目次
- 2025年目標に対する進捗
- 雑記
- 2025年3月度の本の感想(19冊)(年間41冊)
- 2025年3月度のジャズの感想(11枚)(年間27枚)
1. 2025年目標に対する進捗
- 趣味:新人賞に応募する。
- 小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後(±10%)の原稿の初稿を2025年7月中に完成させ、9月末に応募する。
→△1.7万字(累計3.1万字)。ややビハインド。
- 小学館ライトノベル大賞に応募する12万字前後(±10%)の原稿の初稿を2025年7月中に完成させ、9月末に応募する。
- 健康:体重を88キロから75キロまで減らす(身長は181センチ)。
- ジムに年間150回行き、各回で必ず、アップ(プランク、プランク腕立ておよびYITバランス)および有酸素運動(クロストレーナー20分以上)または無酸素運動(上半身セット)を行う。
→×87キロ→87キロで停滞。9回(累計29回。年間120回ペース)
3月中旬に風邪を引き、しかもそこから仕事と私生活が忙しくなり足が遠のきました……。本当につらい。ゴールデンウィークに一生残るタイプの家族写真を撮るので、4月は本当に根詰めます。 - 一人でスナック菓子・ナッツ類を食べず、食べたくなったらガムを噛むか歯を磨く。
→×8回食べた。
- ジムに年間150回行き、各回で必ず、アップ(プランク、プランク腕立ておよびYITバランス)および有酸素運動(クロストレーナー20分以上)または無酸素運動(上半身セット)を行う。
- 生活:紙の本を減らす。
- 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に3冊までとする。例外を設けない。
→○3冊に制限できた。(『即戦力がつくビジネス英会話』『俺の文章修行』『競争力を高める電気系特許明細書の書き方』)
- 紙の本を減らすことで部屋のスペースを確保するために、紙の本を買うのは月に3冊までとする。例外を設けない。
- 仕事:ドメイン知識を海外に展開できるようにする。
- 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を1冊やり切る。
→○暇なときに教科書を眺めている。 - 英語の議論でナメられないようにするために、スピーキング・リスニングを鍛える。1ヶ月に8回、20分間の英会話レッスンを行う。
→×『英語のハノン』『即戦力がつくビジネス英会話』に月初は取り組んでいたが、前述の通り風邪でお休みしてから大きく間が空いた。
- 社内の技術をより深く理解するために、電子回路について学ぶ。教科書を1冊やり切る。
2. 雑記
三月度の一冊は『俺の文章修行』(町田康)、一枚は『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』(Joshua Redman)でした。
『俺の文章修行』には、作家・町田康が積む小説執筆エンジン(彼は「変換プロセッサ」と呼んでいた)が桁違いな馬力を持っていることを痛感させられた。詳細は別エントリ参照。電子書籍で読んだ後、「これは書き込みしながら読まねば」と紙でも買い直しました。
町田康の『俺の文章修行』を語らせてくれ。箱庭療法記ジョシュア・レッドマンの『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』については、YouTubeでたまたま見かけた彼がリーダーを務めるカルテットの「A Night in Tunisia」(Joshua Redman, Brad Mehldau, Christian Mcbride, Brian Blade)に衝撃を受けて。合法的に手に入る彼のライブ音源を聴きまくっていました。「A Night in Tunisia」は公式音源では存在しないようですね。
今月はジョルジュ・アルバニタスの『Cocktail for Three』も捨てがたく、ヨーロッパ系のジャズの面白さというか奥深さを垣間見ました。
さて、三月度は目標の進捗の観点からは全然ダメでしたねえ……。ちょうど春分の日の前に体調を崩し(その前後でややハードな働き方をしていました)、その翌週は家族(パートナー)の引っ越しの手伝いでドタバタと肉体労働をし、風邪が治らないまま10日間ほど過ごしてしまいました。
さて、家族の引っ越し。
実は家族とは3年以上にわたって別居――私が東京、家族が大阪で暮らしていたのですが、家族が東京に来ることとなりました。というか、来て、その手伝いをずっとやっていた感じです。荷造り、荷ほどき、家具の組み立て等々、様々な肉体労働に殉じておりましたが、至福の労働といった感。
サラッと書いてますけどね、とても嬉しいです。家族が上京してから毎日のように家族の部屋に通っています。同居ではなく近距離別居ですが。お互い納得の上、というよりも、お互いその方が良さそうだね、ということでこの形態になりました。少なくとも次の引っ越しまではこの形態でしょう。
3. 2025年3月度の本の感想(19冊)(年間41冊)
①『読者に憐れみを』(カート・ヴォネガット/スザンヌ・マッコーネル)
カート・ヴォネガットの教え子による評伝。話題が広範にわたっているので、いわゆる「創作論」に絞り、さらに創作論の内容ではなく、創作論・論について書き残す。
カート・ヴォネガットは、名文のための「ルール」を新聞のエッセーで説いたのだが(やがて後年の作家志望者に金科玉条のように奉られることになったのだが)、そのルールが新聞編集者による編集の工程を経たものであることは知られていない。また、彼自身は必ずしも守っているとは限らず、彼の講義ではむしろ破れる作家になることを奨励していたようだ。さらに言えば、それらに反する彼の作品や発言は数多くある。
私には、彼が説いたルールにまつわるそれら逸話が愛おしく感じられた。
私たち作家志望者は方法論のバイブルを探し求める旅に出がちであり、有名作家や編集者や有象無象が喧伝するルールに右往左往したりする。しかし、こうして一人の作家が大々的に説いたルールでさえ、その作者でさえ、必ずしも守られるべきものではない。根本的に「目安」のようなものなのであろう。
にもかかわらず、その目安は、ルールに、金科玉条に変質して流通する。
“そういうものだ”
②『使うための英語──ELF(世界の共通語)として学ぶ』(瀧野みゆき)
英語をネイティヴの独占とするのではなく、世界の共通語(リンガフランカ)として間口を広げたものにするための運動「ELF」の実践のための書。
非ネイティヴ同士での英語コミュニケーションを「すり合わせ」と言い表しており、私自身のこれまでの英語を振り返ってみて膝を打つ感覚でした。と言うのは、自分も相手も非ネイティヴであるがゆえに、むしろ、相手に確実に届く英語を選ばなければならないから。本書は、その選択を速く正確にできるようになるための道しるべを示します。
また、英語でコミュニケーションのすべてを満遍なくカバーできる必要はなく、目的を達成するための一定の範囲さえカバーできれば、ELFとはそのための英語という考え方なのだと提示されていました。非常に具体的なハウツーもあり、勇気が出る一冊でした。
③『人を助けるとはどういうことか』(エドガー・H・シャイン)
「人を助ける」こと(=支援学)の社会的な意味合いを語る一冊。
支援する側(コンサルタント)が支援される側(クライアント)と向き合うに当たって重要なことがいくつも書かれているのだが、特に私に響いた二つをピックアップする。
まず、クライアントがコンサルタントに支援を求める際に、クライアントはコンサルタントに「引け目」を感じるものである。往々にして、この引け目は素直に助けを求める妨げとなるものである。コンサルタントは、その引け目を感じさせないように手練手管を尽くす必要がある。
第二に、コンサルタントはクライアントに支援の見返り(=感謝)を求めるものである。感謝が得られなかった場合には、互いが気まずさを感じ、結果的にうまく支援をできなくなることがある。
私自身がこれまで行ってきた支援を振り返ってみると、相手が感じるであろう「引け目」を省みることなく過剰に手を差し伸べたり、その手を払いのけられたりするとちょっと不快感を覚えたりする。もっとうまく、さりげなく支援を行えるようになりたいものだ。
④『なぜ株価は値上がるのか?』(矢口新)
株価(に限らず、市場)が値動きするメカニズムを概観する一冊。値動きの理由を、構造的な要因(長期的な要因)と投機的な要因(短期的な要因)とに分類し、それぞれ詳細に解説する。また、構造的な要因に利益を求める市場参加者を投資家、投機的な要因に利益を求める市場参加者を投資家、と呼び分け、やはりそれぞれの特徴を解説する。
この本の特長には、構造的な要因・投機的な要因が一覧されていることに加え、それらの相互作用が構造・投機の両観点から丹念に追われていることがあるだろう。
投資を始める人や、始めたばかりの人におすすめ。私もとても勉強になりました。
⑤『四半期成長率とチャート分析』(結喜たろう)
眺めましたが、宗派が合わなかったので途中まで。私、「波動」って信じてないのよね(存在する/存在しない、ではなくて、投資活動の根幹に据えられるほど信じられる/信じられない、という宗派)。
⑥『わが投資術』(清原達郎)
読みました。
日本市場に特化した内容である点は特筆に値するものの、投資の思想・技法がマッチしなくて(あと、単純にダルい昔話が多くて)読むのがしんどかったです。
面白かった点を挙げるなら、ファンドの規模が大きくなればなるほど市場にゆがみを与えてしまうことに自覚的な点、そして個人投資家のエッジをそのゆがみに見出していた点でしょうか。ほとんど全ての点について宗教が違ったのだけれど、この点については完全に同意しました(というより、このゆがみを突く以外で個人投資家がエッジを得る手段はないとすら思う)。
⑦『バフェットとソロス 勝利の投資学 ―最強の投資家に共通する23の習慣』(マーク・ティアー)
ウォーレン・バフェット(アメリカで最も稼いだ投資家のひとり)とジョージ・ソロス(イングランド銀行を破綻させたトレーダー)に共通する――二人は投資家/トレーダーとしては対照的なのだが――習慣を抽出した一冊。
面白いことに(本当に面白いことに)二人のエピソードを除けば、どの習慣も「知識としては」持っている。ただ、理解し、実践できるかどうかは別である……。そこがこの本の難しさなんだよな…………。
それはそれとして、本書でさらりと紹介されていた「Permanent Portfolio」(Harry Browne)の知識は私は持っていなかったので(そしてもしかすると私にフィットしているかもしれないので)ちょっと勉強したい。
⑧『俺の文章修行』(町田康)
上述の通り。
⑨『目的への抵抗 シリーズ哲学講話』(國分功一郎)
要約するような本ではないと思うので、小説を書きながら感じていることをレスポンスとして残したい。
私は小説を受賞と出版を目的として(ということにして)書いているが、はっきり言って、受賞と出版の栄誉に与ったとして満ちないのではないかと予想している。じゃあ何のためかと言えば、書く過程の気持ちよさ、書き上げたときの気持ちよさ、つまり小説を書くことそれ自体のためなのではないかと思う。目的──体裁は存在するのかもしれないけれど、書いている間には書くために書いている。
國分はハンナ・アーレントの「チェスのためのチェス」という言葉を引いて目的について論じ、私にとって小説を書くという行為は、さらに小説の中で書きたい対象は、まさにその「チェスのためのチェス」のようなものだろうと理解できた。私の小説のモチーフには必ずパフォーマンスアートがあるのだが、それをアーレントが論じていたことは無関係ではないだろう。
⑩『「分かりやすい表現」の技術 新装版 意図を正しく伝えるための16のルール』(藤沢晃治)
分かりにくい表現の悪例とその改善案とを並べながら論じる。
16のルールがあるが、結局は「受け手のプロフィールをフールプルーフを設けて想像する」に尽きるのではないだろうか。
私の仕事のかなりの割合はスライドライティングである。わかりやすいスライドのためにキレある文言を生成AIに考えさせたりしている。その過程で当初は意図していなかった効果が得られたのでちょっと紹介したい。
生成AIのおかげで文言が洗練されたのは言うに及ばないのだが、副次的にスライド一枚一枚や全体の構成がグンッと熟達した感がある。これは、スライドで扱うテーマについて前提知識のない生成AIから的を射た回答を引き出すための質問を心がけようとすると、自ずと、ズブの素人にも伝わるメッセージをあらかじめ意識、言語化せざるを得なくなるからだろう。
例えば、スライドの中で生成AIにAという製品をB・Cと比較してもらいたい時に本当に欲しいメッセージとは、比較自体ではなく、比較を用いてAの特徴を強調することであると気付けるようになる、とか。
端的に、最初にアホに説明するプロセスを噛ますとスライドライティングが上手くなる。
⑪『[エッセンシャル版]マイケル・ポーターの競争戦略』(ジョアン・マグレッタ)
マイケル・ポーターは、競争で優位性を得る(競争優位)ことを「競合よりも高い収益性(投下資本に対する利益の最大化)の持続」、戦略を「競争優位を得るための独自のポジショニング」と明確に定義する。そのどちらとも「最高の利益」「最高のマーケットシェア」とは異なる。
競合との競争に勝つためには、「競合と同じ活動を異なるやり方でやる」か「競合がやらない活動をやる」の二種類しかないと説く。その二種類の活動から得られた独自のポジショニングがあれば「最高」でなくてもよい、というのは蒙を啓かれた感すらある。
ただし、戦略とは決定的にトレードオフである。競合と同じやり方でやらない、競合がやる活動をやらない……、端的に、戦略とはやらないことを決めることである。やらない決断には勇気が要り、その勇気こそパワーなのかもしれない。
⑫『ストレスフリーの資産運用 投資は米国債が一番!』(林敬一)
日本政府と財務省への愚痴が延々と書かれてて、肝心の米国債についてはうす~~~い本でした。
結局、
・米国債は償還があるため安全。
・米国は日本よりも財政・成長が安定しているため安全。
・米国債は単利の日本国債と違って複利で回るため利回りが良い。
の三点に集約される。で、それは15分調べればわかることなので……。
⑬『劇空間を生きる』(野田秀樹、鎌田浩毅)
参考のために読もうとしたがギブ。都会の賢い名門中高一貫校から東大に入って派手にやってたら自主退学を迫られちゃったよ笑、のところで、価値観の齟齬が大きすぎて。両名とも成果物は好きなんですけどね、思い出話がこうも続くとね。
⑭『【全訂版】なぜ金利が上がると債券は下がるのか?』(角川総一)
「債券」なるものへの理解を深めるための確かな足がかりになる一冊でした。後半からなかなか理解が難しくなって目で追うばかりになってしまいましたが、わからないことがあっても基礎的なことならこの本に書いてあるだろう、という信頼感がありました。かなり良書なのでは。
⑮『宇宙のみなしご』(森絵都)
主人公の中学二年生の姉・一年生の弟に大人が語りかけるシーンがあるのだが、それは間違いなく想定読者である彼らと同じ年かちょっと下の子供たちに向けた台詞だろう。
以下、引用
「友達のことでなやんだりするのって、学生の特権みたいなとこあるもんね」
「社会に出るとさ、(中略)ほとんど自分のことでなやんでるのかな。純粋に友達のことでなやむなんてこと、滅多になくなっていくもんだから」
家、学校、友達が世界のほどんどで、そこからちょっとはみ出して真夜中の冒険に繰り出す主人公らの世界の狭さが羨ましくもあった。
⑯『会社四季報プロ500 春号』(東洋経済新報社)
眺めましたといった感。私は四季報をそのまま投資判断の材料にはしないのだけれど、知らない銘柄や知っていたけど忘れていた銘柄にアクセスするのにちょうどいい。
⑰『手段からの解放』(國分功一郎)
哲学書を要約しても仕方ないので、フィーリングを残しておきます。
我々の感じる「享受」について、國分によると「レジャーの中では、人はプロダクションの提供する統一的規格に右へならえしないわけにはいかない」(アドルノ、ホルクハイマー)と論じられたらしく、哲学者はつくづく
ええこと言うな……と思いました。
本書で國分が論じている通り、アドルノとホルクハイマーの時代は消費社会という面ではおおらかな20世紀半ばでしたが、いまは21世紀も四半世紀が過ぎ、SNSが我々を承認のために右へならえさせておるな……と苦しくなる次第です。
さて、私は小説をある言い方では「生産」しているのだけれど、生産という言葉には「消費」が対置される。ところで、我々はプロダクションによって画一的な消費をさせられているというのがボードリヤールが論じたところで、「いや、おれは書きたいから書くんだ」(=享受)という気持ちと「それはそれとして、読まれてえ!(読まれるためにプロダクトに仕立てなければならねえ!)」(=生産→消費)という気持ちのコンフリクトがここにはある。このコンフリクトが人間らしさってことなんでしょうね。
⑱『センスのよい考えには、「型」がある』(佐藤真木、阿佐見綾香)
はい、眺めました。この手の本って、エピソードトークがおもんないとおわりっすね。
⑲『言語が消滅する前に』(國分功一郎、千葉雅也)
二人は、一貫して「自由意志」「他者」の話をしている。その二人が生成AI、つまり「自由意志なき半他者」についてどう考えているのかすごい気になりました。再びこのような企画が走ると嬉しい。
4. 2025年3月度のジャズの感想(11枚)(年間27枚)
①『Cocktail for Three』(Georges Arvanitas)
ジャズ好きな友人にジョルジュ・アルヴァニタスを教えてもらって(本当は『Rencontre』が第一候補だったけれども配信サービスになかった)。ヨーロッパ系のジャズをそうと意識して聴いたのは初めてかもしれない(ブルーノートとリバーサイドに片寄っているので)。
ハードバップでありつつもとにかく端正な一枚ですね。特に一曲目の「Cocktail for Three」が至高。高音域まで気持ち良く使ったピアノ(まさに「Cocktail Jazz」)が光りつつ、リードが強すぎることもない(Louis Hayes(d)がいい仕事をしているように感じられる)。
ジョルジュ・アルヴァニタスのことが一瞬で好きになってしまったので、これからはヨーロッパ系のジャズミュージシャンとして中心的に掘っていこうと思います。
②『The New Groove: The Blue Note Remix Project Vol.1』(Various Artists)
ブルーノートのモダンジャズをヒップホップのアーティストがリミックス、再解釈する一枚。元ネタわからんと難しい一枚でした。
③『Volume One』(The Cookers Quintet)
ストーリーがある一枚。1曲目「Obligatory Blues」は、クインテットなのにややシンプル過ぎるかなあなんて思っていたら、曲順が進むにつれて色んな表情を見せてくれた。ライブのような印象を与えてくれて、白眉なのは6曲目「See You Next Thursday」でクロージングっぽい雰囲気を出してから、アンコールのような「The Fork Test」、本当のクロージングの「Open Air」と続く。とても面白い一枚でした。
④『Volume Two』(The Cookers Quintet)
『Volume One』ほどの感動はなかったかなあ。
⑤『3 A.M.』(Georges Arvanitas)
なんと言っても「A Night in Tunisia」がわかりやすいですね。リーダーのジョルジュ・アルヴァニタス(p)が全体をリードする。
⑥『Love, Gloom, Cash, Love』(Herbie Nichols)
不思議な曲!(不思議な曲をきちんと形容するための語彙がまだ育っていない) さておき、たぶん、右手と左手がそれぞれ独立したテンポで動く具合がかなり良くて、踊り出しそうになる。
⑦『Covered』(Robert Glasper)
ロバート・グラスパーが緻密に音楽を設計しているのは間違いないのだが、それを支えるダミオン・リード(d) とヴィンセント・アーチャー(b)が流石。特にダミオン・リードは人力ドラムンベースかと思わせるほど。
⑧『First Flight to Tokyo』(Art Blakey)
おれ、アート・ブレイキー好きだわ、やっぱり………………。
⑨『Spirit of the Moment: Live at the Village Vanguard』(Joshua Redman)
「St. Thomas」のために。最初の数分間(!)に渡るジョシュア・レッドマンのソロが期待感を煽る。
⑩『Art Blakey & The Jazz Messengers / The Elmo Hope Quintet』(Art Blakey & The Jazz Messengers, The Elmo Hope Quintet)
アート・ブレイキーのいいとこの出た一枚だった。シンプルな進行だし、ドラムの聴き所がよくわかる。いい意味でモダンジャズのお手本のようだ。
⑪『The Art of the Trio Vol. 1』(Brad Mehldau)
ながら聴きだったので反省。ブラッド・メルドーのピアノは好きです。
(おわり)
