1. 趣味
  2. 健康
  3. 財政
  4. 仕事

各目標の進捗状況

  1. 趣味
    1. ラノベ:累計10.5~11.0万字を行ったり来たり(体験版完成! 皆さまからのFBを反映中)。
    2. ジャズ:1枚(昨年11月から累計89枚、累計100枚に対して目標以上のペース)
  2. 健康
    1. コンビニ:ゴリゴリ行った……。仕事と原稿のストレスがそのまま食行動に向かってしまった…………。
    2. ジム:9回(累計87回。年間131回ペース。修正目標の年間150回に対して一気にビハインド。夏休みと夏休み明けのお休みのせい)
  3. 財政
    1. コンビニ:同上。
    2. 本屋:仕事の本のために行ったら猛烈に行くことになった。来月は控える。
  4. 仕事
    1. 外注マニュアル:社内で展開中。
    2. 中国語:PJ凍結中。

8月は全体的に夏休み(11連休)でペースを崩したかな。友人の皆さんに読んで頂くための体験版をまとめるつもりだったけどなんやかんやでぜんぜん進まず、普通にお休みしていました。ジムも足が遠のいて反省。

ただ、とにかく体験版をいったん作れたのは安心材料ですね。予定よりちょっと遅れて8月23日にリリースできました。直すべきポイントもクリアなので、締切の9月末までキリキリとやっていきます。

8月の一冊は『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』(吉田満梨・中村龍太)。一枚は『Gathering』(馬場智章)ですね。一枚しか聴いてないので……。

本の感想

①『外資系コンサルのスライド作成術ー[作例集]』

仕事で幹部層向けのプレゼンをすることになったので。スライドの「型」が多く収録されているのだが、そのものを流用するよりも、1枚のスライドに詰めるべきメッセージをどんな観点から分割できるか発想するためのトリガーという感じだった。手の届くところに置いておき、都度見直そう。

②『他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論』(宇田川元一)

平田オリザが推薦文を書いていたため手に取った。著者は「わかりあえなさ」を扱う点では平田と共通の課題意識を持っているが、「組織論」とあるように、よりspecificな課題、つまり会社ではたらく私たちサラリーマンに向けての本だった。
繰り返し書かれるのが「自分のナラティヴ(立場)をいったん脇にやって、相手のナラティヴ(立場)を眺めてみる」ということ。本書はその先も語るのだが、いったん自分の判断を留保して相手の判断に耳を傾けてみることの重要性を滔々と説いていた。ナラティヴアプローチの「自分の判断を留保する」ってマインドフルネスと通じるところがあるし、そういう意味で両方とも精神医学の分野で使われるのは納得感があった。
また、印象に残ったのは「仕事のナラティヴの中で主人公になる」というフレーズ。誰でもなく自分自身のナラティヴを確立することだと私は解したが、いいフレーズなので使わせてもらおうと思った。

③『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』(吉田満梨・中村龍太)

大組織ではない小規模な個人やスタートアップのためのプロジェクトの走らせ方を解説する。スタートアップを立ち上げた友人に教えてもらったのだが、個人事業主であるところの作家(同人作家)にも通ずる原則だろう。
1.「手中の鳥の原則」
ないものねだりをしないで、自分が保有していて確実に使える資源(手段)からスタートする。その手段から生まれる効果を大切にする。
2.「許容可能な損失の原則」
なにが得られるかではなく、なにを失うことができるか、からスタートする。チャレンジの損失が許容できる範囲ならまたチャレンジできる。
3.「レモネードの法則」
望んだものが手に入れられなかったときに、それを新たなチャンスとリフレーミングできるか。甘い果物ではなく酸っぱいレモンしか手に入らなかったときでもレモネードを作れる。
4.「クレイジーキルトの法則」
いかに多様なパートナーを作れるか。直接の顧客にならなかったとしてもチャンスをもたらしてくれる可能性はある。
5.「飛行機のパイロットの法則」
予測に基づく行動ではなく、コントロールできる範囲での行動に焦点を当てる。
個人的に特に興味深かったのは「クレイジーキルトの法則」に関して、パートナーシップを築く際に「問いかけ」を重視せよという示唆。大組織的な価値観の基ではパートナーシップ=顧客に直結するのだが、小規模なプロジェクトでは、パートナーシップは顧客に限られず多様なコミットメントを得るためのチャンスと見做される。「問いかけ」とは、そのコミットメントを膨らませるための重要なファクターである。
本書には「行動を恐れるな」というメッセージが通底しているように感じられ、勇気付けられた。
また、私が同人活動でやってきたスタンスを肯定してくれるものだった。つまり、手持ちの資源を可能な限り使い、失敗しても死なない範囲で出して、人と繋がって、繋がった人からまた何かを得て(あるいは与えて)……という。その意味でも勇気付けられた。

④『リカーリング・シフト 製造業のビジネスモデル変革』(青嶋稔)

リカーリングビジネス(=製品の販売後も顧客と取引を継続できるビジネスモデル)について、リーディングカンパニーの事例を用いながら、リカーリングビジネスを導入するための提言を行う。私のような担当者レベルより上の部課長レベルが読んだ方が行動に直結させやすいため「刺さる」度合いは高そうだったが、彼らがなにを考えているのかを推測する材料となった。
リカーリングビジネスとは、従来の売り切り型ビジネスとはビジネスモデルが全く異なるものであるため、ビジネスマインドの再定義が必要との主張。本書は、なにをどう再定義すべきかを説く。
紹介された各社ともコングロマリット的な超巨大企業であるため、明日から導入できるものではない(そもそもリカーリングビジネスとはそのようなスピーディーなものではない)が、スモールスタートでもそう目指していくことが重要なのだろう。
そもそも本書を手に取ったきっかけとは、私の職場のいくつかの製品が「リカーリング」と定義されたことである。何となくのイメージしかなかったが、具体的なビジョンを持てるようになった気がした。意識合わせに使えるかもしれない。

⑤『改訂版 AI時代のビジネスを支える「データセンター」読本』(杉浦日出夫)

投資の勉強のため。データセンターに求められる技術を概観できる。だいたい知ってたので特筆すべき点はあまりないです。

⑥『建設DX2』(木村駿)

投資の勉強のため。
建設業において残業規制が課せられる「2024年問題」はクリティカルな問題だと思っていたので建設DX系スタートアップに投資し、その結果、爆損したことがある。本書は「建設DXはまだまだ夢やで~」つってて爆損する前に読みたかったですね。
一言で言えば、DXできる余地のない中小企業が多すぎる&水平分業が進んでいるせいで関係者が多いのがネックらしいです。建設ではテクノロジーが浸透するまでに5~10年程度かかることがザラらしく、そういう位置にゴールを置いておくのがいいのかと思った。
個別だと大林組が強そうでした。
もう少し踏み込んで書いておくと、水平分業の業界でパワフルにDXを推し進められるのは、パワフルな大手に限られるので、結局は大手か、大手と組んだスタートアップか、大手とスタートアップのJVか、という感じになるっぽい。スタートアップにとっては、どのくらい事業のスコープが細かいかと、どのくらいマーケットが大きいかの両方をしっかり意識しないといけないらしく、後者にアクセスするために大手が要るらしい。そのため、IPOよりM&Aが選ばれることも多いっぽい(じゃあ建設DXのスタートアップへの投資って激ムズじゃん)。
投資だけの目線で言うと、スタートアップなのに速度感と収益性は(速くても)大手に律速されるのでかなり難しそうだな。

⑦『週刊東洋経済2024年8月10日・17日合併号』(東洋経済新聞社)

特集「エヌビディアの猛威 半導体覇権」のため。今回は記者がイマイチだったか。

週刊東洋経済 2024/8/10・17合併号(半導体 覇権)

週刊東洋経済 2024/8/10・17合併号(半導体 覇権)

週刊東洋経済編集部

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⑧『通信の世紀ー情報技術と国家戦略の一五〇年史ー』(大野哲弥)

明治からの遠距離通信についてのヒストリー。戦後から現代まで眺めました。積んでいた本で、通信への関心が高まったので手に取りましたが、歴史が中心なので関心にはミートしませんでした。また気が向いたら眺めよう。

⑨『図解入門 よくわかる最新光工学の基本と仕組み』(小野明)

例によって例によって投資のため。光ファイバー周りを勉強したくてその周辺をつまみ食い。EUV周りの基礎知識が書いてあったのは良い想定外でした(開口率とかの定義も知らなかったし)。

⑩『BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?』(ダン・ガードナー、ベント・フリウビヤ)

先日の『エフェクチュエーション』(とにかくスモールスタートしよう)を読んでから本書(ゆっくり考えてから素早く動こう)を読むと温度差にくらついた。
しかし、読み進めるうちに両者は本質的には同じことを書いていると気付いた。共通点は「プロジェクトのコスト・リスクを着手前に見積もることの困難さ」だ。
『エフェクチュエーション』では、見積もりの「不可能性」を受け入れ、クイックに試行を回し続け、受け入れ可能なレベルのコスト・リスクを受け入れ続けることに着目する。
本書では、見積もりの「非ー不可能性」に挑む。すなわち、挑戦するプロジェクトと何らかの意味で共通点を有する類例から学ぶ。そのためには、類例に携わった経験者を引き入れる、あるいは自分自身が経験者になる。
自分自身が経験者になるという方策は類例から学ぶための方策とは一見矛盾するようだが、プロジェクトの全体が破綻しない程度にプロジェクトを分割(モジュール化)し、モジュールを繰り返すことで可能となる。お決まりだが「困難は分割せよ」「経験は成功の母」という格言がある。

『BIG THINGS』と『エフェクチュエーション』とは、読み比べて興味深い体験だった。『エフェクチュエーション』は個人・小規模の(少々の失敗は受け入れ可能な)プロジェクト向け、『BIG THINGS』は大規模な(失敗の受け入れが困難な)プロジェクト向け、といった感。例えば個人のソフトウェア・同人誌なら前者、仕事・家庭の決断などなら後者、といった読み分けがあるだろうか。

BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

ベント・フリウビヤ、ダン・ガードナー

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⑪『トレードで行き詰ったときに読む本』(マイケル・マーティン)

投資の勝率を上げるためには、投資のスタイル2割、残りの8割は自分の感情をコントロールするための術。
では、感情のコントロールとは? 感情のアップダウンそれ自体の抑制と、感情のアップダウンが生じにくい(自分に適合した)投資スタイルの選択とに分解できる。
前者のためには、投資記録(もっと細かく、①日々の日記でもよい)を付けること、②負けを受け入れる謙虚さを身につけること。
後者のためには、究極、許容可能な負けをあらかじめ設定すること。つまり、③撤退ラインの逆指値を設定しておくこと。
この3つしかない。私には①、②がまだ不足しているように思った。明日、まずは日記帳を買おうと思う。

トレードで行き詰まったときに読む本

トレードで行き詰まったときに読む本

マイケル・マーティン

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⑫『武士道シックスティーン』(誉田哲也)

「決闘」を書く参考になるかなと思って手に取った。剣道くらいメジャー競技になると、割とスピード重視で書いても絵ができるんかなあ。
序盤25パーセント読んでギブ。内面に関する描写が濃い味というか説明過多に感じられて、たぶん、内面、台詞、アクションの比率で内面が重視されているからなんだろうけど、得意なバランスではないです。
映画はけっこう前に観たけどそっちは好きでした。

⑬『バッテリー』(あさのあつこ)

素直に面白かった。視野(世界)の狭い主人公が、周囲のひとびとに干渉されて、自身の世界観を変えざるを得ない、否が応でも変化を受け入れざるを得ない。その姿は思春期の困惑そのもので、瑞々しかった。
テクニカルな話だと、立ち上がりがやはり上手い。都会から田舎に移り住むことになってそれでも周囲に無関心な主人公。キラキラと光る自然に目を輝かせる弟。二人の対比。弟の今後を予感させるちょっとした布石。彼らへの関心のバランスのちょっとおかしな両親。そういった要素が一気に流れ込むのだが、抵抗なくスイスイと読める。
また、テンポの管理も巧みで、野球のメジャーさに胡座をかかない。読ませるべきところは厚く、場面転換はサラリと流す。流石でした。

バッテリー (角川つばさ文庫)

バッテリー (角川つばさ文庫)

あさの あつこ

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⑭『肝臓の脂肪は3日で落ちる』(栗原毅)

読みました。糖類を控えましょう、よく噛みましょう、食前食間に高カカオチョコ食べましょう、酢を取りましょう、緑茶を飲みましょう、あたりですかね。

肝臓の脂肪は3日で落ちる

肝臓の脂肪は3日で落ちる

栗原 毅

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⑮『新装版 私は株で200万ドル儲けた――ブレイクアウト売買法の元祖「ボックス理論」の生い立ち』(ニコラス・ダーバス)

古典の中の古典。私が教科書としている株の本(オニール、ミネルヴィニ)で参照されているので遂に読んだ次第。
ボックス理論の全ての基礎はここにあった。理論の技術的な面もさることながら、メンタルモデルについて読むべき。特に、著者が市場に近付いたタイミングで「うわさ話」に振り回されるのは面白い。インターネットが発達して個人投資家が増えたいま、もっとも読む価値があるかもしれない。

⑯『ゼロからわかる 生成AI法律入門』(増田雅史・輪千浩平)

仕事のために目を通しました。私は政府の報告等もチェックしているのだが、これ一冊で論点が明快にまとまっている。とりあえずこれかな。

⑰『生成AIと知財・個人情報 Q&A』(齋藤浩貴・上村哲史)

仕事のために目を通しました。『ゼロからわかる~』よりも議論が深い。プロの仕事を感じました(森濱田の弁護士の先生方が書いているので、プロの仕事である)。

⑱『フュージョン』(濱野京子)

ダブルダッチに取り憑かれた中学生女子4人の物語。
マイナー競技を読者にどのようにスムーズにインストールするかを研究するために読みました。本作の開幕は固有名詞をゴリゴリに使ってカロリー高めで押し込んだ感じですね。「フォローミー!」という腹の座り方は、正直、憧れるが、今回の私が使うべき手法ではないのでしょうな。
お話自体はオーソドックスなヤングアダルト小説で(良い意味で)読み味が軽かったです。読者が関心を持ちそうなフックを(回収するしないにかかわらず)数多く散らして、興味を持続させようとする試みが見られました。構造のオタクなので散らしっぱなしはあんまり好かんのですが、こういうのやってもええんかもなあと思いました。

フュージョン

フュージョン

濱野京子

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⑲『新高値ブレイクの成長株投資法』(ふりーパパ×DUKE。)

微妙以下。ミネルヴィニやオニールの手法の日本株での実践を知りたくて読んだ。アベノミクス相場の時に書かれた本で、アベノミクス相場の前後のセクターに思考が囚われている。近視眼的。

ジャズ

①『Gathering』(馬場智章)

10月に馬場智章のライブ@ブルーノートに行くために予習。浮遊感があって気持ちいい。

映像作品

『きみの色』(監督: 山田尚子)

傑作。緊張感で息が詰まるかと思った。集中力の要求値が高くて、映画館でしか見続けることができないと思った。冒頭のモノローグこそ腕組みしながら「アニメは映像powerで語りを作れてええどすなあ」思ったんですが、ギリギリと観客の胸を締め上げるようなストーリーテリングに気い狂いそうになった。
主人公のトツ子こそ朴訥ながら年相応に約束を破る子だったから安心して見つめることができたけど、あとの二人の嘘と隠し事でテンション(緊張)を掛けながらお話をドライブさせ切ったは匠の技。勉強のつもりで観に行ったけど上手すぎて勉強にならんかった。

@TOHOシネマズ上野