目次
- 2025年目標に対する進捗
- 雑記
- 2025年1月度の本の感想(8冊)(年間8冊)
- 2025年1月度のジャズの感想(9枚)(年間9枚)
1. 2025年目標に対する進捗
- 趣味:新人賞に応募する。
- 小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後(±10%)の原稿の初稿を2025年7月中に完成させ、9月末に応募する。
→△1.2万字。ややビハインド。
- 小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後(±10%)の原稿の初稿を2025年7月中に完成させ、9月末に応募する。
- 健康:体重を88キロから75キロまで減らす(身長は181センチ)。
- ジムに年間150回行き、各回で必ず、アップ(プランク、プランク腕立ておよびYITバランス)および有酸素運動(クロストレーナー20分以上)または無酸素運動(上半身セット)を行う。
→○88キロ→87キロに減量。12回。年間144回ペース。 - 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。
→△4回食べた。
- ジムに年間150回行き、各回で必ず、アップ(プランク、プランク腕立ておよびYITバランス)および有酸素運動(クロストレーナー20分以上)または無酸素運動(上半身セット)を行う。
- 生活:紙の本を減らす。
- 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に3冊までとする。例外を設けない。
→○3冊に制限できた。(『英語のハノン初級』、『同 中級』、『インプロ』)
- 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に3冊までとする。例外を設けない。
- 仕事:ドメイン知識を海外に展開できるようにする。
- 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を1冊やり切る。
→○暇なときに教科書を眺めている。 - 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。1ヶ月に8回、20分間の英会話レッスンを行う。
→○英会話レッスンは行っていないが、『英語のハノン』『DUO 3.0』にハードに取り組んでいる。1日30~60分。
- 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を1冊やり切る。
2. 雑記
年末年始に掛けて台湾観光してきました。いい年明けでした。ということはその期間は小説・ジム・英語等やれなかったということでもあるのですが、割といいペースで進捗したのではないでしょうか。1月前半は小説を書きつつ仕事が増してきて、中盤は仕事の割合がさらに増しつつ参考文献を読みつつ、後半はほとんど仕事か投資か、という感じの1ヶ月でした。
小説執筆がいよいよ本格的にスタート! プロット(初稿)は固まっており、前回の原稿を流用できるところは流用して速度を上げようとしているって段階ですね。
ジムでは、パーソナルトレーナーとスポット契約を結びました。1回1時間ミッッッチリとしごいてもらっています。おもろいな~ってのは、トレーニングをミッチリやった後だと背筋がシュッって伸びるんですよね。2日間くらい持続します。これをなあ、永続効果にしたいんだよなあ。ダイエットと姿勢改善を目的に契約しました。
仕事が忙しいっ! 主な原因は「アメリカ人弁護士と社内のプロトコルの改善案について議論し、交渉し、合意を形成する」というミッションを与えられてるがためですね。働き始めてからで最も困難なミッションとなっております。
英語を真面目にやり直し始めたのは、そのミッションの中で、伝えたいことを英語で口頭で伝えきれない悔しさがあったからなんですが、会議の準備、国内での事前資料の読み合わせ、アメリカ人との会議の本番、のサイクルを繰り返し、その傍らで英語をやって、そういうのをやってわかりました。ハードな議論、交渉、合意形成が必要とされる世界で生き残るには「瞬発力」しかない。語学力や業界のドメイン知識はもちろんなのだけれど、それよりも何よりも「度胸」が要りますね。言い換えるなら「俺がやったるで」精神。むしろ、この「俺がやったるで」精神を養うために各種お勉強をしているのかもしれないくらい、大事。日本人メンバー(含む私、除く大ボス)は、アメリカ人弁護士のスピード(必ずしもスピーキングのスピードだけではなく)に気圧されている。そのせいで消極的な姿勢となり、消極性が次なる消極性を呼び起こすバッドサイクルに入ってる。バッドサイクルを断ち切る武器が要る。
武器は、瞬発力、度胸、俺がやったるで精神。今年の仕事ではこいつらを養う年とします。
ところで、私は仕事ではシンプルな作業(資料の要約、英日の翻訳、メール文案の作成等)のスピードを上げるために生成AIを使い倒しています。こうしてシンプルな作業のために彼らを使って感じるのは、彼らに頼り切って貧弱なワーカーになるというのは結局あり得なくて、シンプルな作業をやらせてやらせて、その末に残ったタフな仕事を自分の本分にしていくのだろうということ。タフな仕事の一つには、今まさにやっている、人間と人間とが議論し、交渉し、合意を形成するというサイクルを持続的に、しかも瞬発力でやり切る仕事があるのでしょう。アメリカ人弁護士案件を進める過程でそういうことを感じ、感じられるだけ成長したと感じました。圧倒的成長!!!
さてさて。
1月度の一冊は『ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか』(為末大・今井むつみ)、一枚は『Empyrean Isles』(Herbie Hancock)かな。
3. 2025年1月度の本の感想(8冊)(年間8冊)
①『インプロ 自由自在な行動表現』(キース・ジョンストン)
演劇のためのワークショップを発明した著者による解説本。「ステイタス(地位)」の概念が興味深かった。曰く、自分・相手の立場には上か下かしかない。そのステイタスが発話ごと、瞬間ごとに切り替わることに感情が動かされるのだと。ところで、私が私淑している平田オリザ(同じく、演劇のためのワークショップを本にまとめている)は間違いなくこの本を参照しているのだろう。しかし、ステイタスは彼のどの著書でもオミットされている。キース・ジョンストンが(階級社会である)イギリスで教え、平田オリザが(相対的に階級社会ではない)日本で教えていることと密接に結びついているように感じた。その違いに最も面白みを感じた。
②『スクリーンのなかの障害』(塙幸枝)
映画史において「障害」がどのように演技され、また鑑賞されてきたのかを通史的に論じる。円滑なコミュニケーションにはコード(規則)とコンテクスト(文脈)が求められるのだが、障害者はその二つを(健常者と比べて障害のせいで)自由に操ることができないことがある。また、演技とは、俳優の身体性(健常者のものを前提とした)と分かちがたく結びついている。そうしたコミュニケーションの不自由さ・身体性を踏まえてどのような映画・演技・コミュニケーションがあり得るかという第5章「身体的に演じられる障害」が個人的には興味深かった。
③『「書く」って、どんなこと?』(高橋源一郎)
書く(ことばで表現する)ことの根源について。谷川俊太郎をたびたび引用するように(そして高橋自身がそうであるように)、超然としている。ことばが記号であることを疑い(記号のことを「昼」と呼び)、記号から解き放たれたことば(それを「夜」と呼ぶ)への愛を語る。「書くために考えるな」と説くのだが、「書くために「昼」の自分で検閲するな」とも言い換えており、この「昼」という呼び方が高橋源一郎らしく、好きだなと思った。
④『ブッダが教える愉快な生き方』(藤田一照)
学ぶことを、行為(doing)によって学ぶ「学校的な学び」とあり方(being)によって自然に学ばれる「オーガニック・ラーニング」とに分類する。このオーガニック・ラーニングがブッダが教えた愉快な生き方につながる。あるがままの自然に対して心を開き、苦しみへの抵抗を減らし、快感への執着を減らす。つまり、自我を硬く包む防壁を開いて、あるがままからの学びの姿勢を整える。言うは易しであるが、たまに読むと心が穏やかになれる。
⑤『愛蔵版 お楽しみはこれからだ』(和田誠)
イラストレーターにして映画ファンの和田誠が名作映画からB級映画まで、名台詞を挿絵付きで語る。私が観たことのある映画はほとんどなかった(『市民ケーン』くらいだ)が、むしろそのおかげで台詞のキレの良さそれ自体や、そこから広がるイメージを楽しむことができた気がする(なんて不誠実な楽しみ方だ!)。和田誠の蘊蓄の語り口も滋味深く、読ませる一冊だった。
⑥『ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか』(為末大・今井むつみ)
素直に面白かったです! 陸上選手の為末大と心理学者の今井むつみが対談形式で「学び」について思索を深めていく。この本の最大の特長は、例示される「学び」に血が通っていることですね。為末大は競技者として大成するために試行錯誤を繰り返してきたのですが、その来歴を自分の言葉で表現しようと努力してきた。言葉が現実に繋がっている。地に足が繋がっているっていうのかな。その為末大の言語化に対して今井むつみが心理学の観点から別の言語化を試みる。根っこのところで同じ現実に異なる観点から切り込んでいく。このプロセスが面白い一冊でした。
⑦『殺陣・技斗 魅せるアクションのコツ 動画でわかる実践技術から役作りまで』(ジャパンアクションエンタープライズ)
タイトルの通りに「殺陣」のコツを解説する。類書はないんじゃないかな。アクション、殺陣のシーン、殺陣の稽古のシーンを書くために手に取ったのだが、そのどれにもミートしてくれる稀有な一冊だった。たびたび読み直すことになるだろう。
⑧『読むダンス』(ARATA)
ダンスの振り付けを解説する一冊。K-POPアイドル(BTS、NiziU、NJ)にかなりの紙幅を割いているのが現代的。体の動きの語彙の収集のために眺めました。
4. 2025年1月度のジャズの感想(9枚)(年間9枚)
①『Three for All』(Phil Woods)
ドラムレストリオの1枚。リズムを刻まないおかげでいわゆる浮遊感に富んでおり、それぞれの楽器の音それ自体の味わいが深い。
②『Tilt』(Barney Wilen)
テナーサックスのバルネ・ウィランがリーダーの一枚。「A Night in Tunisia」が収録されているのだが、テナーサックスがリーダーのグループで演奏するのは珍しいなという印象を受けた。
③『Future Shock』(Herbie Hancock)
ガッツリとしたフュージョンですね。初めてなのに聞きなじみがあって(ぜんぜん悪い意味ではなく)、フュージョンというジャンルを打ち立てた一枚の威光を感じた。
④『Vol.5: The Sextet』(Lennie Niehaus)
ピアノレスセクステットとかいう不思議な編成の一枚。いかに普段ピアノのサウンドを意識しているか(させられているか)を実感させられた。ピアノがないことでつかみ所がない分、管楽器のアンサンブルがよく聞こえた。
⑤『In Concert』(George Benson)
リーダーのジョージ・ベンソンのギターが上手すぎる。「Take Five」の変拍子を華麗に弾きこなし、「Octane」のカッティングが光った。特に「Octane」は途中でリズムが速くなるのもあって聴き応えがある。彼がボーカルを務めた(そして非常に評判のいい)「Summertime」が配信ではカットされていたのが残念至極である。
⑥『My Name is Albert Ayler』(Albert Ayler)
難しいっ! サックス奏者アルバート・アイラーのデビュー作なのだが、サックスの突き刺すような高音が耳に残る。1曲目の「Bye Bye Blackbird」なんかは穏やかなサウンドを思い描いて(期待して)聴いたところ、まさにその高音にやられた。不安になる一枚だった。
⑦『Empyrean Isles』(Herbie Hancock)
1964年リリースながら(良い意味で)トラディショナルなハード・バップ・ジャズを感じさせる。「One Finger Snap」が特に好きで、コルネット(フレディ・ハバード)のソロが聞かせてくれる。十分に暖まったところで登場するピアノ(ハービー・ハンコック)が最高。ソロは両方とも(時間的には長いが)退屈さとは無縁で、やがてピアノにコルネットが加わったアウトロが気持ちいい。スケールの大きさを体感した。
⑧『Magnificent!』(Barry Harris)
バリー・ハリス(ピアノ)がリーダーの1969年に録音された一枚。(良い意味で)1969年に収録されたと思えないくらいビバップをやっている。バド・パウエルを聴いたときのノれる気持ちよさがある。
⑨『Mode for Joe』(Joe Henderson)
いわゆるモードジャズの一枚。「モードジャズ」というもののあり方を(定義を知識としては知っているものの)まだクリアに感覚と接続できていないのですが、なるほど『Mode for Joe』は『Kind of Blue』に似たフィーリングを受ける、という感覚は確かにありました。
(おわり)
