、インタビュー、ワークショップにコミットすることで、情報を自ら作るための技法である。「答えるべき問い」を有していないと「やっただけ」で終わる上に、具体例から抽象化するための技術が必要になる。\n私のクセとして「さがす」技法に頼りがちな点があるのだが、インタビューをもっと積極的に実行して「つくる」技法を採り入れていきたい。\n外資系コンサルのリサーチ技法（第２版）―事象を観察し本質を見抜くスキル\nアクセンチュア 消費財・サービス業界グループ、上原 優\n広告Amazon.co.jp\n④『ゲーム理論の〈裏口〉入門　ボードゲームで学ぶ戦略的思考法』（野田俊也） 面白かった！　けど想定読者が謎すぎる！\nボードゲームを用いてゲーム理論を、入門よりさらに易しく、紹介する一冊。いわゆるゲームをインタラクション＝駆け引きのない「パズル」および駆け引きのある「ゲーム」とに分解し、そのトータルとしてのいわゆるゲームの最適戦略をゲーム理論から紐解く。本書はいわゆるゲームの中でも特にボードゲームに焦点を絞る。\nナッシュ均衡や囚人のジレンマといったゲーム理論の入門で頻出するものの現実にはどのように適用されているかイマイチ掴みきれない問題を、実際のボードゲームを用いて解説する点で特筆に値する。\nさて、ボドゲからゲーム理論を解説するかと思いきや、ゲーム理論からボドゲを解説する側面が強かった。私はボドゲのレビューを読むのが趣味の一つだったためにゲラゲラ笑いながら読むことができたのだが、そういう素地のない読者がどのように本書を受容するのかが謎。いや、面白かったのだけれど、謎ではある。\nゲーム理論の〈裏口〉入門　ボードゲームで学ぶ戦略的思考法 (ＫＳ科学一般書)\n野田俊也\n広告Amazon.co.jp\n⑤『ファシリテーションの教科書』（グロービズ、吉田素文） タイトルに偽りアリ！\n『ファシリテーション』と銘打っているものの、論点はそれより広く深く、より良いファシリテーションを実行するための背景に踏み込む。いわゆる「仮説思考」「論点思考」「クリティカルシンキング」と呼ばれるスキルがファシリテーションのために必要であると説き、その上で、それらのスキルを会議の場でどのように発揮するべきかをイロハから解説する。\n仮説とか論点とかクリティカルシンキングとか、いつどうやって使うのかわかんね～～～って人にも、使い方のひとつのケースを提供してくれる意味でオススメです。\n私のバイブルとなりうる一冊でした。\nファシリテーションの教科書―組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ\nグロービス、吉田 素文\n広告Amazon.co.jp\n⑥『スクリプトドクターの脚本教室・中級篇』（三宅隆太） 「「日常的な出来事を扱った良質な短編脚本」を書くのがとても得意」なアマチュア物書きのひと向けの一冊。短編書きの自認を持つ私はターゲット読者なので読みましたという次第です。\n細かい話は本書を読んでもらうとして、全然ネガティブな意味ではなく、脚本術の本を読み漁っていた私の知っていること（そして、忘れているとか出来ていないとかしていること）が「お前、これ忘れてるし、出来てないよな」と突きつけられてウググ……苦しい……となりました。そしてやはり全然ネガティブな意味ではなく、これまで拠り所にしていた脚本術の本に立ち返り、何を忘れていて何を出来ないままだったのかを確認したくなりました。\nオススメです。\nスクリプトドクターの脚本教室・中級篇\n三宅 隆太\n広告Amazon.co.jp\n⑦『演劇入門』（平田オリザ） 再読に次ぐ再読。バイブル。\n『演劇』と銘打って戯曲の書き方を説くように見せる一冊なのであるが、その実は、著者・平田オリザの人間観に関する一冊なのである。したがって氏の人間観を受け入れられるか否かで評価の割れる一冊でもあろう。私は、氏の人間観をいったん受け入れることとしている（いったん、というところに機微を感じてほしい）。\n戯曲の書き方のテクニカルな一面を取り上げると「セミパブリック」という概念が本書の幹だろう。パブリックとプライベートとを接続する場。パブリックな場の一方通行な演説とも、プライベートな場の閉じた会話とも異なる、他者との対話が可能となる場である。そこでは、人々がそれぞれ知っている情報に濃淡があるがゆえに、情報の混ざり合いが起きる。セミパブリックこそが観客に驚きを与える場、触媒として作用する。\n演技論では上述の「情報の濃淡」をコンテクストの違いと呼び、その違いを身体表現から自在に演じ分けられる役者が優れた役者であると説く。\nこれだけ読み倒すと新しい発見があるわけではないのだが、小説を考えるときのチェックポイントとして機能してくれる。バイブルです。\n「セミパブリック」の概念は頭に叩き込んでいても、どうしても（一見して）作劇上はラクだったり魅力的だったりな場に逃げてしまう。（いわゆる「窓辺系」ですな。）いやいや、そうじゃないでしょ、と。事前に頭で汗かいて産みの苦しみでセミパブリックを確立するからこそ 、ラクだったり魅力的だったりな場を作劇できるんでしょ、と。そう戒めてくれる。逆に、どうしても使いたい場所や時間があるなら、なにを足し引きしたらセミパブリックにできるかを考えなきゃいけないんだよな。\n演劇入門 (講談社現代新書)\n平田オリザ\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-10-02/","summary":"\u003cp\u003e本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e①『パリのエトワール　パトリック・デュポン自伝』（パトリック・デュポン）\u003c/p\u003e","title":"231002 2023年9月に読んだ本まとめ"},{"content":"私は「Slay the Spire」（以下、StS）が大好きだ。累計で300時間くらい（一度Steamのアカウントを爆破したから正確な数値はわからない）は遊んでいるはずだ。StSの魅力についてはもはや私の口から語る意味がないくらい語られているから、省く。\nそして、数多のインディーズゲームがStSのフォロワーを志し、朽ち果てていった……。\nStSの「一人回しのデッキ構築ゲーム」というコンセプトを彼らオリジナルの要素に足し算して、イビツなプレイ感を残し、Steamのライブラリの底に沈んでいった……。彼らは要素間のシナジーを得ることに失敗し、StSの絶妙なバランス感の再現にも失敗し……。\n今回のエントリで紹介したいのは、そんなStSフォロワーの期待の新星「Astrea: Six-Sided Oracles」だ。\nhttps://store.steampowered.com/app/1755830/Astrea_SixSided_Oracles/store.steampowered.com 前書き 私がStSフォロワーを評価する際の観点は2点だけだ（逆に言うと、その2点をクリアできないフォロワーのなんと多いことか……）。\nフォロワーオリジナルの要素と、StSの「一人回しのデッキ構築ゲーム」要素とのシナジー 勝ちすぎることもなく負けすぎることもない「あと一押しで勝てたのに！」というバランス感 「Astrea: Six-Sided Oracles」は、この2点をクリアできた（と、少なくとも私は感じることのできた）唯一のゲームだ。\n公式動画からのスクリーンショット 1．フォロワーオリジナルの要素と、StSの「一人回しのデッキ構築ゲーム」要素とのシナジーについて まず本作のオリジナルの要素の一つ目について。\n「Astrea: Six-Sided Oracles」の最大のオリジナルの要素は、デッキをカードではなく6面ダイスで組む点だ（ボードゲーム「ダイスフォージ」と書いて伝わる読者はいるだろうか？）。\nダイスの各面がメリット・デメリットを持っている。そして、メリット・デメリットの数に応じて基本的に3種類のダイスが用意される（敵からドロップする）。5～6面がメリットのセーフダイス（ただし効果は弱い）、3～4面がメリットのバランスダイス、1～2面しかメリットのないリスキーダイス（効果は強烈だ）。例外的に、獲得手段が限られた全面がメリットのエピックダイスもある。\nメリット面（便宜上、青面と呼ぶ）は、敵を攻撃・デバフする／プレイヤーを回復・バフすることができる。デメリット面（赤面と呼ぶ）は、逆に、敵を回復・バフする／プレイヤーを攻撃・デバフする。\n「ダイスって運ゲーでしょ？」そう思うだろう。\nダイスらしくロールの良し悪しこそあるものの、本作は非常にポジティブな意味でそれをコントロールしている感を与えてくれる。\nそれが\nリロール（ダイスの振り直し） 反転（ダイスの赤面の青面への逆転） だ。\nダイスの出目をコントロールする手段がプレイヤーに与えられているのだ（そのコントロール自体が青面の一つの効果、いわゆるレリックの効果、そしてキャラクター固有の強化能力でもある）。\nこのコントロール要素は、二つ目のオリジナル要素に絡む。\n敵への攻撃＝プレイヤーへの回復 敵への回復＝プレイヤーへの攻撃（自傷） プレイヤーへの攻撃（自傷）＝プレイヤーの強化 と、敵とプレイヤーとで攻撃と回復とを共有し、プレイヤーへの攻撃がプレイヤーの強化に繋がる点だ。攻撃と回復とが有機的に連動している。\n詳細に説明する。\nまず、敵は体力と、「絶対堕落」と呼ばれる強化要素を持っている。青面を用いてプレイヤーが敵の体力を削り切ると敵は倒れ、逆に、赤面を用いてプレイヤーが敵を回復させると敵の体力が回復しさらに絶対堕落が増加する。絶対堕落が所定の値に達すると敵が強化される（プレイヤーに追加ダメージを与える等）。\nプレイヤーは、最大7の体力と、最大3の残機を有している。戦闘で7つの体力が尽きると残機が減り、残機が3つ失われるとゲームオーバーだ。一方で、赤面を用いて体力を減らすとキャラクター固有の強化能力がアンロックされる。ダイスをリロールする、反転する、敵に攻撃する＝プレイヤーを回復する等々。青面ではプレイヤーが回復できる。\nしたがって、プレイヤーに求められるスキルはこうだ。\n敵に対しては、青面で体力を削ることを最優先にしつつ、「絶対堕落」に達しない程度に赤面を押しつける。 プレイヤーに対しては、赤面で体力を削り強化能力をアンロックしつつ、体力が尽きない程度に青面で回復する。 要するに、赤面の（一見した）デメリットは、必ずしもデメリットとは限らないのだ。メリット／デメリットをリロール／反転で目まぐるしくコントロールしながら敵を倒していく……。ここに本作「Astrea: Six-Sided Oracles」の最大の魅力が詰まっている。\n6面ダイス×4つの初期手札＝24面のコントロールはワーキングメモリを猛烈に消耗するが、このシビアさは手なりなプレイを許さない。\n「一人回しのデッキ構築ゲーム」要素とのシナジーについて、ほとんど説明し尽くしているのだが、見方を変えて説明してみる。\n本作のデッキが青面と赤面とからなるダイスによって構築されていることは上述の通りだが、赤面のデメリットが必ずしもデメリットと限らないことによって、デッキ構築の幅が大幅に広がっているのだ。強烈な赤面を持つ（そしてそれが必ずしもデメリットとは限らない）リスキーダイスは一撃が重いが、薄まった青面を持つセーフダイスにデメリットはない。デッキを圧縮してリスキーダイスの濃度を高めれば遂行速度（敵を倒す速度とは限らないが……）が速まり、デッキを膨らませれば安全に戦える。\n6面ダイスの青面と赤面とのバランスを取りながらデッキを組む魅力は、（文字通り）一面的な効果しか持たないカードによるデッキにはなかった魅力だ。\n2．勝ちすぎることもなく負けすぎることもない「あと一押しで勝てたのに！」というバランス感 赤面の自傷を強化に転化させる以上、紙一重のダイス運用が求められる。青面だけでは攻撃の濃度が薄まり、赤面が増えれば傷は増える。\n手札の引きとダイスの出目が絡む以上、結局は「運」が絡むゲームだ。しかし「運」をコントロールすることはできる（ある程度は、だが）。紙一重の「運」に翻弄される興奮がある。\nまた、いわゆるレリックもメリット／デメリットが強烈だ。ローリスクローリターンなレリックと、ハイリスクハイリターンなレリックの2種類が用意されている。やはり、前者だけでは遂行速度が遅く、後者だけでは速すぎる。\n最後になったが、キャラクターごとに設定された固有の能力もプレイフィールに彩りを与える。リロール／反転を駆使するキャラクター、自傷を駆使するキャラクター等々。一言で言うと、飽きない。StSでキャラクターごとに固有のカードがあったように、本作でもキャラクターごとに固有のダイスが用意されている。それらは、固有の能力をより先鋭化させてくれるものだ。\n総じて、メリット／デメリットにメリハリを付けることによって、バランス感、プレイフィールにもメリハリが生まれている。\n３．最後に 本作「Astrea: Six-Sided Oracles」は、ダイスのメリット／デメリットの有機性、そのメリット／デメリットのメリハリによって、特有のプレイフィールを生んでいる。これは、（文字通り）一面的な効果しか持たないカードによっては達成されなかったものだ。\nそんなオリジナリティ溢れる「Astrea: Six-Sided Oracles」、オススメです。\n2024年1月2日\n微修正しました。\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-09-30/","summary":"\u003cp\u003e私は「Slay the Spire」（以下、StS）が大好きだ。累計で300時間くらい（一度Steamのアカウントを爆破したから正確な数値はわからない）は遊んでいるはずだ。StSの魅力についてはもはや私の口から語る意味がないくらい語られているから、省く。\u003c/p\u003e","title":"230930 「Slay the Spire」の後継なるか、「Astrea: Six-Sided Oracles」の魅力について。"},{"content":"今回のエントリは、元から精神と身体を関連付ける訓練（＝瞑想）をしていた私が本格的に肉体を動かし始めたら（＝ジム）様々な発見が得られ、より発展的な訓練（＝ルーチン）を目指すようになるまでの日々を綴ったものです。\n今年の5月末から身体の健康のためにジムに通っています。今日まで暦で約100日の間に約60日行ったことになります（全日メニューを記録しています）。\n55日目ごろまでずっと「クロストレーナー」（足と手を連動させて動かすやつ、たぶん見たことあるから画像検索してね）を1回35分300kcal心拍数130～140BPMを目安にやっていたのですが、最近はマシントレーニング（胸を鍛える「チェストプレス」、背中を鍛える「ローロー」）を始めました。下半身（クロストレーナー）の休息日に上半身を鍛える目的でしたが、なんとなく両方やる日も多いですね。\nクロストレーナーは虚空を見つめながら虚無を漕ぐトレーニングなので、その間に考え事できるのが長所ですね。ずっと次の小説の構想、ネタ出し、その思い出しニタニタをしているんですが……。とにかく、下半身を鍛えながらも頭と手元が空くのがいいところ。\nさて、マシントレーニングは、基本的にはゆっくりと息を吸って重りを押すなり引くなりして、ゆっくりと息を吐いて重りを引くなり押すなりするトレーニングです。ポイントは、ゆっくりとした呼吸を繰り返す点。重りを動かした回数を数えることになるので、必然、そのゆっくりとした呼吸で数を数えることになります。10回1セット×3セットの30カウント。チェストプレスは30カウント、ローローは両腕でやるやつと、片手ずつでやるやつの3つで90カウント。\n要するに、マシントレーニングでは、30～90カウントをゆっくり数えるってことです。\nところで、私は今年の3月半ばから精神の安定のために瞑想を行っています。今日まで暦で約170日の間に約150日実施しています（これも全日記録しています）。私の瞑想は「数息法」と呼ばれる、ゆっくりとしたスピードで呼吸（だいたい、3～4秒で吸ってて、それより少し短い秒数で吐く）を繰り返し、その数を頭の中で数える瞑想です。\n「（吸って）い～～～（吐いて）～～～ち」「（吸って）に～～～（吐いて）～～～い」……ってイメージ。\nこれを150日くらい続けてるとどうなるかって、20カウントくらいゆっくり数えると心が凪いで集中できるようになるんですよね。鍛えたので。最短で10カウントもあれば平常心になれます。時間にして2～3分ですかね。ここでの集中力の向上や平常心の回復は「マインドフルネス」とか呼ばれたりもしますね。このエントリでもそう呼びます。\n要するに、瞑想では、20カウントをゆっくり数えるってことです。\nオッ、似てますね……。マシントレーニングのカウントと瞑想のカウント。どちらもゆっくりと呼吸しながら数える点で似通っているんですよね。瞑想の素地を整えた人がマシントレーニングをすると、両者とも同じプロセスを経るので、同じ結果＝マインドフルネスが得られるんです。いや、マジで。\nそういうわけで、私はいま、マシントレーニングによる瞑想効果と、瞑想そのものによる瞑想効果との二つを手にしたワケです。瞑想効果は、マインドフルネスをもたらしてくれます。\nこの話、まだ発展します。\nところで、皆さんは「ルーチン」ってメンタルコントロールをご存じでしょうか？　マインドフルネスを得るための予め決められた一連の手続き（＝ルーチン）を身体と精神に日常から染み込ませておき、本番でもそのルーチンを行うことで、本番でもマインドフルネスを得られる……というような手法です。漫画『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』でも、恋に乱れる四宮かぐやちゃんが平常心を取り戻すために習得していましたね。\n『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』「第81話☆かぐや様は触りたい」（赤坂アカ） このルーチンの習得、応用方法のひとつに、マインドフルネスと結びつけられる（ある程度の長さを持った）一連の手続きを身体に染み込ませた後に、その一連の手続きを短縮していく、というものがあります。例えば、手続きA～Dを必要としていたものを、手続きA～C、手続きA～B、手続きAのみへと縮めるってやり方です。\n本番のまさにその一瞬のマインドフルネスを得るために1時間も必要だったら意味ないですからね。一連の手続きを短く、単純にしましょうって発想です。『BLEACH』の「詠唱破棄」とかイメージして下さい。読んだことないんで知らないんですけど、たぶんそんな感じです。\n私はいま、このルーチンを習得しようと試みています。マシントレーニングと瞑想をガッチャンコさせて、より効果の高いマインドフルネスを得ようって発想です。\nジムから帰宅後の流れは後述の手続きから構成されています。この手続きのおかげで自分がマインドフルネスを得られることは実感しています。ただ、長いんですよね。\nジム→帰宅、手洗い→プロテインシェイカーのシェイク→目薬1→瞑想→目薬2\nこれ、だいたい1時間近く掛かります。\nそこで先述の「詠唱破棄」の登場です。\n最終的には「目薬1→瞑想→目薬2」まで縮めて、しかも、瞑想単体の瞑想効果ではなく、マシントレーニングによる瞑想効果と瞑想による瞑想効果の二重の瞑想効果を得たいと思っています。習得するまでには何十回という訓練が必要でしょうし、ジムって1日1回しか行けないので、それだけの何十日という日数が必要になってくるでしょう。\nしかし、習得できた暁には、今よりも遙かにタフなメンタルが得られると信じています。\n結果は追って報告します。\n参考文献\n「ルーチン」の「詠唱破棄」について\n『習得への情熱　チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法』（ジョッシュ・ウェイツキン）\n習得への情熱 チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法\nジョッシュ・ウェイツキン\n広告Amazon.co.jp\n「ルーチン」の例について\n『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～　9』収録「第81話☆かぐや様は触りたい」（赤坂アカ）\nかぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)\n赤坂アカ\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-09-09/","summary":"\u003cp\u003e今回のエントリは、元から精神と身体を関連付ける訓練（＝瞑想）をしていた私が本格的に肉体を動かし始めたら（＝ジム）様々な発見が得られ、より発展的な訓練（＝ルーチン）を目指すようになるまでの日々を綴ったものです。\u003c/p\u003e","title":"230909 ジム×瞑想"},{"content":"本の感想のリアルタイムなまとめは Mastodon 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\n『半導体戦争』（クリス・ミラー）\n『説明組み立て図鑑』（犬塚壮志）\n『緊張しない・あがらない方法』（鴻上尚史）\n『アウトプット思考』（内田和成）\n『名場面でわかる　刺さる小説の技術』（三宅香帆）\n『習得への情熱―チェスから武術へ』（ジョッシュ・ウェイツキン）\nの6冊＋小説。\n『半導体戦争』（クリス・ミラー） 半導体関係でお給金をもらっている身としては本当に興味深い内容でした。個人的には、究極のお客様であるインテルや TSMC 、あるいはソニーといった、半導体を製品の製造プロセスに含んでいる（あるいは製品そのものである）企業の歴史を互いに関連付けながら読むことができたのが最大の収穫でした。工学部のエリート達によって生み出された「半導体」という新たな技術がビジネスの種となり、経営者は工学部から会計士に移り、国家の命運を握る鍵となる。その歴史を描いた一冊。\n内容としては、とにかく半導体のビジネス！ビジネス！ビジネス！　半導体はビジネスとして生まれたごく初期こそはペンタゴンが最大の顧客であったものの、やがて CEO たちは民生品の需要を重要視するようになる。1970年代だか80年代の話だが、2023年現在にもその構造が続いている。米中の半導体を巡る貿易摩擦もまさにそこが焦点であり、結局、軍事転用されている技術であるにもかかわらず、アメリカ企業にとって（ペンタゴンより遙かに）巨大な市場である中国が魅力的すぎる。それがゆえに中国への技術移転が進んでしまう──。そんなジレンマが現代の米中の摩擦を引き起こしている。現代に関する記述はやや危機感を煽りすぎ感もあったが、歴史をここまで詳細に書いた本はこれが初めてか。\n半導体戦争――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防\nクリス・ミラー\n広告Amazon.co.jp\n『説明組み立て図鑑』（犬塚壮志） あなたは「結論ファースト」一本槍で説明していませんか？　本書は一般的に説明に有効と言われている「結論ファースト」で上手くいかない大人のために書かれています。「結論ファースト」が上手くいかない理由は、二つあります。\n一つ目は、人は「結論＝ファクト」だけで動くようにできていないからです。むしろ、ファクトが先に出されることで反感を覚えることすらあります。説明を本当に届けるためには、相手の「感情」にフォーカスする必要があります。本書は、長年にわたって駿台予備校で「説明」してきた筆者が認知科学に基づいて相手の「感情」を動かすための型を解説します。計80の型が収録されていますが、本当に大切なのは、相手の「感情」に焦点を当てることともう一つだけです。\nそのもう一つとは、相手を「知る」ことです。「結論ファースト」が上手くいかない理由と重なりますが、客観的なファクトは客観的であるがゆえに動かしようがなく、相手の「感情」に合わせてチューニングできないのです。そして、相手の「感情」に訴えるためには、相手を「知る」必要があります。つまり、相手を「知る」ための事前準備をどれだけ深く行えるかが説明の成否を決めるのです。\n説明の究極的なコツとはこの二つだけなのです。\n私は仕事柄、開発者から上は役員にまで「説明」をすることが多いのですが、イマイチ相手に刺さっていないと体感することも多くありました。本書を読んで、その原因の一端が掴めたように感じます。\n私は受け手の「感情」に訴える＝受け手の立場になって考える習慣が足りていなかったんだと思います。孫子も「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と言うように「相手ファースト」なのです。\n本書は一見すると80もの覚えきれないほどの説明の型を解説する本に見えるのですが、読み込んでいくと、説明の真髄とはたった二つ。\n受け手の「感情」に訴え、そのために受け手を「知る」ことだけなのです。\nあてはめるだけで“すぐ”伝わる　説明組み立て図鑑\n犬塚 壮志\n広告Amazon.co.jp\n『緊張しない・あがらない方法』（鴻上尚史） 俳優の演技のためのメソッドに「スタニスラフスキー・メソッド」というものがあります。本書はそのメソッドを噛み砕き、平易な言葉で、俳優以外の私たち普通の人が日常でも使えるようにするための本です。「日常で演技？」と思われるかもしれませんが、それこそがタイトルの『緊張しない・あがらない方法』に直結しているのです。\n私たちは人前に立つときに、つまり緊張しがちな場面では、人からよく見られたいという自意識に囚われているのだと、著者は説きます。緊張から解放されるためには、その自意識から解放されることが必須なのです。では、どうやって？　その方法こそがまさに「演技」すること。演技に集中し、五感をフル稼働させることで、自意識を後ろ側へと押しやることができます。\nとは言え、演技、普通は意識してすることってないですよね？\n本書はそのような普通の人向けの一冊です。演技するため、すなわち五感をフル稼働させるためには「与えられた状況」を事細かに具体的にイメージし、分析し、自らをその状況へと没入させることが重要です。状況を味方に付け、自らを自意識から解放し、緊張から自由になるための方法を本書は詳細に明かします。\nリラックスのレッスン～緊張しない・あがらないために\n鴻上尚史\n広告Amazon.co.jp\n『アウトプット思考』（内田和成） 本書はコンサルタント必読の『仮説思考』『論点思考』の著者の最新作。本書が説くアウトプットのポイントは三つある。\n一つ目のポイントは「仮説を立ててからインプット／アウトプットする」。インプットの際に情報に溺れないようにすることが重要だ。本来、インプットとはアウトプットのためである。アウトプットにリソースを割くためにはインプットをできるだけ省き、前者に注力するべきなのだ。出来る限り少ない手札で勝負せよと述べる。\n二点目は「自分が期待される役割」に沿ってアウトプットの表現を変え、他のプレイヤーとの差別化を図る」こと。情報量が爆発的に増えた現代において、インプット量や仮説=目的のないアウトプットは既に価値を持たない。真の価値とは、アウトプット先の相手に「刺さる」ものを提供することだ。相手が自分に求める役割を把握し、その役割に応じなければアウトプットは刺さらない。\n最後のポイントは「関心へのアンテナの感度を高く持ち続ける」こと。そのために、まずは関心のある領域を実際に書き出してみて、自分の頭の中を棚卸しすることだ。関心を客体化することで、自ずとアンテナの感度は高くなる。\n勝負はアウトプットである。そのためにはインプットを減らしつつ質を上げることだ。\nアウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術\n内田 和成\n広告Amazon.co.jp\n『名場面でわかる　刺さる小説の技術』（三宅香帆） 「刺さる」小説を書こうとハウツー本を読む程度にはマメである一方でそのための参考資料を収集する手間は省きたい程度に面倒くさがり屋な（つまりほとんどの皆さんです！）方向けの本。\n本書は「名場面を作れ！」に尽きます。全体としてイイカンジな小説よりむしろ引っかかり=名場面のある小説が提案されます。\n名場面のために不可欠な要素は二つ。①予定調和ではないあらすじと②気分を盛り上げる演出。そうして完成された「語りたくなる」場面こそが名場面となります。\n本書は、そんな「語りたくなる」名場面を日本の小説から集め、なぜ語りたくなるのか、どのようにしてそのシーンが作り上げられたのかを二十五の実例をもとに分析します。\n分析は例えば、「二人の関係が変わるタイミング」は重要なことが起きていると読者にも認識させやすいので名場面となりやすい、ゆえにそのタイミングを狙えといったもの。そのタイミングは「出会い」「片思い」等々。それら全てが実例付きで解説されます。\n本書は優れた分析者による分析集であると同時に、優れた読み手の頭の中を垣間見ることで読み手に「刺さる」小説を逆算できるようになるための一冊でもあります。\n名場面でわかる　刺さる小説の技術\n三宅香帆\n広告Amazon.co.jp\n『習得への情熱―チェスから武術へ』（ジョッシュ・ウェイツキン） チェスで全米チャンプになった後に推手（太極拳）の世界大会で優勝したという異色の経歴を持つ著者による「上達」に関するエッセイ風味の一冊。\n上達とは、基礎段階、推移段階および応用段階に分かれる。上達の基礎段階を決定づけるのは、習得する物事に関するアプローチだ。アプローチには「得意だから達成できた」と「頑張ったから達成できた」との二種類が存在する。このうち後者の方が、物事に対する見方が理論的になり、能力は漸次的に増大し、ついに熟達する。前者は、能力が実体として固定されたものだと思い込んで、熟達への道が閉ざされている。\n推移段階では、あえて複雑さを取り払ったシンプルな状態で物事に取り組む。これにより、物事の本質をよりクリアに習得することができる。\n応用段階では、本質同士を組み合わせ、それらを無意識に取り出せる一つの「チャンク」へと昇華させる。当初は意識的にしか組み合わせることのできなかった複数の本質だが、やがて一連の手続き＝チャンクとして無意識に扱うことができるようになる。本質を細かく刻み、組み合わせ、無意識に扱えるようにする。これこそが「上達」だ。\n習得への情熱 チェスから武術へ――上達するための、僕の意識的学習法\nジョッシュ・ウェイツキン\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-08-31/","summary":"\u003cp\u003e本の感想のリアルタイムなまとめは \u003ca href=\"https://fedibird.com/@y0b1t2\"\u003eMastodon\u003c/a\u003e 限定コンテンツですが、外向けにもまとめておきたくなったので。定期的にやるかは不明です。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e『半導体戦争』（クリス・ミラー）\u003c/p\u003e","title":"230831 2023年8月に読んだ本まとめ"},{"content":"三連休の最終日の午前中を使って藤沢、七里ヶ浜、江ノ島へ行ってきた。\n私の住む上野から彼らの暮らす藤沢へと向かう上野東京ラインに乗りながら『青春ブタ野郎』シリーズ（以下、青ブタ）のヒロインたちについてじっと考えていた。\n桜島麻衣さんは普通に好きすぎる（一本筋の通った、タフなメインヒロインとして、読者の眼前に登場したときから完成されている）ので特に今回は書かない。牧之原さんはちょっと苦手かもしれない。\nさて、もし私が高校生のころに青ブタを読んでいたら、双葉理央さんにメチャ萌え萌えしていた気がする（『キミキス』の二見瑛理子さんと同じラインのキャラクターとして）のだけれど、三十路のいまヒロインについて改めてじっと考えてみると、古賀朋絵さんのことをかなり好ましく思っている自分を発見した。\n好ましく、というか、三十路のおじさん目線として「咲太くん、古賀ちゃんみたいな子は大切にしなきゃいけないんだよ」って言いたくなってしまうというか。ああいう、きっかけはよくわかんねーけど偶然にもなんとなくお互いを意識し続ける（必ずしも恋愛感情の意識だけではなくね）ような後輩先輩関係、男女関係――「ファジーな人間関係」ってこのエントリでは呼ぶけど――って、たぶん、高校生までにしかないものなので。（あくまで一般論として）大学生になると（主人公たる男性がどんな態度を取ろうが）もっと打算的な関係になってしまいがちだ（青ブタの大学生編は未読なのでどんな人間関係がそこにあるかはまだ知らない）。\nさて、『プチデビル後輩』の後半の古賀ちゃんと咲太くんだが、古賀ちゃんが咲太くんに対して恋愛感情を抱いているのは明らかなのだが、対して咲太くんが古賀ちゃんに対してどんな感情を抱いているのかは読者からは見えにくいところにある。私としては、後半の咲太くんは、彼女に対して好感情――ウソの交際相手以上の感情を抱いていたように見える。二人が交際しなかったのは、単に咲太くんに桜島先輩がいたからだけであろう（ところで、青ブタのすごいところは、咲太くんの人間性も桜島先輩の人間性も二人の関係も『バニーガール先輩』の時点でソリッドにほぼ完成されているがゆえに、続刊ではそのソリッドさの上にファジーな人間関係をゆらゆらと積み重ねていけるところだろう）。\n要するに、咲太くんが桜島先輩と抜き差しならない関係になっていなかったとしても咲太くんは古賀ちゃんに手を貸していただろうし、二人はウソの交際をしていただろうし、その当然の結果として二人の感情は変化していただろうし、抜き差しならない関係になっていなかったら二人が交際していることはぜんぜんあり得たよね、ということです。もっと噛み砕くと、桜島先輩に先に出会ったから（先に桜島先輩の思春期症候群を解消したから）桜島先輩と付き合うことになったのであって、古賀ちゃんに先に出会っていたとしたら（先に古賀ちゃんの思春期症候群を解消していたら）古賀ちゃんと付き合っていただろう、ということです。\n咲太くんは、双葉さんとは（桜島先輩と交際していても）友情のようなものを持ち続けられるだろう（国見くん次第でどうなるかは本当はわからないのだが）。そう思えるほどには、咲太くんー双葉さんラインはソリッドであると思う（さもなくば『ゆめみる少女』でああも泣いてあげることはできないよね）。\n一方の古賀ちゃんである。\n咲太くんー古賀ちゃんラインは、咲太くんが古賀ちゃんときちんと「そうありたい」と願って、きちんとそのためのアクションをして、きちんと人間関係に手入れをし続けないと、いずれ消えてしまうような関係であると思っている。そういう、ファジーな人間関係が二人の間にはある。\n私がもっと若い頃には「いっときのファジーな人間関係をいっときのままに消えるままにしてしまうのも青春」と宣っていた気もするけれど、いま切に感じるのは、青春の総決算とは、そういうファジーな人間関係をどれだけ大人に持ち越すことができたかにあるかに掛かっているということだ。ファジーな人間関係を「そういえばそういうこともあったね」と、思い出の箱に仕舞って、たまに思い出し、思い出さなくなり、やがて忘れる――それってかなり寂しいことだと思うのだ。私の反省だ。\nまだ『おでかけシスター』までしか観てないから適当に書くけれど、花楓ちゃんもパソコンでお友だちとメールできるようになったことだし、咲太くんもカッコつけずにスマホを持って古賀ちゃんの話をたまに聞いてあげると――そうやって人間関係の手入れをするといいと思う。せめてイエデンを教えてあげてさ。桜島先輩はいい顔しないだろうけれど。桜島先輩がいい顔しなかったとしても、古賀ちゃんこそが『ゆめみる少女』でリョーシ的な存在になった咲太くんが頼ることのできた唯一の人物だった事実を、咲太くんにはそれなり以上の重みで受け止めてほしい（ああいうことしてくれる人間なんて、単なる後輩以上の存在ですよ）。\n咲太くんと古賀ちゃんは、客観的な人間関係としては学校とバイト先の先輩後輩でしかなくて（フったフられたもループの彼方に消えてしまったことだしね）全くソリッドじゃない。普通だったらどちらかが卒業したらすぐに忘れてしまうような関係だ。\nでも、やっぱり、二人の間には、先輩後輩以上の言葉にし難い人間関係がある。ファジーな人間関係、とは、言葉にし難いその人間関係だ。誰からも見えなくなった自分を観測して発見してくれる後輩なんて、タダ者ではないんだぜ。咲太くんは「ケツを蹴り合った仲」なんて茶化さずに、もっと真剣に古賀ちゃんとの人間関係について考えてあげた方がいい。\n咲太くんが古賀ちゃんについて真剣に考えれば考えるほど桜島先輩はいい顔をしなくなるだろうが、だからと言って、古賀ちゃんから距離を置いたり茶化して見せたりするのは、古賀ちゃんと桜島先輩の両者にとって「逃げ」だろう。逃げるな。戦え。\n咲太くんは、古賀ちゃんとの間に存在するファジーな人間関係を、彼なりに言葉を尽くして桜島先輩に説明する責任がある。人助けには、その後のフォローまで含めて責任が伴う。その責任を果たすことが（迂闊にも）助けてしまった二人への誠実さなのではないかね、と私は思います。\n青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)\n鴨志田 一\n広告Amazon.co.jp\n","permalink":"https://y0b1t2.github.io/posts/2023-07-17/","summary":"\u003cp\u003e三連休の最終日の午前中を使って藤沢、七里ヶ浜、江ノ島へ行ってきた。\u003c/p\u003e\n\u003cp\u003e私の住む上野から彼らの暮らす藤沢へと向かう上野東京ラインに乗りながら『青春ブタ野郎』シリーズ（以下、青ブタ）のヒロインたちについてじっと考えていた。\u003c/p\u003e","title":"230717 【青ブタ】古賀朋絵ちゃんが好きだ"},{"content":"小説を読んだり書いたりしています。\n一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげればそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ\n坂口安吾「夜長姫と耳男」\n書いている人 よしざき\nMastodon: https://fedibird.com/@y0b1t2 Bluesky: https://bsky.app/profile/y0b1t2.bsky.social mixi2: https://mixi.social/@y0b1t2 mail: yoshizaki.kenroh[at]gmail.com ","permalink":"https://y0b1t2.github.io/about/","summary":"\u003cp\u003e小説を読んだり書いたりしています。\u003c/p\u003e\n\u003cblockquote\u003e\n\u003cp\u003e一心不乱に、オレのイノチを打ちこんだ仕事をやりとげればそれでいいのだ。目玉がフシアナ同然の奴らのメガネにかなわなくとも、それがなんだ。オレが刻んだ仏像を道のホコラに安置して、その下に穴を掘って、土に埋もれて死ぬだけのことだ\u003c/p\u003e","title":"このブログについて"},{"content":"このサイトが利用者の情報を外部に送信する場合について記載します。\nアクセス解析 サイトの閲覧状況を把握するため、Google LLC の提供する Google アナリティクス\n（GA4）を利用しています。閲覧されたページのURL、参照元、ブラウザや端末の種類、\nおおまかな地域、IPアドレスなどが Google に送信されます。氏名や住所のように\n個人を直接特定する情報を送ることはありません。\n送信を望まない場合は、Google アナリティクス オプトアウト アドオン\nを利用するか、ブラウザの「トラッキング拒否（Do Not Track）」を有効にしてください。\nこのサイトは Do Not Track の設定を尊重するよう構成しています。\nコメント欄 記事下のコメント欄は、Mastodon および Bluesky の投稿への返信を表示しています。\n表示にあたって、閲覧者のブラウザが各サービスへ直接アクセスします。このとき\nIPアドレスとブラウザの情報が各サービスへ送信されます。送信先は返信元のサーバ\n（fedibird.com など）と Bluesky の公開APIです。\nコメントを書き込むと、その内容は各サービス上の公開投稿となります。削除したい\n場合は、各サービス側で投稿を削除してください。サイト側の表示も消えます。\n埋め込みコンテンツ 記事によっては YouTube の動画や Spotify の楽曲を埋め込んでいます。これらは\n記事を開いた時点で各サービスから読み込まれ、IPアドレスとブラウザの情報が\nYouTube LLC / Google LLC および Spotify AB へ送信されます。\nYouTube の埋め込みには、再生するまで広告目的の Cookie を保存しない\nプライバシー強化モード（youtube-nocookie.com）を使用しています。\n商品リンク 記事中の商品紹介には Amazon アソシエイト・プログラムのリンクを含みます。\nリンクを経由して商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。\n該当箇所には「広告」と表示しています。\nサイトの配信 このサイトは GitHub Pages（GitHub, Inc.）で配信しています。配信にあたり、\nアクセス元のIPアドレスなどが同社に記録される場合があります。\n連絡先 このサイトについてのご連絡は 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