- 趣味
- 健康
- 財政
- 仕事
各目標の進捗状況
- 趣味
- ラノベ:1.5万文字(累計7.0万文字、ペースダウン)
- ジャズ:9枚(昨年11月から累計79枚、累計100枚に対して目標以上のペース)
- 健康
- コンビニ:ゴリゴリ行った……。仕事のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。
- ジム:11回(累計73回。年間146回ペース。修正目標の年間150回に対して目標通り)
- 財政
- コンビニ:同上。
- 本屋:『百年の孤独』(ガルシア=マルケス)および『やさしいおおかみウルフくん』(本間あきら)をきっかけに月末に行った。
- 仕事
- 外注マニュアル:PJ凍結中。
- 中国語:PJ凍結中。
6月は初日に熱中症を発症して1週目をそのまま潰して幸先の悪いスタートとなりました。仕事も2週目から3週目に掛けて忙しく(朝5時から働くとかしてた)、プライベートではなかなか時間を取れませんでした。全体的に良くない月でしたね。この後にも詳細に書きますが、読んだ本・聴いたジャズもなんかピンと来ず、むしろ受け手である私の調子の悪さが窺えます。ラノベは第一幕を半分程度かしら。7月は第一幕の書き出し以外を書いて、第三幕にも着手したいですね。そろそろヤバい。書き出しは最後の最後にラストピースとして書こうと思っています。
6月度の一冊は敢えて挙げるなら『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』(鴨志田一)、一枚は『Continuum』(Nik Bärtsch)でした。
本の感想
①『ザ・オーディション』(マイケル・ショトレフ)
俳優がオーディションに受かるための12のガイドを紹介する。興味深く読んだのは、俳優がいわゆる「演技の深み」を得るために必要な要素(ガイド)は、良い小説を書くために必要な要素と非常に似通っている。それが身体によって演出されるか言語によって演出されるかの違いだ。
特筆すべきは「ユーモア」「コミュニケーションと戦争」の2項目。
ユーモア:ユーモアとは人間同士のコミュニケーションを増やそうとする試みであって、単に相手を笑わせようとする冗談とは異なる。積極的なコミュニケーションによって、相手が背負っている重い荷物を軽くする、耐え忍ぶためである。
コミュニケーションと戦争:コミュニケーションとは相手との循環である。「送る側と受ける側」とがある。送る側は、①メッセージが明確だったか、②受ける側が受け取ったか、の2つを確認する義務がある。また、受ける側の義務は、①送る側のメッセージを受け取ったかどうか確認すること、②受け取ったことを送る側に伝えること、の2つである。
〈自分の小説〉に直接的に役立つ感じはしなかったが、創作論の別の切り口を読むのは興味深かった。
②『ダンスの言語 動きを読む・書く・表現する』(アン・ハッチソン・ゲスト、ティナ・カラン)
ダンスを記号で表現するというコンセプトのための教科書……なのだが、動きの語彙を蒐集するために読んだ。
以下、適当にまとめる。
静止:休止(静止)は緊張感を生み出すためのものである。静止は、急な動きに対して「枠」を与えることで印象深い者にする。
ダイナミクス:動きはアクセントを付けることによって、より興味深いものとなる。アクセントは急なものであり、エネルギーの炸裂である。エネルギーの急激な高まりとスピードの僅かな上昇は、瞬く間に消え去るが、簡単に生み出すことができる。
連続的な動きのフレージング:始点から終点に向かう連続的な移動にダイナミックな要素が加わった場合には、そのダイナミックな動きにキネティックな論理を生じさせることができる。
空中でのステップ:ダンス全体を非日常的なものへと表現する。ドラマチックさを表現する。重力に逆らい、地上の存在である肉体を上昇させることでエネルギーを燃焼できる。
方向性のある動作における解釈と表現:「上」は重力や運命に逆らう方向であり、自身や自己主張を表現する→大きなよろこび、希望、願いを表す。「下」は逆に、重力に身を任せる→服従、あきらめ、落胆、絶望。
球体の中での動き:四肢の動きは、胴体を中心軸とする球体の中で表現される。
曲げる、伸ばす:内気な感情は人を縮こまらせ、よろこびは拡張をもたらす。
伸ばす:曲げた後に伸ばし、静止することを繰り返すことで、空間的に、強調の仕方を多様にすることができる。
曲げる動作・伸ばす動作の持続:物語や特別にドラマチックな内容ではなく、純粋な「動きそのもの」を楽しむ。
③『音楽は踊りの原動力! バレエ音楽がわかる本』(音楽の友・編)
動きと音楽との関係の語彙を蒐集するために読んだ。
以下、適当にまとめる。
・指揮とは手で踊ること。踊りとは身体で指揮すること。
・踊りを続けている人は音感、音楽性を有する。自分で無伴奏で歌って自分でテンポを作る。カウント自体には、メロディも物語も色もない。
・台詞=物語を語るように音楽を踊る。
・躍動する音楽から「鼓動」を感じる。
④『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』(鴨志田一)
再読。似たジャンルの小説を書いてる最中に読むと「こういう書き方すればいいのね~」的な読み方になるが、それでも十分に楽しい読書。私は登場人物の外見をさりげなく書き込むのが苦手(二次創作では必要がなくて育っていないスキルだから)なのだが、さりげなくてもいいというか、ジャンルの約束に則るならむしろ堂々と書いた方がいいっぽい。というのが今回の学び。
⑤『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』(鴨志田一)
読みました。中盤から終盤に向かうに従ってしっかりスパートを掛けて登場人物らの心理を盛り上げていく。記念写真のくだりは流石。うまくいった!→かと思いきや~の流れが絶妙。個人的にはもっと書き込みたくなったのだが、これくらいの密度でええんかなあ。ただ、土地を毎回紹介してるのは温度感を出すのに上手いな。やろうと思った。
⑥『勉強の哲学 来るべきバカのために』(千葉雅也)
頭の体操的な読書。『センスの哲学』で千葉雅也にハマったので。文庫書き下ろしの補章で提示された「制作の哲学」は『センスの~』へと繋がる思想を感じた。
内容自体に新しい発見はあまりなかったというか、お勉強できた頭でっかちクンであるところの私は割とこういうこと無意識でやってたな~と感じた。しかし、本書の意義はその無意識を丁寧に腑分けしたところだろう。自分がなにをしていたのかを言葉にしてくれると気持ちいい。ノリが合った。
⑦『会社四季報プロ500』(東洋経済新聞社・編)
眺めましたといった感。四季報本体はスルーでこっちだけ読めばいいかな。
⑧『音と脳 あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』(ニーナ・クラウス)
正直、思ってたんと違ったかな。脳のはたらきそのものに割かれる紙幅が多く、期待していた思考・感情(というより、音によって形成される「社会」)は少なかった。複数の被験者の間でリズムを揃えると被験者の間に絆が生まれるという実験結果が一番記憶に残った。そういうのをもっと読みたかったが。
ジャズ
①『Junior』(Junior Mance)
ベースがとにかくいい仕事をしているように感じられた。ピアノが突出することもなく各楽器の絡みも明瞭で聴きやすかった。
②『The Amazing Bud Powell: Vol. 1』(Bud Powell)
ビバップの第一人者であるバド・パウエルをじっくり聴き直している。「Bouncin’ With Bud」がゴキゲンでいいね。
③『On The Corner』(Miles Davis)
昨夜鑑賞の『マイルス・デイヴィス クールの誕生』で扱われていたため。『Kind Of Blue』のような気品のあるサウンドを作っていた人が後年になってこういう民族音楽(インド系)を採り入れたのは、当時のリスナーはさぞ驚いたことだろう。だが、変わり続ける、新しいサウンドを追い求める姿勢こそがマイルス・デイヴィスを彼たらしめたのと思う。「Black Satin」のクラップが好きかなあ。
④『Bitches Brew』(Miles Davis)
当時すごかったんだろうけれど今聞くと感動!とまでは行かなくて(マラソン四部作は素直に感動した)、たぶんなんだけど、電化マイルスが提示したサウンドは時代と共に拡散して目新しさが目減りしたんだろうな。だから悪いとかではなく、今聴いてすごくないこと自体がすごい、ということでもある。
⑤『Torio (Live Sendai, Nihon ‘86)』(Keith Jarett)
トリオだがキース・ジャレットのピアノを聴かせるための一枚か。ベースとドラムがピアノに奉仕している感がある。「You and the Night and the Music」がノリノリでこちらもノってくる。
⑥『Tristeza on Piano』(Oscar Peterson)
「Fly Me to the Moon」目当てにセレクトした一枚だったが、ここしばらくで屈指の興味深い音楽体験となった。この一枚はオスカー・ピーターソンのアルバムで評判が高い方ではないようなのだが、その理由もなんとなく感じられた。彼の演奏の中のどこか聴いたことあるフレーズが頻出した。それこそ目当ての「Fly Me to the Moon」もどこかで聴いたことある感があるのだ。が、であるがゆえに、彼らしさを感じてしまうのも事実。一方で、例えば名盤とされる『We Get Requests』や『Night Train』はどれとも似ていない。そういう聞き比べ的な楽しさを感じられた。
⑦『Live - A Friday Night in Tokyo』(Platina Jazz)
アニメソングのジャズアレンジ。「魂のルフラン」のサビの入りが秀逸。
⑧『Molde Jazz Festival 1972』(Keith Jarett)
長めのインプロ2曲のピアノソロ。まだピアノソロを存分に楽しむのは難しいな。両手がどう動いてピアノが演奏されているのかもうちょっと想像できるようになるといいのかも。
⑨『Continuum』(Nik Bärtsch)
スイスのピアニストのNik Bärtsch(ニック・ベルチュ)の代表的な一枚。面白い! ミニマルミュージック的なリフレインが多いのだけれど、そこから徐々に展開していく感じが確かにジャズっぽさもある。他のアルバムも聴きたくなった。
映像作品
①『マイルス・デイヴィス クールの誕生』(監督:スタンリー・ネルソン)
巨人が生まれてから死ぬまでのドキュメンタリー。マイルス・デイヴィスの代表曲を少なからず聴いて、ようやく観ることができました。波瀾万丈の人生ながら常に吹き続けた彼が力強く、勇気付けられた。
②『劇場版 ポールプリンセス!!』(監督:江副仁美)
3回目。3回目ともなるとダンスそのものへの解像度も上がって、各ダンサーの演技が表している各人のキャラクターが感じられるようになってきた。特に見比べて興味深かったのは、ミオとユカリ様。確かに二人のトリックには共通するものも含まれていた。一方で、ヒナノ他三人はエルダンジュとは異なるトリックで独自性を演出していた。思うに、ミオ→エルダンジュの憧れを、エルダンジュのトリックを採り入れることで表現していたのではないだろうか。逆に、他三人にとってエルダンジュはライバルである故に独自性、と。面白かったです。あと、スバルの手をリリアが握るシーン、ヒナノの声援のシーンで普通に涙がこぼれました。








