目次
1.2026年第一四半期の目標
2.2026年3月のまとめ
3.2026年3月に読んだ本(10冊/年間43冊)
4.2026年3月に聴いたジャズ(2枚/年間21枚)
1.2026年第一四半期の目標
1.1.趣味:新人賞に応募する。
2025年に書いた小説(小学館ライトノベル大賞一次落ち)をリビルドして、他の新人賞に応募します。まずは4月の電撃大賞が目標です。
→○かなりいい感じの見通しが立ちました。ただ、4月の電撃大賞はそのまま出します。
1.2.健康:毎朝ラジオ体操第一を行い、エアロバイクを漕ぐ。
2025年10月からマンジャロでダイエットを始めたところ、脂肪と共に筋肉もみるみる落ちています。12月に入ってからは目に見えて体力の減衰が感じられるほどになりました。身体に刺激を加えよう。
→×なんもやってない。
1.3.仕事:週5回『英語のハノン 初級』のレッスンを行う。
新しい上司はアメリカ人でボディーランゲージも通用しないので、そろそろ年貢の納め時と思い、きちんと英語のスピーキング・リスニングのスキルを磨きます。アメリカ人にナメられないようにしよう。
→×おわり。
2.まとめ
2.1.身辺雑記
2.1.1.仕事
3月は上海に行っていました(海外出張)1。
2.1.2.小説
早く腰を据えて小説を考えたい。
今はそれしか感じておりません。
2.1.3.聖杯・水晶玉
聖杯(個別株):戦争が始まってからは流石に稼ぎが止まりました(売買シグナル自体が止まったため)。
水晶玉(指数先物・オプション取引):実戦投入し、初陣では華々しく討ち死にしました。オプション取引はオペレーションから慣れないといけなくて、まあしばらくは勉強代だと思って赤字覚悟です。
聖杯は安定期に入ったので勝手に動くままにしております。水晶玉は一応「それっぽい」レベルでバックテストは動いたものの、クリアな未来は視えず苦戦中。私がアイデア出しをする→Claude Codeに関連する論文を探させてワチャワチャと検証する、のサイクルを回していますが、先物・オプションってやっぱムズいっす。ただ、そのムズさに見合う面白さもあるね。知的好奇心です。
2.良かった本/良かったジャズ
2.2.1.本
『冬にそむく』(石川博品)かな。ただ、読了してないので感想にはまとめてないです。2月に読んだ『さよならピアノソナタ』(杉井光)は、どんな手札からあれが完成されるのかなんとなく逆算できたんですが、石川博品は私とはまったく違う書き方ですね。理解が追いつかない。そして、眼前に展開される美しい光景にただ身を委ねるのもまた気持ち良い。
2.2.2.ジャズ
3月は2枚か……。私は余裕がなくなると露骨にジャズが聴けなくなりますね。ただ、ステラ・コールとの出会いは記録に値するでしょう。
3.2026年3月に読んだ本
①『金融工学者 フィッシャー・ブラック』(ペリー・メーリング)
眺めましたといった感。私が知りたいのはブラックショールズ方程式であって、その発案者の来歴じゃなかった。
②『実況!ビジネス力養成講座 ファイナンス』(石野雄一)
トレーディング戦略の体力作りのために。とは言え、恥ずかしながら、本書を読むまで「経理/会計」と「財務」の違いをわかっていませんでした。前者が過去を扱うのに対して、後者が未来を扱う。また、前者にとって「カネ」はP/L(利益)、後者にはB/S(キャッシュ)。ファイナンスの観点からは、フリーキャッシュフローが命となる。
仕事ではたまに「我が社はROIC(投下資本利益率、バランスシートの左側)重視だから」と耳にしていたけれど、さらに、WACC(加重平均資本コスト、バランスシートの右側)も知っておいた方が深みのある理解をできそうだ。効率の良い経営とは、ROIC>WACCであるべきで、この不等号が成り立って初めてキャッシュがプラスになる。
流し読みだったのでこれくらいの浅い認識だが、本棚に入れておくと便利な一冊だろう。
③『アセットアロケーションと最適化 ポートフォリオの構築とメンテナンスのための統合的アプローチ』(ロバート・カーバー)
難しすぎてギブ。重要そうなところはスクショしたのであとでAIに要約してもらおうと思います……。しかしこの手の舶来のアセットアロケーション本を読むたびに思うのだが、日本の単元株制度(100株ごとにしか買えない)って値がさになって扱いにくくてしゃーない。均等に分散させにくくて……。私自身はあまりに値がさな銘柄は単元未満株を使っているが、それはそれで余計なコストが掛かるし。
ほんの少しだけでも株と相関しないアセットを入れるとそれだけで分散がリターンに効くというのは、(本書を読了する前につまみ読みして)自分でも試していたのだが、本当に効いて感動するなどはしました。本に書かれた知見を自分でいろいろ手を動かして試してみて、それで成績が上がったりすると素直に感動できる。当たり前だが、1銘柄より3銘柄の方が分散効果が生まれ、日本の株式だけよりもアメリカの株式を加えた方が分散効果が生まれ、株式だけよりも商品や債券を加えた方が分散が生まれ、ドローダウンを減らせる、しかし、10銘柄、20銘柄と増やしていくと、そもそもの絶対リターンが落ちるし管理コストも掛かる。このバランスですよね。例えば、年率2%しかなくても指数ETF・商品・債券の混合バスケットをポートフォリオに組み込んでおくと、年率10%株式だけの場合や同額を現金で持つ場合よりもリターンが安定するんですよね。感動できます。
④『哲学の先生と人生の話をしよう』(國分功一郎)
國分功一郎がメルマガ読者から募った相談に答える一冊。本屋でパラ読みしたときにはイイカンジに思われたのだが、通して読んでみると、なんか、とってもヘンな印象の本だった。思うに、相談者も國分も、(他のメルマガ読者という)第三者に見られることを意識しすぎているようで、双方ともパフォーマティヴな書き方だったのではないか。相談って、パフォーマティヴな行為じゃないと思うんですよね。
⑤『人生と仕事の原則』(レイ・ダリオ)
読みました。自己啓発本なんですが、これまで読んできたその類いの中では最も読むに値する本だったか。ただ、結局は自己啓発本なんだよな、という感もあり。たまにこういうのを読んでおくとモチベーションが上がったりする。
⑥『実務家のためのオプション取引講座』(佐藤茂)
より大きなリターンを狙ってオプション取引を「水晶玉」に組み込むに当たって、まずはしっかり基礎を押さえておこうということで実務家・初学者向けの教科書を手に取った。
オプション取引の基礎(つまり、コール/プットとは何か、ボラティリティとは、BS方程式とは、グリークスとは、ストラングルとはストランドルとは……)を広く網羅的に解説する一冊。特筆すべきは、解説と数式のバランスの良さだろう。どちらも、本書をとっかっかりとしてさらに深められるような初学者にとって必要十分な量がある。
電子で読んだが、紙で買い直して、紙で書き込みながら読み直します。
⑦『感染の法則:ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで』(アダム・クチャルスキー)
トレーディングシステムのネタ出しのために。
今でこそ、金融危機と衛生学の類似点は広く知られているが、2008年のリーマンショックの振り返りまでは金融には本格的には採用されていなかったアイデアらしい(勘の良いところはやってはいたようだが)。マジかよ。ここ何とか攻略して個人資本でもリターン出せるシステムを考えたいですね。
この1週間ほど、シストレ界隈では「部分空間正則化付き主成分分析を用いた日米業種リードラグ投資戦略」(中川ら、2026)が話題を集めている。これは日米の対応するセクター同士の相関を見て米国市場→日本市場の値動きを予測するもので、要するに、情報の伝播に関するアイデアなのだが、セクター同士の相関、という直接的なアイデアよりも、情報の伝播の仕方とかその処理の仕方とかの土台となるアイデアを自分のものとしたい。
⑧『クオンツトレーディング入門』(リシ・K・ナラン)
飛行機の中でながめました。テーマ的には面白いんだけど二昔前の本かな。2026年現在に読む理由はないです。
⑨『世界経済を動かす謎の投機家 ソロス』(ロバート・スレイター)
ジョージ・ソロスの評伝なのだが、1995年刊の本なので全てが牧歌的なのであった(完)(途中で読むのやめました)
⑩『実践 金融データサイエンス 隠れた構造をあぶり出す6つのアプローチ』(三菱UFJトラスト投資工学研究所)
眺めました。
決算短信等にテキストマイニングで極性を付与するという手法が学びだったが、とは言え、2018年刊行の本(しかも各章を別の著者が担当する形式)なので、全体的に深いところまでは至らず。修論集を眺めてみるような感覚。
4.2026年3月に聴いたジャズ
①『Stella Cole』(Stella Cole)
Z世代の女性ジャズボーカリストによる一枚。いわゆる「グレイト・アメリカン・ソングブック」的な名曲揃い。これを若い人が歌う(好んで歌っているし、それが商業的に成立する)ってのは、アメリカのジャズ文化の成熟を感じますね。さておき、流れで女性ジャズボーカリストのエラ・フィッツジェラルドを流していますが、フィッツジェラルドは流石に手数が多い。
②『The Skill Of Phineas』(Phineas Newborn Jr.)
ジャズ喫茶で耳にして。ベスト盤なのかな? ピアノトリオなのだが、ピアノは複雑でクール。ドラムとベースは引き立て役に徹している。その意味で、オスカー・ピーターソンにかなり近い印象を受けた。
(おわり)
これが大変でサア……。先月の京都小旅行の目論見としては「京都で気分をリフレッシュ! 気持ち良く小説を書くぞ!」だったのに、東京に戻った瞬間「ちょっと中国行ってくれない?」で1ヶ月間その準備に追われていました。自由時間もなくひたすら仕事。接待で白酒漬けになるしさ……。おもんね~~~~~。え、2026年3月って出張準備以外の記憶、ないカモ……。 ↩︎
